44 / 92
問4 異なる2点間の距離を求めよ
答4-1
しおりを挟む
視界ディスプレイの右上に表示された対戦相手の名前は「Stomach」だった。
腹……はら……おなか……?
なぜその名前を付けたんだストマック。……いや、意外と人名っぽいな。
俺は対戦相手の名前の由来を考える事に容量を割くのをやめ、目の前の状況に集中する。
今回のフィールドは【跫音の谷】だ。
空から見ると大地がひび割れたように見える複数の細い谷間が舞台で、谷の幅は30m程度のものが多い。
その谷と谷を横に繋ぐように人が1人通れる程度の太いパイプがトンネルのように貫通していて、地形を迷路のように入り組ませている。
パイプはゲーム的な通路としての役割の他に、フィールドのオブジェクトとして大小様々な管が谷間には無数に張り巡らされている。その中のおそらく水道管であろうものが時折ぴちょん、ぴちょんと水滴を滴らせ、濡れた誰かの足音が忍び寄って来るように聞こえる。
見上げた空は快晴だが、100mはあろうこの谷底まで満足な光は届かない。そんな薄暗い世界に響く水音は不気味で、閉所も多いため孤独感が際立つ。
あまり俺が好きなフィールドでは無いのだが、今回のデッキとは相性が良いだろう。初戦から幸先が良いスタートだ。
まずは地形の把握と手札の確認から。
相手の力量が分かるまでは無茶はせず、対人戦の基本を忠実に守っていこう。
4枚の手札に注視する。
キーカードの2枚はまだ手にはない。早速【もちもちシューズ】があれば装備して登ろうと思ったのだが、断念する。
デッキを回してさっさと引き込むのも手だが、さほど隠密性を考慮していないデッキのため、回すことにより発生する音やエフェクトで一方的にこちらの居場所が知られるのは得策ではない。
俺はみずちのような「お嬢様ご乱心スタイル」はゴメンだ。
と、思っていると、どこからか爆発音が小さく聞こえた。
このフィールドには勝手に爆発するようなオブジェクトは無いので、間違いなく対戦相手のストマックがカードを使用して発生した音だ。
このマップはとにかく大きな空間が無いので、待ち続けるようなスタイルのプレイヤーが有利な場所に陣取っていると非常に面倒くさい。
ストマックはどうやらそういうタイプではなさそうだ。こちらとしては願ったり叶ったり。
谷間は音が反響するため正確な位置は把握し辛いが、おおまかな目安を付けてすばやく足を進める。
2つ目のパイプトンネルを通過した俺は、壁面の管を辿り少し高い位置にある足場に飛び乗った。
デッキ内に対戦相手のサーチ系カードは入れていない。見つける為には自分の視界で探すしかない。
足場の近くの太いパイプに身を隠しながら、辺りを窺う。
さっきの音量的には、そろそろ接敵してもおかしくないのだが――いや、いた。
5、60mは先だろうか。谷底の通路区画を無防備に歩く、目立つ金髪に全身を覆う黒いロングコートを羽織ったストマックの姿を捉える。
彼は手に銃器を持ち、落ち着かずにきょろきょろと辺りを見渡しながら進んでいた。
その挙動と表情は不安そうで、まだ彼まで距離があるにも関わらず自信の無さが伝わってくる。
うーん、これ……なんだろう。人狩りをしている気分になる。
さながら、草食獣を襲う肉食獣の気持ちと言いますか……。
別に俺が肉食獣かと言うと、精神的には完全なる草食獣なので性格と状況の齟齬に頭がバグりそうになる。
ま、見つけちゃったものはしょうがない。行ってみますか。
俺は手札のショットカードをアクティブ化した。
両手の平を空に掲げると、その上に小さな積乱雲が生成される。
むむむ……と意味も無く力みながらその姿勢を継続していると、【鳴神:玖】が作り出した雲はもくもくとその図体を成長させていった。
「そろそろ……ほいっ」
俺は3メートルほどの大きさまで膨らんだ黒い雲を、手の平を頭上から放り投げるように振り下ろして飛ばす。
するすると走るように飛行するそれは、ある程度のホーミング性能も兼ね備えているため器用に管の間をすり抜けて目標に向かって進む。
俺は雲を追いかけるべく、眼前のパイプを掴んで飛び乗り、勢いのまま次のパイプへとジャンプする。そのままパルクールの要領で渡り歩き、雲とほぼ同時にストマックの前に踊り出る。
「どもっ! お届け物でーす」
「はいぃっ!?」
俺は右手の人差し指を彼に向かって鋭く刺した。
そのアクションで銀光を散らしながら柄の無い日本刀のようなエフェクトが彼を貫く。
バレットカード【刀身の苦無】は、直線的に射出される斬撃ダメージを与えるシンプルなカードだ。
「うっ……!」
エフェクトが消える前に追撃が入る。
何の障害もなく彼の頭上に到達した雲は、ゴロゴロと音を立て、ズドンとまばゆい衝撃と共に太い雷撃を落とした。
「ぐあぁぁぁ!!」
「うぉっ、びっくりした」
だって「ぐあぁ」って叫ぶんだもん。
ダメージって当たった場所を知らせる程度だから少しピリッとは来るけど、激痛が走る訳じゃないから普通叫ばないし。
どうしたんだストマック。お腹痛いのか?
