387 / 468
連載
◆まとめて説明しました
しおりを挟む
突然ですが、二巻に掲載予定の番外編を始めます。
番外編なので本編との時系列や色んなことの辻褄が合わないこととか出て来るかと思いますが、そこは番外編ということで生温く見守って下さい。
また、本編は少しだけ更新頻度が遅くなると思いますが、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
=====
「これは……」
「ね? 凄いよね」
ドワーフタウンの転移ゲートタワーから出て来たギーツにウーガンが説明にならない説明をする。
「確かに凄いが、何がなんだか分からないぞ。誰も説明してくれないのか?」
「それは俺には無理だ」
「では、私が」
「ん? 申し訳ないが、あなたは?」
「申し遅れました。私は親方……失礼。ガンツさんの工房で働くボビーと申します。よろしくお願いします」
「あ、ああ。俺はギーツ。ガンツの弟になる。で、こっちが……」
「俺はウーガン。イー兄達と兄弟で、末っ子だ」
「招致しました。では、こちらをお使い下さい」
「「ん?」」
ドワーフタウンに着き、驚愕しているギーツ達の側に来たのはボビーさんで、ギーツさん達の案内をすると言うなり、ギーツさん達の前に魔導キックボードを用意する。
「えっと、聞いていいですか?」
「はい、なんでしょう」
「まず、これはなんですか?」
「ああ、これは失礼しました。これは魔導キックボードといいます。親方とケイン君が作った物の一つです。では、乗り方を説明しますね。まずは……」
ボビーさんが魔導キックボードの乗り方を説明すると、里の人達は好き勝手に乗り始める。
「これを兄さんが作ったのか」
「まあ、ほとんどはケイン君ですけどね。それより、そろそろ案内を始めますので里の人達を集めてもらえますか」
「ああ、そうだな」
ギーツさんが、『パンパン』と手を鳴らし、里の人達の注目を集めるとドワーフタウンの視察に出ることを説明する。
「だが、この人数を案内出来るのか?」
「それは大丈夫です。私一人じゃなく、工房に勤める者達で分担しますので」
そう言って、ボビーさんが手を挙げると魔導キックボードに乗った工房の人達が姿を現し、その背中には『メタゴラの里ご一行様』と書かれた幟旗を背負っている。
それぞれ十人弱ぐらいの集団に分かれると一斉に視察へと出掛ける里の人達を見送るとギーツさんとウーガンさんが残っていることに気が付く。
「あれ? 行かないんですか?」
「ああ、その前に兄さん、それとケイン君。説明してくれないか」
「分かった。なら、その前にバーツ兄さんも呼ぶか。ケイン」
「はいはい」
俺はバーツさんのいる『ドリキュルの里』へと転移ゲートを繋ぐとスーガンさんにお願いし、バーツさんを呼んで来てもらう。
スーガンさんが転移ゲートを潜って数分後に嫌がるバーツさんの腕を引っ張りながら転移ゲートを潜って、こちらへと戻ってくる。
「ガンツ、一体なんだ?」
「バーツ兄さんも一緒に聞いてもらおうと思ってな。じゃあ、ケイン頼むな」
「もう、人使いがあらいよね」
ガンツさんに軽く愚痴を言いつつ、工房の自室へと転移ゲートを繋ぐ。
「もう、驚かないぞ」
「なんでも来いだな」
「バーツ兄さんもギーツもまだ、何も見せてないぞ」
「いいから、早く潜ってよ」
「ああ、すまん。バーツ兄さん、ギーツ、ほら行くぞ」
「「ああ」」
不承不承という感じでガンツさん達が潜った後にイーガンさん達兄弟が潜り、最後に俺が潜り、転移ゲートを閉じる。
「で、なんで俺達を呼び寄せた?」
「ん? イーガン、説明していないのか?」
「ちゃんとはまだかな」
「そうか。じゃあ、ワシから説明するか。実はな……」
ガンツさんがバーツさん達に王都の港湾施設の開発と遊園地の開発、それに伴う製造ライン、商業施設、工場で働く人手が足りないことを説明する。
「なるほどな。そういうことになっていたか」
「まさか、ガンツ兄さんがそんなことに関わっていたとはね」
「ああ、そうだな。ワシもその辺は正直、驚いている」
「ふん! そんなことはワシが一番驚いているわ!」
「ん? それはどういうことだ?」
「バーツ伯父さん、それは俺から説明するから。ギーツ叔父さんも聞いてもらえるかな」
