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◆面倒事は上に放り投げました
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「「どうやってるの!」」
「待て待って、顔が近いから!少し離れてもらえるかな。」
「「あ、ごめん。」」
「じゃあ、まずは確認なんだけど、自分の中に魔力は感じることは出来る?」
「「何のこと?」」
「そこからか~」
「「ちゃんと教えてよ。」」
「分かったから、じゃダズからね。俺の手を握ってくれる。」
「え~何で。」
「じゃいいや。リズからいこうか。」
「ま、待って冗談だから、もう文句言わないから。俺から頼む。」
「はいはい、分かったから。はい繋いで。」
「はい、これでいい?」
「いいよ。じゃあ魔力を流すから、自分の中でどうなっているか感じてね。行くよ。」
「おう!ん?んんん?」
「どう?」
「何かそれっぽいのが…んんん?あ!もしかしたら、これか?そうだ!これだ。」
「お、分かったみたいね。どう?」
「ああ、お腹の真ん中あたりにそれっぽいのがあった。多分これだと思う。」
「じゃ、今度はそれを動かすから、その部分に集中しといて。」
「ああ、来い!ん?おおおおお…何だこれ。何か腹の中で動いて…」
「じゃあ今度は自分で動かして見て。」
「急に言われても無理だろ。」
「何言ってんの。ほら、こんな風に。」
「あっそこ、やっあふぅ…ちょ、ちょっと待って、もう自分でするから。」
「じゃ、やって見て。」
「こ、こうだろ。どう?」
「うん出来てる。じゃその調子で動かしていてね。じゃ、次はリズの番だね。」
「お願いします。」
リズの手を握りダズにしたのと同じことを繰り返す。
間近で見ていたせいか、飲み込みも早くすぐに自分で魔力の塊を動かせるようになった。
「出来た!出来たよダズ。」
「俺より早い。ケイン何か贔屓した?」
「する訳ないじゃん!」
「どうだか。」
「じゃ、ダズは放っといてリズ、次の段階にいこうか。」
「わ、悪かった俺が悪かったから無視するのは止めてくれ。」
「次からは本当に無視するからね。」
「分かったよ。」
「じゃ、今度は塊を体の隅々にまで動かしてみて。」
「また、難しいことを…」
「文句言わないでやる!」
「「はい!」」
リーサさんが俺達の所に来ると「ケイン、昼食の準備が出来たから。」と告げる。
「あなた達もよかったらどうぞ。」
「「俺(私)達もいいの?」」
「いいわよ。多めに作ったからね。でも早くしないとなくなるかもよ。」
「早くしないと。」
「ケインの分はちゃんと取っているから焦らなくても大丈夫だから。」
「ありがとうリーサさん。」
即席のテーブルに着くとやたらと人が多い。
「何か人が多いね。」
「それがね、料理を始めたら、ここの奥様達が興味を持ってね気付いたら結構な人が集まってしまったのよ。だからどうせならと一緒に料理することになって、結果こうなってしまったのよ。」
「へ~それで材料は足りたの?」
「ちょっと不安だったけど、奥様達が持ち寄ってくれたから足りたわ。」
「ケインの作った魔道具は人気だったぞ。」
「それはちょっと嬉しいね。」
「ちょっとか。私は結構嬉しかったぞ。ふふふ、さすがだなと。」
「リーサさん…」
「はい、いちゃつくのは後にして、飯食うぞ。飯が先だ。」
「あなた邪魔しちゃダメでしょ。」
「放っておくとずっとだぞ?やってられるか。」
「じゃ、早速食べようか。」
「ケインにはこれだ。」
「ありがとう。」
いつの間にか里の人達と一緒に食事をすることになったが、喜んでくれたようなのでよかった。
「ふぅご馳走様。リーサさん美味しかったよ。」
「また、今度ご馳走しよう。」
「うん、楽しみにしてるよ。」
「「ケイン!」」
「あ~はいはい、今行くから。」
「頑張ってなケイン。」
「適当にね。」
リーサさんとの食後のまったりタイムを打ち切られてダズ達の相手をさせられる。
「じゃあさっきまでのおさらいからね。」
「「はい。」」
しばらく魔力をこねくり回して、何とか身体中に行き渡らせることが出来たようで少し赤らんだ顔で出来たと報告してくる姉弟?兄妹?
