不本意恋愛

にじいろ♪

文字の大きさ
上 下
13 / 22

酩酊

しおりを挟む
こうなったら、さっさと入籍をしてしまうしか無いと思った。

「まさか、結婚詐欺だなんて……」

そんな風に思われてるなんて、考えたことも無かった。
彼女の理想の男として登場すれば、すぐに二人は恋に落ちて結婚出来ると信じて疑わなかった。

「流石に落ち込むなぁ……」

眠る愛ちゃんの髪を撫でる。
艶々で良い匂いがする肩下まで伸びた黒髪に口吻する。
愛ちゃんは自分の容姿を卑下する傾向があるけど、まさか、ここまでとは思わなかった。オバさんだなんて……
肩下までの艷やかな黒髪に色白で、グラマラスな色っぽい美人なのに。左目の下の黒子とぷっくりとした唇が、よりセクシー。
背は155センチと低めなのが、僕的に増々唆る。毎回、下から上目遣いで見上げられるのが、下半身を衝動が突き上げる。
これまで男が近付かなかったのは、美人過ぎて明らかに恋人がいるだろうと思ってしまうから。自分なんかじゃ無理だと思わせる色香漂う美人。
まあ僕が彼女を見つけてからは、一目彼女を見ようとする男を徹底的に排除して来たけど。本当は愛ちゃんを見ようと群がる男は結構いたんだ。当然、今はゼロにした。
美人過ぎる上に仕事上、女ばかりの環境で過ごして来て、全く男に免疫が無く仕事以外では自分からは話し掛けられない性格で、余計に高嶺の花となった彼女。僕的には最高過ぎる状況。こんな美人が処女を守って僕を待ってくれていたのだもの。夢みたいだ。しかも、性格が最高にカワイイ。笑った顔も、泣いた顔も、全部が全部カワイイ。

「でも、もう愛ちゃんが僕から離れることは無いよね」

その髪を口に含み舐め転がす。

「明日、婚姻届を出そう。あ、でも婚約指輪も完成したらしいから、とびきりロマンチックなプロポーズしないと」

僕はスマホを操作して海の見えるレストランの予約をした。
愛ちゃんは海が好きだから、きっと喜んでくれるはず。
プロポーズをして、そのまま婚姻届を出そう。
結婚式は少し先だけど、とても待つことなんて出来ない。
子供は別に要らないかなとも思っていたけど、彼女が僕から離れようなんて思わないように、子供はやっぱり居た方が良いのかもしれない。

「もう子作りして良いんだよね?あ、明日か……初夜」

舌なめずりをして彼女の頬を舐め上げる。
少し塩辛いのは涙かな。美味しい。 

「絶対に痛くならないようにしてあるから大丈夫だよ。結婚するまでは、僕達、清い関係で居ようね」

そっとベッドに横たえて、彼女の服を優しく脱がせる。
身体中にキスを落としながら脱がせる時間が大好きだ。
僕が飲み物に薬を混ぜてたことに彼女は気付いただろうか。僕が用意する紅茶を飲んでくれなくなったら悲しいな。あの頃に戻ってしまう。

「かわいいよ、愛ちゃん。大好き」

その豊満な乳房を揉み上げ顔を挟める。
今時の若者は細い女が良いなんて言うらしいけど、僕は断然こっち派だ。柔らかくて弾力があって、本当最高。
まあ、愛ちゃんが結果的に細くなってたら、完全に細い方が良いって言ってたんだろうけど。
ピンクの乳首を口に含む。コロコロ口と舌も使って中で転がせば硬くなっていく。
一生舐めていたい。
右、左、と分け隔て無く舐めて甘噛みして楽しむ。
愛ちゃんが寝ながら両膝を擦り合わせている。感じてるんだな、と嬉しくなる。

「よし、使ってみよう」

僕はベッドの下の引き出しから、用意してあった幾つかの道具を取り出す。
ローションを掌で温めてから、愛ちゃんのぷっくり膨らんだ乳首にたっぷり塗り付ける。テカテカして最高にいやらしい。
そこに、小さなカップを取り付ける。中には小さな羽のような物が付いてる。これがスイッチを入れると自動で動いて乳首を延々と舐めるらしい。
試しに、片方だけスイッチを入れる。
ヴーン、という機械音と共に動き出した。小さなカップの中で羽が回転して乳首を捏ね回している。
愛ちゃんの腰が揺れている。気持ち良さそうだ。

「もう片方も付けてあげる♡」

身体をくねらせる彼女を軽く押さえながら装着して、両胸を上から眺める。
最っ高の景色。男なら誰でも好きだと思う。絶対に他の奴には見せないけど。

はぁ、はぁ、と愛ちゃんの息が上がっている。真っ白な身体が、ほんのりピンクに色付いていくのが、セクシー過ぎる。

「こっちは僕が舐めるから安心して」

生霊に両膝を開いて持たせる。ほんと便利だな、こいつ。

「ふふふ、大洪水。最高」

とろとろとシーツに垂れて染みが出来てる。勿体無いから下から上に向けてべろーっと舐め上げておく。

「僕の紅い宝石もちゃんとかわいがるからね」

ちょこんと鎮座するソコを舌先で突く。ひくん、ひくん、と、止まることなく愛液が溢れてくる。こんなに感じてくれるなんて、愛ちゃんと僕の相性は最高だ。乳首も絶賛捏ねられ中。

