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◆閑話 残されたものたち
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ある老人が異世界へと旅立った日の朝、老人の家の玄関が勢いよく開かれる。
「じいちゃ~ん、いる~?いるよね~玄関の鍵開いてるもんね、不用心だよ~可愛い孫娘が来たよ~○ineの返事がないよ~貸したラノベの感想聞かせてよ~どうした~じいちゃ~ん?」
靴を脱ぎながら、奥にいる筈の祖父へ声を掛けるが返事が来ない。三和土から廊下へと足を伸ばすと廊下の奥から見覚えのある猫達が寄って来る。
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「なに、お前達どうした。こんなに甘えて来て。じいちゃんが甘えさせてくれんの?じいちゃんはどこよ。じいちゃ~ん。」
いる筈の祖父に声を掛けながら居間の襖を開ける。
いつも昼には昼食を食べながらバ○キングを見るのが日課になっているのは知っている。だから、平日のこの時間には、この座卓の前にある座椅子に座りテレビを見ている筈だった。しかし、祖父の姿は見えない。気になり、台所を見るが朝食を食べた様子もない。昨日洗ったであろう茶碗や湯呑み等が伏せて置いてあった。しかも炊飯器には炊き立てのご飯が入ったままだし、玄関に靴もあったから出かけた訳ではないようだ。ひょっとして具合が悪く、まだ布団で寝ているのかと考え、寝室としている隣の和室へと続く襖を開ける。
そこには布団に入り横になって目を瞑っている祖父の姿があった。
「じいちゃん、可愛い孫娘が学校帰りに来たんだよ。起きてくれないかな?貸したラノベの感想を聞かせてよ、いつもじいちゃんなりの『ここがおかしい』とかのこだわりを聞くのも好きなんだよねえ、じいちゃん?もしかして具合が悪いの?なら、一緒に病院へ行こうか?」
祖父が寝ている布団の枕元近くまで寄ると顔色が悪く、既に呼吸していないことに気付く。
「………じい…ちゃん…?、ねえじいちゃん。孫娘が来たよ。起きなきゃ。もうお昼過ぎてるよ。ほら、バイ○ングも始まってるよ。ねえ、じいちゃん返事してよ、じいちゃん、じいちゃ~ん…」
それから父親に連絡し、両親が仕事を抜け出し慌てて駆けつけた頃には日が暮れていた。
家の主人がいなくなっても、この猫達は気付いているのか、気にしていないだけなのか、当たり前のようにご飯を催促してくる。
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「もうじいちゃんはいないんだよ、どうする?お前達のご飯やトイレの世話をしてくれる人がいないんだよ。淋しいのは私だけなのかな~」
抱っこしていた猫が『みゃぁ』と小さく鳴いて頬を伝う涙を舐める。
膝に前足を乗せ、頭を擦りよてくる猫、肩に乗ってくる猫、こっちを見ながらあくびをする猫、膝の上で丸くなる猫。
そうやって猫達を愛でていると、父の弟のお嫁さんである、いやな伯母さん達の会話が聞こえる。
「もうこんなに猫がいて、どうすんの。この家にいつまでいるつもりなのかしら。」
「あら、猫なんて追い出せばいいじゃない。この家を相続するのに邪魔なんだし。」
「あら、もうご自分が相続なさるつもりなの?うちは次男、そちらは三男でしょ。弁えて欲しいわね。」
「ちょっと、やめないか。まだお通夜も済んでいないのに。」
「そうだぞ、お前も一緒になって何を言ってんだ。」
「何よ!今だから必要なんでしょ!ここを取られたらどうすんの!」
「そうよ、取られるのを黙って見ているつもりなの!」
「お前達…俺はここは放棄するつもりだ。いやちょっと前までは親父が残した猫と一緒に暮らすのも悪くないかと考えていた。」
「俺も兄さんと同じだった。」
「なら、いいじゃない。さっさと猫を処分してしまいましょ。それがいいわ。」
「あなた、うちもちゃんと要求しないと取られちゃうわよ。」
「もういいから、お前達は黙っていてくれ。もう放棄する。決めた、今決めた。全て長男である兄貴に任せる。誰にも文句は言わせない。」
「俺も上の兄さんに任せるから、もう何も言うなよ。」
「何でそんな非道いこと言うの?」
「非道いだと?今まで何かと理由を付けてここに立ち寄らなかったお前が言うな。親父の世話も兄貴の家が、家族が皆で世話してくれていたのを知らない訳じゃないよな?せめてお金だけでも渡そうとしていたのすら、お前は反対したよな。」