「まあ、大体の察しは付くけど、お願いしようかな」
「分かった。と、言ってもお察しの通りで、全てはそこのケインが元凶なんだけどね。俺も親父から直接じゃなく工房で働く人に聞いた話だけど……」
そう言ってイーガンさんが俺とガンツさんの関係性とやって来たことをバーツさん達に説明するのをガンツさんと二人で見ている。
「自分達のことを改まって説明されると、なんかくすぐったいね」
「まあ、そうだな。それでマサオはどうしたんだ?」
「ああ、マサオは……自分探し? なのかな」
「なんだそれは?」
「えっとね、説明しづらいんだけど……」
ガンツさんにマサオが掴もうとしていることをなんとか説明するとガンツさんがどこか遠くを見てから、俺に話しかけてくる。
「そうか。アイツもワシと同じ何かを目指しているのかも知れないな」
「え? どゆこと?」
「そうだな、一言で言えば……壁の向こう側……と、でも言うのかな」
「何ソレ……」
「ふふふ、ケインもその内、分かるさ。それで、まだ乗り続けているのか?」
「分からないけど、多分そうじゃない?」
~その頃のマサオ~
『ダメだ……もう少しなのに掴めない……何が足りないんだ!』
番外編なので本編との時系列や色んなことの辻褄が合わないこととか出て来るかと思いますが、そこは番外編ということで生温く見守って下さい。
また、本編は少しだけ更新頻度が遅くなると思いますが、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
=====
「これは……」
「ね? 凄いよね」
ドワーフタウンの転移ゲートタワーから出て来たギーツにウーガンが説明にならない説明をする。
「確かに凄いが、何がなんだか分からないぞ。誰も説明してくれないのか?」
「それは俺には無理だ」
「では、私が」
「ん? 申し訳ないが、あなたは?」
「申し遅れました。私は親方……失礼。ガンツさんの工房で働くボビーと申します。よろしくお願いします」
「あ、ああ。俺はギーツ。ガンツの弟になる。で、こっちが……」
「俺はウーガン。イー兄達と兄弟で、末っ子だ」
「招致しました。では、こちらをお使い下さい」
「「ん?」」
ドワーフタウンに着き、驚愕しているギーツ達の側に来たのはボビーさんで、ギーツさん達の案内をすると言うなり、ギーツさん達の前に魔導キックボードを用意する。
「えっと、聞いていいですか?」
「はい、なんでしょう」
「まず、これはなんですか?」
「ああ、これは失礼しました。これは魔導キックボードといいます。親方とケイン君が作った物の一つです。では、乗り方を説明しますね。まずは……」
ボビーさんが魔導キックボードの乗り方を説明すると、里の人達は好き勝手に乗り始める。
「これを兄さんが作ったのか」
「まあ、ほとんどはケイン君ですけどね。それより、そろそろ案内を始めますので里の人達を集めてもらえますか」
「ああ、そうだな」
ギーツさんが、『パンパン』と手を鳴らし、里の人達の注目を集めるとドワーフタウンの視察に出ることを説明する。
「だが、この人数を案内出来るのか?」
「それは大丈夫です。私一人じゃなく、工房に勤める者達で分担しますので」
そう言って、ボビーさんが手を挙げると魔導キックボードに乗った工房の人達が姿を現し、その背中には『メタゴラの里ご一行様』と書かれた幟旗を背負っている。
それぞれ十人弱ぐらいの集団に分かれると一斉に視察へと出掛ける里の人達を見送るとギーツさんとウーガンさんが残っていることに気が付く。
「あれ? 行かないんですか?」
「ああ、その前に兄さん、それとケイン君。説明してくれないか」
「分かった。なら、その前にバーツ兄さんも呼ぶか。ケイン」
「はいはい」
俺はバーツさんのいる『ドリキュルの里』へと転移ゲートを繋ぐとスーガンさんにお願いし、バーツさんを呼んで来てもらう。
スーガンさんが転移ゲートを潜って数分後に嫌がるバーツさんの腕を引っ張りながら転移ゲートを潜って、こちらへと戻ってくる。
「ガンツ、一体なんだ?」
「バーツ兄さんも一緒に聞いてもらおうと思ってな。じゃあ、ケイン頼むな」
「もう、人使いがあらいよね」
