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◆災いを封じました
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門の外に出るとガンツさんがこちらを睨んで立って待っていた。
「もしかして疑っていた?」
「ああ、『もしも』があるからな。」
「もう、本当に疑り深いじ「じい様言うな!」…分かったよ。」
見送ってくれる里の人達に「また明日」と告げてホーク号に乗り込む。
操縦席に座りタブレットでここの位置とドワーフタウンの位置を確認すると、本当に大陸の両端だった。
「ねえ、ガンツさんこれってさ、もしかしたらだけど、あっちの方向に飛んでいけばぐるっと回ってドワーフタウンに帰れるかもね。」
ガンツさんがホーク号を上昇させながら「一周?何を言っとる?」と不思議なものを見るような目でこっちを見る。
「(あれ?もしかて、ここって惑星じゃなくて、お盆なの?それもあるかもね、ファンタジーな世界だし。いやでも、水平線が丸いのは見たし。なら天動説の方?地動説は邪道な世界?あれ早まったか。)え~とガンツさん、この星って丸いんじゃないの?」
「は?何を言ってるんじゃ。『星』ってのは夜に光って見えるあれじゃろ?」
「え~とね、この地面や海の先ってどうなっているのかな?って。」
「そりゃお前、端っこは滝になって落ちて行くに決まっとる。」
「ええ~リーサさん、そうなの?」
「ああ、そう言われているな。どうしたケイン、おかしいぞ。」
「(うわぁ丸いって言ったら、異端者扱いされて始末されたりしないよね。)そ、そう?なら、その端っこを見に行ってみない?このホーク号なら、どんな場所でもひとっ飛びだし。ね?」
「そうじゃな、ここまで来たのならついでじゃな。アンジェはいいか?」
「うふふ、そんな顔されて断れって言うんですか。私だって興味はありますもの。さあ行きなさいガンツ!」
「おう、ケインこの方向でいいんだな。」
「いいよ。行っちゃって!」
「よし、フルスロットルじゃ~!」
「あ、バカ…」
「「「…」」」
ガンツさんがアンジェさん達のことを忘れ、いきなりの急加速で文字通りに客室の人達を遥か後方に置き去りにしようしたので、少し落ち着いた頃にガンツさんに後ろを見るように言ってみる。
「何じゃケイン、前を見とかんと危ないじゃろ。」
「前は俺が見てるから後ろの人達を見てみなよ。」
「何じゃ後ろの人達って…あ!」
「忘れてたみたいね。俺は知らないからね。」
「ケ、ケインこれはどうすればいいのかな~」
「さあ?思いっきり怒られるしかないんじゃない?」
「『さあ』って、それはちょっと冷たくないか?」
「俺は言ったよね?『いきなりはやめて』と。」
「そ、そうじゃったかな~」
「もう気絶しちゃったみたいだし、しばらくは放置で。」
「それもそうじゃな。」
しばらく飛んでいたが一向に端っこが見えない。
「ガンツさん、まだ端っこに着かないね。」
「そうじゃの。もっと遠いのかの。そろそろ帰らんと明日がキツイんじゃが。ん?」
「どうしたの?」
「あそこに見えるのは、見覚えのある建物の様な気がするんじゃが。」
「へえ、ガンツは端っこよりも、早く家に帰りたかった訳だ。」
「いや、違うぞ。ワシは端っこが見たくて、つい…え?起きてました?」
「ああ、『そうじゃの』とガンツが言った頃かな。まあ、ついさっきだ。」
「それで端っことやらはガンツ達だけで楽しんだのか?」
「あら、あなたそうなの?」
「ええ!私達を気絶させといて自分達だけかよ。ずるいぞ!」
「いや、違うんだ。」
「何が違うんだ?私達は気絶させられたんだが?」
「それは事実だ謝る。すまんかった。」
「じゃ、何が違うんだ?」
「…ケイン、ワシじゃうまく説明出来ん頼む。」
「はいはい、じゃ着いてから説明するから、まずは格納庫に降ろしてね。」
「ああ、分かった。」
格納庫にホーク号を着陸させた後、ガンツさんがホーク号をしまうの待って工房へと戻る。
