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いつしか雲の上に二人はいて、でもしっかり歩を進められる。
「どこに行くの?」
オリフィエルにいつかの問いを再びしてみる。
オリフィエルは答える。
「行けば分るよ」
天穹の中央に太陽が輝く。地上は今日もきっと暑い。少し歩いた先にきっと見える、明媚な景色を思い描きながら、ユカは色んな記憶が薄れていく感覚を、ぼんやり捉えていた。
「どこに行くの?」
オリフィエルにいつかの問いを再びしてみる。
オリフィエルは答える。
「行けば分るよ」
天穹の中央に太陽が輝く。地上は今日もきっと暑い。少し歩いた先にきっと見える、明媚な景色を思い描きながら、ユカは色んな記憶が薄れていく感覚を、ぼんやり捉えていた。
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