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◆悟りました
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アーロンさんにパティさん達のお世話をお願いして転移ゲートを閉じると、俺達を睨むヒトクセありそうな面々がそこにいた。
「はぁ~もう、面倒だなぁ~」
「ケイン、面倒なのは分かるがあいつらにちゃんと説明しないと後始末がもっと面倒なことになるぞ」
「だよね~はぁ~」
「溜め息ばかりだな。だが、自分で仕込んだことだ。もし、アイツらが粗相をしてもワシは知らんぞ。自分でなんとかするんだな」
「え~あんなに乗り気だったのに……それはないんじゃない?」
「知らん! とにかく早く説明しないと阿鼻叫喚になるぞ」
「もう、分かったよ。ったく……ハァ~」
足取りも重く不穏な連中に近付くと、何人かすでにお腹を抑えているのが分かる。ちゃんと効果はあるようなので、思わずニヤリとしてしまう。
「小僧、何が可笑しい? あぁん? うっ……」
「どうしました?」
「ちょっと待て……」
リーダー格の男に近付くと俺がニヤついているのが気に入らないのか、すぐに突っかかってくる。……が、どこか様子がおかしい。俺に絡んできたと思ったら、急にお腹を抑え顔には脂汗が浮かんでいる。
「まあ、いいですけど。そのままでいいので聞いて下さいね」
「な、なんだ……これは……お前の仕業なのか?」
「う~ん、俺のせいと言えなくもないけど、大半はおじさん達のせいでもあるかな」
「ど、どういうことだ……」
「だから、それをいまから説明するから、ちゃんと聞いてね」
「分かったから、早く言え!」
「え~どうしようかな~」
「この……あっ……」
『『『ギュルルル……グルル……』』』
俺が話をなかなかしないのに苛立ったおじさん達が俺に掴みかかろうとした瞬間におじさん達のお腹の辺りから、不穏な音が聞こえてきた。
「あ~あんまり力まない方がいいよ。人としていたければね」
「くっ……いいから、何をしたかとっとと話せよ!」
「じゃあ、話すからちゃんと聞いてね」
「分かったよ……くっ……」
両手でお腹を抑え、足を極端に内股にした状態で顔に脂汗を浮かばせた状態で俺が話すのをジッと待っているおじさん達が俺の目の前にいる。
「じゃあ、話すからちゃんと聞いてね」
「分かったから、早く言え! あっ……」
ちょっとおじさん達が可哀想に思えて来たので、要約して話すと「ふざけるな!」と激昂するが「あっ」とすぐにお腹を抑える。だから、あまり怒らないようにって話したのにちゃんと理解していないのかな。
「ケイン、お前ちゃんと分かる様に話したのか?」
「ガンツさん、俺はちゃんと話したけど?」
「だが、こいつらは理解していないみたいだぞ。ほれ」
ガンツさんが言うようにおじさん達は俺に対し、片手でお腹を抑えながら、足は最後の結界を守るように極端な内股にした状態で片手を振りかぶって向かってこようとしている。だが、そんな状態で俺に向かって来られても避けるに決まっているというのに、なかなか諦めきれないようだ。
「あ~もう、だから、他人に対して危害を加えようと考えたり行動すると、お腹が大変なことになるって話したでしょ! まずは落ち着こうよ! ね!」
「「「落ち着いていられるか! あ……」」」
俺の説得も効果はなく、その内に何人かが何か悟りの境地でも開いたかのように全てを諦めた顔になる。と、同時にあまりよろしくない臭いが周囲に立ち込める。
「あ~あ、やっちまったな。ワシは知らんぞ」
「そんな、ガンツさん……」
「それより、お前らもいい加減分かるだろ。お前達が不穏な考えを捨てない限り、それは外れないぞ」
「そりゃ、どういうことだよ!」
「どういうって、ケイン。どれくらいなんだ?」
「え~とね、他人に対して害意がなくなれば外れるよ」
「本当だな!」
「うん。でも『害意がない』ってのを五年は持続しないと外れないからね」
「「「へ?」」」
俺が言った期間に対しおじさん達の目が点になる。