「…それは、そうだけど…」
「なら、何も言うな。うちにはその資格はない。」
「うちも絵に描いたように同じだね、分かったよな、もうこの話はお終いだ。」
そんなゴタゴタを興味なさそうに眺めていた猫達がいっせいに走ってじいちゃんが寝ている側に行き、枕元の両脇に二匹、布団の中の股ぐらに一匹、両脇に二匹、布団の胸上に一匹と寝る準備を始める。
そんな猫達の様子を見ていた孫娘が呟く。
「そういや、じいちゃんがよく言ってたな、寝る時間になると声を掛けるからか、それを覚えていて寝る時間が近付くと側に寄って来るって。寝る位置も決まっているって。そうか、お前達はもう寝る時間なんだね。でもねじいちゃんはもう、ずっと寝たまんまなんだ。いくら呼んでも起きないんだよ。お前達にも声をかけることもないんだよ。ごめんね、じいちゃん。早く気付いてやれなくて。もっと遊びに来ればよかったね。ごめんね、じいちゃん………」
なぜ自分がと、早く来てあげられなかった事を後悔する。
お通夜の間、じいちゃんと一緒に寝る猫達を気色悪いと煙たがる心無い親戚もいたが、『最後だから』と見守る人達もいたのが救いになった。
時折、寝返りをうちながらも祖父から離れようとしないこの子達を見ると本当に可愛がってもらえていたんだと思える。
父がそばに寄って来て孫娘に告げる。
「なあ、もしこの家に引っ越すとなったら、お前は嫌か?」
「ううん、嫌だなんて言わないよ。だって好きでよくこの家に来てたんだし。ねえ、ここに住むことに決まったの?」
「ああ、あいつらがここを放棄するって言うんでな、今のマンションを引き払って、ここに住もうかと考えている。もう母さんにも話して了解を得たところだ。」
「なら、この子達もこのままでいいの?処分するとか言わない?」
「そんなことする訳がないだろう。父さんだって、マンションだから猫を飼うのを我慢していたんだから。むしろ嬉しいくらいさ。」
「そうなんだ、ありがとうね。父さん。」
お通夜から数日たった、ある日の夜、孫娘は寝ている間に不思議な夢を見た。
夢の中で祖父は若返って少年になっていたどころか、茶髪になって、好き勝手に魔法を使ったり、樽のようなおじいさんと笑いながらいろんな物を作ったり、時には幼女に絡まれたり、キレイなお姉さんといちゃついたりと、今までの祖父とは違って見えた。
見た目は全然生前とは違うのになぜかその少年は祖父であると認識出来た。
もしかして祖父は違う世界で生きているのかなと夢の中で孫娘は思った。
「私が貸したラノベが役に立っていたら嬉しいな。
じいちゃんはあれだけハマっていたから、きっと無双しているはず。
もし行けるなら、いつか私もそっちに行ってみたいな。」
孫娘が目を覚ますと、私の枕元の両脇に二匹、布団の中の股間に一匹、両脇に二匹、布団の胸上に一匹が寝ていた。
「いつの間にかじいちゃんと一緒かよ。ふふっ」
このこ達もこことは異なる世界で生きている祖父を感じたのかもしれないと思う。
孫娘は布団から出ると思いっ切り伸びをしてから、側で毛繕いをしている猫達に声を掛ける。
「さ、お前達ご飯にするよ。」『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「そう言えば、この子達の名前は教えてもらっていないや。いつまでも『お前達』じゃダメだよね。」
「よし、まずはふっさふさで一番お年寄りっぽいオスのお前だ!お前の名前は『ガンツ』」『…』
「で、小さいけど胸の上で寝るお○ぱい好きな君は、『ケイン』」『みぃ…』
「そのケインに一番べったりで、少しあざといあなたは『エリー』」『にゃぁ』
「そんなエリーの隙を窺いケインに甘える子は『マリー』」『みゃぁ』
「そしてそして、遠くからハーレムの様子を見ているほっそりとしたお姉さんなあなたは『リーサ』」『なぁう』
「ちょっとだるそうなぽっちゃり気味なあなたは『リリー』」『ゴロゴロ』
「よし、これで全員だね。違う世界で見たじいちゃん(仮)達の名前だけど、いいよね。」
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「さあご飯にするよ。おいで!ケイン、ガンツ、リーサ、エリー、マリー、リリー」
『みぃ』『…』『なぁう』『にゃぁ』『みゃぁ』『ゴロゴロ』