「じゃ説明するね。」
「「「「はい。」」」」
「あれ、モニカさんはもういいよ。お疲れでした。」
「ああ、じゃまた。…って、そんなこと言うなよ。私にも教えてくれよ~」
「でも、モニカさんに教えたら『異端者』扱いされて始末される運命しか見えないんだけど。」
「いくら私でもそこまでは…何故私をそんな生温い眼差しで見る?まさか私がどこかでここでの話をするとでも思っているのか?」
「「「「はい。」」」」
「それほど信じられないのか!」
「だって今までが今までだし。それを信じろと言われてもね~」
「そうじゃな、お前は知らない方が長生き出来るぞ。」
「そんな、そりゃちょっとは他の所で自慢出来るかもとか思ったりはしたけどさ。」
「ケイン、今朝の誓約には、これから話すことも含まれるのか?」
「ああ、そう言えば誓約したね。でもちょっと不安かな。念の為に重ね掛けしとこうかな。」
「ま、待てなんで私だけなんだ。ずるいぞ。これじゃ仲間外れじゃないか。」
「ん~仲間外れって言うよりは…」
「『言うよりは』?」
「俺達の身の安全の為かな。」
「それに私は含まれないのか?」
「その為にモニカさんに誓約を掛けるんじゃない。」
「じゃあ何か私の口の軽さが災いして、ここにいる連中が危うくなると言うのか?」
「「「「はい。」」」」
「納得いかない!」
「もう面倒だな『睡眠』と、そして『………』を強制的に『誓約』っと。これで安心かな。」
「「「うわ…」」」
「何で引いてるの?」
「そんなの見たら引くじゃろ。」
「そう?ま、いいか。じゃ説明するね。まずはこの画面を見てもらえる。」
テーブルにタブレットを置き、今朝飛んだルートを説明する。
「そうじゃな、ここの格納庫から王都を経由して、大陸の端を目指したんじゃな。」
「そう、ここまではいいよね。」
「「ああ。」」「はい。」「zzz」
「で、帰りはこの位置ね。竜人の里から、そのまま真っ直ぐにこことは反対方向に飛んで端っこを目指した…ハズだった。」
「そうだ!ワシは操縦桿はほとんど触らんかったから、方向が変わったとは思えん。」
「私達は気絶させられていたから分からないが、この飛んだ跡を見ると真っ直ぐだな。」
「でしょ。これをず~っと追っていくと、ほら!ね?」
「「「ドワーフタウンに戻った。」」」
「だから、一周するんじゃないかなって、俺が言った意味が分かってもらえた?」
「ケインが言ったのはこのことじゃったか。」
俺以外は「へ~」とか「丸かったのか?」とかそれぞれだけど納得はしてもらえたみたい。
「で、ケインはどうして丸いと思ったんだ?」
「ガンツさんは海の向こうを見たことがあるでしょ。」
「ああ、見たことはある。が、それがどうした?」
「海の向こうの水平線を見ると微かに丸くなっているのが分かるよね。」
「そうじゃったか?」
「今度、確認してみてよ。これは平原でも地平線を見たら丸くなっているのがわかるから。」
「なあ?丸くなっているのなら、何で地面は水平なんじゃ?」
「まあ、そうなるよね。」
「それに反対側の奴らはどうなっているんじゃ?」
「はいはい、あるあるだよね。」
「ケインは説明出来るのか?」
「まず丸いのに水平ってのは、この星は球体だけど地表は正確な計測器でもない限りは分からないレベルでほぼ水平ってこと。それで、反対側の人達が落ちないのかってのは、真ん中に向かって落ちるから。」
「待て、ほぼ水平はまあええ。じゃが真ん中に落ちるってのはどういうことだ?」
「え、ガンツさんは飛行機の反重力の魔道具を動かしているから分かっているんだと思っていたけど。」
「知らん!」
「知らんって…」
「そんなもんじゃと思っていた。」
「まあ、それでいいんだけど。」
重力を説明する為に持っていたペンを手からテーブルの上に落とす。
「どう?」
「『どう』と言われても落ちただけじゃろ。」
「だから、これが重力のせいなの。これが人や物とかいろんな物を星の真ん中に引っ張るから、ここと反対側の位置にいる人も落ちることはないの。」
