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問7 溢れ出す限界までの容量を計算せよ
問7-5
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俺は空を飛んでいた。
空中での無制限移動は解禁されていない。
どれも時間制限があり、一番有用なものでも滑空に近い。なぜなら、高さというのは戦闘において基本的には優位を得ることが出来るからだ。
つまり、空は飛べない。では何故今俺は飛んでいるのか。
答えは、運ばれているからだ。
思い返せば、まったくもって美しいコンビネーションだった。
チョッキに追い詰められ、待ち伏せていたみずちに麻痺攻撃を打ち込まれ、そしてあっという間に空の上だ。
ミューミューが呼び出した【神鳥ガルーダ】は、身動きが取れぬ強制場所移動を行うという特殊能力を持ったミニオンカードだ。
体を掴まれる前に反撃すればいいのだが、いかんせん麻痺中にキャッチされてはどうしようもない。
麻痺が解けても運搬中は逃れられないので、俺はおとなしくガルーダの足につかまれ為すがままにされている。
設定された場所にお届け物を運んだら消えてしまうので、おそらくそこにはトラップか何かがあるのだと思うが。
目的地が見えてきた。森を抜けた先にある古ぼけた鉄塔だ。
あー、前みずちと戦ったときもこの辺だったなぁ、と思い出す。
鉄塔の頂点に、長いマフラーをはためかせた誰かが立っている。
「孤狼丸じゃん」
なんだあのカッコのつけ方は。小憎たらしい。
孤狼丸は俺を一瞥すると、バッと飛び上がった。
ふーむ、なるほど。ここまで計算づくか。
俺は自らの死期を悟った。
ガルーダはプレイヤーの通常移動速度より大分早いので、普通にプレイしていると先回りは難しい。
だが、複数プレイヤーで示し合わせればその弱点は消せる。ダブルス戦でも使われるテクニックだそうなので、それも試しつつ、という事だ。
ガルーダは通常の戦闘要員としても頼りになるので、カードのコストが高い事を除けば実用的な部類のコンボだろう。
俺のライフは3対1で攻められ既に3分の1。逆転は難しいだろう。
最後の一人まで完全に敵だとは、恨まれたものだ。
ガルーダは鉄塔ギリギリまで近づき、そして俺を落とした。
落下地点には、既に配置されている無数の武器達。もちろん刃を天に向けている。
まずは串刺しの刑ということだろうか。残念、手札にそれを対処出来るカードはない。
数発の攻撃でいくつかのガジェットは破壊したが、焼け石に水。そのまま俺は串刺しになった。
俺の頭の上に影が差す。
上から足に炎のエフェクトを纏った孤狼丸が降って来たのだ。俺はいつぞや孤狼丸に叩き込んだ攻撃を思い出す。
そのまま弟子の渾身の蹴りを食らい、別に伝授したつもりはないロマン砲にて俺は爆散した。
「4人がかりはあかん」
俺は苦言を呈した。
5人での殲滅戦は、まさかの俺以外の協力プレイによってハメ殺された。
俺は魔王じゃねぇぞ。
「あー、りょーちん拗ねてる」
「なははは。いや、襲いくる魔の手からどう逃げるかっていうのを見せてもらおうと思ったんだけどな。まさか全部食らうとは予想外!」
「師匠、どうでしたか僕のタイミングは!」
三馬鹿は好き勝手な事を言っている。
「拗ねるってか人間不信を拗らせるわ。魔の手が8本じゃ死ぬわ。タイミングは完璧すぎてどうしようも無かったわ」
俺は一人ひとり睨みつけながらも、律儀に返答してしまった。
はぁ、とため息を吐く。
おかしい。本当はそれぞれ使ったことの無いカードを使って「宝探し」兼「コンボ探し」だったはずなのだが。
孤狼丸がやったやった、と喜んでるのを横目に、俺は不自然に黙るミューミューに声をかけた。
「何故こんな事を?」
この3人が素直に協力したのは、おそらくミューミューが首謀者だったからだろう。
「あれ、バレてますか?」
「まあ、あんだけ綺麗に決まってたら分かるよね」
「私も色々と試したかったので、たまにはシトラスさんに『的』になって頂こうかと思いまして」
