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◆報告がひっきりなしでした
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ドラゴさん達を送った後に倉庫へと戻り、セバス様からの連絡を待つ。
倉庫の中には先に送っていた馬車と、その御者さんがいた。
「もうしばらくだと思うんで、待っていてくださいね」
「ええ、待つのは慣れていますので、大丈夫ですよ。お構いなく」
「そうですか……あ、そういえば忘れていた」
「どうしました?」
「あ、こっちの話で……」
奥の部屋に入り、ドラゴさんの自室へとゲートを繋ぐ。
ゲートを潜るとテーブルの上に置いていた魔道具を手に取る。
「あ~やっぱり、スイッチが入りっぱなしだった」
防音の魔道具のスイッチらしきものを操作する。
「これで、魔道具のスイッチは切れたから。はい、約束通りあげるねドラゴさん」
「あ、ああ。ありがとうな」
「うん、じゃあね」
そのままゲートを潜り、ゲートを閉じる。
奥の部屋から出ると同時にセバス様からの着信があり電話に出ると、今倉庫の前にいると言われたので、そのまま電話を切って倉庫の扉を開けて、外に出る。
「ケイン様、お待たせしました」
「いえ、そんなには待ってないので大丈夫ですよ」
「セバス様!」
「おお、あなたもご苦労様です。では、お屋敷まで同行願います」
「はい。あ、ケイン様から冷蔵庫を預かっていますので」
「ああ、そうでした。ありがとうございます。ケイン様」
「いえ、それより変なことをお願いして申し訳ありません」
「いえいえ、これも全て、デューク様のシャルディーア領の為になることですから」
「そう言ってもらえたら、俺も少し気が楽になりました」
「ふふふ、ケイン様が気に病むことはありません。悪いのは引っ掛かる連中なのですから」
「それもそうですね」
「ちなみに呪いが発動するのは明日のお昼近くと言うことでしたが」
「ええ、そうです。その時間に人が集まる場所で騒がしくなるから、注意して下さいとお伝え下さい」
「分かりました。では、これで失礼します」
「はい、セバス様もよろしくお願いします」
「ええ、お任せ下さい。私はどんな連中が罠に掛かるのか、楽しみで眠れそうにありませんよ」
「無理しないで下さいね」
「はい。楽しむだけですので」
セバス様と倉庫の前で別れると、倉庫の中に入り、今日買ったお酒をインベントリに収納して家に戻る。
「ただいま~」
ゲートを潜り家のリビングに戻ると「お帰りなさい」と皆んなに労われる。
「お前も誕生日だってのに大変だな」
「父さん、忘れていたでしょ?」
「な、なにを言うかな~父さんがお前の誕生日を忘れるなんてことが……ある訳ないじゃないか」
「まあ、いいから。父さんと母さんは召集されるだろうから、ちゃんと話せるように考えといた方がいいと思うよ」
「召集? 誰にだ?」
「誰にって、今まで連絡を取っていなかった家族全員にでしょ。今日ドラゴさんから、聞いた話だとドラゴさんとジュリアンさんは二人で定期的に会って、父さん達からの連絡が来てないかを確認していたそうだよ」
「親父達が? それは本当か?」
「俺もドラゴさんから話を聞いただけだからね。詳細までは知らないよ」
「そうね、でもケインの話だけじゃなくても、二人ともそれほど険悪じゃなかったし。本当かもね」
「なら、俺達が駆け落ちしてから仲良くなったってことか。そんなんなら、もっと早く仲良くなれただろうが! やっぱりクソ親父だ」
「父さん、お義父様だけじゃなく私のお父さんも悪いんだから、そんな風に自分の父親のことを悪く言わないで。ね、子供達も聞いているんだし」
「そうだよ。それにさ、仲良くなったのは父さん達を心配してのことだからね。互いの子供のことを心配しているからこそ仲良くなったんだからね」
「ケイン、そうだよな。俺達が駆け落ちして周りに心配させてしまったのは事実だしな。そこは反省して許してもらうしかないか」
「そうね、私も同罪だから。一緒に謝るわ」
「そうか、ありがとうな。なにはともあれ、俺もこの子達の親なんだからな。後始末はちゃんとするか」
「そうよ、あなたは五人の父親なのよ。頑張りなさいよ」
「ああ、そうだな。頑張ってみせるさ。ケインのことも全部任せろ!」
「本当に?」
「あ、ちょっと言い過ぎた。もう少しだけ待っててくれ」
