181 / 468
連載
◆面接しました
しおりを挟む
姉弟を連れガンツさん達のいる工房の自室に戻る。
「おう、戻ったか? ん、何じゃまた拾って来たのか」
「ガンツさん、リーサさんの兄弟だよ。ちょっと危ないと思ったから避難させて来た」
「避難って、あの母親からか」
「そう、向こうに行ったらカーティスさんにしがみついていてさ。もう色々ヤバいと思ったから避難させたんだ。リーサさんには悪いけど、しばらくの間は一緒にいてもらうしかないかな」
「親父さんもか?」
「まさか、カーティスさんは独身寮に放り込むよ」
「お前、一応義理の父親になるんだろ?」
「まだだからね」
「それでも、それ相応の扱いってのがあると思うんだがな」
「ないよ。それにしてもまだぶつかり稽古してんのかな。少し遅い気がするけど」
「何だ? その『ぶつかり稽古』ってのは」
「ああ、リーサさんのお母さんがね……」
エルフの里でのことを話そうとしていたら、そのカーティスさんから連絡があった。
「ちょっと待ってね」
ガンツさんとの会話を打ち切り、電話に出る。
「もしもし、カーティスさん? 今どこ?」
『今どこって、ゲートを潜ったらどこかの部屋に出たんだけど、どこかな?』
「じゃ、そっちに行くんでじっとしてて下さいね」
電話を切り、ガンツさんにカーティスさんを迎えに行くことを告げ、部屋を出ようとするとガンボさんに呼び止められる。
「ちょっと待て。ワシも連れて行ってくれ。その人物の為人を見たいからの」
「分かったよ。メアリー達も一緒に行こうか」
「「うん」」
「待て、ワシ一人になるじゃろ。ワシも連れて行け」
ガンツさんが淋しいのはイヤだと着いて来ることになった。
結局全員で転送ゲートタワーまで行くことになったので、カーティスさんがいるであろう階の転送部屋に繋ぐとカーティスさんがいたので、こっちへと来てもらう。
「ここの説明は後でクレイグさんにでも聞いて下さいね」
カーティスさんを転送部屋から連れ出すと、ガンツさん達のところに一緒に戻る。
「じゃあ、ガンボさんとカーティスさんは独身寮に行って、アーロンさんにお願いして下さいね」
「ああ、分かった。その後は軽く面接させてもらうわ。じゃあの」
「あ、待って! 学校建設の話はどうするの?」
「ああ、それがあったな。こっちが終わったら連絡する。それでいいか?」
「うん、いいよ。お願いね」
「あいよ」
手を振って、ガンボさんとカーティスさんが歩き出す。
「じゃあ、こっちはリーサさんの所に行こうか」
「お姉ちゃんのところ?」
デイヴが聞き返す。
「ああ、ちょっと待っててね。ガンツさん車をお願い」
「それはいいが、どっちだ?」
「軽貨物はある?」
「それは入れてないな、仕方ない軽トラでいいな。嬢ちゃん達と一緒に荷台に乗ってくれ」
「うん、分かった」
「じゃ、出すな。『解除』」
ガンツさんが手を翳し軽トラが、出現する。
「「わ~すごい!」」
メアリー達が好奇心から軽トラに近付く。
「ほれ、嬢ちゃん達騒いどらんと、荷台に乗ってくれ。ケインが手伝わんか!」
「ああ、そうだね、ほらこっちだから」
荷台に上がりメアリー達を荷台に乗せると運転席の後ろからガンツさんに合図する。
「ガンツさん、出していいよ。」
「おう、分かった。落ちるなよ」
ゆっくりと軽トラが動き出すと姉弟がまた、はしゃぎ出したので落ちないように注意する。
しばらく走りアンジェさんとリーサさんが働く保育所に着く。
「さあ、降りてくれ」
ガンツさんが軽トラから降り、荷台にいる俺達に話しかける。
「じゃ、降りようか」
「「……」」
「どうしたの?」
「ここ、どこ?」
リーサさんの所に行くと説明したが、部屋に直接行くものと勘違いしたのかメアリーが心配そうに聞いて来るので、近くにいた保育所の子供にリーサさんを呼んでもらう。
少し待つと子供に呼ばれたリーサさんが俺達の側までやって来る。
「ケイン、それにメアリーにデイブ、どうしてここに?」
「リーサさん、あのね……」
エルフの里でのカーティスさんとリディアさんのやり取りを説明する。
「まったく、あの人は……ケイン、すまなかった」
「リーサさんが謝ることじゃないから。それに俺がカーティスさんに頼んだことが原因だしね」
「それでもだ。しかし、困ったもんだな」
「それで、メアリー達は任せてもいいかな。夕方には迎えに来るから、一緒に帰ろうか」
「それはいいが、一緒に家に連れて行ってもいいのか?」
「大丈夫、ヘレンさんもいるし。賑やかになる分には誰も文句言わないでしょ。それより人数増えた分、リーサさんの負担が増えちゃうね」
「私の方は二人増えるくらいだし、それほど負担にはならないから大丈夫だ」
「そう、ならいいかな。じゃ、夕方迎えに来るね」
「ああ、お願いする。ほら、お前達も礼を言いなさい」
「「ありがとう」」