俺がわかりやすく作った不満顔に、いたずらっぽい笑みを向けながらミューミューは答えた。
「『待ちガルーダ』だっけ? あれ、どのコンボにも繋げられそうだけど、そもそも麻痺当てた時点で十分な気がするから、ガルーダの掴みを素直に受けてくれるレベルの対戦相手にしか役に立たなそう」
「ですよね……。私も同じ意見です。それに、ガルーダみたいな使い勝手の良いカードにはあまりシークレットがありそうな気配は無いですね」
「一応『ガルーダで何かする』じゃなくて『ガルーダに何かを当てる』可能性があるからまだわからないけどね」
急に真面目ぶって意見交換をしてしまった。
みずちがぶんぶん横に首を振っている。
「そんなん言い始めたらもう無限じゃん。無理だよそんなの」
「確かに、そりゃ厳しい。ま、だからこその全体イベントなんだろうけどな」
チョッキも同意している。
俺も、まったくあてのない研究はしない。普通に、ある程度効果から予測して試している。
【光弾:小】は隠されている何かがあるという、ある種思い込みによって総当りで試してたらたまたま上手くいってしまっただけだ。
もう1回そのたまたまを目指すというのは無理がある。一度当たった宝くじをもう一度当てろと言っているような物だ。
「だよなぁ。これ、やっぱ掲示板とかに『カード自体に効果が隠されてるから色々試してね』ってリークした方が良いんじゃない?」
「何度も言いますけど、それは最後の手段です」
ミューミューにまたしても止められる。なかなかこの意見は合致しない。
俺は不特定多数のプレイヤーという人的資源を使ったローラー作戦を提案しているのだ。
イベントの報酬も明示されていない以上、自らの持つメリットを手放してでもシークレットをプレイヤー全体で探し、情報共有によるおこぼれを狙おうという考えだ。
もともと棚ぼた的に転がり込んできたメリットなら、さっさと確実な情報に変換したほうが得だと思うのだが、ミューミューは「再度手に入れた情報アドバンテージを失うべきでは無い」と真っ向から反対している。
それもそのとおりだと思うが、なかなか実を結ばない研究兼練習に俺は疑問も覚える。
総当りは現実的じゃない。
なら、やり方を変えよう。
空中での無制限移動は解禁されていない。
どれも時間制限があり、一番有用なものでも滑空に近い。なぜなら、高さというのは戦闘において基本的には優位を得ることが出来るからだ。
つまり、空は飛べない。では何故今俺は飛んでいるのか。
答えは、運ばれているからだ。
思い返せば、まったくもって美しいコンビネーションだった。
チョッキに追い詰められ、待ち伏せていたみずちに麻痺攻撃を打ち込まれ、そしてあっという間に空の上だ。
ミューミューが呼び出した【神鳥ガルーダ】は、身動きが取れぬ強制場所移動を行うという特殊能力を持ったミニオンカードだ。
体を掴まれる前に反撃すればいいのだが、いかんせん麻痺中にキャッチされてはどうしようもない。
麻痺が解けても運搬中は逃れられないので、俺はおとなしくガルーダの足につかまれ為すがままにされている。
設定された場所にお届け物を運んだら消えてしまうので、おそらくそこにはトラップか何かがあるのだと思うが。
目的地が見えてきた。森を抜けた先にある古ぼけた鉄塔だ。
あー、前みずちと戦ったときもこの辺だったなぁ、と思い出す。
鉄塔の頂点に、長いマフラーをはためかせた誰かが立っている。
「孤狼丸じゃん」
なんだあのカッコのつけ方は。小憎たらしい。
孤狼丸は俺を一瞥すると、バッと飛び上がった。
ふーむ、なるほど。ここまで計算づくか。
俺は自らの死期を悟った。
ガルーダはプレイヤーの通常移動速度より大分早いので、普通にプレイしていると先回りは難しい。
だが、複数プレイヤーで示し合わせればその弱点は消せる。ダブルス戦でも使われるテクニックだそうなので、それも試しつつ、という事だ。
ガルーダは通常の戦闘要員としても頼りになるので、カードのコストが高い事を除けば実用的な部類のコンボだろう。
俺のライフは3対1で攻められ既に3分の1。逆転は難しいだろう。
最後の一人まで完全に敵だとは、恨まれたものだ。
