不本意恋愛

にじいろ♪

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初体験は途中まで

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「りょ、さ……、」

愛ちゃんの声が掠れて色っぽい。
まだ足りないけれど、真っ赤に染まるまで舐め転がして吸った乳首がルビーのようだ。
僕を見詰める瞳が潤んで、耐えきれない。

「愛ちゃん、分かってるよ。たくさん愛し合おうね」

愛ちゃんの瞳がとろん、としている。
ああ、かわいい、かわいい、かわいい。

舌でちゅぽちゅぽと舐めていた臍から舌を抜いて、ツツ…と下へと進む。
艷やかな黒髪も舐めしゃぶって、その先へ。
かわいい、かわいい、宝石を見つけた。

「んー、なんてかわいいんだ。僕を待っててくれたんだね」

話しかけると、吐息でヒクン、と愛ちゃんの身体が震える。
しっかりと時間をかけた全身への愛撫で、彼女の身体は、どこもかしこも敏感になっている。

ツン、と舌先で宝石をつつく。

「ああっ!!」

ビクン!と愛ちゃんの身体が震える。
膝に力が入って僕を押し返そうとする。
なにせ愛ちゃんは初めてだから、仕方ない。
僕も初めてだけど。

「ちょっとだけ、抑えるよ?大丈夫だから、僕に全部任せて。かわいいよ、愛ちゃん」

僕の生霊をより濃く強くして、愛ちゃんの頭側に座らせる。
しっかりと両膝を持たせて大きく開いた状態にする。
彼女にも見えたようで驚いているのが、また最高。

「え?え、え?りょう、さ」

「見えた?これも僕だから心配いらないよ。ちょっとだけ手伝うだけだから、これは愛ちゃんと僕の二人きりの初夜だ」

愛ちゃんは、何も答えなかった。
いや、答えられなかったのかも。
僕が彼女の小さな小さな宝石を舐めしゃぶったから。

「ひゃあっ!そんな、とこぉっ、やらぁっ!ああっ」

僕の生霊ががっちり身体を抑えているから、愛ちゃんは安心して僕の愛撫を受け入れることが出来たみたい。
涙を流して喜んでくれた。

「愛ちゃん、気持ち良いね。もっと気持ち良くなろう」

恥ずかしさから首を振る彼女に口吻すると、またトロンとした。
かわいい、かわいい、かわいい。

「大丈夫、全部任せて」

小さな小さな宝石を愛でる。
舌で指で転がすと、健気に硬くしこり僕を招く。
その可愛らしさに僕は夢中だ。
チュパチュパと上下に舌で擦り上げれば更に硬く勃ってくれる。
しっかりと宝石も柔肉も全体を口におさめて、ジュルルルルルルーーっと何度も吸い上げる。
愛ちゃんはガクガクと揺れる。

「上手にイけたね、えらいよ」

髪を優しく撫でれば、僕の手に頬を擦り寄せてくる。
ああ、愛しい。早く全て自分のものにしたい。自分の欲望に負けそうになる。

だめだ。やっぱり今日は最後まではしないでおこう。
何より、彼女は夕飯をまだ食べていない。

「今日は無理しないでおこう。夕食もあるから」

とっくに時刻は寝る時間になっているけれど、僕は名残惜しくて再び可愛らしい宝石に舌を伸ばした。

「あと5回イったら、今日は終わろう」

目を見開く愛ちゃんの可愛らしさは例えようが無い。

レロレロと宝石を何度も舐めて舌を絡めて、イく寸前に動きを止めれば愛ちゃんが潤んだ瞳で僕を見詰める。
たまらない。

「イきたい?愛ちゃん、イきたい?」

唇をきゅっと噛んで、彼女が瞼を閉じて頷く。
なんて健気なんだ。

僕は、また思い切り吸い上げた。
ガクガク震えて、ぷしゅっと何か少し噴き出した。
これが潮か、と舐める。
甘い。愛ちゃんの体液は、全部甘い。

「美味しいよ、ありがとう」

ペロペロと舐めあげて、再び宝石へ舌を伸ばすと、愛ちゃんが震える。

「も、イくの、こわい……」

彼女の顔を見ると、確かに怯えていた。
なるほど、これは良くない。
嫌われたら困る。

「うん、止めよう」

生霊は元のように薄くして、彼女の身体を自由にした。
へた、と脱力した愛ちゃんの身体をタオルで優しく優しく拭くと、そのタオルの感触だけで敏感になって声が漏れる愛ちゃん。

僕は下半身が痛いなんてもんじゃないけど、理性で押さえ込む。

「恐がらせてごめんね」

謝ると、彼女は恥ずかしそうに笑ってくれた。天使、いや神。

「……その、私、初めてだから、分からなくて…普通が分からないから、その、少しずつ教えてくれると、嬉しい、です」

真っ赤になりながら、布団の隙間から僕を見詰めて呟く彼女に、僕の暴れん坊が、更に暴れた。激痛だ。

「うん、少しずつ二人で進んで行こうね」

彼女の身体を優しく抱き締める。
彼女の香りと、僕と同じシャンプーの香り。幸せだ。

それから僕達は、遅い夕食を食べた。
愛ちゃんが、ずっと真っ赤になのが可愛くて、可愛くて。
何度も写真や動画を撮った。

「や、恥ずかしいんで、写真は……」

「誰にも見せないから、僕だけに見せる愛ちゃんの顔を撮らせて?」

僕のフォルダが動く彼女で一杯になった。
最高の夜。
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