「いいよ、じゃあね」
軽トラに戻るとガンツさんは既に車内に戻っていた。
車の助手席に乗り込み、ドアを閉める。
「ガンツさんはアンジェさんの様子は見てきたの?」
「まあ、ここでのアンジェは普通だからな」
そい言いながら、軽トラを静かに発進させ今度は独身寮へと向かう。
独身寮に着くと軽トラを降りてからガンボさんがいるであろう食堂へと向かう。
「ガンボさん、面接は終わったの?」
「おう、ケインか。今連絡しようと思っていたところだ」
「で、面接の結果はどうだったの?」
「まあ、何とか合格点だな」
「そうなの! よかったね、カーティスさん」
「ああ、これもケイン君のお陰だ。これからもよろしく頼むね」
「そんなのは別にいいですから頑張って下さいね。慣れない環境で大変だとは思いますが」
「ふふふ、『慣れない環境』か……あ、ごめんね。自分だけのことを考えていればいいってのが久し振りでね。これがなかなか新鮮で」
「あ~何となく想像は出来ますが、あまり羽を伸ばすと畳めなくなりますよ」
「うっ。そう言われるとツラいな」
「カーティスさん、よければ今から、学校のことに付いて話し合うんですけど一緒にどうですか?」
「え? 私もいいのかい?」
「何言ってんですか、カーティスさんの働く場所でしょ。しっかり当事者じゃないですか」
「そうか、そうか私も当事者か。じゃ仲間に入れてもらおうかな」
カーティスさんも含め四人が座るテーブルの上にお馴染みのドワーフタウンの模型を出しまずは学校の場所に付いて話し合う。
「おう、戻ったか? ん、何じゃまた拾って来たのか」
「ガンツさん、リーサさんの兄弟だよ。ちょっと危ないと思ったから避難させて来た」
「避難って、あの母親からか」
「そう、向こうに行ったらカーティスさんにしがみついていてさ。もう色々ヤバいと思ったから避難させたんだ。リーサさんには悪いけど、しばらくの間は一緒にいてもらうしかないかな」
「親父さんもか?」
「まさか、カーティスさんは独身寮に放り込むよ」
「お前、一応義理の父親になるんだろ?」
「まだだからね」
「それでも、それ相応の扱いってのがあると思うんだがな」
「ないよ。それにしてもまだぶつかり稽古してんのかな。少し遅い気がするけど」
「何だ? その『ぶつかり稽古』ってのは」
「ああ、リーサさんのお母さんがね……」
エルフの里でのことを話そうとしていたら、そのカーティスさんから連絡があった。
「ちょっと待ってね」
ガンツさんとの会話を打ち切り、電話に出る。
「もしもし、カーティスさん? 今どこ?」
『今どこって、ゲートを潜ったらどこかの部屋に出たんだけど、どこかな?』
「じゃ、そっちに行くんでじっとしてて下さいね」
電話を切り、ガンツさんにカーティスさんを迎えに行くことを告げ、部屋を出ようとするとガンボさんに呼び止められる。
「ちょっと待て。ワシも連れて行ってくれ。その人物の為人を見たいからの」
「分かったよ。メアリー達も一緒に行こうか」
「「うん」」
「待て、ワシ一人になるじゃろ。ワシも連れて行け」
ガンツさんが淋しいのはイヤだと着いて来ることになった。
結局全員で転送ゲートタワーまで行くことになったので、カーティスさんがいるであろう階の転送部屋に繋ぐとカーティスさんがいたので、こっちへと来てもらう。
「ここの説明は後でクレイグさんにでも聞いて下さいね」
カーティスさんを転送部屋から連れ出すと、ガンツさん達のところに一緒に戻る。
「じゃあ、ガンボさんとカーティスさんは独身寮に行って、アーロンさんにお願いして下さいね」
「ああ、分かった。その後は軽く面接させてもらうわ。じゃあの」
「あ、待って! 学校建設の話はどうするの?」
「ああ、それがあったな。こっちが終わったら連絡する。それでいいか?」
「うん、いいよ。お願いね」
「あいよ」
手を振って、ガンボさんとカーティスさんが歩き出す。
「じゃあ、こっちはリーサさんの所に行こうか」
「お姉ちゃんのところ?」
デイヴが聞き返す。
「ああ、ちょっと待っててね。ガンツさん車をお願い」
「それはいいが、どっちだ?」
「軽貨物はある?」
「それは入れてないな、仕方ない軽トラでいいな。嬢ちゃん達と一緒に荷台に乗ってくれ」
「うん、分かった」
「じゃ、出すな。『解除』」
ガンツさんが手を翳し軽トラが、出現する。
「「わ~すごい!」」
メアリー達が好奇心から軽トラに近付く。
「ほれ、嬢ちゃん達騒いどらんと、荷台に乗ってくれ。ケインが手伝わんか!」
「ああ、そうだね、ほらこっちだから」
荷台に上がりメアリー達を荷台に乗せると運転席の後ろからガンツさんに合図する。
「ガンツさん、出していいよ。」
「おう、分かった。落ちるなよ」
ゆっくりと軽トラが動き出すと姉弟がまた、はしゃぎ出したので落ちないように注意する。
