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◆迎えに行きました
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工房の問題も一応片付いたと思うので、シンディさんの工房へと行く前に念の為にシンディさんに電話を掛ける。
『は~い、シンディで~す。』
「シンディさん?連絡が来ないから、こっちから電話したんだけど?」
『あ!ケイン君。今ね皆んなここに来ているんだけど来る?』
「(ガンツさん、この人酔ってるよ。もう他の人を探そう。)」
「まあ、とりあえず行ってみよう。他のはまともかもしれんしな。」
「じゃあシンディさん、今から行きますから。」
『おう、待ってるよ~じゃあね~』
「ったく。ケインの『残念ホイホイ』は凄いの~」
「ねえ~これって俺のせいなの?」
「お前のせいではないが、何が惹きつけるのかの?」
「そんなの俺が知りたいよ。」
ガンツさんが車を出したので乗り込みシンディさんの工房へと向かう。
工房の前に車を止め、降りるとガンツさんがすぐに収納する。
「よし、行こうか。ん?ちょっと待て、酒臭いな。ケインはここで待ってた方がいいぞ。どうも宴会しているらしい。」
「やっぱり、懲りないね~ガンツさん一人で大丈夫?飲み会に参加したりとかないよね?もし、そうなったらアンジェさんに言い付けることになるから、それだけはしたくないんだけど。」
「…分かった。なるべく頑張るから。任せろ。」
「怪しい…任せることは出来ないな。」
「そんな言うなよ。ホンのちょっとじゃないか。見逃してはもらえんかの。」
「そうは言うけどさ、ここで樽への詰め込みが遅れると全部が遅れるんだけど。ガンツさんは待っている人達に説明出来る?特にアンジェさんとかさ。」
「その名前を出すのは反則じゃろう。」
「でも、一番楽しみにしている人には違いないよね。」
「そりゃ分かってはいる。けどの~それは出来上がりというか熟成するのは大分先じゃろう。なら、今のこの時点での酒が大事じゃないか。なあ、そう思うじゃろ?」
「一瞬の快楽の為に他の人の期待を裏切るんだ。」
「ぐっ、そう言ってくれるな。分かっている。分かってはいるんだが、この酒の匂いがな…」
「じゃ、ガンツさんがここにいてね。俺が聞いてくるから。」
「な、何でお前が!ここは大人のワシに任せるべきじゃろ。」
「何言ってんの!お酒飲む為に行こうとしてた癖に!決めた!絶対にアンジェさんに言いつけてやる!」
「待て、ケイン。分かった、分かったから言い付けるのだけはやめてくれ。ワシはここで大人しく待っているから。な?」
「分かった?なら、ここで大人しくしてるんだよ。いいね?」
「ああ、分かった。分かったから、早くしてくれ。こんなに酒臭い所に置いて行かれたらたまらん。」
「じゃあ行って来るね。」
「ああ、早くしてくれな。」
工房に入って行くと奥の部屋でシンディさんと職人らしきおじさん達が酒盛りをしていた。
「シンディさん、これはどういうことなのかな?」
「あっケイン君、やっと来た。紹介します。彼が今回の依頼人のケイン君です。はい、拍手!」
『パチパチパチ』とおじさん達が拍手する。
「シンディさん、俺達が何を依頼したのか覚えていますか?」
「覚えているよ~樽でしょ!もうここにいる人達で立派な樽を作ってあげるから!任せなさい!」
「で、現物はどこにあるの?」
「現物って?」
「三日でサンプルの樽を作るって話でしたよね?」
「あれ?そうだっけ?ねえ、樽を作った人いる?」
「何だ~そんな話は聞いてないぞ~」
「そうだな~何か大きな話があるって言うから集まったんだからな~」
「そんなのはいいから、兄ちゃんは酒飲めるのかい?」
「呆れた…シンディさん、この話はここまでですね。じゃ、帰ります。」
「え~帰っちゃうの~つれないな~まあいいか、またね~」
「何だ帰るのか、兄ちゃん。飲んでいかないのか?」
「いえ、俺は帰りますので。」
工房の外に出るとガンツさんが拗ねた様な感じで待っていた。
「何で拗ねているの?俺が飲める訳ないのに。」
「それはそうじゃが…で、樽は見れたのか?」
「ダメ!全然ダメ!選定から間違っていたよ。こっちでまともな職人を探すしかないよ。」
「何じゃ話が見えんぞ。」