「お前、相変わらずえげつないな」
「え、そうかな」
「いや、褒めてないからな」
ガンツさんに言われ、後頭部を掻いているとすぐに否定された。五年じゃ短かったかな。
「五年もこんな風に腹を抑えて生活するのかよ」
「え? 何がそんなに難しいの?」
おじさんが零した言葉に反応し話しかけるが、当のおじさんはハァ~と短く嘆息し俺を見る。するとお腹を抑えていた手を離し、内股になっていたのも元に戻す。
「ふぅ~確かに害意さえ思わなければ腹はなんともないな」
「でしょ?」
おじさんは俺達に対する警戒を解き、ついでに俺をどうにかしようとする気持ちも萎えたようで、静かに俺の方を見ている。
「小僧、一つ聞かせてくれ」
「何?」
「俺達はこれからどうなる?」
「どうなるって?」
「他の連中は他の街に連れられて行ったんだろ?」
「うん、そうだね」
「じゃあ、俺達はどうなるんだ? もうアイツらには会えないのか?」
「そのブレスレットを着けたままでいいなら、俺が案内するけど?」
「ケイン、いいのか?」
「多分、大丈夫だと思うよ。それに悪さしようなんて思っても多分無理じゃないかな」
「まあな。あのブレスレットだけでもタチが悪いが、ドワーフタウンに行けばそんなことを考える余裕もなくなるだろうな」
「でしょ。街に戻ればしなきゃいけないこともいっぱいあるけど、楽しく過ごす為には覚えなきゃいけないことも多いしね。いろんなライセンスの取得とかさ」
「まあな……そうだな、そんなに力が余っているなら、まずは車のライセンスを取得させてから、船の方に回ってもらうか。海の上なら変なことも出来ないだろうからな」
「じゃあ、そっちはガンツさんに任せるよ」
「あいよ。じゃあ、ついでに悟りを開いた連中の始末もお願いしていいか?」
「あ~分かったよ」
ガンツさんにリーダー格のおじさんと話してもらっている間に人としての何かを失ってしまった人達に近付くと、『クリーン』を掛けてこちらへ戻って来てもらう。
「じゃあ、後はあのおじさんのところに行ってね」
「「「ありがとうございます!」」」
悟りを開いた人達から手を握られ感謝されるが、無言で『クリーン』を掛けたのは内緒だ。
「はぁ~もう、面倒だなぁ~」
「ケイン、面倒なのは分かるがあいつらにちゃんと説明しないと後始末がもっと面倒なことになるぞ」
「だよね~はぁ~」
「溜め息ばかりだな。だが、自分で仕込んだことだ。もし、アイツらが粗相をしてもワシは知らんぞ。自分でなんとかするんだな」
「え~あんなに乗り気だったのに……それはないんじゃない?」
「知らん! とにかく早く説明しないと阿鼻叫喚になるぞ」
「もう、分かったよ。ったく……ハァ~」
足取りも重く不穏な連中に近付くと、何人かすでにお腹を抑えているのが分かる。ちゃんと効果はあるようなので、思わずニヤリとしてしまう。
「小僧、何が可笑しい? あぁん? うっ……」
「どうしました?」
「ちょっと待て……」
リーダー格の男に近付くと俺がニヤついているのが気に入らないのか、すぐに突っかかってくる。……が、どこか様子がおかしい。俺に絡んできたと思ったら、急にお腹を抑え顔には脂汗が浮かんでいる。
「まあ、いいですけど。そのままでいいので聞いて下さいね」
「な、なんだ……これは……お前の仕業なのか?」
「う~ん、俺のせいと言えなくもないけど、大半はおじさん達のせいでもあるかな」
「ど、どういうことだ……」
「だから、それをいまから説明するから、ちゃんと聞いてね」
「分かったから、早く言え!」
「え~どうしようかな~」
「この……あっ……」
『『『ギュルルル……グルル……』』』
俺が話をなかなかしないのに苛立ったおじさん達が俺に掴みかかろうとした瞬間におじさん達のお腹の辺りから、不穏な音が聞こえてきた。
「あ~あんまり力まない方がいいよ。人としていたければね」
「くっ……いいから、何をしたかとっとと話せよ!」
「じゃあ、話すからちゃんと聞いてね」
「分かったよ……くっ……」
両手でお腹を抑え、足を極端に内股にした状態で顔に脂汗を浮かばせた状態で俺が話すのをジッと待っているおじさん達が俺の目の前にいる。