「ふふっケインを呼ぶと他の子も着いてくるから、楽でいいよね。そういえばじいちゃんもラノベのハーレムが好きだったなあ。夢で見たじいちゃん(仮)も夢の中でハーレムを楽しんでね。」
「じいちゃ~ん、いる~?いるよね~玄関の鍵開いてるもんね、不用心だよ~可愛い孫娘が来たよ~○ineの返事がないよ~貸したラノベの感想聞かせてよ~どうした~じいちゃ~ん?」
靴を脱ぎながら、奥にいる筈の祖父へ声を掛けるが返事が来ない。三和土から廊下へと足を伸ばすと廊下の奥から見覚えのある猫達が寄って来る。
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「なに、お前達どうした。こんなに甘えて来て。じいちゃんが甘えさせてくれんの?じいちゃんはどこよ。じいちゃ~ん。」
いる筈の祖父に声を掛けながら居間の襖を開ける。
いつも昼には昼食を食べながらバ○キングを見るのが日課になっているのは知っている。だから、平日のこの時間には、この座卓の前にある座椅子に座りテレビを見ている筈だった。しかし、祖父の姿は見えない。気になり、台所を見るが朝食を食べた様子もない。昨日洗ったであろう茶碗や湯呑み等が伏せて置いてあった。しかも炊飯器には炊き立てのご飯が入ったままだし、玄関に靴もあったから出かけた訳ではないようだ。ひょっとして具合が悪く、まだ布団で寝ているのかと考え、寝室としている隣の和室へと続く襖を開ける。
そこには布団に入り横になって目を瞑っている祖父の姿があった。
「じいちゃん、可愛い孫娘が学校帰りに来たんだよ。起きてくれないかな?貸したラノベの感想を聞かせてよ、いつもじいちゃんなりの『ここがおかしい』とかのこだわりを聞くのも好きなんだよねえ、じいちゃん?もしかして具合が悪いの?なら、一緒に病院へ行こうか?」
祖父が寝ている布団の枕元近くまで寄ると顔色が悪く、既に呼吸していないことに気付く。
「………じい…ちゃん…?、ねえじいちゃん。孫娘が来たよ。起きなきゃ。もうお昼過ぎてるよ。ほら、バイ○ングも始まってるよ。ねえ、じいちゃん返事してよ、じいちゃん、じいちゃ~ん…」
それから父親に連絡し、両親が仕事を抜け出し慌てて駆けつけた頃には日が暮れていた。
家の主人がいなくなっても、この猫達は気付いているのか、気にしていないだけなのか、当たり前のようにご飯を催促してくる。
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「もうじいちゃんはいないんだよ、どうする?お前達のご飯やトイレの世話をしてくれる人がいないんだよ。淋しいのは私だけなのかな~」
抱っこしていた猫が『みゃぁ』と小さく鳴いて頬を伝う涙を舐める。
膝に前足を乗せ、頭を擦りよてくる猫、肩に乗ってくる猫、こっちを見ながらあくびをする猫、膝の上で丸くなる猫。
そうやって猫達を愛でていると、父の弟のお嫁さんである、いやな伯母さん達の会話が聞こえる。
「もうこんなに猫がいて、どうすんの。この家にいつまでいるつもりなのかしら。」
「あら、猫なんて追い出せばいいじゃない。この家を相続するのに邪魔なんだし。」
「あら、もうご自分が相続なさるつもりなの?うちは次男、そちらは三男でしょ。弁えて欲しいわね。」
「ちょっと、やめないか。まだお通夜も済んでいないのに。」
「そうだぞ、お前も一緒になって何を言ってんだ。」
「何よ!今だから必要なんでしょ!ここを取られたらどうすんの!」
「そうよ、取られるのを黙って見ているつもりなの!」
「お前達…俺はここは放棄するつもりだ。いやちょっと前までは親父が残した猫と一緒に暮らすのも悪くないかと考えていた。」
「俺も兄さんと同じだった。」
「なら、いいじゃない。さっさと猫を処分してしまいましょ。それがいいわ。」
「あなた、うちもちゃんと要求しないと取られちゃうわよ。」
「もういいから、お前達は黙っていてくれ。もう放棄する。決めた、今決めた。全て長男である兄貴に任せる。誰にも文句は言わせない。」
「俺も上の兄さんに任せるから、もう何も言うなよ。」
「何でそんな非道いこと言うの?」
「非道いだと?今まで何かと理由を付けてここに立ち寄らなかったお前が言うな。親父の世話も兄貴の家が、家族が皆で世話してくれていたのを知らない訳じゃないよな?せめてお金だけでも渡そうとしていたのすら、お前は反対したよな。」
「…それは、そうだけど…」
「なら、何も言うな。うちにはその資格はない。」
「うちも絵に描いたように同じだね、分かったよな、もうこの話はお終いだ。」
