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連載
◆迷子になりました
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~モニカside~
ガンツの工房へと放り込まれたモニカが見たのは、こちらを不思議な目で見るドワーフのご老人だった。
「失礼だが、ここはどこなのだろうか?」
「ここは、ドワーフタウンの『プルル…』すまん、ちょっと失礼。はい?ケイン、今竜人の女が飛び込んで来たぞ!何?…ほうほう…はあ…そうか、分かった。そう言う理由ならしばらくは預かろう。リーサと仲良くな。ふはは。」
モニカに向き直り、ガンツが話し掛ける。
「話の途中ですまんかったな。ここはドワーフタウンでケインと一緒に工房を営んでいるガンツと言う。で、お前さんの名前は?」
「さっきのは何だ?ケインの声が聞こえてきたが?」
「ああ、これか?これは『携帯電話』と言う。これもケインが作った物だ。」
「そうか、それはケインが。…あ、すまん。私は竜人のモニカと言う。ガンツ殿はケインと知り合いなのだな。私はケインが王都の入門審査待ちをしている時に知り合った。私が王都でバイクがどこに向かったかを調べている時にな、行列の中にいたケインとリーサと出会ったんだ。その時にリーサがな、ケインがバイクなる物を作ったと言うのだが、それは本当なのか?」
「まあ、あの形からは想像出来ないだろうが、真実だ。おまけにこのドワーフタウンのほとんどの建物と乗り物に魔道具は、あいつが作ったり、開発した物だ。それとケインからはしばらくお前さんを自由にさせろと言われている。じゃから、まずは住む場所を確保しようか。」
「まさか、リーサの話が本当だったとはな。それで私の住む場所とは?」
「一日二日で、この街を見て回るのは難しいだろうから、泊まる場所を提供してやるってことだ。イヤなら別にいいんだが。」
「いやではない。ぜひ、お願いする。」
「ああ、分かった。何せこの街にはまだ、宿泊施設なんてものはないからな。じゃ、下に降りるから着いて来な。」
「分かった、頼む。」
ガンツが部屋を出てエレベーターの前で待つ。
「何をしている?下に降りるんだろ。」
「だから、エレベーターが来るのを待ってるだろ。」
「何だ?その『エレベーター』ってのは?」
「まあ、待ってな。その内来るから。『チーン』ほら、来たぞ。ん?何やってんだ。これに乗るんだよ。」
「これってこれか?」
「これだよ。ほら、早くしてくれ。ドアが閉まっちまう。」
「あ、ああ。」
ガンツが先に中に入り、モニカが入るの待ってエレベーターの閉ボタンを押し、一階のボタンを押す。
『ガクン』とエレベーターが揺れ、ゆっくりと動き出す。
「おいおい、揺れたぞ。何呑気にしているんだ。それにゆっくりとだが、落ちている感覚があるぞ。」
「まあ、慌てる必要はないから、大人しくしといてくれ。『チーン』ほれ、着いた。降りるぞ。」
「あ、ああ。」
エレベーターから降りて工房の外へとガンツと共に出る。
「ちょっと、ここで待っててくれ。いいな、勝手に動くと危ないからな、じっとしてるんだぞ。」
「わ、分かった。じっとしてよう。」
しばらく待つとガンツが自分の車に乗って戻って来た。
「待たせたな、すまんがこれに乗ってもらえるか?」
「こ、これは何と言う乗り物だ?まさか、これもケインが…いやいや、まさかな。」
「さっき説明したじゃろうが、ほとんどはケインが作ったと。まあ正確にはこの車に関しては、製作がワシ、監修がケインと言う感じかな。」
「何だ。ケインが作った訳じゃないじゃないか。やっぱり、ただの少年なんだ。」
「まあ、そんなに焦って決め付けてしまうのはよくないぞ。『監修』と言っただろ?物のことを知らないと監修することは出来んだろ。だから、そういうことだ。ほら、前は狭いから後ろに乗ってくれ。」
独身寮に着き、ガンツが先に降りモニカにも降りるように言うが、ドアの開け方が分からず開けれられないようだ。
「はいよ。さあ降りてくれ。」
