57 / 468
連載
◆混乱しました
しおりを挟む
「はい、話が終わったのなら、上を片付けて準備を手伝って。ケインはさっさと手洗いうがい!」
「「「は~い」」」
夕食終わりに母さんにフライドポテトの話をすると、「もう少し詳しく!」とメモを取りながら話を聞いてきた。
フライドポテトは縦長のざく切りと断面が正方形になる細長いのと薄く切ってあげるだけのポテトチップスも教えたところで、これは全部お酒との組み合わせは止まらなくなるはずと言うと父さんが飛びついた。
「母さん、試作は大事だよな、うん。大事だと俺は思う。今ならまだ多少の余裕はある。喜んで実験台になろうじゃないか。さあ!」
「はいはい、全く素直に食べたいと言や多少の可愛げもあるってもんだろうに。はぁ~」
「母さん、揚げ物ついでに…」と唐揚げにメンチカツ、コロッケ、トンカツにフライも教えておく。
「意外と揚げ物はあるんだね、しかもどれも美味しそうだよ。こりゃしばらくは揚げ物だらけになるかもね。ふふふ」
「あ、ギルドに登録するならなるべく無料か低額で売るようにしてもらえる?」
「そりゃいいけど、お前はいいのかい?」
「うん、あちこちで食べられるようになる方が嬉しいから。」
「そうかい、それもそうだね。分かったよ。」
風呂に入る前にキャシーさんに電話する。
「もしもしキャシーさん、ケインです。こんばんは。」
『あらケイン君、今日はありがとうね。で、こんな時間にどうしたのかな?告白は電話じゃなく目の前でが希望だけど。うふふっ』
「い、いや、あのですね。実は…と言う訳なんです。」と兄ズの彼女達のおねだりを話すと、快く了承してくれたので、明日十時にお邪魔することになり、お礼を言って電話を切る。
「さて、兄ズに報告してからお風呂だな。」
クリス兄さんを連れてサム兄さんの部屋に行く。
「…となったので、明日朝十時に彼女さんと希望者の女の子が他にいれば、その子達も父さんの店の応接室に入れといて。」
「「ああ、分かった。ありがとうな。」」
「じゃあね。」
翌朝、ガンツさんとの朝一ミーティングで、今から兄ズの彼女のわがままに対処することを告げると、ガンツさんがおもしろそうだから、自分達も行くと言う。
「ガンツさんは教習所はいいの?」
「ああ、もう何人かライセンスを発行してもいいのが何人かいるから、ついでに領主に言っとこうかと思ってな。」
「あれ?じゃあガンツさんは教習所の教官はしなくてもいいの?」
「ああ、やっとだ。長かった…気がする。」
「確かにね、感慨深げに語っているけど短いよ。」
「それじゃ、今日から改めてよろしくな。相棒!」
「お願いしますね。」
「そんな急に『相棒』言われても。」
『それに相棒なら「か」で始まって「る」で終わる名前と決まっています。キリッ。あ~言われると気になります。今はシーズンいくつなのでしょうか。「細かいことが気になる僕の悪い癖」』
「何かキメているみたいだが、ワシらには分からん。とにかくよろしくな。」
「ケイン、そろそろこっちに戻ってきてもらわないと困るぞ。」
「…すみません。じゃ行きましょうか。」
父さんの店のゲート専用部屋に繋ぎ潜る。
「お前、いつも手を繋いで潜っているのか。そういや、ちょっと前からしていたな。かぁ見せつけてくれるね。」
「あら、貴方いいじゃない。なら、私達も…」
「ア、アンジェ。ワシらはワシらじゃ。な、わざわざ繋がんでも…いいと思うんじゃ。」
「あら、貴方はイヤなんですね。」
「い、いやと言うか…ケイン、助けんか!知らないふりをするんじゃない!」
「さあリーサさん、行こうか。」
「ああ、ガンツよ。あまり騒ぐと店に迷惑だぞ。」
「…分かった。」
「さ、行きましょうか。」と差し出された手をガンツが渋々握る。
応接室をノックし、開けると兄ズと彼女と思われる女性二人とその他数名。
「お待たせ兄さん達、まずは紹介してもらえる?」
「なら俺からな、俺の彼女でロージー十歳だ。よろしくな。」
「君がケイン君だね。ボクはロージーよろしくね。」
「いい?ケイン、僕の彼女でスージー十三歳だね。」
「貴方がケイン君なのね、私の名前はスージーと言うの。あっ!左腕が…すまないが左腕を抑えるのが苦しくてな握手は難しい、申し訳ない。」
「兄さん達、俺の頭がすっごく混乱しているんだけど、答え合わせに付き合ってもらっていいかな?」
「「ああ。」」
「まずこの『ボクっ子ロリ巨乳』なのがサム兄さんの彼女で間違いない?」
「ああ、そうだ。」
「で、こっちの『厨二病患者』的な女性がクリス兄さんの彼女なの?」
「ああ、『厨二病』が何かは知らないけどそうだよ。」
『何、この属性テンコ盛りなのは!』
「で、二人とも彼女なのは分かったけど、歳が逆転しているのは何故なの?」
「そこは流石に気が付くか、まあ最初は俺とスージーが幼馴染で友人でもあり遊んでいたところにクリス達が加わって遊ぶようになったのが最初だな。」
「そう、それで最初は僕も単なる幼馴染だったんだけどね、だんだんとスージーの方が気になりだして気が付けばこうなっていたってのが事実だね。」
「俺もそうだったな。」
「兄さん達、それは分かるけど、見るからに兄弟と姉妹での相互関係だよね。なぜそこに俺は入れてくれなかったの?」
「だって、彼女達の下は『男の娘』だよ?それでもいいの?」
「ちょっと待ってもらえるかな?普通に『男の子』じゃなく『男の娘』なの?」
「そう、ボク達の弟にはアレがついているの。だけど可愛いから『男の娘』なの。」
「何故、あの娘にアレが付いているのか、私のこの『左腕』に鎮めている精霊が目覚めさえすれば…」
「(ボッチでよかったのかな?)なら、それはいいや。スージーさんこれをあげるね。」
スージーさんに眼帯を渡すと「これで私の魔眼を制御することが出来る。感謝するわケイン君。」と言われるが悪化させたかな。
「「ケイン、何か彼女達に問題でも?」」
「(オオアリだよ!と言いたいがここは我慢しとこ)…別に。じゃ繋ぐね。」
「「「「「私達モブの紹介がとばされた~」」」」」
ゲートをキャシーさんの部屋へと繋ぐとキャシーさんが出迎えてくれた。
「ケイン君、この娘達がモデルさんなの?」
「そうです。昨夜電話でお願いした水着を希望するモデル達です。ついでに下着のモデルもお願いしていいですか?」
「おう、それはありがたい話だぜ。モデルは多いほどいいからな。頼んだぜ、かわい子ちゃん達!」
「とりあえず、ここにいる娘達をお願いしますね。なるべきお手柔らかにと言いたいところですけど、サンプル採取は遠慮なく思いっきりやっちゃって下さい。特にモブさん達はいい資料になると思います。では、よろしくお願いします。」
「「「「「モブ言うなし!」」」」」
「ええ、こんなに提供ありがとうね。」
「くくっこりゃやりがいがあるぜ。」
「で、兄さん達はどうする?ここに残るの?」
「「…店に戻してくれ。」」
「了解。ガンツさんは?」
「領主の旦那に話してくるわ。迎えは電話するからよろしくな。」
「いいよ。じゃ兄さん達を最初に送るね。」
「「ああ、頼む。」」
父さんの店にゲートを繋ぎ送り出す。
「じゃ、俺はアリー様のところに行ってくるね。」
「おう。分かった。」
「「「は~い」」」
夕食終わりに母さんにフライドポテトの話をすると、「もう少し詳しく!」とメモを取りながら話を聞いてきた。
フライドポテトは縦長のざく切りと断面が正方形になる細長いのと薄く切ってあげるだけのポテトチップスも教えたところで、これは全部お酒との組み合わせは止まらなくなるはずと言うと父さんが飛びついた。
「母さん、試作は大事だよな、うん。大事だと俺は思う。今ならまだ多少の余裕はある。喜んで実験台になろうじゃないか。さあ!」
「はいはい、全く素直に食べたいと言や多少の可愛げもあるってもんだろうに。はぁ~」
「母さん、揚げ物ついでに…」と唐揚げにメンチカツ、コロッケ、トンカツにフライも教えておく。
「意外と揚げ物はあるんだね、しかもどれも美味しそうだよ。こりゃしばらくは揚げ物だらけになるかもね。ふふふ」
「あ、ギルドに登録するならなるべく無料か低額で売るようにしてもらえる?」
「そりゃいいけど、お前はいいのかい?」
「うん、あちこちで食べられるようになる方が嬉しいから。」
「そうかい、それもそうだね。分かったよ。」
風呂に入る前にキャシーさんに電話する。