「それがね…」とガンツさんにさっきシンディさんとした話の内容を聞かせる。
「とんでもないな。」
「でしょ。でも、どうしよう。さっきの場にはこの辺の木工職人がいただろうから、もうこの辺にはまともな職人がいないってことになるんだけど。」
「それは厄介だな。」
「だよね。ねえガンツさんのお子さんって木工職人だったりしないの?」
「ワシの息子か…どうだったかな。」
「誰か一人ぐらいはいないの?」
「そうワシに言われてもな。」
「なら、この件は棚上げでアズマ村に行こうか。」
「そうじゃな、食べ損ねた昼飯も道中で済ませるか。」
「あ~忘れてた。」
「ああ、その前にアイツを拾っていくか。すまんが先に済ませるからの。」
「いいよ、工房の人も助かるんじゃない。」
「我が息子ながら情けないの~」
工房の前に付けアルガンさんを呼び、荷物を持って乗り込む様に指示するガンツさん。
「そんな急に言われても…」
「何じゃ、部屋は遠いのか?」
「いや、ここの親父の部屋を使わせてもらっているから…」
「なら、さっさと纏めてこんか!」
「はい!」と返事を残しアルガンさんが上に上がっていく。
「そうじゃ、ボビーはいるかの?」
「親方、何用ですか?」
「いやな、さっきの工房の移転と言うか移設の話なんじゃが、通勤とか家のことは気にする必要はないと言うのを言い忘れておってな。」
「家は分かりますが、通勤の心配はないってのは、ちょっと分からないですね。」
「そこは、ほれ。お前も知っておろうが、ケインのゲートでチョチョイとここと向こうを繋いでもらえばいい話での。実際にドワーフの里とドワーフタウンはいつでも往来可能じゃ。」
「ああ、そう言うことですか。分かりました。そういうのが分かるだけでも気が楽になりますね。」
「いきなり移設と言う話を出したからの。戸惑うのもしょうがないとは思うが、何も気にすることなく働いてもらえる様にするのはワシの役目じゃからな。」
「はい、よろしくお願いしますね。では、さっきの話を参考に皆の意見を聞いて纏めておきますので。」
「そうか、じゃあ三日後にな。」
「はい、分かりました。」
「それにしても、あのバカ息子は遅いの~」
「ちょっと見てくるか。ケイン、ちょっと見てくるから待っててくれ。」
「分かったよ。あまり怒らないでやってね。」
「ああ、余程のことがない限りはワシも怒りはせんよ。じゃ行ってくるか。」
エレベーターで上がっていくガンツさんを見送るとボビーさんと目が合う。
「親方とケイン君は相変わらずの様ですね。安心しました。」
「そんなに久しぶりでもないでしょう。だから、俺とガンツさんの間も変わったりはしないよ。そんなことよりボビーさんは引越し?それとも通勤?」
「そうですね、悩む所ですが家族の意見も聞いてからにしたいと思っています。それにドワーフタウンの噂は耳にはしますが、実際に見たことはないので。」
「なら、家族の人に見てもらってくればいいんじゃないかな。ボビーさんのご家族は何人?」
「そうですね、私を含めて五人です。」
「そう。なら、はいこれ。」と『魔導列車』の乗車券を渡す。
「これは?」
「魔導列車の家族分の乗車券。これはドワーフタウン内なら乗り降り自由だから持っといて。」
「魔導列車と言うと、あの西門から見えるあれですか?」
「多分、それで合っていると思うよ。他にも欲しいと言う人がいたら渡して。この工房の人なら、タダだからって言っといて。じゃあ余分に渡しとくね。はい。」
「わ、分かりました。預からせてもらいます。」
「ちゃんと使ってよ。」
「はい。使わせてもらいます。実は気にはなっていたんですが、行く切っ掛けがなくて。」
「今ならまだプールにも入れると思うから、遊んで行ってよ。」
「『プール』ですか?」
「そう、水着に着替えてから水の中で遊ぶの。こんな暑い日は気持ちいいよ。お子さんも喜ぶと思うし。水着ならプールの側で売ってるからさ。」
「そんな施設もあるんですね。」
「そう、どう興味持ってくれた?」
「ええ、私もこの目で見てみたいですね。」
「じゃあ、三日後は一次応募ってことにして、一週間後を二次応募とか区切ってもいいよね。そうガンツさんに言っとくから、そっちも工員の人達に通達はお願いね。」
「分かりました。それにしても戻って来ないですね。」
「そうだね、イヤな予感しかしないけど。」
その時、上の階からガンツさんの「このバカモンが~!」と怒鳴り声が聞こえて来た。
「やっぱり…」
『は~い、シンディで~す。』
「シンディさん?連絡が来ないから、こっちから電話したんだけど?」
『あ!ケイン君。今ね皆んなここに来ているんだけど来る?』
「(ガンツさん、この人酔ってるよ。もう他の人を探そう。)」
「まあ、とりあえず行ってみよう。他のはまともかもしれんしな。」
「じゃあシンディさん、今から行きますから。」
『おう、待ってるよ~じゃあね~』
「ったく。ケインの『残念ホイホイ』は凄いの~」
「ねえ~これって俺のせいなの?」
「お前のせいではないが、何が惹きつけるのかの?」
「そんなの俺が知りたいよ。」
ガンツさんが車を出したので乗り込みシンディさんの工房へと向かう。
工房の前に車を止め、降りるとガンツさんがすぐに収納する。
「よし、行こうか。ん?ちょっと待て、酒臭いな。ケインはここで待ってた方がいいぞ。どうも宴会しているらしい。」
「やっぱり、懲りないね~ガンツさん一人で大丈夫?飲み会に参加したりとかないよね?もし、そうなったらアンジェさんに言い付けることになるから、それだけはしたくないんだけど。」
「…分かった。なるべく頑張るから。任せろ。」
「怪しい…任せることは出来ないな。」
「そんな言うなよ。ホンのちょっとじゃないか。見逃してはもらえんかの。」
「そうは言うけどさ、ここで樽への詰め込みが遅れると全部が遅れるんだけど。ガンツさんは待っている人達に説明出来る?特にアンジェさんとかさ。」
「その名前を出すのは反則じゃろう。」
「でも、一番楽しみにしている人には違いないよね。」
「そりゃ分かってはいる。けどの~それは出来上がりというか熟成するのは大分先じゃろう。なら、今のこの時点での酒が大事じゃないか。なあ、そう思うじゃろ?」
「一瞬の快楽の為に他の人の期待を裏切るんだ。」
「ぐっ、そう言ってくれるな。分かっている。分かってはいるんだが、この酒の匂いがな…」
「じゃ、ガンツさんがここにいてね。俺が聞いてくるから。」
「な、何でお前が!ここは大人のワシに任せるべきじゃろ。」
「何言ってんの!お酒飲む為に行こうとしてた癖に!決めた!絶対にアンジェさんに言いつけてやる!」
「待て、ケイン。分かった、分かったから言い付けるのだけはやめてくれ。ワシはここで大人しく待っているから。な?」
「分かった?なら、ここで大人しくしてるんだよ。いいね?」
「ああ、分かった。分かったから、早くしてくれ。こんなに酒臭い所に置いて行かれたらたまらん。」
「じゃあ行って来るね。」
「ああ、早くしてくれな。」
工房に入って行くと奥の部屋でシンディさんと職人らしきおじさん達が酒盛りをしていた。
「シンディさん、これはどういうことなのかな?」
「あっケイン君、やっと来た。紹介します。彼が今回の依頼人のケイン君です。はい、拍手!」
『パチパチパチ』とおじさん達が拍手する。
「シンディさん、俺達が何を依頼したのか覚えていますか?」
「覚えているよ~樽でしょ!もうここにいる人達で立派な樽を作ってあげるから!任せなさい!」
「で、現物はどこにあるの?」
「現物って?」
「三日でサンプルの樽を作るって話でしたよね?」
「あれ?そうだっけ?ねえ、樽を作った人いる?」
「何だ~そんな話は聞いてないぞ~」
「そうだな~何か大きな話があるって言うから集まったんだからな~」
「そんなのはいいから、兄ちゃんは酒飲めるのかい?」
「呆れた…シンディさん、この話はここまでですね。じゃ、帰ります。」
「え~帰っちゃうの~つれないな~まあいいか、またね~」
「何だ帰るのか、兄ちゃん。飲んでいかないのか?」
「いえ、俺は帰りますので。」
工房の外に出るとガンツさんが拗ねた様な感じで待っていた。
「何で拗ねているの?俺が飲める訳ないのに。」
「それはそうじゃが…で、樽は見れたのか?」
「ダメ!全然ダメ!選定から間違っていたよ。こっちでまともな職人を探すしかないよ。」
「何じゃ話が見えんぞ。」
「それがね…」とガンツさんにさっきシンディさんとした話の内容を聞かせる。
「とんでもないな。」
「でしょ。でも、どうしよう。さっきの場にはこの辺の木工職人がいただろうから、もうこの辺にはまともな職人がいないってことになるんだけど。」
