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◆好奇心が爆上がりでした
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ガンツさんと自室の工作室に入りセンターデフにディファレンシャルギアの試作品を作り少し大きめの模型に取り付ける。
模型の駆動装置は魔導モーターで代用し、動力部分からの伝達経路と動きを前後左右に上下とあらゆる角度から観察した後、床を走らせて内輪差、外輪差でデフがどう動くのかを説明する。
「なあ、これって今作ろうとしている四駆だけじゃなく、今の車にも使えるんじゃないのか?」
「まあ、そうなんだけどね。今は後輪駆動だから、その辺は考えなくてもいいかなと。」
「そうか、これが使えれば前輪駆動に切り替えられるんだろう?そうなりゃ部品点数も減るんじゃないか。」
「だけど、まだハンドルが重くなるとかデメリットの方が大きいよ。もう少し待ってよ。」
「ハンドルが多少重くなってもワシは構わんぞ。」
「誰でもガンツさんほど力は強くないからね。」
「そうか、そこの違いか。なら、しょうがない。」
模型での試走がうまくいったので、今度は実物大の試作車へと取り掛かる。
が、フレームを組もうとした所で自分達の身長じゃ高過ぎることに気が付いた。
「ガンツさん、これ足場がないと無理だね。」
「そうじゃの。」
もうここでの作業は無理なので、荷物を片付けて下へと移動する。
下に向かうとそこには五台目に群がり完成を目指している工員達の姿があった。
「あ、親方。もうすぐ完成ですよ。」
「完成って、この五台目がか?」
「そうです。これで最後ですね。」
「やっちまったな~」
「やっちゃったね~」
「それで、そっちの方は用意出来ているんですか?」
「ケイン、模型を大小出してやってくれ。」
「いいよ、はいこれ。」
「これは?」
「『四輪駆動車』じゃ。略して『四駆』じゃ。」
「見た目には車高が高いだけの様な気がしますが…ん?中央部分から前後に伸びている?」
「まあ、まずはその大きい方の模型をひっくり返してみるんじゃな。」
「分かりました。ちょっと手伝ってくれ。」
「「ああ。」」
三人で模型をひっくり返す。
「いいか見とれよ。」
ガンツさんが仮置きの魔導モーターを起動すると、魔導モーターから動力が伝えられ前後の車輪が回る。
工員達が前後の車輪が動くのを見て「どういうこと?」とガンツさんを振り返る。
「じゃから、『四輪駆動』と言うたじゃろ。駆動部分からの動力の伝達経路をよく見るんじゃ。」
「伝達経路は、この中央部分で…」
ガンツさんに説明を任せている内にとビリーさんを探す。
「えっと、ビリーさんはいるかな?」
「あ、はい!ケイン君、ここです。」
「いたいた。ビリーさん、この駆動方法は高速化にも使えるかもしれないから、よく見といて。」
「高速化ですか?それはどうして?」
「今は、後輪部分で動力を路面に伝えているでしょ。」
「ええ、そうですね。」
「それが四つになる。単純に考えれば、路面に伝える力が四つになるから速くなりそうなんだけどね。」
「違うんですか?」
「実際には部品が増えるから重くなって、それほど速さは感じられないかな。ただ、前輪にも動力が伝わるから、曲がるのは速くなると思わない?」
「本当ですか?」
「分からない。」
「え~そこは明言して欲しかった。」
「それはビリーさんが確かめればいいんじゃないかな。まずは四駆で速さを体感出来るのか。コーナーを速く回れるのかとかさ。」
「そうか、そうですよね。分かりました。やってみます。」
「あ、成果はこっちにも回してね。」
「…ちゃっかりしてますね。」
「ありがとう。」
「褒めてませんから!」
ガンツさんはまだ模型で説明している。
「ガンツさん、マイクロバスのドワーフ版も話してみたら?それで四駆が出来たらさ、そっちのドワーフ版も提案してみればいいじゃん。俺達が考えたのよりいいのが出来るかもよ?」
「そうじゃな、たまにはこいつらと競り合うのもいいかもしれんな。」
ガンツさんが一旦説明を切り上げ、四駆とドワーフ版のマイクロバスを作ることを提案する。
「今度はそんなに数は必要とせんのでな。まずは二台ずつ作ってもらう。」
「分かりました。親方!じゃ、後は俺達で決めますんで。なぁ!」
「「「「「「「「「「おお!」」」」」」」」」」
「何かワシの立場が…」
「まあ、あちこち出回っているからね。」
「誰のせいと思っとる!」
「ええ、俺のせいだと言うの?」
「それ以外に何があると言うんじゃ!」
「ガンツさんの好奇心?」
「ぐっ…ま、まあそれもあることは認めよう。」
「認めようって、それ以外ないでしょ。」
「じゃが…」
「あれ、親方まだいたんですか?ケイン君、そこの出来上がったのを早く収納しちゃって下さい。作業の邪魔になるので。」
「はい、今片付けますね。『収納』っと。」
「ありがとうケイン君。って親方はまだいるんですか?ここに居ても、もう俺達に用はありませんよ。あの試作車が出来上がったら連絡しますので。」
「あ、ああ頼む。」
ガンツさんと一緒に工房を出る。
「なあ、ケインよ。」
「何?ガンツさん。」
「試作車はワシらで作るって言うたよな。」
「ああ、そのつもりだったけどね。」
「何でアイツらが中心で作ることになったんじゃ?」
「最初に説明し過ぎたのかもね。」
「そんなことが?」
「そんなことで好奇心が湧きあがったんだろうね。抑えが効かなくなるくらいに。」