「へ~それで『反重力』って訳か。」
「そう!」
「もしかして疑っていた?」
「ああ、『もしも』があるからな。」
「もう、本当に疑り深いじ「じい様言うな!」…分かったよ。」
見送ってくれる里の人達に「また明日」と告げてホーク号に乗り込む。
操縦席に座りタブレットでここの位置とドワーフタウンの位置を確認すると、本当に大陸の両端だった。
「ねえ、ガンツさんこれってさ、もしかしたらだけど、あっちの方向に飛んでいけばぐるっと回ってドワーフタウンに帰れるかもね。」
ガンツさんがホーク号を上昇させながら「一周?何を言っとる?」と不思議なものを見るような目でこっちを見る。
「(あれ?もしかて、ここって惑星じゃなくて、お盆なの?それもあるかもね、ファンタジーな世界だし。いやでも、水平線が丸いのは見たし。なら天動説の方?地動説は邪道な世界?あれ早まったか。)え~とガンツさん、この星って丸いんじゃないの?」
「は?何を言ってるんじゃ。『星』ってのは夜に光って見えるあれじゃろ?」
「え~とね、この地面や海の先ってどうなっているのかな?って。」
「そりゃお前、端っこは滝になって落ちて行くに決まっとる。」
「ええ~リーサさん、そうなの?」
「ああ、そう言われているな。どうしたケイン、おかしいぞ。」
「(うわぁ丸いって言ったら、異端者扱いされて始末されたりしないよね。)そ、そう?なら、その端っこを見に行ってみない?このホーク号なら、どんな場所でもひとっ飛びだし。ね?」
「そうじゃな、ここまで来たのならついでじゃな。アンジェはいいか?」
「うふふ、そんな顔されて断れって言うんですか。私だって興味はありますもの。さあ行きなさいガンツ!」
「おう、ケインこの方向でいいんだな。」
「いいよ。行っちゃって!」
「よし、フルスロットルじゃ~!」
「あ、バカ…」
「「「…」」」
ガンツさんがアンジェさん達のことを忘れ、いきなりの急加速で文字通りに客室の人達を遥か後方に置き去りにしようしたので、少し落ち着いた頃にガンツさんに後ろを見るように言ってみる。
「何じゃケイン、前を見とかんと危ないじゃろ。」
「前は俺が見てるから後ろの人達を見てみなよ。」
「何じゃ後ろの人達って…あ!」
「忘れてたみたいね。俺は知らないからね。」
「ケ、ケインこれはどうすればいいのかな~」
「さあ?思いっきり怒られるしかないんじゃない?」
「『さあ』って、それはちょっと冷たくないか?」
「俺は言ったよね?『いきなりはやめて』と。」
「そ、そうじゃったかな~」
「もう気絶しちゃったみたいだし、しばらくは放置で。」
「それもそうじゃな。」
しばらく飛んでいたが一向に端っこが見えない。
「ガンツさん、まだ端っこに着かないね。」
「そうじゃの。もっと遠いのかの。そろそろ帰らんと明日がキツイんじゃが。ん?」
「どうしたの?」
「あそこに見えるのは、見覚えのある建物の様な気がするんじゃが。」
「へえ、ガンツは端っこよりも、早く家に帰りたかった訳だ。」
「いや、違うぞ。ワシは端っこが見たくて、つい…え?起きてました?」
「ああ、『そうじゃの』とガンツが言った頃かな。まあ、ついさっきだ。」
「それで端っことやらはガンツ達だけで楽しんだのか?」
「あら、あなたそうなの?」
「ええ!私達を気絶させといて自分達だけかよ。ずるいぞ!」
「いや、違うんだ。」
「何が違うんだ?私達は気絶させられたんだが?」
「それは事実だ謝る。すまんかった。」
「じゃ、何が違うんだ?」
「…ケイン、ワシじゃうまく説明出来ん頼む。」
「はいはい、じゃ着いてから説明するから、まずは格納庫に降ろしてね。」
「ああ、分かった。」
格納庫にホーク号を着陸させた後、ガンツさんがホーク号をしまうの待って工房へと戻る。
「じゃ説明するね。」
「「「「はい。」」」」
「あれ、モニカさんはもういいよ。お疲れでした。」
「ああ、じゃまた。…って、そんなこと言うなよ。私にも教えてくれよ~」
