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◆とんでもない話でした
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デューク様の執務室から出ると父さん達が待機している会議室へと向かう。
会議室の扉を開けると、一斉に皆の視線が俺に集中する。
「な、なに? なんなの?」
「なにじゃないだろ! こっちはずっと、待たされているんだぞ」
「ああ、父さん。もう今日の話は終わったから、帰ろうか」
「ん? ケイン、すまんがもう一度いいか?」
「だから、今日の話は終わり。あとはデューク様が王様と話をしてからになったから」
「待て! なんでそうなる?」
「あれ? 聞いてない?」
「ずっと、ここにいたんだぞ。どうやって分かれと言うんだ!」
「ああ、それもそうだね。でも、ここにいつまでもいるのは迷惑だし、家に帰ってからでいい?」
「むぅそれもそうか。じゃあ帰るか」
「「え~ちょっと待ってよ」」
「なんだ、サム、クリス」
「「王都見学は?」」
「そういや、言ってたな」
「なら、二人で回ってくれば? 俺達は帰るけど」
「「いや、ダメだろ」」
「そうだよ、ケイン。どうやって帰れってのさ」
「俺もそうだぞ。バイクは預けたまんまだし」
「あ~そう言えば、港から上がったから王都への記録もないね。まずい?」
「まあ、まずいかどうかで言えば、まずいかな」
「だって、どうする?」
「お前、ちょっと性格悪くなってないか?」
「僕はなにもしてないのに……」
「まあまあ、二人ともなにも今日だけが王都に来れる日って訳じゃないだろ。っていうか、これからイヤっていうほど来ることになるんだからな。今日くらいは我慢しとけ。ほら、帰ってケインのとんでもない話を聞くんだからな」
「あ~それもあるか」
「なら、帰らないとダメだね」
「なんか俺の話がすっごくとんでもない話になっているみたいだけど?」
「「「だって、そうだろ」」」
「ぐっ……そりゃ、確かにとんでもないかもしれないけどさ」
「「「やっぱり」」」
「ねえ、それって聞かないって選択肢はないの?」
「ダメ、クリス兄さんだけは聞かなきゃダメだよ」
「じゃ、父さんはいいのか?」
「なに、言ってんの! 責任者が聞かないでどうするのさ!」
「なら、俺はいいんだな」
「う~ん、どっちかと言えば……」
「言えば?」
「どっちでもいいかな」
「なんだよ、期待されていないのかよ!」
「そういう訳じゃないけど、途中の話を聞いても面白くないでしょ。まだ、デューク様からの連絡もないしね」
「まあ、それも分かるけどな。でも、最初から聞いとかないと分からなくなりそうだし、俺も聞くわ」
「分かったよ、じゃガンツさんもマサオも帰るよ」
「『分かった』」
ゲートを家のリビングに繋ぐと皆で潜る。
リビングのソファに皆で座ると、皆の視線がまた、俺に集中する。
さて、なにから話そうかな。
「まず、これはまだ不確定なこと。デューク様の成果次第では流れる可能性もあるってことは分かってね」
「「「「ああ」」」」
「じゃ、話すね。まず、王都へ店を出す話は白紙にしました」
「「「白紙だと! どういうことだ」」」
そこで、デューク様に話した臨海地区の話をもう一度皆の前でする。
「は~お前、そんなことを考えていたのか」
「確かに自前で土地を用意するのなら、そっちがいいよな」
「でもさ、その臨海地区に商業施設だけじゃなくって、宿泊や工業に遊戯施設まで作ろうって話なんだね」
「そう、まずは商業施設とドワーフタウンとの船を使った交通を形にしてからになるけどね」
「ケイン、その前に人はどうするつもりだ? それだけの施設だと、まず人が圧倒的に足りないだろう。最初の商業施設と船もそうだろ」
