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◆転がりませんでした
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朝になり、いつもの様に工房の自室へと向かう。
「おはよう、ガンツさん。」
「おう、おはよう。」
「ってか、ここって俺の部屋なのに、いつも当たり前の様にいるよね。」
「何じゃ、今更だな。」
「ん、確かに今更だけどさ、朝来て部屋を開けるとガンツさんがいるんだもの。不思議には思わなかったけど、何でかなとふと思ってね。」
「ふふん、あっちの部屋は誰かさんが使い物にならんようにしてくれたからの。」
「ま~た、何言ってんのさ。ガンツさんの息子の荷物でしょ。」
「ま、まあそうじゃが。」
「それにその前から、ここに入り浸っていたじゃないの。もう、すぐに被害者ぶるんだから。」
「まあ、それはいいから、昨日の続きじゃ。」
「流すんだね、いいけどさ。もう部品は用意したから、次はフレーム部分だね。」
工作室に入り、前部分の草刈り部分のフレームを組み立てる。
二人であ~だこうだとフレームを組み、中に回転刃を設置していく。
「回転刃は歯車で連動させるんだろ?草が絡んだりとかしないのか?」
「あ~そういうのもあるよね。じゃあ、歯車部分を隠すようにするとなれば、下じゃなくて上にするしかないね。」
「そうなると、こんな感じかの。」とガンツさんが回転刃の上の歯車を隠す様に鉄板で覆い隠す。
「側面部分も覆うか?」と聞かれたが側面以外は網でも構わないと返す。
「じゃあ、これで最初の入口部分は終わりか?」
「ねえ、ガンツさん。これって、このままじゃ刈った雑草は奥に進まないと思わない?」
「そうか?そうは思わないが、お前が言うのなら何か理由があるんじゃろ?」
「うん、最初は刈った雑草をそのまま、ベルトコンベアーで送ることが出来ると思ったんだけど、そのまま横向きじゃベルトコンベアーには乗せられないってことに気付いたんだ。そこで、雑草を刈った後にコレを置いて、縦向きに方向を変えようと思うんだ。」
雑草を刈った後にそのままの幅のベルトコンベアーに乗る様に回転刃の後ろに置く。
そして、そのベルトコンベアーの上にはガイドを斜めに設置して刈り取った雑草の向きを横から縦に変更するようにした。
「これで雑草を後ろの縦刈りに送ることが出来るよね。」
「なるほどの。このガイドで向きを変えるんじゃな。」
「そう。これで前は終わり。」
「じゃあ次は後ろに流すベルトコンベアー部分じゃな。」
「それはガンツさんに任せてもいいかな?俺は縦刈り部分を作るからさ。」
「まあ、いいが。次の粉砕機はワシが作るぞ。」
「それは別にいいけど。」
「よし、絶対じゃぞ。ふふふ、そうと決まればベルトコンベアーくらいチャチャッと作ってやるからな。」
「あ~あガンツさん張り切っちゃって…んじゃあ俺は俺で作りますか。」
ガンツさんがベルトコンベアーを作っている場所から少しだけ離れて縦刈りの部分を作り始める。
まずは幅を横刈りに合わせて、縦刈りの回転刃の軸を向かい合わせになるように配置し反対方向に回る様に歯車を合わせる。
回転刃は同じ位置ではなく互い違いになるように少しずつずらして配置した。
後はこれの排出口から、そのまま粉砕機に送り込める様に高い位置に置く。
「これでいいかな。よし、ガンツさんこっちは出来たよ。そっちは?」
「おう、ベルトコンベアーはそこに置いてあるから確認してくれ。」
「それは、いいけど。何?もう作ってるの。」
「ああ、作っとるぞ。何かあったら言うてくれ。」
「まあ、いいか。」とガンツさんが作ったベルトコンベアーを確認する。
「出来ている。出来ているけど、これじゃないんだよガンツさん。」
ベルトコンベアーを送る横向きの回転軸を円柱から、円錐の頂点部分を接続させた形の物に置き換えて、ベルト部分をV字型にすることで横から溢れるのを防ぐようにする。
「ガンツさん、ベルト部分を弄ったから。後で確認してね。」
「何じゃ、ワシの作った物に…ああ、そうかそういうことか。なるほどの~」
「ダメだった?」
「いや、これはワシも気付かんかった。ありがとうな。」
「それで、そっちはどう?」