ガルーダは鉄塔ギリギリまで近づき、そして俺を落とした。
落下地点には、既に配置されている無数の武器達。もちろん刃を天に向けている。
まずは串刺しの刑ということだろうか。残念、手札にそれを対処出来るカードはない。
数発の攻撃でいくつかのガジェットは破壊したが、焼け石に水。そのまま俺は串刺しになった。
俺の頭の上に影が差す。
上から足に炎のエフェクトを纏った孤狼丸が降って来たのだ。俺はいつぞや孤狼丸に叩き込んだ攻撃を思い出す。
そのまま弟子の渾身の蹴りを食らい、別に伝授したつもりはないロマン砲にて俺は爆散した。
「4人がかりはあかん」
俺は苦言を呈した。
5人での殲滅戦は、まさかの俺以外の協力プレイによってハメ殺された。
俺は魔王じゃねぇぞ。
「あー、りょーちん拗ねてる」
「なははは。いや、襲いくる魔の手からどう逃げるかっていうのを見せてもらおうと思ったんだけどな。まさか全部食らうとは予想外!」
「師匠、どうでしたか僕のタイミングは!」
三馬鹿は好き勝手な事を言っている。
「拗ねるってか人間不信を拗らせるわ。魔の手が8本じゃ死ぬわ。タイミングは完璧すぎてどうしようも無かったわ」
俺は一人ひとり睨みつけながらも、律儀に返答してしまった。
はぁ、とため息を吐く。
おかしい。本当はそれぞれ使ったことの無いカードを使って「宝探し」兼「コンボ探し」だったはずなのだが。
孤狼丸がやったやった、と喜んでるのを横目に、俺は不自然に黙るミューミューに声をかけた。
「何故こんな事を?」
この3人が素直に協力したのは、おそらくミューミューが首謀者だったからだろう。
「あれ、バレてますか?」
「まあ、あんだけ綺麗に決まってたら分かるよね」
「私も色々と試したかったので、たまにはシトラスさんに『的』になって頂こうかと思いまして」
俺がわかりやすく作った不満顔に、いたずらっぽい笑みを向けながらミューミューは答えた。
「『待ちガルーダ』だっけ? あれ、どのコンボにも繋げられそうだけど、そもそも麻痺当てた時点で十分な気がするから、ガルーダの掴みを素直に受けてくれるレベルの対戦相手にしか役に立たなそう」
「ですよね……。私も同じ意見です。それに、ガルーダみたいな使い勝手の良いカードにはあまりシークレットがありそうな気配は無いですね」
「一応『ガルーダで何かする』じゃなくて『ガルーダに何かを当てる』可能性があるからまだわからないけどね」
急に真面目ぶって意見交換をしてしまった。
みずちがぶんぶん横に首を振っている。
「そんなん言い始めたらもう無限じゃん。無理だよそんなの」
「確かに、そりゃ厳しい。ま、だからこその全体イベントなんだろうけどな」
チョッキも同意している。
俺も、まったくあてのない研究はしない。普通に、ある程度効果から予測して試している。
【光弾:小】は隠されている何かがあるという、ある種思い込みによって総当りで試してたらたまたま上手くいってしまっただけだ。
もう1回そのたまたまを目指すというのは無理がある。一度当たった宝くじをもう一度当てろと言っているような物だ。
「だよなぁ。これ、やっぱ掲示板とかに『カード自体に効果が隠されてるから色々試してね』ってリークした方が良いんじゃない?」
「何度も言いますけど、それは最後の手段です」
ミューミューにまたしても止められる。なかなかこの意見は合致しない。
俺は不特定多数のプレイヤーという人的資源を使ったローラー作戦を提案しているのだ。
イベントの報酬も明示されていない以上、自らの持つメリットを手放してでもシークレットをプレイヤー全体で探し、情報共有によるおこぼれを狙おうという考えだ。
もともと棚ぼた的に転がり込んできたメリットなら、さっさと確実な情報に変換したほうが得だと思うのだが、ミューミューは「再度手に入れた情報アドバンテージを失うべきでは無い」と真っ向から反対している。
それもそのとおりだと思うが、なかなか実を結ばない研究兼練習に俺は疑問も覚える。
総当りは現実的じゃない。
なら、やり方を変えよう。
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