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第一章 悪役令嬢は動き出す
47.悪役令嬢は王女の話を聞く
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「王都からそんなに離れてない『バーレモントの大穴』魔導洞窟」
アリエルはそう言った。現在は一般には封鎖されミストリア騎士団が訓練場として管理している魔導洞窟だ。キャロラインが女王に立つ数年前に確かに魔物の氾濫があったハズだ。ミストリア騎士団の活躍によって多くの魔物は駆逐され、王都にも被害は出なかったと教えられている。けど、違うのかしら?
「実はね、ミストリア騎士団を動かしたのはお母様達だったのよ。冒険者と協力して――と、いうよりお母様達ってば冒険者登録もしていたみたいでさ、元々ダンジョンに潜っていた時に魔物の氾濫の気配を感じて城へ戻ったそうよ」
「冒険者もしていたのね。お母様は何も言ってくれなかったわ」
「私だって知らなかったけど、たまたま知ったのよ。たまたま」
ドヤ顔をキメてアリエルは言った。なんか腹立つな。
「で、どうなったの?」
「どうやら、お婆である前王は王都を放棄するか、王族だけ一時的に逃げて態勢を整えてから殲滅する作戦を取ろうとしたらしいんだけど、それにお母様がキレてお婆を捕まえて牢にぶち込んだらしいのよ」
うん、それはキレてもOK案件ね。でも、捕えることは出来ても指揮系統的に問題があるんじゃないのかしら。私がそんな事を考えているとアリエルがまたドヤ顔で話し出す。
「きっとエステリアは指揮系統云々とか考えていると思うだろうけど、冒険者としてしばらく魔導洞窟にアタックする前はミストリア騎士団を率いて各地で戦ってたわけだし、伯母様だってお母様と共に駆けながら、王城内部や宮廷魔導士協会、商人への折衝を行っていたわけよ」
「だからって、当時の女王をいきなり牢にぶち込んで『私達のいう事を聞け』と、言って聞けるものかしら?」
それに周知の話では女王キャロラインとお母様は城に戻って来て、自身の母と実兄を殺したという話と食い違う。実際に捕らえたかもしれないけど、その後にやはり何かがあったということだ。
「アリエル、私達の母親は事実として前王とその息子、実の母と兄を殺して王となった。その事実は変わらないハズよね?」
彼女は少し考えてから「そうね」と、返事をした。
「ただ、問題だったのはギリアム王子だったのよ。現在は騎士団が管理しているけれど、当時『バーレントの大穴』の管理は王家の者がしていたのよ。お母様と伯母様もその魔導洞窟は庭のように知っているハズよ。戦争や内乱が起こっている時ってさ、冒険者も当然、褒賞目当てで多くの者が戦に参加するわよね」
確かに戦時中の場合、冒険者の活動が制限される――と、いうことはある。ギルドは大帝国の所属ともいえるけれど、魔導洞窟やその国にある依頼などに関しては国が管理しているハズだ。まさか、戦時となっていた数年間、放置されていた所為で魔物の氾濫が起こった?
「まさか……」
私の呟きにアリエルがニヤニヤする。
「普通はありえないよね? 特に魔導洞窟なんか、冒険者達が魔物をある程度狩らなければ、魔物が増えすぎて溢れ出てくるのは有名な話のハズじゃん。特に王族なんか、魔力や肉体的素質が高いんだから、定期的に狩りに行くだけで他の冒険者なんかより遥かに高効率で強力な魔物を狩れるよね。それだけで魔物の氾濫なんか起きないのに王子は狩りに行く素振りだけ見せて、実際には魔導洞窟には行ってなかった――」
「それでお母様達はギリアム王子に魔物の氾濫の責任を追及した?」
「当然だよね。そこの詳しい話は分からないけど、お母様自らがギリアム王子を倒したらしいわよ。ま、問題はその事をしった前王がブチ切れて処刑せざるを得なくなったらしいわ」
「そこの詳細は分かんないのね……」
「聞いたところによると、お母様と二人だけで話をさせて欲しい――みたいな展開で部屋で二人きりになって話をしてたらしいけど、出てきた時はお母様ひとりだけだったって」
なんとも……な話ね。結局のところ詳しくは分からないけど、ギリアム王子の所為で大変な事になって、よく分からないけど前王と実兄を処刑した。って事実だけ残ったのね。多くの貴族がキャロラインを女王としてスグに受け入れている事を考えると、前王は暗君だった。と、考えるのが一番よね。
「でも、皆が多くを語らないってのは腑に落ちないけど」
「エステリアの言いたい事も分かるけど、そんな事を掘り返してもいいことなんて、たぶん何もないと思うわよ」
アリエルのいう事も分かる。でも、現在の国内の派閥争いにも関係しているような気がするのだ。だとすれば、私の断罪回避に関してのヒントがどこかにあるかもしれない。この辺りに関してはどうにかして調べる方法を考えないとダメかもしれないわね。
「でさ、はじめの話に戻るんだけど……」
と、彼女は天使の微笑でこちらを見て聞いてきた。確かに、確かに悪くはない話なんだよね。何よりも知識や技術があったとしても、実際に使ってみないと分からない事も多くある。あと、市井についても知るべき事が多くあると思う。
「はぁ、仕方ない従妹ね。協力はしてあげるし、魔導洞窟に挑戦するのにもついていってあげるわ。まぁ、お母様からお許しが出たら……だけど」
「おっけー、おっけー! 私も勝手に城を抜け出して……的なのは避けたいし」
なんにしても、断罪回避を上手くしたとしても、強制力が本物であったとすれば、近隣諸国で確実に戦が起こるだろうし、例のアレを試す場も欲しかったわけだしね。と、私は悪戯っぽく笑った――んだけど、アリエルなんでドン引きしてんのよ!?
アリエルはそう言った。現在は一般には封鎖されミストリア騎士団が訓練場として管理している魔導洞窟だ。キャロラインが女王に立つ数年前に確かに魔物の氾濫があったハズだ。ミストリア騎士団の活躍によって多くの魔物は駆逐され、王都にも被害は出なかったと教えられている。けど、違うのかしら?
「実はね、ミストリア騎士団を動かしたのはお母様達だったのよ。冒険者と協力して――と、いうよりお母様達ってば冒険者登録もしていたみたいでさ、元々ダンジョンに潜っていた時に魔物の氾濫の気配を感じて城へ戻ったそうよ」
「冒険者もしていたのね。お母様は何も言ってくれなかったわ」
「私だって知らなかったけど、たまたま知ったのよ。たまたま」
ドヤ顔をキメてアリエルは言った。なんか腹立つな。
「で、どうなったの?」
「どうやら、お婆である前王は王都を放棄するか、王族だけ一時的に逃げて態勢を整えてから殲滅する作戦を取ろうとしたらしいんだけど、それにお母様がキレてお婆を捕まえて牢にぶち込んだらしいのよ」
うん、それはキレてもOK案件ね。でも、捕えることは出来ても指揮系統的に問題があるんじゃないのかしら。私がそんな事を考えているとアリエルがまたドヤ顔で話し出す。
「きっとエステリアは指揮系統云々とか考えていると思うだろうけど、冒険者としてしばらく魔導洞窟にアタックする前はミストリア騎士団を率いて各地で戦ってたわけだし、伯母様だってお母様と共に駆けながら、王城内部や宮廷魔導士協会、商人への折衝を行っていたわけよ」
「だからって、当時の女王をいきなり牢にぶち込んで『私達のいう事を聞け』と、言って聞けるものかしら?」
それに周知の話では女王キャロラインとお母様は城に戻って来て、自身の母と実兄を殺したという話と食い違う。実際に捕らえたかもしれないけど、その後にやはり何かがあったということだ。
「アリエル、私達の母親は事実として前王とその息子、実の母と兄を殺して王となった。その事実は変わらないハズよね?」
彼女は少し考えてから「そうね」と、返事をした。
「ただ、問題だったのはギリアム王子だったのよ。現在は騎士団が管理しているけれど、当時『バーレントの大穴』の管理は王家の者がしていたのよ。お母様と伯母様もその魔導洞窟は庭のように知っているハズよ。戦争や内乱が起こっている時ってさ、冒険者も当然、褒賞目当てで多くの者が戦に参加するわよね」
確かに戦時中の場合、冒険者の活動が制限される――と、いうことはある。ギルドは大帝国の所属ともいえるけれど、魔導洞窟やその国にある依頼などに関しては国が管理しているハズだ。まさか、戦時となっていた数年間、放置されていた所為で魔物の氾濫が起こった?
「まさか……」
私の呟きにアリエルがニヤニヤする。
「普通はありえないよね? 特に魔導洞窟なんか、冒険者達が魔物をある程度狩らなければ、魔物が増えすぎて溢れ出てくるのは有名な話のハズじゃん。特に王族なんか、魔力や肉体的素質が高いんだから、定期的に狩りに行くだけで他の冒険者なんかより遥かに高効率で強力な魔物を狩れるよね。それだけで魔物の氾濫なんか起きないのに王子は狩りに行く素振りだけ見せて、実際には魔導洞窟には行ってなかった――」
「それでお母様達はギリアム王子に魔物の氾濫の責任を追及した?」
「当然だよね。そこの詳しい話は分からないけど、お母様自らがギリアム王子を倒したらしいわよ。ま、問題はその事をしった前王がブチ切れて処刑せざるを得なくなったらしいわ」
「そこの詳細は分かんないのね……」
「聞いたところによると、お母様と二人だけで話をさせて欲しい――みたいな展開で部屋で二人きりになって話をしてたらしいけど、出てきた時はお母様ひとりだけだったって」
なんとも……な話ね。結局のところ詳しくは分からないけど、ギリアム王子の所為で大変な事になって、よく分からないけど前王と実兄を処刑した。って事実だけ残ったのね。多くの貴族がキャロラインを女王としてスグに受け入れている事を考えると、前王は暗君だった。と、考えるのが一番よね。
「でも、皆が多くを語らないってのは腑に落ちないけど」
「エステリアの言いたい事も分かるけど、そんな事を掘り返してもいいことなんて、たぶん何もないと思うわよ」
アリエルのいう事も分かる。でも、現在の国内の派閥争いにも関係しているような気がするのだ。だとすれば、私の断罪回避に関してのヒントがどこかにあるかもしれない。この辺りに関してはどうにかして調べる方法を考えないとダメかもしれないわね。
「でさ、はじめの話に戻るんだけど……」
と、彼女は天使の微笑でこちらを見て聞いてきた。確かに、確かに悪くはない話なんだよね。何よりも知識や技術があったとしても、実際に使ってみないと分からない事も多くある。あと、市井についても知るべき事が多くあると思う。
「はぁ、仕方ない従妹ね。協力はしてあげるし、魔導洞窟に挑戦するのにもついていってあげるわ。まぁ、お母様からお許しが出たら……だけど」
「おっけー、おっけー! 私も勝手に城を抜け出して……的なのは避けたいし」
なんにしても、断罪回避を上手くしたとしても、強制力が本物であったとすれば、近隣諸国で確実に戦が起こるだろうし、例のアレを試す場も欲しかったわけだしね。と、私は悪戯っぽく笑った――んだけど、アリエルなんでドン引きしてんのよ!?
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