「ふふふ、しょうがないな~でも、罠が発動するのは明日のお昼頃だから、午前中にはドラゴさん達には気にしないように言っといた方がいいかもね」
「でも、親父達にはケインがしたとは分からないだろ」
「それもそうだね。なら、ドラゴさん達には純粋に楽しんでもらえるかな」
「なあ、ちなみにだけど、話せる範囲でいいから、どんな内容か教えてもらえないか?」
「え~そんなに知りたい?」
「ああ、知りたい!」
「じゃあ、今度父さん達の家族に聞けばいいと思うよ」
「なんだよ、教えてくれないのか」
「今、教えちゃうとフラグが立ちそうだからやめとく」
「なんだ? そのフラグってのは?」
「いいから、明日を楽しみにしててよ」
「そこまで言うのなら、無理には聞かないでおくよ」
「うん、ありがと」
その後は何事もなく皆んなで夕食を食べ、デザートも食べ終わる。
「なんじゃ、今日はケインの誕生日と言うのに静かじゃの」
「ヘレンさん、今日は色々ありすぎて疲れているんだよ。そんなに言わないでよ」
「ケインにそう言われてしまうと、ワシが悪者みたいじゃの。じゃが、ケインの誕生日をやり直すと言うのなら、それもいいの。ワシもとびっきりのを用意するでの。楽しみに「ヘレン、まだ生きたいのでは?」……そうじゃの、リーサの言う通りじゃな。ケイン、すまんがプレゼントは遅れそうにないわ」
「いいよ。ヘレンさんからは気持ちだけで十分だから。本当に!」
「そうか、ケインがそう言うのなら諦めるか。残念じゃがの」
「ほら、ヘレンは帰る時間じゃないか。ケイン、送ってくれ」
「なんじゃ、リーサは若奥様気取りかえ。ワシより年上のくせに」
「ヘレン、そこまでにしとこうか。な」
「さっ、ケイン早く送ってくれ」
「いいよ、ヘレンさん。さ、どうぞ」
ヘレンさんの家へとゲートを繋ぐとヘレンさんが素早く潜っていく。
「じゃあのケイン」
「はい、おやすみなさい」
ゲートを閉じて、振り向くとリーサさんが立っていた。
「リーサさん、ヘレンに当たりが強いよ」
「なんだケインはヘレンに肩入れするのか」
「そういう訳じゃないけどさ、リーサさんは俺の婚約者なんだし、もっと自信たっぷりに構えとけばいいじゃない」
「そ、そうか。こ、婚約者だからな。そうだな……ふふふ」
「さ、片付けを終わらせてしまおうよ」
「ああ、そうだな」
~とある屋敷にて~
少し薄暗い部屋の中央に用意された丸いテーブルの上の燭台で蝋燭の炎がゆらゆらと揺れている。
「それで、どうだった? 噂の乗り物とやらは」
「はっ事前に探りを入れておりましたので出発日はわかったので、領都からの出発に合わせて一緒に馬と馬車で我らの仲間もバラバラに出立したのですが、結果はご報告の通りで」
「ふむ、追従どころか追いつくことも出来ずに途中での襲撃も無駄に終わったと報告にはあったな」
「はい、追いつくことが出来なかったので待ち伏せ部隊のみで対処したのですが、矢を放っても魔法を放っても障壁のような物で全てが弾かれました」
「馬車の様な乗り物のことは聞いておるが、それは無理だとしても馬の様な……確かバイクとか言っていたな。それならば、乗り手がむき出しなのだから、何か手応えがあったのではないのか?」
「いえ、お言葉ですが、我らもそうは思ったのですが、結果は一緒でした」
「では、奴らには障壁を自動で張ることが出来る魔道具を装備しているとでも言うのか?」
「おそらくですが、その認識で問題ないと思われます」
「ならば、今夜の襲撃も控えた方がいいか」
「いえ、他に狙っている連中も道中見かけました。ここで戸惑っていては、他の連中に遅れをとってしまいます」
「それもそうだが……」
「それに今は夜中で誰も側にはいないはず。なので、目的の乗り物に近付くことが出来さえすれば、手中にするのは、それほど難しくはないかと思います」
「そうか、では成功の報告を待っているぞ。あの技術を我が領でも確立出来れば発展どころか、この国を手に入れることも出来ようぞ」
「はっその通りでございます」
「ならば、我が領の為に……頼むぞ」
「はっお任せを」
~別の場所で~
「そうですか。やはり動きますか」
『はい。ケイン様の読み通りと言いますか。やはり、競合する輩がいるそうです』
「ハァ~こんなことはあたらないで欲しかったですね。分かりました。引き続き頼みます」
『はい、では』
「後は……まだ、こんなにあるんですね。旦那様が折角王様に会って、警告したと言うのに……」
『プルル』
「今度はどこからの報告でしょうか。はい…はあ、そうですか。では、引き続きよろしくお願いします。ふぅ本当に眠れなくなりそうですね」
倉庫の中には先に送っていた馬車と、その御者さんがいた。
「もうしばらくだと思うんで、待っていてくださいね」
「ええ、待つのは慣れていますので、大丈夫ですよ。お構いなく」
「そうですか……あ、そういえば忘れていた」
「どうしました?」
「あ、こっちの話で……」
奥の部屋に入り、ドラゴさんの自室へとゲートを繋ぐ。
ゲートを潜るとテーブルの上に置いていた魔道具を手に取る。
「あ~やっぱり、スイッチが入りっぱなしだった」
防音の魔道具のスイッチらしきものを操作する。
「これで、魔道具のスイッチは切れたから。はい、約束通りあげるねドラゴさん」
「あ、ああ。ありがとうな」
「うん、じゃあね」
そのままゲートを潜り、ゲートを閉じる。
奥の部屋から出ると同時にセバス様からの着信があり電話に出ると、今倉庫の前にいると言われたので、そのまま電話を切って倉庫の扉を開けて、外に出る。
「ケイン様、お待たせしました」
「いえ、そんなには待ってないので大丈夫ですよ」
「セバス様!」
「おお、あなたもご苦労様です。では、お屋敷まで同行願います」
「はい。あ、ケイン様から冷蔵庫を預かっていますので」
「ああ、そうでした。ありがとうございます。ケイン様」
「いえ、それより変なことをお願いして申し訳ありません」
「いえいえ、これも全て、デューク様のシャルディーア領の為になることですから」
「そう言ってもらえたら、俺も少し気が楽になりました」
「ふふふ、ケイン様が気に病むことはありません。悪いのは引っ掛かる連中なのですから」
「それもそうですね」
「ちなみに呪いが発動するのは明日のお昼近くと言うことでしたが」
「ええ、そうです。その時間に人が集まる場所で騒がしくなるから、注意して下さいとお伝え下さい」
「分かりました。では、これで失礼します」
「はい、セバス様もよろしくお願いします」
「ええ、お任せ下さい。私はどんな連中が罠に掛かるのか、楽しみで眠れそうにありませんよ」
「無理しないで下さいね」
「はい。楽しむだけですので」
セバス様と倉庫の前で別れると、倉庫の中に入り、今日買ったお酒をインベントリに収納して家に戻る。
「ただいま~」
ゲートを潜り家のリビングに戻ると「お帰りなさい」と皆んなに労われる。
「お前も誕生日だってのに大変だな」
「父さん、忘れていたでしょ?」
「な、なにを言うかな~父さんがお前の誕生日を忘れるなんてことが……ある訳ないじゃないか」
「まあ、いいから。父さんと母さんは召集されるだろうから、ちゃんと話せるように考えといた方がいいと思うよ」
「召集? 誰にだ?」
「誰にって、今まで連絡を取っていなかった家族全員にでしょ。今日ドラゴさんから、聞いた話だとドラゴさんとジュリアンさんは二人で定期的に会って、父さん達からの連絡が来てないかを確認していたそうだよ」
「親父達が? それは本当か?」
「俺もドラゴさんから話を聞いただけだからね。詳細までは知らないよ」
「そうね、でもケインの話だけじゃなくても、二人ともそれほど険悪じゃなかったし。本当かもね」
「なら、俺達が駆け落ちしてから仲良くなったってことか。そんなんなら、もっと早く仲良くなれただろうが! やっぱりクソ親父だ」
「父さん、お義父様だけじゃなく私のお父さんも悪いんだから、そんな風に自分の父親のことを悪く言わないで。ね、子供達も聞いているんだし」
「そうだよ。それにさ、仲良くなったのは父さん達を心配してのことだからね。互いの子供のことを心配しているからこそ仲良くなったんだからね」
「ケイン、そうだよな。俺達が駆け落ちして周りに心配させてしまったのは事実だしな。そこは反省して許してもらうしかないか」
「そうね、私も同罪だから。一緒に謝るわ」
「そうか、ありがとうな。なにはともあれ、俺もこの子達の親なんだからな。後始末はちゃんとするか」
「そうよ、あなたは五人の父親なのよ。頑張りなさいよ」
「ああ、そうだな。頑張ってみせるさ。ケインのことも全部任せろ!」
「本当に?」
「あ、ちょっと言い過ぎた。もう少しだけ待っててくれ」
「ふふふ、しょうがないな~でも、罠が発動するのは明日のお昼頃だから、午前中にはドラゴさん達には気にしないように言っといた方がいいかもね」
「でも、親父達にはケインがしたとは分からないだろ」
「それもそうだね。なら、ドラゴさん達には純粋に楽しんでもらえるかな」