「ああ、ありがとう。ここは?」
「ドワーフタウンで働く者達が住む独身寮だ。ここなら、飯の心配もなく泊まることができるからな。さあ中に入るぞ。」
ガンツを先頭に中に入ると食堂へと向かう。
「アーロンはいるか?」
「はいよ。おおガンツさん、久しぶりです。今日はどんな御用で?」
「ああ、今日の用はこのお嬢さんだ。ケインからしばらく、このドワーフタウンで自由に過ごさせてくれって頼まれてな。しばらくの間、お願い出来るか。」
「ああ、部屋なら空いているから大丈夫だ。ちょっと待ってくれ。」
「ガンツ殿、私はここに監禁されるのか?」
「『監禁』?どこから、そんな風になる?まあ、今から用意される部屋にしばらくは寝泊まりして、自由に過ごせばいい。とりあえずはケインが戻って来るまで好きにしてればいいさ。」
「分かった。ありがとう。」
「ガンツさん、お待たせ。部屋の鍵はこれだ。じゃ、任せてもいいかな?」
「ああ、後はこちらで案内しよう。」
モニカに風呂やエレベーターの使い方を説明し、エレベーターに乗り部屋へと案内する。
「じゃ、何かあったらワシの工房へと来るか、さっきのアーロンに相談してくれ。じゃな。」
「ああ、ありがとう。世話になった。」
「ははは、お互いケインに振り回される身だ。ケインが戻って来たら、呼びに来るからな。じゃあな。」
「ああ。」
部屋の中を探検した後は、エレベーターを使って一階へと降りてみることにした。
独身寮を出るとバイクではないが、似た形状をした乗り物と思わしき物を見つけた。
何台も止まってはいるが、乗っている者はいない。
「困った分からない。ならば聞いてみるか。」
食堂へと戻りアーロンに表の乗り物について聞いてみる。
「ああ、ママチャリね。あれは独身寮の所有物だから、好きに乗って構わないよ。」
「『ママチャリ』と言うのか、あれは。」
「あれ?お嬢さん…失礼、名前を聞いてなかったね。」
「これはすまない。名はモニカと言う。竜人だ。」
「モニカさんね。それにしても竜人とは珍しい。それでママチャリを知らなかったってことは、乗り方も知らない?」
「ああ、そうだ。」
「まあ、そうだよな~おい、キール!ちょっと来てくれ。」
「何だい親父。」
「ああ、モニカさんにママチャリの乗り方を教えてやってもらえないか。」
「え~何で俺がそんなこと…」
「ケインのお客さんだそうだ。なら、お相手するのは当然だろ。何せ雇い主様だからな。ふふふ。」
「分かったよ。じゃ、行きましょうか。」
「ああ、よろしく頼む。」
ママチャリの横に立ち、まずは乗り方を教える前にどういう物かを教えてもらう。
「じゃ、まずは俺が乗って見せるので。」
そう言うとキールがママチャリに乗って走り出し、八の字に回ったりしながら基本的な動作を模範として見せるとママチャリから降りて、出来そうかとモニカに尋ねる。
「分からないが、まずは乗ってみる。」
モニカがママチャリに跨り、右足をペダルに掛けて力を込める。
ママチャリはスーッと前に出るが、すぐに『パタン』と倒れる。
「はい、分かりました。まずはバランスを取ることに慣れましょう。」
キールがママチャリのペダルを外し、まずはこれで慣れてくれとモニカに渡す。
「これでは漕ぐことが出来ないではないか。」
「それが出来なかったでしょう。いいから、まずはこれで『普通に倒れずに乗れる』様になって下さい。」
「まずはバランスってことだな。分かった。」
最初はふらついていたが、足もすぐに地面に着けられる様にしていたので倒れることもなく次第にふらつかずに乗れるようになった。
「じゃあ、後はハンドル操作とブレーキ操作に慣れてくださいね。」
「ふむ、ハンドルか。よし、待ってろ。」
一度、慣れてしまえば、後はこの世界の住人の応用力なのか、すぐに問題なく行えるようになり、ペダルを付けての運転もこなせる様になった。
「うん、問題ない様ですね。じゃあ俺はこれで。」
「ああ、ありがとうキール君。」
その後、モニカはママチャリを駆りドワーフタウンをほぼ隅々まで回ることが出来た。
