薄氷の貴公子の真実

にじいろ♪

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第二章

魔法の張り型製造方法

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魔法の貴族用張り型の作り方をご説明致します。
以下、必要な材料。

·薄氷の貴公子 ×1
·バカでかい寝台 ×1
·縄、布 適量
·濡れると溶ける頑丈な紙 適量
·工具一式
·睡眠薬、痺れ薬 適量
·アイマスク ×1

1.まずは、薄氷の貴公子に睡眠薬を食べ物に混ぜて飲ませます。

2.バカデカイ寝台の中央に1がすっぽり入る穴を掘ります。

3.眠った1を全裸にして縄で縛り、アイマスクで目隠し、口には丁度良く切れる痺れ薬を含ませた布を噛ませ、濡れると溶ける紙で全身をグルグル巻きにする。

4.2の穴に3をすっぽりと嵌め込む。

5.局所だけ出して、3を隠すようにクッション等でカバーする。

あとは、あらぬ体液で濡れて溶けた紙から薄氷の貴公子が現れるのを待つだけ。

これで、ガルシア公爵家の幸せな結婚が成立しました。
皆さんも、結婚したい、または結婚したけど素直になれない、という時にはお勧めでございます。

以下、その効能。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

パンっ、パンッ、パンッ、パンッ

「ほら、もっと腰に力を入れて」

「そんなこと言ったって、くぅっ!」

「ふふっ、顔が真っ赤。かわいい」

「恥ずかしいからっ、やめろよっ」

乾いた音が響き渡る。
現在、俺はヒッポと二人で洗濯物を干している。大き過ぎてシワを伸ばすのが大変だ。
二人であらゆる体液で汚した大量の洗濯物を、いつも使用人の皆に洗ってもらうのが恥ずかしくて俺が提案した。
公爵様は洗濯なんてしたこと無いから、俺が教えてやろうと意気込んでいたのに、結果、ヒッポは洗濯も達人だった。

「実際にやったことは無かったけれど、いつも家事の達人の仕事ぶりを見ていたからね」

そう話すヒッポの表情は随分と柔和になった。以前は、いつも切羽詰まっていて、余裕が無かったのに。今では、こうして晴天の下で俺とのんびり洗濯干しなんて出来ている。穏やかな時間だ。

「あれは·······君に嫌われてると思っていたから。少しでも好かれたくて、嫌われたくなくて、毎日が苦悩の連続だったんだ·······苦しかったよ」

思い出したのか、ヒッポの表情が陰る。

「俺も、辛かった。ヒッポには、他に愛する人がいるんだと思ってた」

自分で言いながら、胸が押し潰されそうになる。それが現実と知りたくなくて、この屋敷を出ようとしていた程だ。

「僕達、会話が足りなかったんだ。二度とすれ違わないよう、どんなに忙しくても、ちゃんと話そう。誤解は、話さないと膨らんでしまうから」

「おう。俺も何でも話す。ところでヒッポ」

「なんだい?グラン。何でも話してほしい」

「洗濯干すのに、ソレは必要か?」

「ははは、グラン、何を言うんだ。洗濯をしている君は天使のように美しいんだから、必要だろ」

「·········そうか」

ヒッポは、テキパキと洗濯をしている。
バキバキに勃ったイチモツを出した状態で。
さっきから、視界の端でピクピクと動いて先端から体液を零していて気になる。

「その·······そのままは、辛く無いか?」

「え?擦っていいの?洗濯するグランを見ながら、その腰とお尻のラインを見ながら、一人で擦っていいの?それなら、シャツから透けるルビーを、僕の方に向けてくれるかな」

恥ずかしくて顔に熱が集まる。
確かにシャツの下の乳首が、布に擦れて既に立ち上がって主張していた。

「そうじゃ、なくって·······そのっ、俺がっ、ソレを、えっと········舐める、とか?」

ドピュッ

「「あっ」」

思わず声が揃った。
ヒッポのヒッポが、暴発した。

「だっ、だって、グランが、急にそんなこと言うから!僕の天使が、こんな醜いモノを舐めるなんて、舌でペロペロとか、チュパチュパとか、レロレロとか、そんなの、あーーっ!!ダメだ、また出てしまう!!」

ドクッドクッと脈打ちながら大量に吐き出して、白濁が地面に溢れた。

「······やだ?そんなことする俺は、嫌いになる?」

少しだけ、その白濁の泉から放心状態のヒッポを移動させて、その足元に跪く。
上目遣いで見上げると、ヒッポのソコは期待にビッキビキのバッキバキだった。
何度出しても、この状態って凄いよな。

「嫌いになんて、ならない!!むしろ、その、大好き······大好物、蟻の砂糖、僕の全財産渡すから舐めて欲しい」

「そんなもんいらない。俺はヒッポが好きだから」

ペロ、と先端を舐めると、俺を見下ろすヒッポが、顔を真っ赤にして唇を噛む。イチモツは、ビクンビクンと脈動している。

「我慢しなくて良いから。俺はヒッポの、だろ?」

「くぅっ!こんなっ、こんな青空の下で、グランが僕のモノを舐めてくれるなんてっ!生きてて良かった!頑張って良かった!」

いちいちオーバーなヒッポは、もう置いておいて、その先走りに舌を這わせる。
舌をすぼめて掬い取って飲み込むと、少ししょっぱい。そのまま、先走りの流れに沿って、ツツ······と脈動する竿を舐めていく。到底、口には入り切らない極太凶悪なモノだから、周りを舐めるほかない。

でも、と再び先端に戻る。

パクリ、とほんの先端だけを口に含む。それだけで口の中がいっぱいだ。括れまでも届かない。

「ほへん、ほほまへ」

「ああっ!そんな、話されたらっ!くぅ!」

ドクンっと口の中で弾けた。苦くて青臭いドロッとしたモノが口いっぱいに拡がる。

「ご、ごめんっ!出して、早く吐き出してっ!」

焦るヒッポを横目に、俺はゴクン、と飲み込んだ。あー、と口を開いて中も見せてやる。

「マズい」

「うわあっ!飲んじゃダメだよ、そんなもの!ごめん、出してしまった僕が悪いんだ!すぐに飲み物を、いや口を濯ぎに」

立ち上がり、チュ、と口吻する。慌てていたヒッポが固まる。

「いつも俺のナカにたっぷり出してるのが、どんな味なのか、こっちの口で確かめたかっただけ。マズいけど、嫌いじゃないぜ?また、沢山出せよ。どうせ、そのタンクに山程充填されてんだろ」

ヒッポのソレは、今出したばかりなのに、また天を突く程に反り返り、トプリと白濁を零す。

「今、いいかな」

「は?ここではダメだろ。洗濯終わったら、部屋で、な?二人きりじゃないと嫌だ。誰かにヒッポのソレが診られるのも好きじゃない」

ギッチギチに勃起したソコを、必死の形相で服の下に押し込んだヒッポが、光の速さで洗濯物を干し始めた。

「ちょっと、俺もやるから」

「終わった!よし、行こう」

俺はヒッポにヒョイと俵のように担がれた。コイツ、案外力があるんだよなー。
そんなところにも惚れてしまう。
そういえば、あのクソ男爵の手からも、俺を守ってくれたよな。あの時から、俺はヒッポのことを···········

「着いた」

ボフン、と柔らかな感触に意識を今に引き戻される。

「散々煽った責任は取ってもらうよ」

「煽ってなんか」

無いだろ、の台詞はヒッポの口の中に消えた。スルスルと服を脱がされ、脱いだ服で器用に両手を頭の上で縛られて寝台の端に留められていた。なんだ、この金具。

「なっ!こんなの、無かっただろっ!」

「無い物は作るタイプなんだ」

にっこりと微笑むヒッポは、やっぱり神のように美しい。こんなに綺麗な男が存在するなんて、今でも時々信じられない。

「ほら、逃げられないよ」

その薄青色の瞳が弧を描く。楽しそうなのに、どこか仄暗い笑みに、俺は背筋がゾクリとして、先走りが溢れた。

「期待してくれてる?嬉しいな。じゃあ、期待には応えないと」

クチュクチュと先端の穴に舌を挿し込まれて舐られる。

「はあっんっ、そこ、や、だってぇ」

腰が揺れて背中が反り返る。
構わずにヒッポはわざと音を立てながら啜る。

「んーっ最高に美味しい」

「ひやぁっあいいんっ」

俺のモノは、そんなに小さく無いはずなのに、ヒッポの口に全て納まる。喉で括れをゴリゴリと絞られて射精感が抑えられない。

「やめっ、それ、出るっ!あっ、イクっ」

「ダメだよ」

チュルンっとヒッポの口から抜き取られ、ソコは切なく脈動している。

「はあっ、はあっ、なんでっ」

「コッチでイク方が好きでしょ?」

コツン、と固い物を指で押され、俺の身体は跳ねる。両脚を大きく開いて招こうとする。

「今、抜いてあげるから」

俺の穴は、すっかり拡がってしまった為に、常に栓をしないと生活出来ない。だが、極太の栓を挿いれての暮らしは、俺の身体をどんどんヒッポに依存させた。

「ふうっ、んっ、もっと太いの、早く」

「本当に好きだね、グラン。毎日求めてくれるから僕も嬉しいよ」

チュパっと俺の穴とヒッポの先端がキスをする。俺のソコは閉じないけれど、ヒッポのモノは締め付けて吸い付く。ぷるぷると俺のイけないモノが腹筋に付く程に反っている。

「うんうん、お腹空いてたんだね。たっぷり注ぐから、待ってて」

もはや、俺の穴と会話を始めている。間違い無く変態だろう。
だが、俺も同じようなものだ。

「ヒッポの、太いので、奥の壁、犯してっ♡グポグポしてっ♡しこりも、押し潰してぇっ♡お尻で、イきたいぃっ!」

「うん♡素直になったグランも、かわいい。何度も惚れ直してしまうよ。愛してる、グラン」

ズッパアアン!!!

一気に極太のモノで奥の壁まで突き破られて、俺は背中を反らせて射精して、ビクンビクンと全身を痙攣させて喘ぐ。縛られた両手が金具をガチャガチャと揺らす音が聞こえる。

「これが大好きなんだよね、グラン」

「すっきいっ、すきっ、すきいっ」

目の前を星が瞬く。そのまま、奥の壁をグポグポと嫐られ、俺はイき続けるしかない。

「大丈夫。仕事は3日先まで終わらせてあるから。たくさん愛し合おう」

優秀な旦那様で、俺は幸せだ。
もう会話なんて出来ないけれど。

「ああ、ネフが差し入れてくれたようだ」

恍惚とした表情の旦那様が、俺の目の前に大きな瓶を翳す。
淡く桃色に発色する液体が入っているらしい。

「最新の貴族用媚薬だって。あ、ごめん、溢れた」

瓶の蓋を開けて、たらーっと俺の胸に垂らされる。少し冷たいそれが垂れたところから、発火したように熱くて擦って欲しくてたまらなくなる。

「此方にも」

俺の射精したばかりの先端から注ぐように垂らされれば、ソコもすぐに発火したように熱い。

「ふああっ!ダメっ、これ、だめえっ!」

キュウキュウとナカは締め付けながら、俺は首を振る。快感と熱で頭が沸騰する。

「締め付けるってことは、気持ち良いってことだね。嘘はダメだよ、グラン。ちゃんと話そうって言ったばかりだろ」

奥の壁をグポグポされて星が飛びながらも、炙られるような熱に全身が震える。

「どうしてほしい?ねぇ、言って」

「さ、触ってぇ、熱い、熱い!」

やたらに、ゆっくりと、優しすぎる程にそっと乳首を撫でられた。それだけで、俺は射精した。
バチバチと音を立てる目の前に、俺は呆然とする。

「これは期待出来るね。グラン、まだこんなにあるから、安心して。体に害は無いって」

害しか無いだろう。だが、俺はまともに考えることを放棄していた。

「イかせてっ、ナカも、おちんちんも、虐めてっ♡」

自分のものとは思えない甘えた声で強請る俺を愛しげに見下ろすヒッポ。この視線にゾクゾクして締め付けてしまう。

「分かってるよ、グラン。止めてって言っても止めないから、安心して」

俺は首を縦に振って笑う。

「俺、ヒッポの、ものだからぁっ、ぜんぶ、注いでっ、止めないでっ」

グッチュグッチュと腰が動き始めて、どんどん速くなる。シコリも、ゴリゴリと押し潰されて快感が止まらない。
同時に乳首も陰茎も捏ねられる。あっちもこっちも、とんでもなく気持ち良い。

「煽ったグランのせいだよ。止まらないから、覚悟して」

俺は無意識に笑っていた。
幸せだったから。それが、余計にヒッポを煽ったらしく、質量がどんどん増していく。

「絶対に、女を抱けない体にしてあげる」

仄暗い笑みで耳元で囁くヒッポ。
俺への歪んだ劣情を目の当たりにして、俺は増々キュウキュウとナカを締め付ける。
勿論、悦んでいる証拠だ。

「僕でしかイけない体にしようね」

とっくになっている。こんなにデカイ物に慣らされた身体で、他でイけるはずがない。

「グラン、グラン、愛してる」

俺は喘ぐしか出来ないが、精一杯、ナカを締め付けた。

「両想いだね、僕たち」

これ以上なく、綺麗にヒッポが笑った。



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みんなの感想(1件)

セザンヌ108
2023.09.16 セザンヌ108

執事が優秀だと家が幸せになるんだなぁ
めでたし!

解除

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