「じゃ、次は魔法の発現に移ります。いいですか~」
「「はい。」」
「じゃ最初は水でいこうか。手の平の上にこう水球を出す。はい、やってみて。」
「最初は火じゃねえの?」
「はい、ダズは放っといてリズやってみようか。」
「はい!」
「ま、待って!うそ、うそだから水球だろ。う~ん。」
「「出ない!」」
「じゃこれの近くでやってみて。」と特大の水球を出して二人を近付けさせた状態でやってもらう。
「あ、出来た。」
「え?リズ早くない?」
「ダズも頑張って!」
「う~出ろ!あ、出た!」
「はい、出来ましたね。おめでとう!」
「ねえ、詠唱しなかったけど、出来たよ。どうして?」
「そうだ、何で詠唱なしでできたんだ?」
「それは二人がちゃんとイメージ出来たからだね。」
「「イメージ?」」
「最初は出なかったでしょ?」
「「うん。」」
「でも、俺が水球を出したら出来た。だよね?」
「「うん。」」
「それは俺の水球を見てイメージすることが出来たからだと思うんだ。だから、今度からはもう俺の水球なしでも出来るでしょ。試してごらん。」
「「やってみる!」」
「あ、出来た。」
「俺も!」
「ね、出来たでしょ。これでイメージは大切だと言うことが分かったよね。」
「「はい!」」
「ケイン君、すまんがそこまでにしてもらえるかな。」
「え~と、あなたは?」
「俺はその二人の父親でドズと言う。」
「ああ、噂の!」
「それはやめてくれ。俺にもモニカにも害でしかない。」
「すみません。それで、ここで止めるとは?」
「これ以上、魔法が上手くなると度胸試しに里の外へと行きかねない。なので、ここまで教えてもらったのはありがたいが、ここまでにしてほしい。」
「それはいいですけど、この子達はきっと俺がいなくても自分達で昇華させていきますよ。そうならないように最初にきっちりと基礎を叩き込んだ方がいいと思いますけどね。」
「そうなのかお前達。」
「うん、ケインにある程度教わったから、後は自分達で何とか出来ると思うけど制御に失敗したらと思うとちょっと怖いかな。」
「ケインに魔法はイメージ次第と教わったから、水以外の魔法も試してみたいし、多分出来ると思う。」
「ドズさん、ここで止める方が危険ですよ。どうしますか?」
「どうするったって、この子達のことは俺一人じゃ決められないし…」
「なら、この子達と一緒に俺の住む街に一時的に移住しませんか?」
「そんな、それこそ一人じゃ決められない。」
「じゃあ、もう少しの間はここにいますんで。そうですね、日暮れまでに決めてもらえればいいですよ。もし、今日中が無理なら、決まってからでも構いませんが。」
「俺はありがたいが、ケイン君はそれでいいのか?」
「いいですよ。ドズさんの都合に合わせますんで。じゃ、そういった細かいことを相談しにいきますか!」
「どこへ?」
「トップ会談ですよ。」
「へ?」
「待て待って、顔が近いから!少し離れてもらえるかな。」
「「あ、ごめん。」」
「じゃあ、まずは確認なんだけど、自分の中に魔力は感じることは出来る?」
「「何のこと?」」
「そこからか~」
「「ちゃんと教えてよ。」」
「分かったから、じゃダズからね。俺の手を握ってくれる。」
「え~何で。」
「じゃいいや。リズからいこうか。」
「ま、待って冗談だから、もう文句言わないから。俺から頼む。」
「はいはい、分かったから。はい繋いで。」
「はい、これでいい?」
「いいよ。じゃあ魔力を流すから、自分の中でどうなっているか感じてね。行くよ。」
「おう!ん?んんん?」
「どう?」
「何かそれっぽいのが…んんん?あ!もしかしたら、これか?そうだ!これだ。」
「お、分かったみたいね。どう?」
「ああ、お腹の真ん中あたりにそれっぽいのがあった。多分これだと思う。」
「じゃ、今度はそれを動かすから、その部分に集中しといて。」
「ああ、来い!ん?おおおおお…何だこれ。何か腹の中で動いて…」
「じゃあ今度は自分で動かして見て。」
「急に言われても無理だろ。」
「何言ってんの。ほら、こんな風に。」
「あっそこ、やっあふぅ…ちょ、ちょっと待って、もう自分でするから。」
「じゃ、やって見て。」
「こ、こうだろ。どう?」
「うん出来てる。じゃその調子で動かしていてね。じゃ、次はリズの番だね。」
「お願いします。」
リズの手を握りダズにしたのと同じことを繰り返す。
間近で見ていたせいか、飲み込みも早くすぐに自分で魔力の塊を動かせるようになった。
「出来た!出来たよダズ。」
「俺より早い。ケイン何か贔屓した?」
「する訳ないじゃん!」
「どうだか。」
「じゃ、ダズは放っといてリズ、次の段階にいこうか。」
「わ、悪かった俺が悪かったから無視するのは止めてくれ。」
「次からは本当に無視するからね。」
「分かったよ。」
「じゃ、今度は塊を体の隅々にまで動かしてみて。」
「また、難しいことを…」
「文句言わないでやる!」