が、ママチャリが快適過ぎた。
気が付いた時には、思わず呟いていた。
「ここはどこ?」と。
ガンツの工房へと放り込まれたモニカが見たのは、こちらを不思議な目で見るドワーフのご老人だった。
「失礼だが、ここはどこなのだろうか?」
「ここは、ドワーフタウンの『プルル…』すまん、ちょっと失礼。はい?ケイン、今竜人の女が飛び込んで来たぞ!何?…ほうほう…はあ…そうか、分かった。そう言う理由ならしばらくは預かろう。リーサと仲良くな。ふはは。」
モニカに向き直り、ガンツが話し掛ける。
「話の途中ですまんかったな。ここはドワーフタウンでケインと一緒に工房を営んでいるガンツと言う。で、お前さんの名前は?」
「さっきのは何だ?ケインの声が聞こえてきたが?」
「ああ、これか?これは『携帯電話』と言う。これもケインが作った物だ。」
「そうか、それはケインが。…あ、すまん。私は竜人のモニカと言う。ガンツ殿はケインと知り合いなのだな。私はケインが王都の入門審査待ちをしている時に知り合った。私が王都でバイクがどこに向かったかを調べている時にな、行列の中にいたケインとリーサと出会ったんだ。その時にリーサがな、ケインがバイクなる物を作ったと言うのだが、それは本当なのか?」
「まあ、あの形からは想像出来ないだろうが、真実だ。おまけにこのドワーフタウンのほとんどの建物と乗り物に魔道具は、あいつが作ったり、開発した物だ。それとケインからはしばらくお前さんを自由にさせろと言われている。じゃから、まずは住む場所を確保しようか。」
「まさか、リーサの話が本当だったとはな。それで私の住む場所とは?」
「一日二日で、この街を見て回るのは難しいだろうから、泊まる場所を提供してやるってことだ。イヤなら別にいいんだが。」
「いやではない。ぜひ、お願いする。」
「ああ、分かった。何せこの街にはまだ、宿泊施設なんてものはないからな。じゃ、下に降りるから着いて来な。」
「分かった、頼む。」
ガンツが部屋を出てエレベーターの前で待つ。
「何をしている?下に降りるんだろ。」
「だから、エレベーターが来るのを待ってるだろ。」
「何だ?その『エレベーター』ってのは?」
「まあ、待ってな。その内来るから。『チーン』ほら、来たぞ。ん?何やってんだ。これに乗るんだよ。」
「これってこれか?」
「これだよ。ほら、早くしてくれ。ドアが閉まっちまう。」
「あ、ああ。」
ガンツが先に中に入り、モニカが入るの待ってエレベーターの閉ボタンを押し、一階のボタンを押す。
『ガクン』とエレベーターが揺れ、ゆっくりと動き出す。
「おいおい、揺れたぞ。何呑気にしているんだ。それにゆっくりとだが、落ちている感覚があるぞ。」
「まあ、慌てる必要はないから、大人しくしといてくれ。『チーン』ほれ、着いた。降りるぞ。」
「あ、ああ。」
エレベーターから降りて工房の外へとガンツと共に出る。
「ちょっと、ここで待っててくれ。いいな、勝手に動くと危ないからな、じっとしてるんだぞ。」
「わ、分かった。じっとしてよう。」
しばらく待つとガンツが自分の車に乗って戻って来た。
「待たせたな、すまんがこれに乗ってもらえるか?」
「こ、これは何と言う乗り物だ?まさか、これもケインが…いやいや、まさかな。」
「さっき説明したじゃろうが、ほとんどはケインが作ったと。まあ正確にはこの車に関しては、製作がワシ、監修がケインと言う感じかな。」
「何だ。ケインが作った訳じゃないじゃないか。やっぱり、ただの少年なんだ。」
「まあ、そんなに焦って決め付けてしまうのはよくないぞ。『監修』と言っただろ?物のことを知らないと監修することは出来んだろ。だから、そういうことだ。ほら、前は狭いから後ろに乗ってくれ。」
独身寮に着き、ガンツが先に降りモニカにも降りるように言うが、ドアの開け方が分からず開けれられないようだ。
「はいよ。さあ降りてくれ。」
「ああ、ありがとう。ここは?」
「ドワーフタウンで働く者達が住む独身寮だ。ここなら、飯の心配もなく泊まることができるからな。さあ中に入るぞ。」
ガンツを先頭に中に入ると食堂へと向かう。
「アーロンはいるか?」
「はいよ。おおガンツさん、久しぶりです。今日はどんな御用で?」
「ああ、今日の用はこのお嬢さんだ。ケインからしばらく、このドワーフタウンで自由に過ごさせてくれって頼まれてな。しばらくの間、お願い出来るか。」
「ああ、部屋なら空いているから大丈夫だ。ちょっと待ってくれ。」
「ガンツ殿、私はここに監禁されるのか?」
「『監禁』?どこから、そんな風になる?まあ、今から用意される部屋にしばらくは寝泊まりして、自由に過ごせばいい。とりあえずはケインが戻って来るまで好きにしてればいいさ。」
「分かった。ありがとう。」
「ガンツさん、お待たせ。部屋の鍵はこれだ。じゃ、任せてもいいかな?」
「ああ、後はこちらで案内しよう。」
モニカに風呂やエレベーターの使い方を説明し、エレベーターに乗り部屋へと案内する。
「じゃ、何かあったらワシの工房へと来るか、さっきのアーロンに相談してくれ。じゃな。」
「ああ、ありがとう。世話になった。」
「ははは、お互いケインに振り回される身だ。ケインが戻って来たら、呼びに来るからな。じゃあな。」
「ああ。」
部屋の中を探検した後は、エレベーターを使って一階へと降りてみることにした。
独身寮を出るとバイクではないが、似た形状をした乗り物と思わしき物を見つけた。
何台も止まってはいるが、乗っている者はいない。
「困った分からない。ならば聞いてみるか。」
食堂へと戻りアーロンに表の乗り物について聞いてみる。
「ああ、ママチャリね。あれは独身寮の所有物だから、好きに乗って構わないよ。」
「『ママチャリ』と言うのか、あれは。」
「あれ?お嬢さん…失礼、名前を聞いてなかったね。」
「これはすまない。名はモニカと言う。竜人だ。」
「モニカさんね。それにしても竜人とは珍しい。それでママチャリを知らなかったってことは、乗り方も知らない?」
「ああ、そうだ。」
「まあ、そうだよな~おい、キール!ちょっと来てくれ。」
「何だい親父。」
「ああ、モニカさんにママチャリの乗り方を教えてやってもらえないか。」
「え~何で俺がそんなこと…」
「ケインのお客さんだそうだ。なら、お相手するのは当然だろ。何せ雇い主様だからな。ふふふ。」
「分かったよ。じゃ、行きましょうか。」
「ああ、よろしく頼む。」
ママチャリの横に立ち、まずは乗り方を教える前にどういう物かを教えてもらう。
「じゃ、まずは俺が乗って見せるので。」
そう言うとキールがママチャリに乗って走り出し、八の字に回ったりしながら基本的な動作を模範として見せるとママチャリから降りて、出来そうかとモニカに尋ねる。
「分からないが、まずは乗ってみる。」
モニカがママチャリに跨り、右足をペダルに掛けて力を込める。
ママチャリはスーッと前に出るが、すぐに『パタン』と倒れる。
「はい、分かりました。まずはバランスを取ることに慣れましょう。」
キールがママチャリのペダルを外し、まずはこれで慣れてくれとモニカに渡す。
「これでは漕ぐことが出来ないではないか。」
「それが出来なかったでしょう。いいから、まずはこれで『普通に倒れずに乗れる』様になって下さい。」
「まずはバランスってことだな。分かった。」
最初はふらついていたが、足もすぐに地面に着けられる様にしていたので倒れることもなく次第にふらつかずに乗れるようになった。
「じゃあ、後はハンドル操作とブレーキ操作に慣れてくださいね。」
「ふむ、ハンドルか。よし、待ってろ。」
一度、慣れてしまえば、後はこの世界の住人の応用力なのか、すぐに問題なく行えるようになり、ペダルを付けての運転もこなせる様になった。
「うん、問題ない様ですね。じゃあ俺はこれで。」
「ああ、ありがとうキール君。」
その後、モニカはママチャリを駆りドワーフタウンをほぼ隅々まで回ることが出来た。
が、ママチャリが快適過ぎた。
気が付いた時には、思わず呟いていた。
「ここはどこ?」と。
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