「それは厄介だな。」
「だよね。ねえガンツさんのお子さんって木工職人だったりしないの?」
「ワシの息子か…どうだったかな。」
「誰か一人ぐらいはいないの?」
「そうワシに言われてもな。」
「なら、この件は棚上げでアズマ村に行こうか。」
「そうじゃな、食べ損ねた昼飯も道中で済ませるか。」
「あ~忘れてた。」
「ああ、その前にアイツを拾っていくか。すまんが先に済ませるからの。」
「いいよ、工房の人も助かるんじゃない。」
「我が息子ながら情けないの~」
工房の前に付けアルガンさんを呼び、荷物を持って乗り込む様に指示するガンツさん。
「そんな急に言われても…」
「何じゃ、部屋は遠いのか?」
「いや、ここの親父の部屋を使わせてもらっているから…」
「なら、さっさと纏めてこんか!」
「はい!」と返事を残しアルガンさんが上に上がっていく。
「そうじゃ、ボビーはいるかの?」
「親方、何用ですか?」
「いやな、さっきの工房の移転と言うか移設の話なんじゃが、通勤とか家のことは気にする必要はないと言うのを言い忘れておってな。」
「家は分かりますが、通勤の心配はないってのは、ちょっと分からないですね。」
「そこは、ほれ。お前も知っておろうが、ケインのゲートでチョチョイとここと向こうを繋いでもらえばいい話での。実際にドワーフの里とドワーフタウンはいつでも往来可能じゃ。」
「ああ、そう言うことですか。分かりました。そういうのが分かるだけでも気が楽になりますね。」
「いきなり移設と言う話を出したからの。戸惑うのもしょうがないとは思うが、何も気にすることなく働いてもらえる様にするのはワシの役目じゃからな。」
「はい、よろしくお願いしますね。では、さっきの話を参考に皆の意見を聞いて纏めておきますので。」
「そうか、じゃあ三日後にな。」
「はい、分かりました。」
「それにしても、あのバカ息子は遅いの~」
「ちょっと見てくるか。ケイン、ちょっと見てくるから待っててくれ。」
「分かったよ。あまり怒らないでやってね。」
「ああ、余程のことがない限りはワシも怒りはせんよ。じゃ行ってくるか。」
エレベーターで上がっていくガンツさんを見送るとボビーさんと目が合う。
「親方とケイン君は相変わらずの様ですね。安心しました。」
「そんなに久しぶりでもないでしょう。だから、俺とガンツさんの間も変わったりはしないよ。そんなことよりボビーさんは引越し?それとも通勤?」
「そうですね、悩む所ですが家族の意見も聞いてからにしたいと思っています。それにドワーフタウンの噂は耳にはしますが、実際に見たことはないので。」
「なら、家族の人に見てもらってくればいいんじゃないかな。ボビーさんのご家族は何人?」
「そうですね、私を含めて五人です。」
「そう。なら、はいこれ。」と『魔導列車』の乗車券を渡す。
「これは?」
「魔導列車の家族分の乗車券。これはドワーフタウン内なら乗り降り自由だから持っといて。」
「魔導列車と言うと、あの西門から見えるあれですか?」
「多分、それで合っていると思うよ。他にも欲しいと言う人がいたら渡して。この工房の人なら、タダだからって言っといて。じゃあ余分に渡しとくね。はい。」
「わ、分かりました。預からせてもらいます。」
「ちゃんと使ってよ。」
「はい。使わせてもらいます。実は気にはなっていたんですが、行く切っ掛けがなくて。」
「今ならまだプールにも入れると思うから、遊んで行ってよ。」
「『プール』ですか?」
「そう、水着に着替えてから水の中で遊ぶの。こんな暑い日は気持ちいいよ。お子さんも喜ぶと思うし。水着ならプールの側で売ってるからさ。」
「そんな施設もあるんですね。」
「そう、どう興味持ってくれた?」
「ええ、私もこの目で見てみたいですね。」
「じゃあ、三日後は一次応募ってことにして、一週間後を二次応募とか区切ってもいいよね。そうガンツさんに言っとくから、そっちも工員の人達に通達はお願いね。」
「分かりました。それにしても戻って来ないですね。」
「そうだね、イヤな予感しかしないけど。」
その時、上の階からガンツさんの「このバカモンが~!」と怒鳴り声が聞こえて来た。
「やっぱり…」
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