「じゃあ、話すからちゃんと聞いてね」
「分かったから、早く言え! あっ……」
ちょっとおじさん達が可哀想に思えて来たので、要約して話すと「ふざけるな!」と激昂するが「あっ」とすぐにお腹を抑える。だから、あまり怒らないようにって話したのにちゃんと理解していないのかな。
「ケイン、お前ちゃんと分かる様に話したのか?」
「ガンツさん、俺はちゃんと話したけど?」
「だが、こいつらは理解していないみたいだぞ。ほれ」
ガンツさんが言うようにおじさん達は俺に対し、片手でお腹を抑えながら、足は最後の結界を守るように極端な内股にした状態で片手を振りかぶって向かってこようとしている。だが、そんな状態で俺に向かって来られても避けるに決まっているというのに、なかなか諦めきれないようだ。
「あ~もう、だから、他人に対して危害を加えようと考えたり行動すると、お腹が大変なことになるって話したでしょ! まずは落ち着こうよ! ね!」
「「「落ち着いていられるか! あ……」」」
俺の説得も効果はなく、その内に何人かが何か悟りの境地でも開いたかのように全てを諦めた顔になる。と、同時にあまりよろしくない臭いが周囲に立ち込める。
「あ~あ、やっちまったな。ワシは知らんぞ」
「そんな、ガンツさん……」
「それより、お前らもいい加減分かるだろ。お前達が不穏な考えを捨てない限り、それは外れないぞ」
「そりゃ、どういうことだよ!」
「どういうって、ケイン。どれくらいなんだ?」
「え~とね、他人に対して害意がなくなれば外れるよ」
「本当だな!」
「うん。でも『害意がない』ってのを五年は持続しないと外れないからね」
「「「へ?」」」
俺が言った期間に対しおじさん達の目が点になる。
「お前、相変わらずえげつないな」
「え、そうかな」
「いや、褒めてないからな」
ガンツさんに言われ、後頭部を掻いているとすぐに否定された。五年じゃ短かったかな。
「五年もこんな風に腹を抑えて生活するのかよ」
「え? 何がそんなに難しいの?」
おじさんが零した言葉に反応し話しかけるが、当のおじさんはハァ~と短く嘆息し俺を見る。するとお腹を抑えていた手を離し、内股になっていたのも元に戻す。
「ふぅ~確かに害意さえ思わなければ腹はなんともないな」
「でしょ?」
おじさんは俺達に対する警戒を解き、ついでに俺をどうにかしようとする気持ちも萎えたようで、静かに俺の方を見ている。
「小僧、一つ聞かせてくれ」
「何?」
「俺達はこれからどうなる?」
「どうなるって?」
「他の連中は他の街に連れられて行ったんだろ?」
「うん、そうだね」
「じゃあ、俺達はどうなるんだ? もうアイツらには会えないのか?」
「そのブレスレットを着けたままでいいなら、俺が案内するけど?」
「ケイン、いいのか?」
「多分、大丈夫だと思うよ。それに悪さしようなんて思っても多分無理じゃないかな」
「まあな。あのブレスレットだけでもタチが悪いが、ドワーフタウンに行けばそんなことを考える余裕もなくなるだろうな」
「でしょ。街に戻ればしなきゃいけないこともいっぱいあるけど、楽しく過ごす為には覚えなきゃいけないことも多いしね。いろんなライセンスの取得とかさ」
「まあな……そうだな、そんなに力が余っているなら、まずは車のライセンスを取得させてから、船の方に回ってもらうか。海の上なら変なことも出来ないだろうからな」
「じゃあ、そっちはガンツさんに任せるよ」
「あいよ。じゃあ、ついでに悟りを開いた連中の始末もお願いしていいか?」
「あ~分かったよ」
ガンツさんにリーダー格のおじさんと話してもらっている間に人としての何かを失ってしまった人達に近付くと、『クリーン』を掛けてこちらへ戻って来てもらう。
「じゃあ、後はあのおじさんのところに行ってね」
「「「ありがとうございます!」」」
悟りを開いた人達から手を握られ感謝されるが、無言で『クリーン』を掛けたのは内緒だ。
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