「おう、粉砕機はもう少しじゃな。」
「そう、じゃ俺はベルトコンベアーを作るね。」
「おう、分かった。」
ベルトコンベアーを作ろうとして、ふと思う。
「これも粉砕機の下に持っていけば、ベルトコンベアーは不要だよな。」と。
「でもガンツさんに黙って作ると拗ねちゃいそうだな。よし、ガンツさ~ん!」
「何じゃ、何かあったか?」
「あったかと言えばあったんだけど。実はさ…」と自分の考えを説明する。
「考えは分かった。じゃがそれだと重心が高くなりすぎないか?雑草が生えているところは大体が荒地じゃろ。」
「それもそうだね。じゃあさ、段違いに組めばある程度の高さは抑えられるよね。とりあえずはそれで作ってみたいんだけどダメかな。」
「段違いか…うむ、面白いな。やってみるか。」
「後は重心を低くするために少し間を離してさ、車一台分くらい離して組めば、低くなると思うんだけどね。」
「おう、ならその辺の位置調整は任せた。」
「うん、任されたよ。あれ?そうなると結局ベルトコンベアーは必要になるじゃん。」
「ふふふ、そうみたいだな。まあ、粉砕機と圧縮機をセットとして考えるならば、これもありじゃろ。」
「それもそうだね。まあいっか。」とさっきまで考えていたのは何なのかと思いはしたが、実際に物が出来上がるまではよくあることと気を取り直してベルトコンベアーを作り出すが、少しでも間の距離を詰めるために何か工夫することが出来ないか考えてみる。
「後ろに送るのは何もそのまま真っ直ぐである必要はないんだから、斜めに設置すればいいのか。なら、間は詰められるな。」
ベルトコンベアー部分はこれで良しとして圧縮機の作成に取り掛かる。
「まずは、箱を用意していっぱいになったら蓋を閉じて、ギュッと圧縮する仕組みでいけるか。」
横幅を同じにして粉砕機から送り込まれた雑草がいっぱいになったのを感知するのは冷蔵庫で使ったレーダー測定にして、少し溢れたら蓋を閉じて、油圧じゃなくスライム液圧で押さえつけて圧縮の完了となり、圧縮された四角い物が後ろに転がされる…ハズが。
「う~ん、直方体じゃダメだね。じゃあ入れ物を箱から円柱に変えるか。」
雑草を積める箱を円柱形に変更して、完成とする。
「ガンツさん、こっちは出来たよ。」
「おはよう、ガンツさん。」
「おう、おはよう。」
「ってか、ここって俺の部屋なのに、いつも当たり前の様にいるよね。」
「何じゃ、今更だな。」
「ん、確かに今更だけどさ、朝来て部屋を開けるとガンツさんがいるんだもの。不思議には思わなかったけど、何でかなとふと思ってね。」
「ふふん、あっちの部屋は誰かさんが使い物にならんようにしてくれたからの。」
「ま~た、何言ってんのさ。ガンツさんの息子の荷物でしょ。」
「ま、まあそうじゃが。」
「それにその前から、ここに入り浸っていたじゃないの。もう、すぐに被害者ぶるんだから。」
「まあ、それはいいから、昨日の続きじゃ。」
「流すんだね、いいけどさ。もう部品は用意したから、次はフレーム部分だね。」
工作室に入り、前部分の草刈り部分のフレームを組み立てる。
二人であ~だこうだとフレームを組み、中に回転刃を設置していく。
「回転刃は歯車で連動させるんだろ?草が絡んだりとかしないのか?」
「あ~そういうのもあるよね。じゃあ、歯車部分を隠すようにするとなれば、下じゃなくて上にするしかないね。」
「そうなると、こんな感じかの。」とガンツさんが回転刃の上の歯車を隠す様に鉄板で覆い隠す。
「側面部分も覆うか?」と聞かれたが側面以外は網でも構わないと返す。
「じゃあ、これで最初の入口部分は終わりか?」
「ねえ、ガンツさん。これって、このままじゃ刈った雑草は奥に進まないと思わない?」
「そうか?そうは思わないが、お前が言うのなら何か理由があるんじゃろ?」
「うん、最初は刈った雑草をそのまま、ベルトコンベアーで送ることが出来ると思ったんだけど、そのまま横向きじゃベルトコンベアーには乗せられないってことに気付いたんだ。そこで、雑草を刈った後にコレを置いて、縦向きに方向を変えようと思うんだ。」
雑草を刈った後にそのままの幅のベルトコンベアーに乗る様に回転刃の後ろに置く。
そして、そのベルトコンベアーの上にはガイドを斜めに設置して刈り取った雑草の向きを横から縦に変更するようにした。
