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第三章 悪役令嬢は学院生活を送る
143.悪役令嬢の専属メイドは説教する
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「あー、お嬢ちゃん。これは一体?」
ダン様が困惑した表情で言います。まぁ、分かりますよ、その反応。私もはじめはそうでした――ですが、我が主様や奥様とやり取りをしているとそんな思いはどこへやらです。
「これはハーブスト家が所有する極秘の結界魔道具でございます。ダンディバル様」
「い、いや……俺は――」
「あ、気にしないでも問題ございません。この結界内であれば視覚情報、音声情報が結界より外に漏れる事はございません。また、ここに現れる魔物程度であればどれだけ攻撃されても防御障壁を破る事はかないません」
そう言って私は出来るだけ丁寧な所作で貴族の礼を行います。皆は分かってはいるけれど、貴族の礼を受けると貴族的な返礼を返すように訓練されている皆さまの反応もやはり貴族的な礼節を弁えたモノが返ってきます。
「ルーさんでは無く、エルーサ・フィン伯爵令嬢として話をしたい――と、いうことかい?」
「はい、ロベルト様。周囲の冒険者やどこに目があるか分かりませんので、一度キチンと話をしておいた方が良いと思いまして」
「なるほど――」
「改めて自己紹介などはしなくてもいいので、全員どこの家の方は知っております。当然、私もどこの誰か? と、いうのは分かっていると思っております」
なぜ、こうしたのか? ですが、どうやらマッケイン男爵子息とリーデンバルト騎士爵子息には事情説明をキチンとしていないと思ったからなのです。彼等の態度が非常によろしくない。当然、冒険者として来ているわけですし、本来の立場を明かすのは後々面倒になるかもしれませんが、現状は非常時なのでそんな事を言っている場合では無いわけです。
「あいわかった――」
「お聞きしたい事が幾つか御座います。まずはまだお寝んね中の二人ですが、どうして連れて来たのですか?」
私の言葉を聞いて現在の面子でクーベルト辺境伯領の方々ではロベルト・ヒッテンハイム様が最も上位であるように皆が彼に視線を向ける。当然、ロベルト様はバツの悪そうな顔をする。
「上層で待っていて貰うつもりではあったのです。しかし、足手纏いにはならないと言って付いてきたのです……」
「が、足手纏いになってましたよね?」
「――申し訳ない。閣下も常々言っておられたのだ、こういう機会は良い経験になる……と」
私は小さく溜息を吐きます。まぁ、ワザと聞かせているのですが、非常時で且つここが『アンダンテール大洞窟』で下層は【白金】クラスでなければ厳しいと云われている第一級の魔導洞窟でなければ、ここまではしない。
私の沈黙と圧で言いたい事は分かったと思います。ロベルト様はシュンと小さくなってしまいました。意外とカワイイ――いいえ、そんな事を考えている場合ではありません。
「ハッキリ言えば、ここで時間を無駄にしている――と、いうだけで私は苛立ちが先に立ってしまいそうなのです」
「よろしいですか、エルーサ様」
「ええ、ファウィラ様」
ウィラさんこと、ファウィラ・パルパスフィ様がスッと前に出て来る。先程まで小脇に抱えていた男の子達は今は地面に転がっています。
「ロベルト様とダンディバル様――閣下にも一度言ったと思いますが、確かに経験になるとは思いますが、さすがにこの第一級魔導洞窟である『アンダンテール大洞窟』でする必要は無いと言ったのです。私がカバー出来る範囲を超える可能性も無いわけでは無いので」
回復支援に長けた者ほど分かっているところだと思います。この辺りはお嬢様も同様ですが、慎重に見えるところもありますが、自分が庇える範囲というのをよく分かっている――とても優秀な人ですね。
