3 / 8
第一章-幼き頃の回廊
君との出会い
しおりを挟む
<軍事操練場>
騎士団達の操練声に混じりながら幼い子供達が何やらもめている声がチラチラと操練場の隅から聴こえてくる、、、
「や~い!オンナオトコ!!お前みたいな奴が剣なんぞもてんのか~??ハハハハ」
「反逆者の子の分際でよくのこのこと顔だしやがって!!」
「「そうだ!気持ち悪い目もしやがって~~」」
「ここはお前の来ていい場所ではないんだよ!」
何人かに追いやられ隅に囲まれるひとりの男の子が居た
太陽の反射で眩しく光る肩まで長いプラチナブロンドヘアーを後ろに一括りして,光にあたれば輝く宝石のみたく透き通る赤い眼は今、目の前に立ち塞がり,容赦なく軽蔑の視線を注いでくる眼差しを怯えもせずに受け止めてる、、、
ようには見えるが,彼は今必死で木刀を支えに背伸びし目を合わせるのがやっとのこの状態を死んでもコイツラ達に見せまいと内心もがいてる…
「なんだぁ?!ナニ睨みかえしてるんだよ!!」
真正面に立つ緑のベストを着る
おそらくコイツラのリーダー(ガキ大将)だろう,男の子はさらに声を荒げてきた
ブロンドの彼は少し眉を顰めたら,すぐに呆れた顔を顕し言い返す
「君、そんなに唾を飛ばさないでくれるかな?汚いではないか....」内ポケットからハンカチを取り出し顔を拭い出した
「それとココは騎士の操練場です。よくもまぁ~ペラペラと背が自分より頭一つ欠けてる相手に暴言を吐きますね」拭き終わったハンカチを綺麗に畳み,懐にしまい込んだら
フッとまったく好意の無い微笑みを彼らに返したら
その一連の所作があまりに美しく
暫く見惚れてしまった悪ガキ達...
彼はまだ7歳だが生まれてすぐ母親と引き離され王族であるべき教養を常に教えこまれている....
それに加えて美貌もあると魅了されるのも無理ない
((はっ!と、緑ベストの子が目が覚めたらさっきの言動を考える内にみるみると顔を赤くし、!意気よいよく彼に掴みかかった))
「貴様ッ!!リュクセン・ウェイン!!....おのれ...俺を侮辱したなァァ!!?」
そして掴みかかった男の子は今でもリュクセンを噛み付きそうな形相だ
「「オォイ⁉︎...マズイんじゃねぇか...?」俺はしらねぇから....」
「「こいつ一応王族だぞ.....」お...俺....もう迎えが来てるから」
取り巻きの男の子達怖気付きそそくさと逃げ帰った
そして緑ベストの子が殴りかかろうとしたその時
‼︎バシッ⁉︎
男の子は振り上げられた腕を何者かによって掴まれる
殴られると知り目を瞑っていた瞼をゆっくり開けてみたら、、、視界いっぱいに顔を近づけて来るイカツイ顔した金色の目をもった黒髪の少年が自分を物凄い見つめて来る
(...睨みついて来る...)
視線合わさると彼の金色の瞳に自分の色が微かに赤く重なった
「。。。。。」
「。。。」
...なッ...何なんだこの見つめ合う間は.....⁉︎
誰だこのデカブツは!
この微妙な空気に耐えきれず思わず尋ねた
「あの僕の顔に何か...?」
「(おい!放っせ!貴様タダじゃ済まないッ「怪我は....無さそうだ.....」お前ら!俺を無視するな!)」
パッと掴んでる腕を離し少年は自分の胸板までしかない睨めながら叫ぶが無視し続けた男の子に体を向き合わせたら見下ろし
『........この人...傷付けたら.....タダじゃおかないよ......』
「!!ヒィッ‼︎~~~-ー」
「あ.....何も逃げなくても.........」
....イヤッ、その見るからに不機嫌そうなイカツイ顔に,わざとか知らないが声を低くして言われたら誰だって逃げ出すだろ.........
それに身長の差により出来る顔の陰が倍怖くしてるぞ.......
「助けてくれた礼を言う。
ありがとう」
「.....貴方...を助けるのが....俺の...役目」
そして彼は膝を折り目線を合わせてこう言った。
騎士団達の操練声に混じりながら幼い子供達が何やらもめている声がチラチラと操練場の隅から聴こえてくる、、、
「や~い!オンナオトコ!!お前みたいな奴が剣なんぞもてんのか~??ハハハハ」
「反逆者の子の分際でよくのこのこと顔だしやがって!!」
「「そうだ!気持ち悪い目もしやがって~~」」
「ここはお前の来ていい場所ではないんだよ!」
何人かに追いやられ隅に囲まれるひとりの男の子が居た
太陽の反射で眩しく光る肩まで長いプラチナブロンドヘアーを後ろに一括りして,光にあたれば輝く宝石のみたく透き通る赤い眼は今、目の前に立ち塞がり,容赦なく軽蔑の視線を注いでくる眼差しを怯えもせずに受け止めてる、、、
ようには見えるが,彼は今必死で木刀を支えに背伸びし目を合わせるのがやっとのこの状態を死んでもコイツラ達に見せまいと内心もがいてる…
「なんだぁ?!ナニ睨みかえしてるんだよ!!」
真正面に立つ緑のベストを着る
おそらくコイツラのリーダー(ガキ大将)だろう,男の子はさらに声を荒げてきた
ブロンドの彼は少し眉を顰めたら,すぐに呆れた顔を顕し言い返す
「君、そんなに唾を飛ばさないでくれるかな?汚いではないか....」内ポケットからハンカチを取り出し顔を拭い出した
「それとココは騎士の操練場です。よくもまぁ~ペラペラと背が自分より頭一つ欠けてる相手に暴言を吐きますね」拭き終わったハンカチを綺麗に畳み,懐にしまい込んだら
フッとまったく好意の無い微笑みを彼らに返したら
その一連の所作があまりに美しく
暫く見惚れてしまった悪ガキ達...