「これで雑草を後ろの縦刈りに送ることが出来るよね。」
「なるほどの。このガイドで向きを変えるんじゃな。」
「そう。これで前は終わり。」
「じゃあ次は後ろに流すベルトコンベアー部分じゃな。」
「それはガンツさんに任せてもいいかな?俺は縦刈り部分を作るからさ。」
「まあ、いいが。次の粉砕機はワシが作るぞ。」
「それは別にいいけど。」
「よし、絶対じゃぞ。ふふふ、そうと決まればベルトコンベアーくらいチャチャッと作ってやるからな。」
「あ~あガンツさん張り切っちゃって…んじゃあ俺は俺で作りますか。」
ガンツさんがベルトコンベアーを作っている場所から少しだけ離れて縦刈りの部分を作り始める。
まずは幅を横刈りに合わせて、縦刈りの回転刃の軸を向かい合わせになるように配置し反対方向に回る様に歯車を合わせる。
回転刃は同じ位置ではなく互い違いになるように少しずつずらして配置した。
後はこれの排出口から、そのまま粉砕機に送り込める様に高い位置に置く。
「これでいいかな。よし、ガンツさんこっちは出来たよ。そっちは?」
「おう、ベルトコンベアーはそこに置いてあるから確認してくれ。」
「それは、いいけど。何?もう作ってるの。」
「ああ、作っとるぞ。何かあったら言うてくれ。」
「まあ、いいか。」とガンツさんが作ったベルトコンベアーを確認する。
「出来ている。出来ているけど、これじゃないんだよガンツさん。」
ベルトコンベアーを送る横向きの回転軸を円柱から、円錐の頂点部分を接続させた形の物に置き換えて、ベルト部分をV字型にすることで横から溢れるのを防ぐようにする。
「ガンツさん、ベルト部分を弄ったから。後で確認してね。」
「何じゃ、ワシの作った物に…ああ、そうかそういうことか。なるほどの~」
「ダメだった?」
「いや、これはワシも気付かんかった。ありがとうな。」
「それで、そっちはどう?」
「おう、粉砕機はもう少しじゃな。」
「そう、じゃ俺はベルトコンベアーを作るね。」
「おう、分かった。」
ベルトコンベアーを作ろうとして、ふと思う。
「これも粉砕機の下に持っていけば、ベルトコンベアーは不要だよな。」と。
「でもガンツさんに黙って作ると拗ねちゃいそうだな。よし、ガンツさ~ん!」
「何じゃ、何かあったか?」
「あったかと言えばあったんだけど。実はさ…」と自分の考えを説明する。
「考えは分かった。じゃがそれだと重心が高くなりすぎないか?雑草が生えているところは大体が荒地じゃろ。」
「それもそうだね。じゃあさ、段違いに組めばある程度の高さは抑えられるよね。とりあえずはそれで作ってみたいんだけどダメかな。」
「段違いか…うむ、面白いな。やってみるか。」
「後は重心を低くするために少し間を離してさ、車一台分くらい離して組めば、低くなると思うんだけどね。」
「おう、ならその辺の位置調整は任せた。」
「うん、任されたよ。あれ?そうなると結局ベルトコンベアーは必要になるじゃん。」
「ふふふ、そうみたいだな。まあ、粉砕機と圧縮機をセットとして考えるならば、これもありじゃろ。」
「それもそうだね。まあいっか。」とさっきまで考えていたのは何なのかと思いはしたが、実際に物が出来上がるまではよくあることと気を取り直してベルトコンベアーを作り出すが、少しでも間の距離を詰めるために何か工夫することが出来ないか考えてみる。
「後ろに送るのは何もそのまま真っ直ぐである必要はないんだから、斜めに設置すればいいのか。なら、間は詰められるな。」
ベルトコンベアー部分はこれで良しとして圧縮機の作成に取り掛かる。
「まずは、箱を用意していっぱいになったら蓋を閉じて、ギュッと圧縮する仕組みでいけるか。」
横幅を同じにして粉砕機から送り込まれた雑草がいっぱいになったのを感知するのは冷蔵庫で使ったレーダー測定にして、少し溢れたら蓋を閉じて、油圧じゃなくスライム液圧で押さえつけて圧縮の完了となり、圧縮された四角い物が後ろに転がされる…ハズが。
「う~ん、直方体じゃダメだね。じゃあ入れ物を箱から円柱に変えるか。」
雑草を積める箱を円柱形に変更して、完成とする。
「ガンツさん、こっちは出来たよ。」
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