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霊感

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さて、今日も本当にあった不思議な話しを始めさせていただきます。

今日は生活や年齢の変化と共に変わっていった筆者の霊感についてのお話しです。

まず皆さんにお伝えしたい事は、
霊感や直感は誰しもが持っているものだということです。

感じるか感じないかは単にその感覚が過敏かそうでないかの違いだと思います。

そしてそのコンディションは様々な要因によって影響されているように思います。

年齢、生活環境、精神状態、
普段口にしているもの、
遺伝の要素、そもそも信じるか信じないか
などが挙げられるかと思います。

私自身も過敏な時とそうで無い時を繰り返してきました。

純粋だった幼少期には幻聴や正夢、
不思議な体験が多々ありました。
中には宇宙的な体験もありました。
こちらは後日書かせて頂きます。

また、人間や霊以外の存在、例えば石や草花、木々や動物とのコミニケーションも大好きでした。
例えば伐採された木の幹に座っていたある日に
「痛いな、座るなよ」
と老人の声がして、
その日からその木とよくお話しをするなどという事は日常的にありました。
今で言う「やべー奴」ですね。

幼少期は霊や不思議な現象に対してあまり怖いという概念が無く当たり前のように、
日常の一部として受け止めていました。
当たり前の事だと解釈していたので、
家族にも話してはいませんでした。

小学生の頃になると、家族や友人に自分が体験したことを話し出しました。
大抵の人は「きゃ、怖」と馬鹿にして全く信用してくれず、徐々に見えない存在の話しをするのは良い事ではないのだという考えに落ち着き、何かあっても自分の胸に止めておくようにしました。


時は流れ成長した私は、社会に出て目まぐるしい日々を送り出しました。
社会に出た私は日々のストレスから喫煙や飲酒、不摂生な生活を送りました。

今思えばその頃は完全に霊感を失い、
また自らも幼い頃の体験はただの幻だったと見えない存在を信じる事をやめました。

信じることをやめると感じなくなるのでしょうかね。

良くも悪くも地に足がついた、人間らしい生活を送っていたと言えるでしょう。

しかし、


結婚を期に海外へ渡った私に再び霊感が戻ったのでした。

それは飲酒、喫煙を止めオーガニック食品を食べ出したことが要因なのか、
自然に触れる機会が増したからなのか、
水が変わったからなのか、
教会の近くに住んでいたからか、

理由は不明ですが、


明らかだったのは、

感覚はそれまでよりはるかに強くなり、
自分でもどう扱えば良いのかがわからなくなるほどでした。

そして海外での経験は日本での霊体験とは
似ても似つかない程恐ろしいものばかりでした。

そんな私の海外での怪奇現象について
次回からお話しさせて頂きます。




















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