彼はまだ7歳だが生まれてすぐ母親と引き離され王族であるべき教養を常に教えこまれている....
それに加えて美貌もあると魅了されるのも無理ない
((はっ!と、緑ベストの子が目が覚めたらさっきの言動を考える内にみるみると顔を赤くし、!意気よいよく彼に掴みかかった))
「貴様ッ!!リュクセン・ウェイン!!....おのれ...俺を侮辱したなァァ!!?」
そして掴みかかった男の子は今でもリュクセンを噛み付きそうな形相だ
「「オォイ⁉︎...マズイんじゃねぇか...?」俺はしらねぇから....」
「「こいつ一応王族だぞ.....」お...俺....もう迎えが来てるから」
取り巻きの男の子達怖気付きそそくさと逃げ帰った
そして緑ベストの子が殴りかかろうとしたその時
‼︎バシッ⁉︎
男の子は振り上げられた腕を何者かによって掴まれる
殴られると知り目を瞑っていた瞼をゆっくり開けてみたら、、、視界いっぱいに顔を近づけて来るイカツイ顔した金色の目をもった黒髪の少年が自分を物凄い見つめて来る
(...睨みついて来る...)
視線合わさると彼の金色の瞳に自分の色が微かに赤く重なった
「。。。。。」
「。。。」
...なッ...何なんだこの見つめ合う間は.....⁉︎
誰だこのデカブツは!
この微妙な空気に耐えきれず思わず尋ねた
「あの僕の顔に何か...?」
「(おい!放っせ!貴様タダじゃ済まないッ「怪我は....無さそうだ.....」お前ら!俺を無視するな!)」
パッと掴んでる腕を離し少年は自分の胸板までしかない睨めながら叫ぶが無視し続けた男の子に体を向き合わせたら見下ろし
『........この人...傷付けたら.....タダじゃおかないよ......』
「!!ヒィッ‼︎~~~-ー」
「あ.....何も逃げなくても.........」
....イヤッ、その見るからに不機嫌そうなイカツイ顔に,わざとか知らないが声を低くして言われたら誰だって逃げ出すだろ.........
それに身長の差により出来る顔の陰が倍怖くしてるぞ.......
「助けてくれた礼を言う。
ありがとう」
「.....貴方...を助けるのが....俺の...役目」
そして彼は膝を折り目線を合わせてこう言った。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
王子妃教育に疲れたので幼馴染の王子との婚約解消をしました
さこの
恋愛
新年のパーティーで婚約破棄?の話が出る。
王子妃教育にも疲れてきていたので、婚約の解消を望むミレイユ
頑張っていても落第令嬢と呼ばれるのにも疲れた。
ゆるい設定です
夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします
希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。
国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。
隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。
「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
【完結】婚約破棄される前に私は毒を呷って死にます!当然でしょう?私は王太子妃になるはずだったんですから。どの道、只ではすみません。
つくも茄子
恋愛
フリッツ王太子の婚約者が毒を呷った。
彼女は筆頭公爵家のアレクサンドラ・ウジェーヌ・ヘッセン。
なぜ、彼女は毒を自ら飲み干したのか?
それは婚約者のフリッツ王太子からの婚約破棄が原因であった。
恋人の男爵令嬢を正妃にするためにアレクサンドラを罠に嵌めようとしたのだ。
その中の一人は、アレクサンドラの実弟もいた。
更に宰相の息子と近衛騎士団長の嫡男も、王太子と男爵令嬢の味方であった。
婚約者として王家の全てを知るアレクサンドラは、このまま婚約破棄が成立されればどうなるのかを知っていた。そして自分がどういう立場なのかも痛いほど理解していたのだ。
生死の境から生還したアレクサンドラが目を覚ました時には、全てが様変わりしていた。国の将来のため、必要な処置であった。
婚約破棄を宣言した王太子達のその後は、彼らが思い描いていたバラ色の人生ではなかった。
後悔、悲しみ、憎悪、果てしない負の連鎖の果てに、彼らが手にしたものとは。
「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルバ」にも投稿しています。
〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
果たされなかった約束
家紋武範
恋愛
子爵家の次男と伯爵の妾の娘の恋。貴族の血筋と言えども不遇な二人は将来を誓い合う。
しかし、ヒロインの妹は伯爵の正妻の子であり、伯爵のご令嗣さま。その妹は優しき主人公に密かに心奪われており、結婚したいと思っていた。
このままでは結婚させられてしまうと主人公はヒロインに他領に逃げようと言うのだが、ヒロインは妹を裏切れないから妹と結婚して欲しいと身を引く。
怒った主人公は、この姉妹に復讐を誓うのであった。
※サディスティックな内容が含まれます。苦手なかたはご注意ください。
アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる