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◆地味な作業は苦手でした
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雑談をしばらくした後にリーサさんがモニカさんを教習所まで案内し、俺とガンツさんは試射場へと移動した。
「ケイン、何でここまで来たんじゃ?工作室でも十分じゃないのか?」
「ガンツさん、今から作ろうとしているのはすごい物なんだよ。工作室なんかでしたら吹っ飛ぶよ。」
「何でそんな危険な物を作ろうとするんじゃ?」
「え?もっと速くするためじゃん。何言ってんの?」
「まずはどんなものか説明してもらえるか。今のままじゃ出来上がるまで何も分からないままだ。それじゃワシがつまらん。」
「それもそうだね。」
メモ紙にプロペラを複数にする方法を書いて説明する。
「これじゃあまり速くはならないんじゃないのか?」
「そう、これは大型化とかの場合には有効になると思うんだけど、単純に速くするならこれじゃ推力が足りない。」
「なら、どうするんじゃ?」
「ちょっと前に燃焼式のエンジンを作ったでしょ?要はあれと似たようなことをするだけなんだけどね。」
メモ紙にジェットエンジンの仕組みを書いて説明する。
「意外と単純な仕組みじゃな。」
「そう思う?」
「違うのか。」
確かに仕組みとして考えれば単純なんだけどね。
「まあ試しに作ってみようか。まずは空気の圧縮部分だね。」
「扇風機みたいな物なんじゃろ?なら、流用出来るんじゃないのか?」
「単純に風を送るだけならね。これは大量の空気を吸い込んで圧縮させる必要があるから、ファンのブレードはたくさん必要だね。」
「そうなのか。なあ、その前にまずは作る大きさを決めないか?」
「だよね、何か忘れている様な気がしていたけど、まさか大きさだったとはね。」
「相変わらず、肝心なとこは抜けているんだな。それでどのくらいの大きさにする気なんだ。」
今の飛行機の大きさからそれほどの大きさは必要としないから試作品は1mくらいで作ってみることにした。
大きさが決まったのでガンツさんと一緒にまずは模型を作っていく。
「空気の吸気口はこんなもんか。」
「次は空気の圧縮機構だね。」
「模型だから最終的には動かせないんだよな。ちょっと物足りないな~」
「まあまあ、これさえ出来れば構造も理解出来るでしょ。もう少しの我慢だから。」
「分かったわい。」
しばらくして模型が完成する。
「カバー部分がないから構造は理解しやすいな。さあ、説明してくれるか。」
「いいよ、任せてよ。いい?吸気口から吸い込んだ空気をここで圧縮して…」
ガンツさんに大体の仕組みを説明する。
「ほう内部で爆発させることで、力を得るのか。それでその力を後方へと吐き出すことで推力が得られるんだな。」
「そう、今のプロペラに比べたら倍以上の速さで飛ぶことも出来る様になるんだ。」
「そうか、なら機体も丈夫にしないとまずいってことになるんだな。」
「基本構造は変わらないけど、受ける空気抵抗が大きくなるから設計変更は必要だよ。」
「ならどうする?」
「空気抵抗を確認する施設が必要になるね。」
「作る為の実験施設が必要になるのか。」
「そう言うこと。」
「ふふふ、またそれも楽しいものよ。」
試射場の横に風洞実験設備の為の小屋を用意し中に風洞を作り大きめのファンを惑うモーターに接続する。
「それじゃ中に入って立ったままでいてね。」
「この中に入るのか。何をする気だ?」
「まあまあ、じゃいくよ。ぽちっとな。」
『ブォ~』とファンが回り出しガンツさんに向かって、風が押し寄せる。
「ほう、少し風が強いくらいじゃの。」
「そう?じゃもう少し強目で。」
風量のスライダーを上げていくと、ガンツさんが「ぐぬぬ」と踏ん張る。
「まだ頑張るの?」
「だ、ダメじゃ息が出来ん。」
「じゃ止めるね。」
『ヒュィ~ン』とファンが回る音が小さくなり止まる。
「で、どうだった?風と言っても馬鹿に出来ないでしょ?」
「ああ、まさかあんなに立ってられないほど強いとはな。」
「たかが風と馬鹿に出来ないよね。」
「だな。あの新しいエンジンだと、あれ以上なんだろ。」
「まともに立つどころか飛ばされるね。」
「なら、風を上手く流さないと機体が保たないし、翼は折れるな。」
「そういうことだね、じゃ戻ろうか。先にエンジンを作っちゃおうよ。」
「あの新しいのなら、今のよりもっと速く飛べるんだな。」
「そうだよ。」
「そうか。なあ機体はワシに作らせてもらえないか。」
「ええ!それは別にいいけど急にどうしたの。」
「別に急って訳でもないぞ。ただな今までは空気抵抗と言うたか、あんな見えない物を相手にしたことがなかったんでな。ちとワシのデザイン力ってのも試して見たいと思うたんじゃ。」
「分かったよ。けど、以前の車のデザインはいただけなかったから、あまり前衛的な物は避けてね。」
「何じゃワシの求める格好良さが分からんのか残念じゃな。」
「(俺も予備で作っといた方がいい気がしてきた。)」
模型を元に金属を加工し吸気口で回すファンのブレードを作り、接続する。
圧縮部分の細かなブレードも数を必要とするため、同じ様な地味な作業が延々と続く。
「ふぅやっと終わった~」
「まだじゃ。この小さなのをくっつけないとダメじゃろ。」
「あ~まだ続くのか~」
「作る言うたのはお前じゃぞ。」
「そうだけどさ~こう地味な作業が続くと気が滅入ってくるって言うかさ。ど~んと派手なことをしたくなるよね。」
「お前の言う派手なことは怖すぎるわ!いいから、手を動かせ。いつまでも終わらんぞ。」
「分かったよ。」
ぶつくさと文句を言いながらも圧縮部分の組み立てを終わらせる。
「後は燃焼部分と排気のタービンか。まだ地味な作業が続くなぁ。」
「ケイン、もういい時間じゃぞ。今日は終わりにして戻ろうかの。」
「もう、そんな時間なの?」
「ああ、もう日も暮れてきとる。さあ繋いでくれ。」
「ああ分かったよ。」
工房へと戻るとリーサさんにモニカさん、アンジェさんが揃っていた。
「遅かったな、今連絡しようと思ってたところだ。」
「かなり楽しかったようね。」
「ケイン、教習所に行って来たぞ。明日からバイクに乗れるそうだ。」
「そうなんだ。なら、こっちも急がないとねガンツさん。」
「ケインが我儘言わんなら早く終わるんだがな。」
「ケインが我儘だと?それは珍しい。一体どんなことなんだ?」
「実はな…」とガンツさんが俺が愚痴ったことを話し出す。
「「ケインらしい。」」
「ケイン、何でここまで来たんじゃ?工作室でも十分じゃないのか?」
「ガンツさん、今から作ろうとしているのはすごい物なんだよ。工作室なんかでしたら吹っ飛ぶよ。」
「何でそんな危険な物を作ろうとするんじゃ?」
「え?もっと速くするためじゃん。何言ってんの?」
「まずはどんなものか説明してもらえるか。今のままじゃ出来上がるまで何も分からないままだ。それじゃワシがつまらん。」
「それもそうだね。」
メモ紙にプロペラを複数にする方法を書いて説明する。
「これじゃあまり速くはならないんじゃないのか?」
「そう、これは大型化とかの場合には有効になると思うんだけど、単純に速くするならこれじゃ推力が足りない。」
「なら、どうするんじゃ?」
「ちょっと前に燃焼式のエンジンを作ったでしょ?要はあれと似たようなことをするだけなんだけどね。」
メモ紙にジェットエンジンの仕組みを書いて説明する。
「意外と単純な仕組みじゃな。」
「そう思う?」
「違うのか。」
確かに仕組みとして考えれば単純なんだけどね。
「まあ試しに作ってみようか。まずは空気の圧縮部分だね。」
「扇風機みたいな物なんじゃろ?なら、流用出来るんじゃないのか?」
「単純に風を送るだけならね。これは大量の空気を吸い込んで圧縮させる必要があるから、ファンのブレードはたくさん必要だね。」
「そうなのか。なあ、その前にまずは作る大きさを決めないか?」
「だよね、何か忘れている様な気がしていたけど、まさか大きさだったとはね。」
「相変わらず、肝心なとこは抜けているんだな。それでどのくらいの大きさにする気なんだ。」
今の飛行機の大きさからそれほどの大きさは必要としないから試作品は1mくらいで作ってみることにした。
大きさが決まったのでガンツさんと一緒にまずは模型を作っていく。
「空気の吸気口はこんなもんか。」
「次は空気の圧縮機構だね。」
「模型だから最終的には動かせないんだよな。ちょっと物足りないな~」
「まあまあ、これさえ出来れば構造も理解出来るでしょ。もう少しの我慢だから。」
「分かったわい。」
しばらくして模型が完成する。
「カバー部分がないから構造は理解しやすいな。さあ、説明してくれるか。」
「いいよ、任せてよ。いい?吸気口から吸い込んだ空気をここで圧縮して…」
ガンツさんに大体の仕組みを説明する。
「ほう内部で爆発させることで、力を得るのか。それでその力を後方へと吐き出すことで推力が得られるんだな。」
「そう、今のプロペラに比べたら倍以上の速さで飛ぶことも出来る様になるんだ。」
「そうか、なら機体も丈夫にしないとまずいってことになるんだな。」
「基本構造は変わらないけど、受ける空気抵抗が大きくなるから設計変更は必要だよ。」
「ならどうする?」
「空気抵抗を確認する施設が必要になるね。」
「作る為の実験施設が必要になるのか。」
「そう言うこと。」
「ふふふ、またそれも楽しいものよ。」
試射場の横に風洞実験設備の為の小屋を用意し中に風洞を作り大きめのファンを惑うモーターに接続する。
「それじゃ中に入って立ったままでいてね。」
「この中に入るのか。何をする気だ?」
「まあまあ、じゃいくよ。ぽちっとな。」
『ブォ~』とファンが回り出しガンツさんに向かって、風が押し寄せる。
「ほう、少し風が強いくらいじゃの。」
「そう?じゃもう少し強目で。」
風量のスライダーを上げていくと、ガンツさんが「ぐぬぬ」と踏ん張る。
「まだ頑張るの?」
「だ、ダメじゃ息が出来ん。」
「じゃ止めるね。」
『ヒュィ~ン』とファンが回る音が小さくなり止まる。
「で、どうだった?風と言っても馬鹿に出来ないでしょ?」
「ああ、まさかあんなに立ってられないほど強いとはな。」
「たかが風と馬鹿に出来ないよね。」
「だな。あの新しいエンジンだと、あれ以上なんだろ。」
「まともに立つどころか飛ばされるね。」
「なら、風を上手く流さないと機体が保たないし、翼は折れるな。」
「そういうことだね、じゃ戻ろうか。先にエンジンを作っちゃおうよ。」
「あの新しいのなら、今のよりもっと速く飛べるんだな。」
「そうだよ。」
「そうか。なあ機体はワシに作らせてもらえないか。」
「ええ!それは別にいいけど急にどうしたの。」
「別に急って訳でもないぞ。ただな今までは空気抵抗と言うたか、あんな見えない物を相手にしたことがなかったんでな。ちとワシのデザイン力ってのも試して見たいと思うたんじゃ。」
「分かったよ。けど、以前の車のデザインはいただけなかったから、あまり前衛的な物は避けてね。」
「何じゃワシの求める格好良さが分からんのか残念じゃな。」
「(俺も予備で作っといた方がいい気がしてきた。)」
模型を元に金属を加工し吸気口で回すファンのブレードを作り、接続する。
圧縮部分の細かなブレードも数を必要とするため、同じ様な地味な作業が延々と続く。
「ふぅやっと終わった~」
「まだじゃ。この小さなのをくっつけないとダメじゃろ。」
「あ~まだ続くのか~」
「作る言うたのはお前じゃぞ。」
「そうだけどさ~こう地味な作業が続くと気が滅入ってくるって言うかさ。ど~んと派手なことをしたくなるよね。」
「お前の言う派手なことは怖すぎるわ!いいから、手を動かせ。いつまでも終わらんぞ。」
「分かったよ。」
ぶつくさと文句を言いながらも圧縮部分の組み立てを終わらせる。
「後は燃焼部分と排気のタービンか。まだ地味な作業が続くなぁ。」
「ケイン、もういい時間じゃぞ。今日は終わりにして戻ろうかの。」
「もう、そんな時間なの?」
「ああ、もう日も暮れてきとる。さあ繋いでくれ。」
「ああ分かったよ。」
工房へと戻るとリーサさんにモニカさん、アンジェさんが揃っていた。
「遅かったな、今連絡しようと思ってたところだ。」
「かなり楽しかったようね。」
「ケイン、教習所に行って来たぞ。明日からバイクに乗れるそうだ。」
「そうなんだ。なら、こっちも急がないとねガンツさん。」
「ケインが我儘言わんなら早く終わるんだがな。」
「ケインが我儘だと?それは珍しい。一体どんなことなんだ?」
「実はな…」とガンツさんが俺が愚痴ったことを話し出す。
「「ケインらしい。」」
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