「もしもしキャシーさん、ケインです。こんばんは。」
『あらケイン君、今日はありがとうね。で、こんな時間にどうしたのかな?告白は電話じゃなく目の前でが希望だけど。うふふっ』
「い、いや、あのですね。実は…と言う訳なんです。」と兄ズの彼女達のおねだりを話すと、快く了承してくれたので、明日十時にお邪魔することになり、お礼を言って電話を切る。
「さて、兄ズに報告してからお風呂だな。」
クリス兄さんを連れてサム兄さんの部屋に行く。
「…となったので、明日朝十時に彼女さんと希望者の女の子が他にいれば、その子達も父さんの店の応接室に入れといて。」
「「ああ、分かった。ありがとうな。」」
「じゃあね。」
翌朝、ガンツさんとの朝一ミーティングで、今から兄ズの彼女のわがままに対処することを告げると、ガンツさんがおもしろそうだから、自分達も行くと言う。
「ガンツさんは教習所はいいの?」
「ああ、もう何人かライセンスを発行してもいいのが何人かいるから、ついでに領主に言っとこうかと思ってな。」
「あれ?じゃあガンツさんは教習所の教官はしなくてもいいの?」
「ああ、やっとだ。長かった…気がする。」
「確かにね、感慨深げに語っているけど短いよ。」
「それじゃ、今日から改めてよろしくな。相棒!」
「お願いしますね。」
「そんな急に『相棒』言われても。」
『それに相棒なら「か」で始まって「る」で終わる名前と決まっています。キリッ。あ~言われると気になります。今はシーズンいくつなのでしょうか。「細かいことが気になる僕の悪い癖」』
「何かキメているみたいだが、ワシらには分からん。とにかくよろしくな。」
「ケイン、そろそろこっちに戻ってきてもらわないと困るぞ。」
「…すみません。じゃ行きましょうか。」
父さんの店のゲート専用部屋に繋ぎ潜る。
「お前、いつも手を繋いで潜っているのか。そういや、ちょっと前からしていたな。かぁ見せつけてくれるね。」
「あら、貴方いいじゃない。なら、私達も…」
「ア、アンジェ。ワシらはワシらじゃ。な、わざわざ繋がんでも…いいと思うんじゃ。」
「あら、貴方はイヤなんですね。」
「い、いやと言うか…ケイン、助けんか!知らないふりをするんじゃない!」
「さあリーサさん、行こうか。」
「ああ、ガンツよ。あまり騒ぐと店に迷惑だぞ。」
「…分かった。」
「さ、行きましょうか。」と差し出された手をガンツが渋々握る。
応接室をノックし、開けると兄ズと彼女と思われる女性二人とその他数名。
「お待たせ兄さん達、まずは紹介してもらえる?」
「なら俺からな、俺の彼女でロージー十歳だ。よろしくな。」
「君がケイン君だね。ボクはロージーよろしくね。」
「いい?ケイン、僕の彼女でスージー十三歳だね。」
「貴方がケイン君なのね、私の名前はスージーと言うの。あっ!左腕が…すまないが左腕を抑えるのが苦しくてな握手は難しい、申し訳ない。」
「兄さん達、俺の頭がすっごく混乱しているんだけど、答え合わせに付き合ってもらっていいかな?」
「「ああ。」」
「まずこの『ボクっ子ロリ巨乳』なのがサム兄さんの彼女で間違いない?」
「ああ、そうだ。」
「で、こっちの『厨二病患者』的な女性がクリス兄さんの彼女なの?」
「ああ、『厨二病』が何かは知らないけどそうだよ。」
『何、この属性テンコ盛りなのは!』
「で、二人とも彼女なのは分かったけど、歳が逆転しているのは何故なの?」
「そこは流石に気が付くか、まあ最初は俺とスージーが幼馴染で友人でもあり遊んでいたところにクリス達が加わって遊ぶようになったのが最初だな。」
「そう、それで最初は僕も単なる幼馴染だったんだけどね、だんだんとスージーの方が気になりだして気が付けばこうなっていたってのが事実だね。」
「俺もそうだったな。」
「兄さん達、それは分かるけど、見るからに兄弟と姉妹での相互関係だよね。なぜそこに俺は入れてくれなかったの?」
「だって、彼女達の下は『男の娘』だよ?それでもいいの?」
「ちょっと待ってもらえるかな?普通に『男の子』じゃなく『男の娘』なの?」
「そう、ボク達の弟にはアレがついているの。だけど可愛いから『男の娘』なの。」