そんなゴタゴタを興味なさそうに眺めていた猫達がいっせいに走ってじいちゃんが寝ている側に行き、枕元の両脇に二匹、布団の中の股ぐらに一匹、両脇に二匹、布団の胸上に一匹と寝る準備を始める。
そんな猫達の様子を見ていた孫娘が呟く。
「そういや、じいちゃんがよく言ってたな、寝る時間になると声を掛けるからか、それを覚えていて寝る時間が近付くと側に寄って来るって。寝る位置も決まっているって。そうか、お前達はもう寝る時間なんだね。でもねじいちゃんはもう、ずっと寝たまんまなんだ。いくら呼んでも起きないんだよ。お前達にも声をかけることもないんだよ。ごめんね、じいちゃん。早く気付いてやれなくて。もっと遊びに来ればよかったね。ごめんね、じいちゃん………」
なぜ自分がと、早く来てあげられなかった事を後悔する。
お通夜の間、じいちゃんと一緒に寝る猫達を気色悪いと煙たがる心無い親戚もいたが、『最後だから』と見守る人達もいたのが救いになった。
時折、寝返りをうちながらも祖父から離れようとしないこの子達を見ると本当に可愛がってもらえていたんだと思える。
父がそばに寄って来て孫娘に告げる。
「なあ、もしこの家に引っ越すとなったら、お前は嫌か?」
「ううん、嫌だなんて言わないよ。だって好きでよくこの家に来てたんだし。ねえ、ここに住むことに決まったの?」
「ああ、あいつらがここを放棄するって言うんでな、今のマンションを引き払って、ここに住もうかと考えている。もう母さんにも話して了解を得たところだ。」
「なら、この子達もこのままでいいの?処分するとか言わない?」
「そんなことする訳がないだろう。父さんだって、マンションだから猫を飼うのを我慢していたんだから。むしろ嬉しいくらいさ。」
「そうなんだ、ありがとうね。父さん。」
お通夜から数日たった、ある日の夜、孫娘は寝ている間に不思議な夢を見た。
夢の中で祖父は若返って少年になっていたどころか、茶髪になって、好き勝手に魔法を使ったり、樽のようなおじいさんと笑いながらいろんな物を作ったり、時には幼女に絡まれたり、キレイなお姉さんといちゃついたりと、今までの祖父とは違って見えた。
見た目は全然生前とは違うのになぜかその少年は祖父であると認識出来た。
もしかして祖父は違う世界で生きているのかなと夢の中で孫娘は思った。
「私が貸したラノベが役に立っていたら嬉しいな。
じいちゃんはあれだけハマっていたから、きっと無双しているはず。
もし行けるなら、いつか私もそっちに行ってみたいな。」
孫娘が目を覚ますと、私の枕元の両脇に二匹、布団の中の股間に一匹、両脇に二匹、布団の胸上に一匹が寝ていた。
「いつの間にかじいちゃんと一緒かよ。ふふっ」
このこ達もこことは異なる世界で生きている祖父を感じたのかもしれないと思う。
孫娘は布団から出ると思いっ切り伸びをしてから、側で毛繕いをしている猫達に声を掛ける。
「さ、お前達ご飯にするよ。」『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「そう言えば、この子達の名前は教えてもらっていないや。いつまでも『お前達』じゃダメだよね。」
「よし、まずはふっさふさで一番お年寄りっぽいオスのお前だ!お前の名前は『ガンツ』」『…』
「で、小さいけど胸の上で寝るお○ぱい好きな君は、『ケイン』」『みぃ…』
「そのケインに一番べったりで、少しあざといあなたは『エリー』」『にゃぁ』
「そんなエリーの隙を窺いケインに甘える子は『マリー』」『みゃぁ』
「そしてそして、遠くからハーレムの様子を見ているほっそりとしたお姉さんなあなたは『リーサ』」『なぁう』
「ちょっとだるそうなぽっちゃり気味なあなたは『リリー』」『ゴロゴロ』
「よし、これで全員だね。違う世界で見たじいちゃん(仮)達の名前だけど、いいよね。」
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「さあご飯にするよ。おいで!ケイン、ガンツ、リーサ、エリー、マリー、リリー」
『みぃ』『…』『なぁう』『にゃぁ』『みゃぁ』『ゴロゴロ』
「ふふっケインを呼ぶと他の子も着いてくるから、楽でいいよね。そういえばじいちゃんもラノベのハーレムが好きだったなあ。夢で見たじいちゃん(仮)も夢の中でハーレムを楽しんでね。」
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