281 / 468
連載
◆着きました
しおりを挟む
「もう一度、おじいちゃんと呼んでくれ~」
「もう、しつこい!」
足に縋るドラゴさんをなんとか放し応接室を出てガンツさんの元へと向かう。
「ガンツさん、どう?」
「おう、ケインか。こっちは終わったぞ。今から運んでもらうところじゃ」
「そうなんだ。じゃあ、俺らも乗せてもらおうか」
「もちろん、そのつもりで話はつけてある」
ガンツさんが、親指を立ててグッと突き出してくる。
「さすがだね」
「おう! で、そっちはどうなんだ?」
「まあ、後で話すよ。少し急ごうか」
「なんだ? なにがあったんだ?」
「ふふふ、ちょっとね」
「なんだ? しまりのない顔をして」
「まあまあ、後で分かるからさ」
ダメだ、チーズが手に入ると思うとにやけが止まらない。もしかしたら、バターとか生クリームも手に入るかもしれないし。ダメだ、にやけ顔が止まらない。
「ケイン、ほら。準備が出来たぞ。馬車に乗るんじゃから、しっかりせえ!」
「あ、ごめん。ガンツさん」
ガンツさんにしまりのない顔を注意され、馬車へと乗り込む。
デューク様が管理を任された倉庫街には俺達の倉庫以外は人がいないみたいで、寂しい場所になってしまっている。早くなんとかしたいな。
セバス様からの連絡もないし、どうしたものかな。
倉庫にお酒を運び入れてもらい、手伝ってくれた店員達に幾らかの謝礼をガンツさんにお願いして払ってもらう。
「毎度!」
そう言って、店員さん達が帰ったことを確認した後に倉庫の扉を閉めると、保管した全てのお酒をインベントリにしまう。
「なあ、そろそろどんな話になったのか教えてくれてもいいだろ?」
「分かったよ。マサオ、お願いね」
『なんで、俺が?』
「だって、長いこと黙っていたから話したいでしょ? ほら、お菓子もあるよ」
『お! それだよ! 早く食わせろ!』
「まあまあ、慌てないで」
倉庫の中にテーブルと椅子を出すと、その上にあの甘ったるいお菓子を乗せる。
『……』
「マサオ、どうしたの? 食べないの?」
『ケイン、これはいらない。なぜか甘い物が好きなはずの俺の体が拒否するんだ』
「そう? ガンツさんは?」
「悪い。俺もやめとくわ」
「そう? じゃしまうね」
砂糖べったりなお菓子をインベントリにしまうと、替わりにとあの夫婦の店で買った焼き菓子を出す。
すると、すぐにマサオが咥えて持っていく。ガンツさんもすぐに手を出してきた。
俺も試しにとテーブルの上の焼き菓子を一枚手に取り、口に入れる。
「おいしい……」
「ああ、そんなに甘さはないが……これはアーモンドか?」
そう、砂糖をふんだんに使うのではなく、言うなれば素材の甘みをうまく活かしているみたいだ。
「うん、これは当たりだね」
「ああ、これならアンジェのお土産にもいい!」
『……』
「マサオも気に入ったみたいだね」
「で、店主とどんな話になったんだ?」
「ああ、そうだね。あのね、ドラゴさんが言うにはね……」
ドラゴさんと話した内容をガンツさんにも伝える。
「そうか。あの酒屋の旦那も苦労しているみたいだな」
「うん、そうみたい。でね、チーズの仕入れ元を聞いてきたからさ、これから行ってみない?」
「これから?」
「うん。せっかく聞いたんだからさ、早く行きたいじゃん」
「まあ、気持ちは分かるがな」
「じゃあ、決まりね」
「おい、ワシはまだ行くとは言ってないぞ!」
「でも、ガンツさんのを出してくれないと」
「飛ぶのか?」
「うん、その方が早いでしょ」
「そうだな、でもこの辺で出す訳にはいかんぞ」
「そうだよね、だから一回は向こうに戻らないと」
「ほれ、なにをしとる! 早く繋げるんじゃ!」
「はいはい、分かりましたよ」
ガンツさんが急に行く気になったので、ドワーフタウンの格納庫へと繋ぐ。
ガンツさん達と一緒に潜るとガンツさんにお願いする。
「おう、任せとけ!」
『ケイン、ガンツはやたらと張り切っているが、なにが始まるんだ?』
「ああ、マサオは初めてかな? まあ、見てなよ」
「『召喚!』」
ガンツさんが、右ての掌を格納庫の中心に向けて翳し、その右手を左手で押さえながら、ガンツさんが呟くと目の前にはホーク号が鎮座していた。
『は~でかいな。これは?』
「飛行機だよ。ほら、乗るよ」
ガンツさんはホーク号が見えた瞬間に我慢出来ずに飛び乗っていたので、俺とマサオはゆっくりとホーク号に乗り込む。
「ケイン、遅いぞ!」
「ガンツさんが早すぎるんだよ」
「ふん、もう準備は終わったぞ。それで、どこに行くんじゃ?」
タブレットを出すと王都周辺の地図を表示させる。
「ほう、これは王都じゃな。で? 目的の場所は?」
「ガンツさんは、知ってるかな? カイドー村ってところで、王都から北の方角にあるって聞いたんだけど」
「カイドー村か……すまんな。ワシの記憶にはないな」
「そうなんだ。で、王都の北の方で放牧しているはずだから、広めの開けた土地を探せば……あ! これかな。ガンツさん、ここまで飛んで!」
「おう、いいぞ。今日はワシらの他は誰もおらんから最大速でいいんじゃな?」
「もちろん、なるべく急いで行こう!」
「よし、任せとけ!」
ガンツさんが、そのまま飛び立とうとするのを慌てて止める。
「なぜ、止める?」
「ガンツさん、まずは上のハッチを開けないとダメでしょ!」
「あ、そうじゃった。ハッチオープン!」
格納庫のハッチを開けると、ホーク号が垂直に勢いよく上がっていく。
『お、おおおおお』
「マサオ、慣れないうちは黙っとかないと舌を噛むよ」
『そ、そんなこと言ったって……』
ホーク号がピタリと止まる。
「ケイン、方角を合わせるぞ」
「あ、ちょっと待って」
タブレットにホーク号の位置を表示させ、カイドー村と思われる位置に方角を合わせる。
「ガンツさん、もう少し右に寄って」
「右じゃな」
「もう少しだけ右」
「少し……こんなもんか?」
「そこ! この位置で」
「ここでいいんじゃな」
「うん、いいよ」
「じゃ、行くぞ! しっかり捕まってろよ!」
「マサオ、しっかりと踏ん張ってろよ!」
『え? まだなにかあるの?』
「最大速じゃ~」
グンとシートに体を張り付かせる感覚と共に周りの雲が凄い速さで視界の隅に消えていく。
『……』
通り過ぎないようにタブレット上のカイドー村の位置とホーク号の位置が離れないように注意する。
速度計を付けないとなにも分からないなとか考えている内に目的地が近付いて来たので、ガンツさんに速度を落とすように頼む。
「なんじゃ、もう終わりか」
今回は目的地がはっきりしていたので、飛んだのは一時間も掛かっていない。ひょっとしたら三十分も掛かってないかもしれない。
ホーク号のスピードを緩めてもらい地面を映すカメラの映像に注意する。
「ガンツさん、あの開けた土地が多分そうだよ」
「あれか?」
「そう! 高さはそのままで、あの辺の上空をぐるっと回ってくれる?」
「おう! 任せとけ」
牧場と思われる場所が見えたので、ガンツさんに頼んで周辺を回ってもらう。
肉眼で見える位置に近付いたが、まだ地面は遠いのでカメラで確認すると放牧されている牛が見えたので牧場には間違いないと思う。
なら、ホーク号を降ろせる場所を探そうと、周辺で開けた位置を探す。
「ガンツさん、あそこ。あそこなら少し離れているけど、ホーク号を下ろせそうじゃない?」
「ああ、確かにな。じゃ、着陸させるか」
ガンツさんに頼み空き地にホーク号を下ろしてもらい、ホーク号から降りる。
「マサオも降りたな。じゃ『収納』」
『……』
「マサオ、まだ体調悪いの?」
『……』
「ケイン、どうする?」
「どうするって、歩けないのなら置いていくしかないよね。今まで楽しかったよ。じゃあね」
『ちょっと、待て!』
「なんだ元気じゃん。なら、行くよ」
『少しは労われよ!』
「慣れるしかないから、ほら行くよ」
『ガンツ……』
「ワシは知らん。お前の飼い主はアイツじゃ」
『ぐぬぬ……』
「もう、しつこい!」
足に縋るドラゴさんをなんとか放し応接室を出てガンツさんの元へと向かう。
「ガンツさん、どう?」
「おう、ケインか。こっちは終わったぞ。今から運んでもらうところじゃ」
「そうなんだ。じゃあ、俺らも乗せてもらおうか」
「もちろん、そのつもりで話はつけてある」
ガンツさんが、親指を立ててグッと突き出してくる。
「さすがだね」
「おう! で、そっちはどうなんだ?」
「まあ、後で話すよ。少し急ごうか」
「なんだ? なにがあったんだ?」
「ふふふ、ちょっとね」
「なんだ? しまりのない顔をして」
「まあまあ、後で分かるからさ」
ダメだ、チーズが手に入ると思うとにやけが止まらない。もしかしたら、バターとか生クリームも手に入るかもしれないし。ダメだ、にやけ顔が止まらない。
「ケイン、ほら。準備が出来たぞ。馬車に乗るんじゃから、しっかりせえ!」
「あ、ごめん。ガンツさん」
ガンツさんにしまりのない顔を注意され、馬車へと乗り込む。
デューク様が管理を任された倉庫街には俺達の倉庫以外は人がいないみたいで、寂しい場所になってしまっている。早くなんとかしたいな。
セバス様からの連絡もないし、どうしたものかな。
倉庫にお酒を運び入れてもらい、手伝ってくれた店員達に幾らかの謝礼をガンツさんにお願いして払ってもらう。
「毎度!」
そう言って、店員さん達が帰ったことを確認した後に倉庫の扉を閉めると、保管した全てのお酒をインベントリにしまう。
「なあ、そろそろどんな話になったのか教えてくれてもいいだろ?」
「分かったよ。マサオ、お願いね」
『なんで、俺が?』
「だって、長いこと黙っていたから話したいでしょ? ほら、お菓子もあるよ」
『お! それだよ! 早く食わせろ!』
「まあまあ、慌てないで」
倉庫の中にテーブルと椅子を出すと、その上にあの甘ったるいお菓子を乗せる。
『……』
「マサオ、どうしたの? 食べないの?」
『ケイン、これはいらない。なぜか甘い物が好きなはずの俺の体が拒否するんだ』
「そう? ガンツさんは?」
「悪い。俺もやめとくわ」
「そう? じゃしまうね」
砂糖べったりなお菓子をインベントリにしまうと、替わりにとあの夫婦の店で買った焼き菓子を出す。
すると、すぐにマサオが咥えて持っていく。ガンツさんもすぐに手を出してきた。
俺も試しにとテーブルの上の焼き菓子を一枚手に取り、口に入れる。
「おいしい……」
「ああ、そんなに甘さはないが……これはアーモンドか?」
そう、砂糖をふんだんに使うのではなく、言うなれば素材の甘みをうまく活かしているみたいだ。
「うん、これは当たりだね」
「ああ、これならアンジェのお土産にもいい!」
『……』
「マサオも気に入ったみたいだね」
「で、店主とどんな話になったんだ?」
「ああ、そうだね。あのね、ドラゴさんが言うにはね……」
ドラゴさんと話した内容をガンツさんにも伝える。
「そうか。あの酒屋の旦那も苦労しているみたいだな」
「うん、そうみたい。でね、チーズの仕入れ元を聞いてきたからさ、これから行ってみない?」
「これから?」
「うん。せっかく聞いたんだからさ、早く行きたいじゃん」
「まあ、気持ちは分かるがな」
「じゃあ、決まりね」
「おい、ワシはまだ行くとは言ってないぞ!」
「でも、ガンツさんのを出してくれないと」
「飛ぶのか?」
「うん、その方が早いでしょ」
「そうだな、でもこの辺で出す訳にはいかんぞ」
「そうだよね、だから一回は向こうに戻らないと」
「ほれ、なにをしとる! 早く繋げるんじゃ!」
「はいはい、分かりましたよ」
ガンツさんが急に行く気になったので、ドワーフタウンの格納庫へと繋ぐ。
ガンツさん達と一緒に潜るとガンツさんにお願いする。
「おう、任せとけ!」
『ケイン、ガンツはやたらと張り切っているが、なにが始まるんだ?』
「ああ、マサオは初めてかな? まあ、見てなよ」
「『召喚!』」
ガンツさんが、右ての掌を格納庫の中心に向けて翳し、その右手を左手で押さえながら、ガンツさんが呟くと目の前にはホーク号が鎮座していた。
『は~でかいな。これは?』
「飛行機だよ。ほら、乗るよ」
ガンツさんはホーク号が見えた瞬間に我慢出来ずに飛び乗っていたので、俺とマサオはゆっくりとホーク号に乗り込む。
「ケイン、遅いぞ!」
「ガンツさんが早すぎるんだよ」
「ふん、もう準備は終わったぞ。それで、どこに行くんじゃ?」
タブレットを出すと王都周辺の地図を表示させる。
「ほう、これは王都じゃな。で? 目的の場所は?」
「ガンツさんは、知ってるかな? カイドー村ってところで、王都から北の方角にあるって聞いたんだけど」
「カイドー村か……すまんな。ワシの記憶にはないな」
「そうなんだ。で、王都の北の方で放牧しているはずだから、広めの開けた土地を探せば……あ! これかな。ガンツさん、ここまで飛んで!」
「おう、いいぞ。今日はワシらの他は誰もおらんから最大速でいいんじゃな?」
「もちろん、なるべく急いで行こう!」
「よし、任せとけ!」
ガンツさんが、そのまま飛び立とうとするのを慌てて止める。
「なぜ、止める?」
「ガンツさん、まずは上のハッチを開けないとダメでしょ!」
「あ、そうじゃった。ハッチオープン!」
格納庫のハッチを開けると、ホーク号が垂直に勢いよく上がっていく。
『お、おおおおお』
「マサオ、慣れないうちは黙っとかないと舌を噛むよ」
『そ、そんなこと言ったって……』
ホーク号がピタリと止まる。
「ケイン、方角を合わせるぞ」
「あ、ちょっと待って」
タブレットにホーク号の位置を表示させ、カイドー村と思われる位置に方角を合わせる。
「ガンツさん、もう少し右に寄って」
「右じゃな」
「もう少しだけ右」
「少し……こんなもんか?」
「そこ! この位置で」
「ここでいいんじゃな」
「うん、いいよ」
「じゃ、行くぞ! しっかり捕まってろよ!」
「マサオ、しっかりと踏ん張ってろよ!」
『え? まだなにかあるの?』
「最大速じゃ~」
グンとシートに体を張り付かせる感覚と共に周りの雲が凄い速さで視界の隅に消えていく。
『……』
通り過ぎないようにタブレット上のカイドー村の位置とホーク号の位置が離れないように注意する。
速度計を付けないとなにも分からないなとか考えている内に目的地が近付いて来たので、ガンツさんに速度を落とすように頼む。
「なんじゃ、もう終わりか」
今回は目的地がはっきりしていたので、飛んだのは一時間も掛かっていない。ひょっとしたら三十分も掛かってないかもしれない。
ホーク号のスピードを緩めてもらい地面を映すカメラの映像に注意する。
「ガンツさん、あの開けた土地が多分そうだよ」
「あれか?」
「そう! 高さはそのままで、あの辺の上空をぐるっと回ってくれる?」
「おう! 任せとけ」
牧場と思われる場所が見えたので、ガンツさんに頼んで周辺を回ってもらう。
肉眼で見える位置に近付いたが、まだ地面は遠いのでカメラで確認すると放牧されている牛が見えたので牧場には間違いないと思う。
なら、ホーク号を降ろせる場所を探そうと、周辺で開けた位置を探す。
「ガンツさん、あそこ。あそこなら少し離れているけど、ホーク号を下ろせそうじゃない?」
「ああ、確かにな。じゃ、着陸させるか」
ガンツさんに頼み空き地にホーク号を下ろしてもらい、ホーク号から降りる。
「マサオも降りたな。じゃ『収納』」
『……』
「マサオ、まだ体調悪いの?」
『……』
「ケイン、どうする?」
「どうするって、歩けないのなら置いていくしかないよね。今まで楽しかったよ。じゃあね」
『ちょっと、待て!』
「なんだ元気じゃん。なら、行くよ」
『少しは労われよ!』
「慣れるしかないから、ほら行くよ」
『ガンツ……』
「ワシは知らん。お前の飼い主はアイツじゃ」
『ぐぬぬ……』
0
お気に入りに追加
4,901
あなたにおすすめの小説
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
天災少年はやらかしたくありません!
もるもる(๑˙ϖ˙๑ )
ファンタジー
旧題:チート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!
【アルファポリス様にて発売中!!】
「天災少年はやらかしたくありません!」のタイトルで2022年10月19日出荷されました!
※書籍化に伴い一部を掲載停止させて頂きます
あれ?何でこうなった?
僕の目の前の標的どころか防御結界が消滅。またその先の校舎の上部が消滅。
さらにさらに遠く離れた山の山頂がゴッソリと抉れてしまっている。
あっけにとられる受験者。気絶する女の子。呆然とする教員。
ま……まわりの視線があまりにも痛すぎる……
1人に1つの魂(加護)を3つも持ってしまった少年が、個性の強い魂に振り回されて知らず知らずの内に大災害を発生させて、更なるチートで解決していく物語です!
書籍化記念書き下ろし
天災少年はやらかしたくありません!スピンオフ Stories
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/842685585
第2部『旅行中でもチート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/979266310
第3部『ダンジョンでもチート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/211266610
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。