「父さん、なんとかならない?」
「お前、そこは考えてなかったのか?」
「うん、気付いたらデューク様に相談してたから」
「ハァ~また、いつものことか。まあ、この領都も今は景気がいいからな。スラムの人も今は、アリー様の工事に行っているみたいだしな」
「あれ~じゃ、施設を作っても働いてくれる人がいないってこと?」
「まあ、そうなるな」
「困るよ~」
「それを俺に言われてもな~」
「ケイン、忘れてないか?」
不意にガンツさんから声を掛けられる。
「忘れている? なにかあったっけ?」
「ほれ、竜人とアズマ村の連中じゃ」
「ああ、そう言えば、向こうの土地のことを放ったらかしにしてたのにイラッとして、そのままだったね」
「ああ、だろ? 今なら、少しなんとかすれば働き手として雇えるんじゃないか?」
「ガンツさん、それは本当に出来るのかい?」
「ああ旦那、竜人の方はこれから寒くなると狩りも出来なくなるし、耕作もしてないから生活が不安定になると言ってたからな。それにアズマ村の連中も農業に飽きているっぽいのがちらほらいたな」
「ガンツさん、でもそうなると耕作が出来なくなるよ。それも困るんだけど」
「ケイン、それはお前が作る魔道具である程度はカバー出来るんじゃろ。なら、その辺で頑張ってみればいいんじゃないかのぉ」
「あ~そういうのもあったね。なら、いつ会いに行く?」
「あいつらなら、まだ教習所にいるみたいだし、今からでも行くか?」
「ガンツさんはいいの?」
「ああ、ワシはいつでもいいぞ」
「じゃ、行こうか。父さん、ちょっと行ってくるね」
「あまり、いじめるようなことはするなよ」
「俺はいじめているつもりはないんだけどね」
「お間にはなくても、相手もそうとは限らないだろ」
「うん、分かった。気をつけるよ」
「ああ、そうしてくれ」
「じゃ行くね。ガンツさんいい?」
「おう、やってくれ」
ゲートをドワーフタウンの教習所へ繋ぐとガンツさんとマサオと一緒に潜る。
会議室の扉を開けると、一斉に皆の視線が俺に集中する。
「な、なに? なんなの?」
「なにじゃないだろ! こっちはずっと、待たされているんだぞ」
「ああ、父さん。もう今日の話は終わったから、帰ろうか」
「ん? ケイン、すまんがもう一度いいか?」
「だから、今日の話は終わり。あとはデューク様が王様と話をしてからになったから」
「待て! なんでそうなる?」
「あれ? 聞いてない?」
「ずっと、ここにいたんだぞ。どうやって分かれと言うんだ!」
「ああ、それもそうだね。でも、ここにいつまでもいるのは迷惑だし、家に帰ってからでいい?」
「むぅそれもそうか。じゃあ帰るか」
「「え~ちょっと待ってよ」」
「なんだ、サム、クリス」
「「王都見学は?」」
「そういや、言ってたな」
「なら、二人で回ってくれば? 俺達は帰るけど」
「「いや、ダメだろ」」
「そうだよ、ケイン。どうやって帰れってのさ」
「俺もそうだぞ。バイクは預けたまんまだし」
「あ~そう言えば、港から上がったから王都への記録もないね。まずい?」
「まあ、まずいかどうかで言えば、まずいかな」
「だって、どうする?」
「お前、ちょっと性格悪くなってないか?」
「僕はなにもしてないのに……」
「まあまあ、二人ともなにも今日だけが王都に来れる日って訳じゃないだろ。っていうか、これからイヤっていうほど来ることになるんだからな。今日くらいは我慢しとけ。ほら、帰ってケインのとんでもない話を聞くんだからな」
「あ~それもあるか」
「なら、帰らないとダメだね」
「なんか俺の話がすっごくとんでもない話になっているみたいだけど?」
「「「だって、そうだろ」」」
「ぐっ……そりゃ、確かにとんでもないかもしれないけどさ」
「「「やっぱり」」」
「ねえ、それって聞かないって選択肢はないの?」
「ダメ、クリス兄さんだけは聞かなきゃダメだよ」
「じゃ、父さんはいいのか?」
「なに、言ってんの! 責任者が聞かないでどうするのさ!」
「なら、俺はいいんだな」
「う~ん、どっちかと言えば……」
「言えば?」
「どっちでもいいかな」
「なんだよ、期待されていないのかよ!」
「そういう訳じゃないけど、途中の話を聞いても面白くないでしょ。まだ、デューク様からの連絡もないしね」
「まあ、それも分かるけどな。でも、最初から聞いとかないと分からなくなりそうだし、俺も聞くわ」
「分かったよ、じゃガンツさんもマサオも帰るよ」
「『分かった』」
ゲートを家のリビングに繋ぐと皆で潜る。
リビングのソファに皆で座ると、皆の視線がまた、俺に集中する。
さて、なにから話そうかな。
「まず、これはまだ不確定なこと。デューク様の成果次第では流れる可能性もあるってことは分かってね」
「「「「ああ」」」」
「じゃ、話すね。まず、王都へ店を出す話は白紙にしました」
「「「白紙だと! どういうことだ」」」
そこで、デューク様に話した臨海地区の話をもう一度皆の前でする。
「は~お前、そんなことを考えていたのか」
「確かに自前で土地を用意するのなら、そっちがいいよな」
「でもさ、その臨海地区に商業施設だけじゃなくって、宿泊や工業に遊戯施設まで作ろうって話なんだね」
「そう、まずは商業施設とドワーフタウンとの船を使った交通を形にしてからになるけどね」
「ケイン、その前に人はどうするつもりだ? それだけの施設だと、まず人が圧倒的に足りないだろう。最初の商業施設と船もそうだろ」
「父さん、なんとかならない?」
「お前、そこは考えてなかったのか?」
「うん、気付いたらデューク様に相談してたから」
「ハァ~また、いつものことか。まあ、この領都も今は景気がいいからな。スラムの人も今は、アリー様の工事に行っているみたいだしな」
「あれ~じゃ、施設を作っても働いてくれる人がいないってこと?」
「まあ、そうなるな」
「困るよ~」
「それを俺に言われてもな~」
「ケイン、忘れてないか?」
不意にガンツさんから声を掛けられる。
「忘れている? なにかあったっけ?」
「ほれ、竜人とアズマ村の連中じゃ」
「ああ、そう言えば、向こうの土地のことを放ったらかしにしてたのにイラッとして、そのままだったね」
「ああ、だろ? 今なら、少しなんとかすれば働き手として雇えるんじゃないか?」
「ガンツさん、それは本当に出来るのかい?」
「ああ旦那、竜人の方はこれから寒くなると狩りも出来なくなるし、耕作もしてないから生活が不安定になると言ってたからな。それにアズマ村の連中も農業に飽きているっぽいのがちらほらいたな」
「ガンツさん、でもそうなると耕作が出来なくなるよ。それも困るんだけど」
「ケイン、それはお前が作る魔道具である程度はカバー出来るんじゃろ。なら、その辺で頑張ってみればいいんじゃないかのぉ」
「あ~そういうのもあったね。なら、いつ会いに行く?」
「あいつらなら、まだ教習所にいるみたいだし、今からでも行くか?」
「ガンツさんはいいの?」
「ああ、ワシはいつでもいいぞ」
「じゃ、行こうか。父さん、ちょっと行ってくるね」
「あまり、いじめるようなことはするなよ」
「俺はいじめているつもりはないんだけどね」
「お間にはなくても、相手もそうとは限らないだろ」
「うん、分かった。気をつけるよ」
「ああ、そうしてくれ」
「じゃ行くね。ガンツさんいい?」
「おう、やってくれ」
ゲートをドワーフタウンの教習所へ繋ぐとガンツさんとマサオと一緒に潜る。
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