「「はい!」」
リーサさんが俺達の所に来ると「ケイン、昼食の準備が出来たから。」と告げる。
「あなた達もよかったらどうぞ。」
「「俺(私)達もいいの?」」
「いいわよ。多めに作ったからね。でも早くしないとなくなるかもよ。」
「早くしないと。」
「ケインの分はちゃんと取っているから焦らなくても大丈夫だから。」
「ありがとうリーサさん。」
即席のテーブルに着くとやたらと人が多い。
「何か人が多いね。」
「それがね、料理を始めたら、ここの奥様達が興味を持ってね気付いたら結構な人が集まってしまったのよ。だからどうせならと一緒に料理することになって、結果こうなってしまったのよ。」
「へ~それで材料は足りたの?」
「ちょっと不安だったけど、奥様達が持ち寄ってくれたから足りたわ。」
「ケインの作った魔道具は人気だったぞ。」
「それはちょっと嬉しいね。」
「ちょっとか。私は結構嬉しかったぞ。ふふふ、さすがだなと。」
「リーサさん…」
「はい、いちゃつくのは後にして、飯食うぞ。飯が先だ。」
「あなた邪魔しちゃダメでしょ。」
「放っておくとずっとだぞ?やってられるか。」
「じゃ、早速食べようか。」
「ケインにはこれだ。」
「ありがとう。」
いつの間にか里の人達と一緒に食事をすることになったが、喜んでくれたようなのでよかった。
「ふぅご馳走様。リーサさん美味しかったよ。」
「また、今度ご馳走しよう。」
「うん、楽しみにしてるよ。」
「「ケイン!」」
「あ~はいはい、今行くから。」
「頑張ってなケイン。」
「適当にね。」
リーサさんとの食後のまったりタイムを打ち切られてダズ達の相手をさせられる。
「じゃあさっきまでのおさらいからね。」
「「はい。」」
しばらく魔力をこねくり回して、何とか身体中に行き渡らせることが出来たようで少し赤らんだ顔で出来たと報告してくる姉弟?兄妹?
「じゃ、次は魔法の発現に移ります。いいですか~」
「「はい。」」
「じゃ最初は水でいこうか。手の平の上にこう水球を出す。はい、やってみて。」
「最初は火じゃねえの?」
「はい、ダズは放っといてリズやってみようか。」
「はい!」
「ま、待って!うそ、うそだから水球だろ。う~ん。」
「「出ない!」」
「じゃこれの近くでやってみて。」と特大の水球を出して二人を近付けさせた状態でやってもらう。
「あ、出来た。」
「え?リズ早くない?」
「ダズも頑張って!」
「う~出ろ!あ、出た!」
「はい、出来ましたね。おめでとう!」
「ねえ、詠唱しなかったけど、出来たよ。どうして?」
「そうだ、何で詠唱なしでできたんだ?」
「それは二人がちゃんとイメージ出来たからだね。」
「「イメージ?」」
「最初は出なかったでしょ?」
「「うん。」」
「でも、俺が水球を出したら出来た。だよね?」
「「うん。」」
「それは俺の水球を見てイメージすることが出来たからだと思うんだ。だから、今度からはもう俺の水球なしでも出来るでしょ。試してごらん。」
「「やってみる!」」
「あ、出来た。」
「俺も!」
「ね、出来たでしょ。これでイメージは大切だと言うことが分かったよね。」
「「はい!」」
「ケイン君、すまんがそこまでにしてもらえるかな。」
「え~と、あなたは?」
「俺はその二人の父親でドズと言う。」
「ああ、噂の!」
「それはやめてくれ。俺にもモニカにも害でしかない。」
「すみません。それで、ここで止めるとは?」
「これ以上、魔法が上手くなると度胸試しに里の外へと行きかねない。なので、ここまで教えてもらったのはありがたいが、ここまでにしてほしい。」
「それはいいですけど、この子達はきっと俺がいなくても自分達で昇華させていきますよ。そうならないように最初にきっちりと基礎を叩き込んだ方がいいと思いますけどね。」
「そうなのかお前達。」
「うん、ケインにある程度教わったから、後は自分達で何とか出来ると思うけど制御に失敗したらと思うとちょっと怖いかな。」
「ケインに魔法はイメージ次第と教わったから、水以外の魔法も試してみたいし、多分出来ると思う。」
「ドズさん、ここで止める方が危険ですよ。どうしますか?」
「どうするったって、この子達のことは俺一人じゃ決められないし…」
「なら、この子達と一緒に俺の住む街に一時的に移住しませんか?」
「そんな、それこそ一人じゃ決められない。」
「じゃあ、もう少しの間はここにいますんで。そうですね、日暮れまでに決めてもらえればいいですよ。もし、今日中が無理なら、決まってからでも構いませんが。」
「俺はありがたいが、ケイン君はそれでいいのか?」
「いいですよ。ドズさんの都合に合わせますんで。じゃ、そういった細かいことを相談しにいきますか!」
「どこへ?」
「トップ会談ですよ。」
「へ?」
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