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◆サクサクでした
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ドラゴさんと別れ、菓子屋に向かう。
「こんにちは~」
「あら、いらっしゃい。まだ約束の日には早いわよ?」
「いえ、そうじゃなくてですね。今日は別のお願いがあって来ました」
「お願い?」
「ええ、ゴーシュさんは?」
「ちょっと待っててね。あなた~」
奥さんがゴーシュさんがいるであろう奥に向かって声をかける。
「なんだ? なにかあったか? ん? 君は」
「ゴーシュさん、パイは作ってますか? 作れますか?」
「なんだ、いきなり。パイが欲しいのか? パイなら……」
「違うんです。欲しいのはパイじゃなくて、パイ生地を丸く焼き上げたものが欲しいんです」
「丸く? ちょっと面白そうだな。よし、奥に来てくれ。あ、犬はそこまでだ」
「マサオ、待っててね」
『……』
「ふふふ、一緒に待ってようね」
ゴーシュさんと一緒に奥の工房へと入る。
「さて、話を聞かせてくれるかい」
「え~とですね……」
紙を出し、シュークリームの絵を描きゴーシュさんに説明する。
「こんな風にパイ生地をまん丸になるように焼き上げて欲しいんです。どうです? 出来ます?」
「ふむ、玉のように丸くか。出来ないことはないな。よし、やってみるか。で、丸く焼くのはいいが、それで終わりじゃないんだろ?」
「はい。それは焼いている待ち時間にでも説明しますから、まずは作ってもらえますか?」
「まあ、そうだな。時間もかかるしやってから聞かせてもらうか」
ゴーシュさんがパイ生地を練り上げ成型しオーブンに入れる。
「よし、あとは焼き上がりを待つだけだ。さあ、説明してもらおうか」
「じゃあ、はい」
ドンとテーブルの上にボールに入った生クリームを出す。
「これはなんだ?」
「生クリームです。元は牛乳ですよ」
「これがか?」
スプーンをゴーシュさんに渡して味見をお願いする。
「うん、いいな」
「でしょ。ただ問題があるんです」
「問題ね。それは?」
「冷やさないとダメなんです」
「そうか。それじゃウチでは扱えないな」
「そうですか? え~と、あ、この辺でいいか。えぃ!」
インベントリから冷蔵庫を出すと工房の隅に設置する。
「おい、それはなんだ?」
「冷蔵庫ですよ。ここに置いていきますね」
「待て! それは困る」
「え~俺も困ります」
「なんで、お前が困るんだ?」
冷蔵庫にチーズとバターに生クリームを収納しながら話をする。
「だって、これを使って新しいお菓子を作って欲しいから」
「はぁ? 待て、なんで俺が作るんだ?」
「だって、ゴーシュさんは腕のいい菓子職人でしょ。なら、この材料を使って美味しいのが出来るはずだし」
「まあ、褒めてくれているのは分かるが……」
「試しにこのバターを生地に練り込んでクッキーとか作ってみて下さいよ。絶対に美味しいですから」
「でも、日持ちはしないんじゃないのか?」
「それは生クリームみたいになんの加工もしない場合の話で、生地に練り込んでしまえば普通の焼き菓子と同じだから……多分」
「多分か。まあ、新しいのは俺も興味があるし悪い気はしないが……うんやってみるか」
「本当に?」
「ああ、お前には予約されている分もあるしな。なら、それに見合う菓子を作ってやろうじゃないか」
「うん、お願いね。じゃあ、焼きあがるまでにホイップクリームをお願いします」
「ホイップクリーム……それはどうやるんだ?」
目に付いた大きめのボウルに氷を入れ、水を注ぐ。
「本当に器用だな。うちで働かないか?」
「遠慮します。食べる方が好きなんで」
「そうか」
その上に一回り小さいボウルに生クリームを入れ、砂糖を少しだけ入れるとゴーシュさんに泡立て器で攪拌してもらう。
「砂糖はゴーシュさんの感覚で調整してくださいね」
「ああ、分かった。それで、これはどれくらい混ぜればいいんだ?」
「どれくらいだったかな? 確か、持ち上げた時にピンとなれば出来上がりだったと思う」
「そうか」
オーブンからいい匂いがしてきた。
「パイ生地もいい頃合いだな」
ゴーシュさんがオーブンを開け焼き上がったパイ生地を作業台の上に乗せる。
「うん、いい感じに丸くなっているな。で、これをどうする?」
「そうだね、ちょっと冷ますね」
氷魔法でシュークリームの熱を取り去る。
「お前、器用なんだな」
「そこそこですけどね」
「それは嫌味だな。で、熱を取ったらどうする?」
「切り込みを横に入れてください」
ゴーシュさんがシュークリームを一つ手に取りナイフで横に切り込みを入れる。
「入れたぞ」
「なら、次はその切り込みにホイップクリームをたっぷり入れてください」
「ここで生クリームか。なるほどね~」
ゴーシュさんが作ってくれたシュークリームを一つ手に取り頬張る。
「うまい!」
「お前、ずるいぞ!」
ゴーシュさんも我慢出来なかったのか作業を途中でやめると一つを手に取り頬張る。
「ふむ、これはうまいな。なあ、これって店で出しても構わないか?」
「構いませんよ。ただ条件が一つ」
「条件か。なんだ言ってみろ」
「俺には優先的に作ってくれること。これだけを守ってくれればいいです」
「それだけか?」
「ええ、これだけです」
「分かった。ありがとうな」
「お礼はいいですから、早く完成させて下さい」
「ああ、分かった」
ゴーシュさんが全てのシュークリームを完成させるとインベントリに全て収納する。
「お前、そりゃないだろう」
「材料はあるんですから、また作ればいいでしょ。あ、それと生クリームとか材料が切れたら酒屋のドラゴさんにケインに伝えてと言えば、俺まで伝わりますから」
「ドラゴ? あの酒屋のオヤジか」
「ええ、そうです。お願いしますね」
「ああ、分かった」
「じゃあ、次に来る時はシュークリームを多めで」
「ああ、分かったよ。ありがとうな」
工房を出るとマサオを起こし店の外に出る。
路地に入り周囲に人の気配がないことを確認するとヨサックさんの家の前にゲートを繋いで潜る。
「こんにちは~」
「あら、いらっしゃい。まだ約束の日には早いわよ?」
「いえ、そうじゃなくてですね。今日は別のお願いがあって来ました」
「お願い?」
「ええ、ゴーシュさんは?」
「ちょっと待っててね。あなた~」
奥さんがゴーシュさんがいるであろう奥に向かって声をかける。
「なんだ? なにかあったか? ん? 君は」
「ゴーシュさん、パイは作ってますか? 作れますか?」
「なんだ、いきなり。パイが欲しいのか? パイなら……」
「違うんです。欲しいのはパイじゃなくて、パイ生地を丸く焼き上げたものが欲しいんです」
「丸く? ちょっと面白そうだな。よし、奥に来てくれ。あ、犬はそこまでだ」
「マサオ、待っててね」
『……』
「ふふふ、一緒に待ってようね」
ゴーシュさんと一緒に奥の工房へと入る。
「さて、話を聞かせてくれるかい」
「え~とですね……」
紙を出し、シュークリームの絵を描きゴーシュさんに説明する。
「こんな風にパイ生地をまん丸になるように焼き上げて欲しいんです。どうです? 出来ます?」
「ふむ、玉のように丸くか。出来ないことはないな。よし、やってみるか。で、丸く焼くのはいいが、それで終わりじゃないんだろ?」
「はい。それは焼いている待ち時間にでも説明しますから、まずは作ってもらえますか?」
「まあ、そうだな。時間もかかるしやってから聞かせてもらうか」
ゴーシュさんがパイ生地を練り上げ成型しオーブンに入れる。
「よし、あとは焼き上がりを待つだけだ。さあ、説明してもらおうか」
「じゃあ、はい」
ドンとテーブルの上にボールに入った生クリームを出す。
「これはなんだ?」
「生クリームです。元は牛乳ですよ」
「これがか?」
スプーンをゴーシュさんに渡して味見をお願いする。
「うん、いいな」
「でしょ。ただ問題があるんです」
「問題ね。それは?」
「冷やさないとダメなんです」
「そうか。それじゃウチでは扱えないな」
「そうですか? え~と、あ、この辺でいいか。えぃ!」
インベントリから冷蔵庫を出すと工房の隅に設置する。
「おい、それはなんだ?」
「冷蔵庫ですよ。ここに置いていきますね」
「待て! それは困る」
「え~俺も困ります」
「なんで、お前が困るんだ?」
冷蔵庫にチーズとバターに生クリームを収納しながら話をする。
「だって、これを使って新しいお菓子を作って欲しいから」
「はぁ? 待て、なんで俺が作るんだ?」
「だって、ゴーシュさんは腕のいい菓子職人でしょ。なら、この材料を使って美味しいのが出来るはずだし」
「まあ、褒めてくれているのは分かるが……」
「試しにこのバターを生地に練り込んでクッキーとか作ってみて下さいよ。絶対に美味しいですから」
「でも、日持ちはしないんじゃないのか?」
「それは生クリームみたいになんの加工もしない場合の話で、生地に練り込んでしまえば普通の焼き菓子と同じだから……多分」
「多分か。まあ、新しいのは俺も興味があるし悪い気はしないが……うんやってみるか」
「本当に?」
「ああ、お前には予約されている分もあるしな。なら、それに見合う菓子を作ってやろうじゃないか」
「うん、お願いね。じゃあ、焼きあがるまでにホイップクリームをお願いします」
「ホイップクリーム……それはどうやるんだ?」
目に付いた大きめのボウルに氷を入れ、水を注ぐ。
「本当に器用だな。うちで働かないか?」
「遠慮します。食べる方が好きなんで」
「そうか」
その上に一回り小さいボウルに生クリームを入れ、砂糖を少しだけ入れるとゴーシュさんに泡立て器で攪拌してもらう。
「砂糖はゴーシュさんの感覚で調整してくださいね」
「ああ、分かった。それで、これはどれくらい混ぜればいいんだ?」
「どれくらいだったかな? 確か、持ち上げた時にピンとなれば出来上がりだったと思う」
「そうか」
オーブンからいい匂いがしてきた。
「パイ生地もいい頃合いだな」
ゴーシュさんがオーブンを開け焼き上がったパイ生地を作業台の上に乗せる。
「うん、いい感じに丸くなっているな。で、これをどうする?」
「そうだね、ちょっと冷ますね」
氷魔法でシュークリームの熱を取り去る。
「お前、器用なんだな」
「そこそこですけどね」
「それは嫌味だな。で、熱を取ったらどうする?」
「切り込みを横に入れてください」
ゴーシュさんがシュークリームを一つ手に取りナイフで横に切り込みを入れる。
「入れたぞ」
「なら、次はその切り込みにホイップクリームをたっぷり入れてください」
「ここで生クリームか。なるほどね~」
ゴーシュさんが作ってくれたシュークリームを一つ手に取り頬張る。
「うまい!」
「お前、ずるいぞ!」
ゴーシュさんも我慢出来なかったのか作業を途中でやめると一つを手に取り頬張る。
「ふむ、これはうまいな。なあ、これって店で出しても構わないか?」
「構いませんよ。ただ条件が一つ」
「条件か。なんだ言ってみろ」
「俺には優先的に作ってくれること。これだけを守ってくれればいいです」
「それだけか?」
「ええ、これだけです」
「分かった。ありがとうな」
「お礼はいいですから、早く完成させて下さい」
「ああ、分かった」
ゴーシュさんが全てのシュークリームを完成させるとインベントリに全て収納する。
「お前、そりゃないだろう」
「材料はあるんですから、また作ればいいでしょ。あ、それと生クリームとか材料が切れたら酒屋のドラゴさんにケインに伝えてと言えば、俺まで伝わりますから」
「ドラゴ? あの酒屋のオヤジか」
「ええ、そうです。お願いしますね」
「ああ、分かった」
「じゃあ、次に来る時はシュークリームを多めで」
「ああ、分かったよ。ありがとうな」
工房を出るとマサオを起こし店の外に出る。
路地に入り周囲に人の気配がないことを確認するとヨサックさんの家の前にゲートを繋いで潜る。
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