「何故、あの娘にアレが付いているのか、私のこの『左腕』に鎮めている精霊が目覚めさえすれば…」
「(ボッチでよかったのかな?)なら、それはいいや。スージーさんこれをあげるね。」
スージーさんに眼帯を渡すと「これで私の魔眼を制御することが出来る。感謝するわケイン君。」と言われるが悪化させたかな。
「「ケイン、何か彼女達に問題でも?」」
「(オオアリだよ!と言いたいがここは我慢しとこ)…別に。じゃ繋ぐね。」
「「「「「私達モブの紹介がとばされた~」」」」」
ゲートをキャシーさんの部屋へと繋ぐとキャシーさんが出迎えてくれた。
「ケイン君、この娘達がモデルさんなの?」
「そうです。昨夜電話でお願いした水着を希望するモデル達です。ついでに下着のモデルもお願いしていいですか?」
「おう、それはありがたい話だぜ。モデルは多いほどいいからな。頼んだぜ、かわい子ちゃん達!」
「とりあえず、ここにいる娘達をお願いしますね。なるべきお手柔らかにと言いたいところですけど、サンプル採取は遠慮なく思いっきりやっちゃって下さい。特にモブさん達はいい資料になると思います。では、よろしくお願いします。」
「「「「「モブ言うなし!」」」」」
「ええ、こんなに提供ありがとうね。」
「くくっこりゃやりがいがあるぜ。」
「で、兄さん達はどうする?ここに残るの?」
「「…店に戻してくれ。」」
「了解。ガンツさんは?」
「領主の旦那に話してくるわ。迎えは電話するからよろしくな。」
「いいよ。じゃ兄さん達を最初に送るね。」
「「ああ、頼む。」」
父さんの店にゲートを繋ぎ送り出す。
「じゃ、俺はアリー様のところに行ってくるね。」
「おう。分かった。」
0
お気に入りに追加
4,901
あなたにおすすめの小説
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
天災少年はやらかしたくありません!
もるもる(๑˙ϖ˙๑ )
ファンタジー
旧題:チート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!
【アルファポリス様にて発売中!!】
「天災少年はやらかしたくありません!」のタイトルで2022年10月19日出荷されました!
※書籍化に伴い一部を掲載停止させて頂きます
あれ?何でこうなった?
僕の目の前の標的どころか防御結界が消滅。またその先の校舎の上部が消滅。
さらにさらに遠く離れた山の山頂がゴッソリと抉れてしまっている。
あっけにとられる受験者。気絶する女の子。呆然とする教員。
ま……まわりの視線があまりにも痛すぎる……
1人に1つの魂(加護)を3つも持ってしまった少年が、個性の強い魂に振り回されて知らず知らずの内に大災害を発生させて、更なるチートで解決していく物語です!
書籍化記念書き下ろし
天災少年はやらかしたくありません!スピンオフ Stories
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/842685585
第2部『旅行中でもチート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/979266310
第3部『ダンジョンでもチート(現代知識)×チート(魔法)×チート(武術)はチート∞(天災級)?!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/589572036/211266610
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
料理屋「○」~異世界に飛ばされたけど美味しい物を食べる事に妥協できませんでした~
斬原和菓子
ファンタジー
ここは異世界の中都市にある料理屋。日々の疲れを癒すべく店に来るお客様は様々な問題に悩まされている
酒と食事に癒される人々をさらに幸せにするべく奮闘するマスターの異世界食事情冒険譚
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。