いや「苦無が刺さってから雷」はダメージを増加させるちょっとしたコンボだからゲーム的には痛いはずだけどさ。
くだらないことを考えながら、俺は次の手を打つ。
パチパチと電撃の抜けきらない彼の体に向かって【脚火】で加速して飛び蹴りを加えた。
得物を取り落とし、体をくの字に曲げて壁に叩きつけられたストマックが【脚火】の効果で爆発を起こし壁ごと崩れ落ちる。
ぐっと接近し更に4枚目のカードを切る。
相手の認識を変える【変転する世界】だ。かなりの近距離でなければ当たらないが、数秒間視界の上下左右が反転して異常に動きづらくなる強力なステータスカードだ。
これで立ち上がってもろくに歩けないだろう。
彼が落としたガジェット【鏖殺のショットガン】を足で跳ね上げて拾うと、適当に数発を持ち主に撃ち込んでから遠くに放り捨てる。
ここまでは万事順調。反撃も無し。
いいのか? こんなに楽で。
俺はわずかに感じる不安を押しのけ、次のドローを待つ。
腹……はら……おなか……?
なぜその名前を付けたんだストマック。……いや、意外と人名っぽいな。
俺は対戦相手の名前の由来を考える事に容量を割くのをやめ、目の前の状況に集中する。
今回のフィールドは【跫音の谷】だ。
空から見ると大地がひび割れたように見える複数の細い谷間が舞台で、谷の幅は30m程度のものが多い。
その谷と谷を横に繋ぐように人が1人通れる程度の太いパイプがトンネルのように貫通していて、地形を迷路のように入り組ませている。
パイプはゲーム的な通路としての役割の他に、フィールドのオブジェクトとして大小様々な管が谷間には無数に張り巡らされている。その中のおそらく水道管であろうものが時折ぴちょん、ぴちょんと水滴を滴らせ、濡れた誰かの足音が忍び寄って来るように聞こえる。
見上げた空は快晴だが、100mはあろうこの谷底まで満足な光は届かない。そんな薄暗い世界に響く水音は不気味で、閉所も多いため孤独感が際立つ。
あまり俺が好きなフィールドでは無いのだが、今回のデッキとは相性が良いだろう。初戦から幸先が良いスタートだ。
まずは地形の把握と手札の確認から。
相手の力量が分かるまでは無茶はせず、対人戦の基本を忠実に守っていこう。
4枚の手札に注視する。
キーカードの2枚はまだ手にはない。早速【もちもちシューズ】があれば装備して登ろうと思ったのだが、断念する。
デッキを回してさっさと引き込むのも手だが、さほど隠密性を考慮していないデッキのため、回すことにより発生する音やエフェクトで一方的にこちらの居場所が知られるのは得策ではない。
俺はみずちのような「お嬢様ご乱心スタイル」はゴメンだ。
と、思っていると、どこからか爆発音が小さく聞こえた。
このフィールドには勝手に爆発するようなオブジェクトは無いので、間違いなく対戦相手のストマックがカードを使用して発生した音だ。
このマップはとにかく大きな空間が無いので、待ち続けるようなスタイルのプレイヤーが有利な場所に陣取っていると非常に面倒くさい。
ストマックはどうやらそういうタイプではなさそうだ。こちらとしては願ったり叶ったり。
谷間は音が反響するため正確な位置は把握し辛いが、おおまかな目安を付けてすばやく足を進める。
2つ目のパイプトンネルを通過した俺は、壁面の管を辿り少し高い位置にある足場に飛び乗った。
デッキ内に対戦相手のサーチ系カードは入れていない。見つける為には自分の視界で探すしかない。
足場の近くの太いパイプに身を隠しながら、辺りを窺う。
さっきの音量的には、そろそろ接敵してもおかしくないのだが――いや、いた。
5、60mは先だろうか。谷底の通路区画を無防備に歩く、目立つ金髪に全身を覆う黒いロングコートを羽織ったストマックの姿を捉える。
彼は手に銃器を持ち、落ち着かずにきょろきょろと辺りを見渡しながら進んでいた。
その挙動と表情は不安そうで、まだ彼まで距離があるにも関わらず自信の無さが伝わってくる。
うーん、これ……なんだろう。人狩りをしている気分になる。
さながら、草食獣を襲う肉食獣の気持ちと言いますか……。
別に俺が肉食獣かと言うと、精神的には完全なる草食獣なので性格と状況の齟齬に頭がバグりそうになる。
ま、見つけちゃったものはしょうがない。行ってみますか。
俺は手札のショットカードをアクティブ化した。