しばらく走りアンジェさんとリーサさんが働く保育所に着く。
「さあ、降りてくれ」
ガンツさんが軽トラから降り、荷台にいる俺達に話しかける。
「じゃ、降りようか」
「「……」」
「どうしたの?」
「ここ、どこ?」
リーサさんの所に行くと説明したが、部屋に直接行くものと勘違いしたのかメアリーが心配そうに聞いて来るので、近くにいた保育所の子供にリーサさんを呼んでもらう。
少し待つと子供に呼ばれたリーサさんが俺達の側までやって来る。
「ケイン、それにメアリーにデイブ、どうしてここに?」
「リーサさん、あのね……」
エルフの里でのカーティスさんとリディアさんのやり取りを説明する。
「まったく、あの人は……ケイン、すまなかった」
「リーサさんが謝ることじゃないから。それに俺がカーティスさんに頼んだことが原因だしね」
「それでもだ。しかし、困ったもんだな」
「それで、メアリー達は任せてもいいかな。夕方には迎えに来るから、一緒に帰ろうか」
「それはいいが、一緒に家に連れて行ってもいいのか?」
「大丈夫、ヘレンさんもいるし。賑やかになる分には誰も文句言わないでしょ。それより人数増えた分、リーサさんの負担が増えちゃうね」
「私の方は二人増えるくらいだし、それほど負担にはならないから大丈夫だ」
「そう、ならいいかな。じゃ、夕方迎えに来るね」
「ああ、お願いする。ほら、お前達も礼を言いなさい」
「「ありがとう」」
「いいよ、じゃあね」
軽トラに戻るとガンツさんは既に車内に戻っていた。
車の助手席に乗り込み、ドアを閉める。
「ガンツさんはアンジェさんの様子は見てきたの?」
「まあ、ここでのアンジェは普通だからな」
そい言いながら、軽トラを静かに発進させ今度は独身寮へと向かう。
独身寮に着くと軽トラを降りてからガンボさんがいるであろう食堂へと向かう。
「ガンボさん、面接は終わったの?」
「おう、ケインか。今連絡しようと思っていたところだ」
「で、面接の結果はどうだったの?」
「まあ、何とか合格点だな」
「そうなの! よかったね、カーティスさん」
「ああ、これもケイン君のお陰だ。これからもよろしく頼むね」
「そんなのは別にいいですから頑張って下さいね。慣れない環境で大変だとは思いますが」
「ふふふ、『慣れない環境』か……あ、ごめんね。自分だけのことを考えていればいいってのが久し振りでね。これがなかなか新鮮で」
「あ~何となく想像は出来ますが、あまり羽を伸ばすと畳めなくなりますよ」
「うっ。そう言われるとツラいな」
「カーティスさん、よければ今から、学校のことに付いて話し合うんですけど一緒にどうですか?」
「え? 私もいいのかい?」
「何言ってんですか、カーティスさんの働く場所でしょ。しっかり当事者じゃないですか」
「そうか、そうか私も当事者か。じゃ仲間に入れてもらおうかな」
カーティスさんも含め四人が座るテーブルの上にお馴染みのドワーフタウンの模型を出しまずは学校の場所に付いて話し合う。
0
お気に入りに追加
4,901
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
天災少年はやらかしたくありません!
もるもる(๑˙ϖ˙๑ )
ファンタジー
旧題:チート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!
【アルファポリス様にて発売中!!】
「天災少年はやらかしたくありません!」のタイトルで2022年10月19日出荷されました!
※書籍化に伴い一部を掲載停止させて頂きます
あれ?何でこうなった?
僕の目の前の標的どころか防御結界が消滅。またその先の校舎の上部が消滅。
さらにさらに遠く離れた山の山頂がゴッソリと抉れてしまっている。
あっけにとられる受験者。気絶する女の子。呆然とする教員。
ま……まわりの視線があまりにも痛すぎる……
1人に1つの魂(加護)を3つも持ってしまった少年が、個性の強い魂に振り回されて知らず知らずの内に大災害を発生させて、更なるチートで解決していく物語です!
書籍化記念書き下ろし
天災少年はやらかしたくありません!スピンオフ Stories
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/842685585
第2部『旅行中でもチート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/979266310
第3部『ダンジョンでもチート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/211266610
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。