「でも、モニカさんに教えたら『異端者』扱いされて始末される運命しか見えないんだけど。」
「いくら私でもそこまでは…何故私をそんな生温い眼差しで見る?まさか私がどこかでここでの話をするとでも思っているのか?」
「「「「はい。」」」」
「それほど信じられないのか!」
「だって今までが今までだし。それを信じろと言われてもね~」
「そうじゃな、お前は知らない方が長生き出来るぞ。」
「そんな、そりゃちょっとは他の所で自慢出来るかもとか思ったりはしたけどさ。」
「ケイン、今朝の誓約には、これから話すことも含まれるのか?」
「ああ、そう言えば誓約したね。でもちょっと不安かな。念の為に重ね掛けしとこうかな。」
「ま、待てなんで私だけなんだ。ずるいぞ。これじゃ仲間外れじゃないか。」
「ん~仲間外れって言うよりは…」
「『言うよりは』?」
「俺達の身の安全の為かな。」
「それに私は含まれないのか?」
「その為にモニカさんに誓約を掛けるんじゃない。」
「じゃあ何か私の口の軽さが災いして、ここにいる連中が危うくなると言うのか?」
「「「「はい。」」」」
「納得いかない!」
「もう面倒だな『睡眠』と、そして『………』を強制的に『誓約』っと。これで安心かな。」
「「「うわ…」」」
「何で引いてるの?」
「そんなの見たら引くじゃろ。」
「そう?ま、いいか。じゃ説明するね。まずはこの画面を見てもらえる。」
テーブルにタブレットを置き、今朝飛んだルートを説明する。
「そうじゃな、ここの格納庫から王都を経由して、大陸の端を目指したんじゃな。」
「そう、ここまではいいよね。」
「「ああ。」」「はい。」「zzz」
「で、帰りはこの位置ね。竜人の里から、そのまま真っ直ぐにこことは反対方向に飛んで端っこを目指した…ハズだった。」
「そうだ!ワシは操縦桿はほとんど触らんかったから、方向が変わったとは思えん。」
「私達は気絶させられていたから分からないが、この飛んだ跡を見ると真っ直ぐだな。」
「でしょ。これをず~っと追っていくと、ほら!ね?」
「「「ドワーフタウンに戻った。」」」
「だから、一周するんじゃないかなって、俺が言った意味が分かってもらえた?」
「ケインが言ったのはこのことじゃったか。」
俺以外は「へ~」とか「丸かったのか?」とかそれぞれだけど納得はしてもらえたみたい。
「で、ケインはどうして丸いと思ったんだ?」
「ガンツさんは海の向こうを見たことがあるでしょ。」
「ああ、見たことはある。が、それがどうした?」
「海の向こうの水平線を見ると微かに丸くなっているのが分かるよね。」
「そうじゃったか?」
「今度、確認してみてよ。これは平原でも地平線を見たら丸くなっているのがわかるから。」
「なあ?丸くなっているのなら、何で地面は水平なんじゃ?」
「まあ、そうなるよね。」
「それに反対側の奴らはどうなっているんじゃ?」
「はいはい、あるあるだよね。」
「ケインは説明出来るのか?」
「まず丸いのに水平ってのは、この星は球体だけど地表は正確な計測器でもない限りは分からないレベルでほぼ水平ってこと。それで、反対側の人達が落ちないのかってのは、真ん中に向かって落ちるから。」
「待て、ほぼ水平はまあええ。じゃが真ん中に落ちるってのはどういうことだ?」
「え、ガンツさんは飛行機の反重力の魔道具を動かしているから分かっているんだと思っていたけど。」
「知らん!」
「知らんって…」
「そんなもんじゃと思っていた。」
「まあ、それでいいんだけど。」
重力を説明する為に持っていたペンを手からテーブルの上に落とす。
「どう?」
「『どう』と言われても落ちただけじゃろ。」
「だから、これが重力のせいなの。これが人や物とかいろんな物を星の真ん中に引っ張るから、ここと反対側の位置にいる人も落ちることはないの。」
「へ~それで『反重力』って訳か。」
「そう!」
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