ガンツさんに軽く愚痴を言いつつ、工房の自室へと転移ゲートを繋ぐ。
「もう、驚かないぞ」
「なんでも来いだな」
「バーツ兄さんもギーツもまだ、何も見せてないぞ」
「いいから、早く潜ってよ」
「ああ、すまん。バーツ兄さん、ギーツ、ほら行くぞ」
「「ああ」」
不承不承という感じでガンツさん達が潜った後にイーガンさん達兄弟が潜り、最後に俺が潜り、転移ゲートを閉じる。
「で、なんで俺達を呼び寄せた?」
「ん? イーガン、説明していないのか?」
「ちゃんとはまだかな」
「そうか。じゃあ、ワシから説明するか。実はな……」
ガンツさんがバーツさん達に王都の港湾施設の開発と遊園地の開発、それに伴う製造ライン、商業施設、工場で働く人手が足りないことを説明する。
「なるほどな。そういうことになっていたか」
「まさか、ガンツ兄さんがそんなことに関わっていたとはね」
「ああ、そうだな。ワシもその辺は正直、驚いている」
「ふん! そんなことはワシが一番驚いているわ!」
「ん? それはどういうことだ?」
「バーツ伯父さん、それは俺から説明するから。ギーツ叔父さんも聞いてもらえるかな」
「まあ、大体の察しは付くけど、お願いしようかな」
「分かった。と、言ってもお察しの通りで、全てはそこのケインが元凶なんだけどね。俺も親父から直接じゃなく工房で働く人に聞いた話だけど……」
そう言ってイーガンさんが俺とガンツさんの関係性とやって来たことをバーツさん達に説明するのをガンツさんと二人で見ている。
「自分達のことを改まって説明されると、なんかくすぐったいね」
「まあ、そうだな。それでマサオはどうしたんだ?」
「ああ、マサオは……自分探し? なのかな」
「なんだそれは?」
「えっとね、説明しづらいんだけど……」
ガンツさんにマサオが掴もうとしていることをなんとか説明するとガンツさんがどこか遠くを見てから、俺に話しかけてくる。
「そうか。アイツもワシと同じ何かを目指しているのかも知れないな」
「え? どゆこと?」
「そうだな、一言で言えば……壁の向こう側……と、でも言うのかな」
「何ソレ……」
「ふふふ、ケインもその内、分かるさ。それで、まだ乗り続けているのか?」
「分からないけど、多分そうじゃない?」
~その頃のマサオ~
『ダメだ……もう少しなのに掴めない……何が足りないんだ!』
0
お気に入りに追加
4,901
あなたにおすすめの小説
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
天災少年はやらかしたくありません!
もるもる(๑˙ϖ˙๑ )
ファンタジー
旧題:チート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!
【アルファポリス様にて発売中!!】
「天災少年はやらかしたくありません!」のタイトルで2022年10月19日出荷されました!
※書籍化に伴い一部を掲載停止させて頂きます
あれ?何でこうなった?
僕の目の前の標的どころか防御結界が消滅。またその先の校舎の上部が消滅。
さらにさらに遠く離れた山の山頂がゴッソリと抉れてしまっている。
あっけにとられる受験者。気絶する女の子。呆然とする教員。
ま……まわりの視線があまりにも痛すぎる……
1人に1つの魂(加護)を3つも持ってしまった少年が、個性の強い魂に振り回されて知らず知らずの内に大災害を発生させて、更なるチートで解決していく物語です!
書籍化記念書き下ろし
天災少年はやらかしたくありません!スピンオフ Stories
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/842685585
第2部『旅行中でもチート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/979266310
第3部『ダンジョンでもチート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/211266610
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。