「――確かにそう言われると、俺の落ち度と言える。閣下がいねぇ段階でコイツ等は上層の安全地帯で待たせるべきだった」
そう言ったのはダンディバル様です。
「謝罪として受け取らせて頂きます。しかしですよ、この後、お荷物を抱えた状態で下層を目指すのは難しくはないですか? もしも……ですが、不埒な輩が襲ってくるなんて事が起こった場合、確実に犠牲になるのは彼等です。クーベルト辺境伯領の騎士団がお強いのはミストリアの誰しもが知っております。が、彼らは騎士団見習いでも無いわけでしょう?」
見たところ、高学に入る前くらいの歳頃だと思うのです。まぁ、私の年齢から考えれば近しい年頃の男の子ではあるのですが、残念ながら貧弱すぎます。
「致し方無い、私が連れて上層9階層の安全地帯まで戻ろう。皆はエルーサ様の指示に従って先に向かってくれ」
と、ロベルト様が言いましたが、素早くダンディバル様がそれを制します。
「隊長殿、待ちな。俺が連れて帰るのがいいだろう。お嬢ちゃん……じゃねーな、エルーサ様がいりゃぁ、斥候役は必要ないだろうからな」
私の魔力探知に気付いていたようですね。そもそも斥候役の方は基本的に魔力探知を得意とする者が付きますし、この方は身体強化を含めて魔力操作ではかなり高い能力を有しているのは確実ですね。
「エルーサ様も、それでいいだろう? 若い奴らの間におっさん一人混ざってて、少しもどかしい想いをしてたしな」
「よいのですかダン様……」
そう言ったのは今まで黙っていたルーティラ・ユーデリー様だ。
「現状の戦力でいやぁ、俺が居ても居なくてもあまり変わらん。盾役のティラ、回復支援のウィラは外せん。それにロベルト殿の指揮能力は閣下もお認めになっている。敵が魔物だけなら、小僧たちを連れても問題無いかもしれないが、人間の事をすっかり忘れてたんだ。たぶん、この判断が一番の最適解だろう。じゃ、後は頼んだぜ」
彼はそう言って、倒れている二人を担いで白い歯を見せてニヤリと笑った。
「では、結界を元に戻します。ダンディバル様ありがとうございました」
「いいってことよ。他の皆も同様、閣下とハーブストの姫様を頼んだぜ」
ダン様が困惑した表情で言います。まぁ、分かりますよ、その反応。私もはじめはそうでした――ですが、我が主様や奥様とやり取りをしているとそんな思いはどこへやらです。
「これはハーブスト家が所有する極秘の結界魔道具でございます。ダンディバル様」
「い、いや……俺は――」
「あ、気にしないでも問題ございません。この結界内であれば視覚情報、音声情報が結界より外に漏れる事はございません。また、ここに現れる魔物程度であればどれだけ攻撃されても防御障壁を破る事はかないません」
そう言って私は出来るだけ丁寧な所作で貴族の礼を行います。皆は分かってはいるけれど、貴族の礼を受けると貴族的な返礼を返すように訓練されている皆さまの反応もやはり貴族的な礼節を弁えたモノが返ってきます。
「ルーさんでは無く、エルーサ・フィン伯爵令嬢として話をしたい――と、いうことかい?」
「はい、ロベルト様。周囲の冒険者やどこに目があるか分かりませんので、一度キチンと話をしておいた方が良いと思いまして」
「なるほど――」
「改めて自己紹介などはしなくてもいいので、全員どこの家の方は知っております。当然、私もどこの誰か? と、いうのは分かっていると思っております」
なぜ、こうしたのか? ですが、どうやらマッケイン男爵子息とリーデンバルト騎士爵子息には事情説明をキチンとしていないと思ったからなのです。彼等の態度が非常によろしくない。当然、冒険者として来ているわけですし、本来の立場を明かすのは後々面倒になるかもしれませんが、現状は非常時なのでそんな事を言っている場合では無いわけです。
「あいわかった――」
「お聞きしたい事が幾つか御座います。まずはまだお寝んね中の二人ですが、どうして連れて来たのですか?」