両手の平を空に掲げると、その上に小さな積乱雲が生成される。
むむむ……と意味も無く力みながらその姿勢を継続していると、【鳴神:玖】が作り出した雲はもくもくとその図体を成長させていった。
「そろそろ……ほいっ」
俺は3メートルほどの大きさまで膨らんだ黒い雲を、手の平を頭上から放り投げるように振り下ろして飛ばす。
するすると走るように飛行するそれは、ある程度のホーミング性能も兼ね備えているため器用に管の間をすり抜けて目標に向かって進む。
俺は雲を追いかけるべく、眼前のパイプを掴んで飛び乗り、勢いのまま次のパイプへとジャンプする。そのままパルクールの要領で渡り歩き、雲とほぼ同時にストマックの前に踊り出る。
「どもっ! お届け物でーす」
「はいぃっ!?」
俺は右手の人差し指を彼に向かって鋭く刺した。
そのアクションで銀光を散らしながら柄の無い日本刀のようなエフェクトが彼を貫く。
バレットカード【刀身の苦無】は、直線的に射出される斬撃ダメージを与えるシンプルなカードだ。
「うっ……!」
エフェクトが消える前に追撃が入る。
何の障害もなく彼の頭上に到達した雲は、ゴロゴロと音を立て、ズドンとまばゆい衝撃と共に太い雷撃を落とした。
「ぐあぁぁぁ!!」
「うぉっ、びっくりした」
だって「ぐあぁ」って叫ぶんだもん。
ダメージって当たった場所を知らせる程度だから少しピリッとは来るけど、激痛が走る訳じゃないから普通叫ばないし。
どうしたんだストマック。お腹痛いのか?
いや「苦無が刺さってから雷」はダメージを増加させるちょっとしたコンボだからゲーム的には痛いはずだけどさ。
くだらないことを考えながら、俺は次の手を打つ。
パチパチと電撃の抜けきらない彼の体に向かって【脚火】で加速して飛び蹴りを加えた。
得物を取り落とし、体をくの字に曲げて壁に叩きつけられたストマックが【脚火】の効果で爆発を起こし壁ごと崩れ落ちる。
ぐっと接近し更に4枚目のカードを切る。
相手の認識を変える【変転する世界】だ。かなりの近距離でなければ当たらないが、数秒間視界の上下左右が反転して異常に動きづらくなる強力なステータスカードだ。
これで立ち上がってもろくに歩けないだろう。
彼が落としたガジェット【鏖殺のショットガン】を足で跳ね上げて拾うと、適当に数発を持ち主に撃ち込んでから遠くに放り捨てる。
ここまでは万事順調。反撃も無し。
いいのか? こんなに楽で。
俺はわずかに感じる不安を押しのけ、次のドローを待つ。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
無職で何が悪い!
アタラクシア
ファンタジー
今いるこの世界の隣に『ネリオミア』という世界がある。魔法が一般的に使え、魔物と呼ばれる人間に仇をなす生物がそこら辺を歩いているような世界。これはそんな世界でのお話――。
消えた父親を追って世界を旅している少女「ヘキオン」は、いつものように魔物の素材を売ってお金を貯めていた。
ある日普通ならいないはずのウルフロードにヘキオンは襲われてしまう。そこに現れたのは木の棒を持った謎の男。熟練の冒険者でも倒すのに一苦労するほど強いウルフロードを一撃で倒したその男の名は「カエデ」という。
ひょんなことから一緒に冒険することになったヘキオンとカエデは、様々な所を冒険することになる。そしてヘキオンの父親への真相も徐々に明らかになってゆく――。
毎日8時半更新中!

海道一の弓取り~昨日なし明日またしらぬ、人はただ今日のうちこそ命なりけれ~
海野 入鹿
SF
高校2年生の相場源太は暴走した車によって突如として人生に終止符を打たれた、はずだった。
再び目覚めた時、源太はあの桶狭間の戦いで有名な今川義元に転生していた―
これは現代っ子の高校生が突き進む戦国物語。
史実に沿って進みますが、作者の創作なので架空の人物や設定が入っております。
不定期更新です。
SFとなっていますが、歴史物です。
小説家になろうでも掲載しています。

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜
EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる