虐げられた私の元に現れた救世主は、大天狗様でした。

 捨て子として拾われ日和は、その家の主人が亡くなってしまうなり、母と姉によって暴力を受けてきた。いつの間にか助けを求めることも諦めていた日和の元に、自分のことを大天狗だと言う銀髪の好青年がやってくる。そして、その青年は日和を迎えに来たことを口にする。
 なぜ大天狗が捨て子であった日和のことを知っているのか。日和の現状を知った大天狗や他のあやかし達がどんな行動をとるのか。
 絶望からのシンデレラストーリーがここに開幕する。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,401 位 / 192,401件 キャラ文芸 4,831 位 / 4,831件

あなたにおすすめの小説

戸惑いの神嫁と花舞う約束 呪い子の幸せな嫁入り

響 蒼華
キャラ文芸
四方を海に囲まれた国・花綵。 長らく閉じられていた国は動乱を経て開かれ、新しき時代を迎えていた。 特権を持つ名家はそれぞれに異能を持ち、特に帝に仕える四つの家は『四家』と称され畏怖されていた。 名家の一つ・玖瑶家。 長女でありながら異能を持たない為に、不遇のうちに暮らしていた紗依。 異母妹やその母親に虐げられながらも、自分の為に全てを失った母を守り、必死に耐えていた。 かつて小さな不思議な友と交わした約束を密かな支えと思い暮らしていた紗依の日々を変えたのは、突然の縁談だった。 『神無し』と忌まれる名家・北家の当主から、ご長女を『神嫁』として貰い受けたい、という申し出。 父達の思惑により、表向き長女としていた異母妹の代わりに紗依が嫁ぐこととなる。 一人向かった北家にて、紗依は彼女の運命と『再会』することになる……。

生贄の花嫁~鬼の総領様と身代わり婚~

硝子町玻璃
キャラ文芸
旧題:化け猫姉妹の身代わり婚 多くの人々があやかしの血を引く現代。 猫又族の東條家の長女である霞は、妹の雅とともに平穏な日々を送っていた。 けれどある日、雅に縁談が舞い込む。 お相手は鬼族を統べる鬼灯家の次期当主である鬼灯蓮。 絶対的権力を持つ鬼灯家に逆らうことが出来ず、両親は了承。雅も縁談を受け入れることにしたが…… 「私が雅の代わりに鬼灯家に行く。私がお嫁に行くよ!」 妹を守るために自分が鬼灯家に嫁ぐと決心した霞。 しかしそんな彼女を待っていたのは、絶世の美青年だった。

後宮の斑姫~次代巫女継承譚~

sendai0ri
キャラ文芸
「なぜそなたは生贄に選ばれた」 「それは、わたしが忌み児だからです⋯⋯」 まだら肌一つで、少女の運命が大きく変わる。しかしそれは必然か? もし国生みの神がイザナギとイザナミで無かったら──。 そんなもしもの世界で繰り広げられる「神政政治×和風ファンタジー」。 【詳細あらすじ】 数年前に起きたムラ同士の抗争で両親を亡くし、洞窟で孤児として一人暮らしていた少女アオ。 この年、奉納祭の生贄はこのムラから出すことになり、アオは大人しく名も知らぬ神の元へ旅立とうとしていた。 そんな折、奉納祭にやってきたクニの巫女がアオに尋ねる。 「どうしてそなたは生贄に選ばれたのだ」 「それは村唯一の孤児で、忌み児だからです」 アオが忌み児として疎まれていた理由はそのまだら模様の肌にあった。 しかしそれはこのクニの神話で、原初の神として名の知れた神とおなじ「まだらの肌」だったのだ。 巫女はアオを神の子として認め、後宮の近親婚問題を解決するために次の巫として据えるため、アオを生贄から救ったのだった。 しかし、アオは後宮でさまざまな問題に直撃する。 ムラ同士の抗争で両親が亡くなった真相、 巫女保守派と天子革新派の対立、 その狭間でアオはひとつの道を選ぶことになる。 アオをアオとして見てくれるのは一人だけ──。 カクヨム様で先行公開&カクヨムコンテスト応募作品になります。 このお話を気に入りましたら、カクヨムにログイン後、以下のリンク先で評価のほどをお願いしますm(_ _"m) 《後宮の斑姫~次代巫女継承譚~》 https://kakuyomu.jp/works/16818093081114362080

黒神と忌み子のはつ恋

遠野まさみ
キャラ文芸
神の力で守られている国・『』には、人々を妖魔から守る破妖の家系があった。 そのうちの一つ・蓮平の娘、香月は、身の内に妖魔の色とされる黒の血が流れていた為、 家族の破妖の仕事の際に、妖魔をおびき寄せる餌として、日々使われていた。 その日は二十年に一度の『神渡り』の日とされていて、破妖の武具に神さまから力を授かる日だった。 新しい力を得てしまえば、餌などでおびき寄せずとも妖魔を根こそぎ斬れるとして、 家族は用済みになる香月を斬ってしまう。 しかしその神渡りの神事の際に家族の前に現れたのは、武具に力を授けてくれる神・黒神と、その腕に抱かれた香月だった。 香月は黒神とある契約をしたため、黒神に助けられたのだ。 そして香月は黒神との契約を果たすために、彼の為に行動することになるが?

月花は愛され咲き誇る

緋村燐
キャラ文芸
月鬼。 月からやってきたという鬼は、それはそれは美しい姿をしていたそうだ。 時が経ち、その姿もはるか昔のこととなった現在。 色素が薄いものほど尊ばれる月鬼の一族の中、三津木香夜はみすぼらしい灰色の髪を持って生を受けた。 虐げられながらも生きてきたある日、日の本の国で一番の権力を持つ火鬼の一族の若君が嫁探しのために訪れる。 そのことが、香夜の運命を大きく変えることとなった――。 野いちご様 ベリーズカフェ様 ノベマ!様 小説家になろう様 エブリスタ様 カクヨム様 にも掲載しています。

天狐の上司と訳あって夜のボランティア活動を始めます!※但し、自主的ではなく強制的に。

当麻月菜
キャラ文芸
ド田舎からキラキラ女子になるべく都会(と言っても三番目の都市)に出て来た派遣社員が、訳あって天狐の上司と共に夜のボランティア活動を強制的にさせられるお話。 ちなみに夜のボランティア活動と言っても、その内容は至って健全。……安全ではないけれど。 ※文中に神様や偉人が登場しますが、私(作者)の解釈ですので不快に思われたら申し訳ありませんm(_ _"m) ※12/31タイトル変更しました。 他のサイトにも重複投稿しています。

狐姫の弔い婚〜皇帝には愛されませんが呪いは祓わせていただきます

枢 呂紅
キャラ文芸
とある事件により心を閉ざす若き皇帝は、美しくも奇妙な妃を迎える。君を愛するつもりはないと言い放つ彼に、妃は「代わりに、怨霊や呪いの影があればすぐに教えるように」と条件を出す。その言葉通り妃は、皇帝を襲う怨霊を不思議な呪術で退治してみせた。 妃は何者なのか。彼女はなぜ、不思議な力を持つのか。 掴みどころのない妃に徐々に惹かれながら調べるうちに、謎は千年前に呪いを撒き散らした大妖狐へと繋がっていく-- 中華風ファンタジー世界の、謎多き妃×傷を抱えた皇帝のオカルトミステリー!