私の言葉を聞いて現在の面子でクーベルト辺境伯領の方々ではロベルト・ヒッテンハイム様が最も上位であるように皆が彼に視線を向ける。当然、ロベルト様はバツの悪そうな顔をする。
「上層で待っていて貰うつもりではあったのです。しかし、足手纏いにはならないと言って付いてきたのです……」
「が、足手纏いになってましたよね?」
「――申し訳ない。閣下も常々言っておられたのだ、こういう機会は良い経験になる……と」
私は小さく溜息を吐きます。まぁ、ワザと聞かせているのですが、非常時で且つここが『アンダンテール大洞窟』で下層は【白金】クラスでなければ厳しいと云われている第一級の魔導洞窟でなければ、ここまではしない。
私の沈黙と圧で言いたい事は分かったと思います。ロベルト様はシュンと小さくなってしまいました。意外とカワイイ――いいえ、そんな事を考えている場合ではありません。
「ハッキリ言えば、ここで時間を無駄にしている――と、いうだけで私は苛立ちが先に立ってしまいそうなのです」
「よろしいですか、エルーサ様」
「ええ、ファウィラ様」
ウィラさんこと、ファウィラ・パルパスフィ様がスッと前に出て来る。先程まで小脇に抱えていた男の子達は今は地面に転がっています。
「ロベルト様とダンディバル様――閣下にも一度言ったと思いますが、確かに経験になるとは思いますが、さすがにこの第一級魔導洞窟である『アンダンテール大洞窟』でする必要は無いと言ったのです。私がカバー出来る範囲を超える可能性も無いわけでは無いので」
回復支援に長けた者ほど分かっているところだと思います。この辺りはお嬢様も同様ですが、慎重に見えるところもありますが、自分が庇える範囲というのをよく分かっている――とても優秀な人ですね。
「――確かにそう言われると、俺の落ち度と言える。閣下がいねぇ段階でコイツ等は上層の安全地帯で待たせるべきだった」
そう言ったのはダンディバル様です。
「謝罪として受け取らせて頂きます。しかしですよ、この後、お荷物を抱えた状態で下層を目指すのは難しくはないですか? もしも……ですが、不埒な輩が襲ってくるなんて事が起こった場合、確実に犠牲になるのは彼等です。クーベルト辺境伯領の騎士団がお強いのはミストリアの誰しもが知っております。が、彼らは騎士団見習いでも無いわけでしょう?」
見たところ、高学に入る前くらいの歳頃だと思うのです。まぁ、私の年齢から考えれば近しい年頃の男の子ではあるのですが、残念ながら貧弱すぎます。
「致し方無い、私が連れて上層9階層の安全地帯まで戻ろう。皆はエルーサ様の指示に従って先に向かってくれ」
と、ロベルト様が言いましたが、素早くダンディバル様がそれを制します。
「隊長殿、待ちな。俺が連れて帰るのがいいだろう。お嬢ちゃん……じゃねーな、エルーサ様がいりゃぁ、斥候役は必要ないだろうからな」
私の魔力探知に気付いていたようですね。そもそも斥候役の方は基本的に魔力探知を得意とする者が付きますし、この方は身体強化を含めて魔力操作ではかなり高い能力を有しているのは確実ですね。
「エルーサ様も、それでいいだろう? 若い奴らの間におっさん一人混ざってて、少しもどかしい想いをしてたしな」
「よいのですかダン様……」
そう言ったのは今まで黙っていたルーティラ・ユーデリー様だ。
「現状の戦力でいやぁ、俺が居ても居なくてもあまり変わらん。盾役のティラ、回復支援のウィラは外せん。それにロベルト殿の指揮能力は閣下もお認めになっている。敵が魔物だけなら、小僧たちを連れても問題無いかもしれないが、人間の事をすっかり忘れてたんだ。たぶん、この判断が一番の最適解だろう。じゃ、後は頼んだぜ」
彼はそう言って、倒れている二人を担いで白い歯を見せてニヤリと笑った。
「では、結界を元に戻します。ダンディバル様ありがとうございました」
「いいってことよ。他の皆も同様、閣下とハーブストの姫様を頼んだぜ」
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