「もうワシなんか、その辺のおじいさん扱いじゃったけどな。」
「まあいいじゃない。今日は教習所にマイクロバスを届けて終わりにしようか。」
「そうするか。」
模型の駆動装置は魔導モーターで代用し、動力部分からの伝達経路と動きを前後左右に上下とあらゆる角度から観察した後、床を走らせて内輪差、外輪差でデフがどう動くのかを説明する。
「なあ、これって今作ろうとしている四駆だけじゃなく、今の車にも使えるんじゃないのか?」
「まあ、そうなんだけどね。今は後輪駆動だから、その辺は考えなくてもいいかなと。」
「そうか、これが使えれば前輪駆動に切り替えられるんだろう?そうなりゃ部品点数も減るんじゃないか。」
「だけど、まだハンドルが重くなるとかデメリットの方が大きいよ。もう少し待ってよ。」
「ハンドルが多少重くなってもワシは構わんぞ。」
「誰でもガンツさんほど力は強くないからね。」
「そうか、そこの違いか。なら、しょうがない。」
模型での試走がうまくいったので、今度は実物大の試作車へと取り掛かる。
が、フレームを組もうとした所で自分達の身長じゃ高過ぎることに気が付いた。
「ガンツさん、これ足場がないと無理だね。」
「そうじゃの。」
もうここでの作業は無理なので、荷物を片付けて下へと移動する。
下に向かうとそこには五台目に群がり完成を目指している工員達の姿があった。
「あ、親方。もうすぐ完成ですよ。」
「完成って、この五台目がか?」
「そうです。これで最後ですね。」
「やっちまったな~」
「やっちゃったね~」
「それで、そっちの方は用意出来ているんですか?」
「ケイン、模型を大小出してやってくれ。」
「いいよ、はいこれ。」
「これは?」
「『四輪駆動車』じゃ。略して『四駆』じゃ。」
「見た目には車高が高いだけの様な気がしますが…ん?中央部分から前後に伸びている?」
「まあ、まずはその大きい方の模型をひっくり返してみるんじゃな。」
「分かりました。ちょっと手伝ってくれ。」
「「ああ。」」
三人で模型をひっくり返す。
「いいか見とれよ。」
ガンツさんが仮置きの魔導モーターを起動すると、魔導モーターから動力が伝えられ前後の車輪が回る。
工員達が前後の車輪が動くのを見て「どういうこと?」とガンツさんを振り返る。
「じゃから、『四輪駆動』と言うたじゃろ。駆動部分からの動力の伝達経路をよく見るんじゃ。」
「伝達経路は、この中央部分で…」
ガンツさんに説明を任せている内にとビリーさんを探す。
「えっと、ビリーさんはいるかな?」
「あ、はい!ケイン君、ここです。」
「いたいた。ビリーさん、この駆動方法は高速化にも使えるかもしれないから、よく見といて。」
「高速化ですか?それはどうして?」
「今は、後輪部分で動力を路面に伝えているでしょ。」
「ええ、そうですね。」
「それが四つになる。単純に考えれば、路面に伝える力が四つになるから速くなりそうなんだけどね。」
「違うんですか?」
「実際には部品が増えるから重くなって、それほど速さは感じられないかな。ただ、前輪にも動力が伝わるから、曲がるのは速くなると思わない?」
「本当ですか?」
「分からない。」
「え~そこは明言して欲しかった。」
「それはビリーさんが確かめればいいんじゃないかな。まずは四駆で速さを体感出来るのか。コーナーを速く回れるのかとかさ。」
「そうか、そうですよね。分かりました。やってみます。」
「あ、成果はこっちにも回してね。」
「…ちゃっかりしてますね。」
「ありがとう。」
「褒めてませんから!」
ガンツさんはまだ模型で説明している。
「ガンツさん、マイクロバスのドワーフ版も話してみたら?それで四駆が出来たらさ、そっちのドワーフ版も提案してみればいいじゃん。俺達が考えたのよりいいのが出来るかもよ?」
「そうじゃな、たまにはこいつらと競り合うのもいいかもしれんな。」
ガンツさんが一旦説明を切り上げ、四駆とドワーフ版のマイクロバスを作ることを提案する。
「今度はそんなに数は必要とせんのでな。まずは二台ずつ作ってもらう。」
「分かりました。親方!じゃ、後は俺達で決めますんで。なぁ!」
「「「「「「「「「「おお!」」」」」」」」」」
「何かワシの立場が…」
「まあ、あちこち出回っているからね。」
「誰のせいと思っとる!」
「ええ、俺のせいだと言うの?」
「それ以外に何があると言うんじゃ!」
「ガンツさんの好奇心?」
「ぐっ…ま、まあそれもあることは認めよう。」
「認めようって、それ以外ないでしょ。」
「じゃが…」
「あれ、親方まだいたんですか?ケイン君、そこの出来上がったのを早く収納しちゃって下さい。作業の邪魔になるので。」
「はい、今片付けますね。『収納』っと。」
「ありがとうケイン君。って親方はまだいるんですか?ここに居ても、もう俺達に用はありませんよ。あの試作車が出来上がったら連絡しますので。」
「あ、ああ頼む。」
ガンツさんと一緒に工房を出る。
「なあ、ケインよ。」
「何?ガンツさん。」
「試作車はワシらで作るって言うたよな。」
「ああ、そのつもりだったけどね。」
「何でアイツらが中心で作ることになったんじゃ?」
「最初に説明し過ぎたのかもね。」
「そんなことが?」
「そんなことで好奇心が湧きあがったんだろうね。抑えが効かなくなるくらいに。」
「もうワシなんか、その辺のおじいさん扱いじゃったけどな。」
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