「ちゃんと用意したんだ」

クリトリスにも温めたローションをたっぷり垂らす。しっかり指で塗り込む。
にちゅにちゅと塗っていると、ビクン!と身体が揺れた。

「イったの?良いよ、たくさんイって」

ローションを追加したところで、小さな可愛らしい道具を取り付ける。
これは、クリトリスを吸引し続けてくれる道具。きっと愛ちゃん大好きだと思う。
吸われるの大好きだから。

小さなクリトリスを逃さないよう確認しながらスイッチオン。低い機械音と共に愛ちゃんのクリトリスは延々と吸われ始める。

「一番弱くしてあるから大丈夫。痛くならないよ」

身体がビクビクと揺れるから乳房も揺れて、僕の下半身は激痛だ。我慢、我慢…

さて、今日のメインディッシュ。
紅い宝石の下の柔らかな肉を左右に開いて観察する。
さっきから透明のぬるぬるした液を大量生産しているソコを舐める。美味しい。
夢中で舐めて舐めて、顔中を擦り付けるようにしながら舐める。
そして、舌を滑り込ませて進む。

んー、美味しい♡

ナカを舌で探りGスポットらしき場所を見つける。擦ると愛ちゃんの背中が反る。
繰り返しソコを舌で擦って擦って擦りまくる。
ドバドバ出てくる愛液を啜るのも忘れない。ジュルジュル吸っては舌で擦って、と無我夢中で繰り返した。

びくん!と大きく身体が痙攣した。イけたんだね。あー、可愛い。もっと、もっと。

指を一本、ナカに挿れて探る。うん、良し。処女膜は完全に無くなっているし出血も無い。これで痛み無く初夜が迎えられる。
彼女の処女膜は以前に薬で眠らせて切除した。勿論、麻酔も使ったから痛みなんて無かったはず。破瓜の痛みなんて味わわせたく無い。僕達は運命なんだから初夜も最高の夜にしたいんだ。

指を増やしてナカを拡げていく。僕の指に吸い付く感触だけで僕が出そう。

「はぁ…気持ち良い…」

三本、四本と指を増やして、ジュッチュジュッチュと激しく出し入れしていく。
頭の中では彼女と僕は一つになっている。

「愛ちゃん、愛ちゃん……はあ、はぁ」

愛ちゃんの背が弓なりになって痙攣してる。僕は止めることなくナカを擦り上げる。ぷしゅっと透明な液体が僕にかかった。当然舐める。

「あぁ…美味しい…最高だよ、愛ちゃん」

ずる、と引き抜いた指に絡まる白っぽい愛液を舐めれば運命の味がした。

「焦らず、これから少しずつ二人で進んでいこうね」

ガクガク揺れる彼女のクリトリスに付けている道具。その強度を少し上げる。
声もなく背中を反らし、たわわな乳房を揺らして悶えている。絶景。

「僕のこと好きになってくれて、ありがとう。愛してるよ、愛ちゃん。ずっと大事にするからね」

再び四本の指を挿れた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ホストな彼と別れようとしたお話

下菊みこと
恋愛
ヤンデレ男子に捕まるお話です。 あるいは最終的にお互いに溺れていくお話です。 御都合主義のハッピーエンドのSSです。 小説家になろう様でも投稿しています。

エリート警察官の溺愛は甘く切ない

日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。 両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉

彼氏に別れを告げたらヤンデレ化した

Fio
恋愛
彼女が彼氏に別れを切り出すことでヤンデレ・メンヘラ化する短編ストーリー。様々な組み合わせで書いていく予定です。良ければ感想、お気に入り登録お願いします。

軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら

夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。  それは極度の面食いということ。  そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。 「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ! だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」  朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい? 「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」  あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?  それをわたしにつける??  じょ、冗談ですよね──!?!?

一夜の男

詩織
恋愛
ドラマとかの出来事かと思ってた。 まさか自分にもこんなことが起きるとは... そして相手の顔を見ることなく逃げたので、知ってる人かも全く知らない人かもわからない。

続・上司に恋していいですか?

茜色
恋愛
営業課長、成瀬省吾(なるせ しょうご)が部下の椎名澪(しいな みお)と恋人同士になって早や半年。 会社ではコンビを組んで仕事に励み、休日はふたりきりで甘いひとときを過ごす。そんな充実した日々を送っているのだが、近ごろ澪の様子が少しおかしい。何も話そうとしない恋人の様子が気にかかる省吾だったが、そんな彼にも仕事上で大きな転機が訪れようとしていて・・・。 ☆『上司に恋していいですか?』の続編です。全6話です。前作ラストから半年後を描いた後日談となります。今回は男性側、省吾の視点となっています。 「ムーンライトノベルズ」様にも投稿しています。

二人の甘い夜は終わらない

藤谷藍
恋愛
*この作品の書籍化がアルファポリス社で現在進んでおります。正式に決定しますと6月13日にこの作品をウェブから引き下げとなりますので、よろしくご了承下さい* 年齢=恋人いない歴28年。多忙な花乃は、昔キッパリ振られているのに、初恋の彼がずっと忘れられない。いまだに彼を想い続けているそんな誕生日の夜、彼に面影がそっくりな男性と出会い、夢心地のまま酔った勢いで幸せな一夜を共に––––、なのに、初めての朝チュンでパニックになり、逃げ出してしまった。甘酸っぱい思い出のファーストラブ。幻の夢のようなセカンドラブ。優しい彼には逢うたびに心を持っていかれる。今も昔も、過剰なほど甘やかされるけど、この歳になって相変わらずな子供扱いも! そして極甘で強引な彼のペースに、花乃はみるみる絡め取られて……⁈ ちょっぴり個性派、花乃の初恋胸キュンラブです。

処理中です...