天を指さし、君を想う。

近隣の村人から魔王と恐れられていたアムネがロッカという幼い子供と出会い、ロッカを家に帰すために旅する話。

***

「ロッカの家はどこ?」

「あそこです」

天を指差すロッカ。その背中には真っ白な翼が生えていた。

「きおくのしせんが、いまよりたかくて」

どうやら子供でもないらしい。

家より先に本当のロッカを探してあげないと。

☆☆☆

迷いましたが、異世界ならではの恋愛も書きたいのでカテゴリ変更しました。

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