「なあ、ちなみにだけど、話せる範囲でいいから、どんな内容か教えてもらえないか?」
「え~そんなに知りたい?」
「ああ、知りたい!」
「じゃあ、今度父さん達の家族に聞けばいいと思うよ」
「なんだよ、教えてくれないのか」
「今、教えちゃうとフラグが立ちそうだからやめとく」
「なんだ? そのフラグってのは?」
「いいから、明日を楽しみにしててよ」
「そこまで言うのなら、無理には聞かないでおくよ」
「うん、ありがと」
その後は何事もなく皆んなで夕食を食べ、デザートも食べ終わる。
「なんじゃ、今日はケインの誕生日と言うのに静かじゃの」
「ヘレンさん、今日は色々ありすぎて疲れているんだよ。そんなに言わないでよ」
「ケインにそう言われてしまうと、ワシが悪者みたいじゃの。じゃが、ケインの誕生日をやり直すと言うのなら、それもいいの。ワシもとびっきりのを用意するでの。楽しみに「ヘレン、まだ生きたいのでは?」……そうじゃの、リーサの言う通りじゃな。ケイン、すまんがプレゼントは遅れそうにないわ」
「いいよ。ヘレンさんからは気持ちだけで十分だから。本当に!」
「そうか、ケインがそう言うのなら諦めるか。残念じゃがの」
「ほら、ヘレンは帰る時間じゃないか。ケイン、送ってくれ」
「なんじゃ、リーサは若奥様気取りかえ。ワシより年上のくせに」
「ヘレン、そこまでにしとこうか。な」
「さっ、ケイン早く送ってくれ」
「いいよ、ヘレンさん。さ、どうぞ」
ヘレンさんの家へとゲートを繋ぐとヘレンさんが素早く潜っていく。
「じゃあのケイン」
「はい、おやすみなさい」
ゲートを閉じて、振り向くとリーサさんが立っていた。
「リーサさん、ヘレンに当たりが強いよ」
「なんだケインはヘレンに肩入れするのか」
「そういう訳じゃないけどさ、リーサさんは俺の婚約者なんだし、もっと自信たっぷりに構えとけばいいじゃない」
「そ、そうか。こ、婚約者だからな。そうだな……ふふふ」
「さ、片付けを終わらせてしまおうよ」
「ああ、そうだな」
~とある屋敷にて~
少し薄暗い部屋の中央に用意された丸いテーブルの上の燭台で蝋燭の炎がゆらゆらと揺れている。
「それで、どうだった? 噂の乗り物とやらは」
「はっ事前に探りを入れておりましたので出発日はわかったので、領都からの出発に合わせて一緒に馬と馬車で我らの仲間もバラバラに出立したのですが、結果はご報告の通りで」
「ふむ、追従どころか追いつくことも出来ずに途中での襲撃も無駄に終わったと報告にはあったな」
「はい、追いつくことが出来なかったので待ち伏せ部隊のみで対処したのですが、矢を放っても魔法を放っても障壁のような物で全てが弾かれました」
「馬車の様な乗り物のことは聞いておるが、それは無理だとしても馬の様な……確かバイクとか言っていたな。それならば、乗り手がむき出しなのだから、何か手応えがあったのではないのか?」
「いえ、お言葉ですが、我らもそうは思ったのですが、結果は一緒でした」
「では、奴らには障壁を自動で張ることが出来る魔道具を装備しているとでも言うのか?」
「おそらくですが、その認識で問題ないと思われます」
「ならば、今夜の襲撃も控えた方がいいか」
「いえ、他に狙っている連中も道中見かけました。ここで戸惑っていては、他の連中に遅れをとってしまいます」
「それもそうだが……」
「それに今は夜中で誰も側にはいないはず。なので、目的の乗り物に近付くことが出来さえすれば、手中にするのは、それほど難しくはないかと思います」
「そうか、では成功の報告を待っているぞ。あの技術を我が領でも確立出来れば発展どころか、この国を手に入れることも出来ようぞ」
「はっその通りでございます」
「ならば、我が領の為に……頼むぞ」
「はっお任せを」
~別の場所で~
「そうですか。やはり動きますか」
『はい。ケイン様の読み通りと言いますか。やはり、競合する輩がいるそうです』
「ハァ~こんなことはあたらないで欲しかったですね。分かりました。引き続き頼みます」
『はい、では』
「後は……まだ、こんなにあるんですね。旦那様が折角王様に会って、警告したと言うのに……」
『プルル』
「今度はどこからの報告でしょうか。はい…はあ、そうですか。では、引き続きよろしくお願いします。ふぅ本当に眠れなくなりそうですね」
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