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第1章 ここが異世界
第19話 それでも規則なのにゃ!
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「えっと、スライムでしょうか?」
「はい、かわいいでしょ!」
『ピ!』
ミーさんは俺の右肩に乗っているセツに気付くと信じられない物を見ているような目になるが、セツが触手を上げ手を振るような仕草に思わず「かわいい」と呟き手を伸ばしかけ思いとどまる。
「別に危険はありませんよ」
「いえ、使役者の許可もなく手を出すのは規則違反になりますから」
「俺は気にしませんけど?」
「私が気にするんです!」
「……そうですか。では、許可しますのでどうぞ」
「はい!」
『ピィ!』
「ふふふ、かわいい!」
ミーさんは従属された魔物に使役者の許可無く触れることは規則違反だからと一度、伸ばした手を引っ込める。俺はそんなの別に気にしなくてもいいのにと言えば、ミーさんは規則ですからと強めに答えるが、目はプルプルと揺れるセツに釘付けで何度も伸ばし掛けている右手を左手で必死に抑えているようにも見える。
なので、俺が許可するからと言えば、勢いよく手を伸ばしセツを抱き寄せ頬ずりして満足そうだ。
「ふふふ、ホント、かわいいわね。ね、ウチに来ない?」
『ピ?』
「ちょ、ちょっとミーさん!」
「ねえ、いいでしょ。だって、こんなにかわいいんだもの。ねえ?」
「ダメです! もう、十分でしょ。返してください!」
「あぁん、もうケチ!」
「ケチで結構です。でも、セツがこんなに可愛いと認識されるとなると……ちょっと誘拐とか怖いかも」
「そうですね。あ、セツちゃんも従魔登録しちゃいましょう」
「そういうのがあるのなら、早めにお願いしますよ」
「……ごめんなさい」
俺が少しだけ強めに言ったせいかミーさんの猫耳はシュンと垂れてしまう。そして「では、セツちゃんの従魔登録を済ませてきますので、少しお待ち下さいね」と言うので、俺は「分かりました」と答える。
ミーさんが会議室から出て行ったとほぼ同じくらいに「くぅ~」とお腹から音が鳴る。
「そういや、もうそんな時間なのかな。う~ん、ここなら人目もないし……食べよっか」
『ピィ!』
セツも俺に賛同してくれたので、俺はインベントリからコンビニ袋を取り出すとセツに梅干しのおにぎりを渡し、俺はツナマヨを手に取りランチタイムを楽しむ。
「お待たせしました……スンスン……なんですか、この匂いは……」
「あ、すみません。どれくらい掛かるのか分からなかったのでお昼を済ませています」
「お昼? そんな物はどこにも……って、インベントリをお持ちでしたね。まったく出鱈目な」
「ははは……」
『パリッ……モグモグ……ゴクリ……ゴクゴク……プハァ……』
『ゴクッ……』
俺とセツは食事の途中だったが、ミーさんに断り食事を続けることにしたのだが、ミーさんは外に出ることはなく俺達の食事風景を珍しそうに見ていた……っていうか見せてはいけない顔になっているけど、いいのかな?
俺達の美味しそうに食べている横でゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえるし、ミーさんの口元からは透明な液体がダラァ~ッと垂れている。
俺はもう一つコンビニ袋を取り出し、ツナマヨを剥いてから「どうぞ」とミーさんに渡そうとするがミーさんは「いえ、そんな……」と両手で制するが、俺が「よだれ」と一言言えば「見ました?」と聞かれたので黙って頷く。するとミーさんは俺からツナマヨを引ったくるように奪うと「こんなものがあるから……こんなものが……あぁなんて美味しいの!」とアッという間に食べきってしまう。
俺はそんなご馳走を目にしながら発泡酒を喉に流し込めば、ミーさんは俺が持っている発泡酒を珍しそうに見ている。
「えっと、呑みます?」
「……勤務中なので」
「でも、ヒマですよね」
「……勤務中ですので」
「興味がありますよね?」
「……勤務中だって、言っているじゃない! あぁもう!」
ミーさんは俺から発泡酒を奪い取ると、そのまま口の中へと流し込み「プハァ」と声を漏らした後に「美味い!」と口に出す。
「美味しいでしょ。もう一本どうですか?」
「いえ、勤務中ですので」
「でも、呑みましたよね? 一本、呑んだら二本呑んでも変わらないのでは?」
「くっ……責任取ってもらいますからね!」
「え?」
「私にお酒を勧めて飲ませたのはヒロ様ですからね! いいですね、酔って覚えていないってのはナシですよ!」
「えぇ?」
ミーさんはそう言い終えるなり、俺からコンビニ袋を奪うと迷わず発泡酒を開けグイッと傾ける。
「あぁ美味い!」
「あの……」
「もう、今日の仕事は終わりなの! いい? 終わりだからね!」
「え、はい。いや、それはいいけど、このヒール草はどうするの?」
「もう、今日は無理だからしまっといて」
「え?」
「え? じゃないでしょ。お酒を勧めたのはヒロ様にゃ! だから、今日はもう無理なのにゃ!」
「にゃ?」
「『にゃ』にゃんて言ってにゃいのにゃ!」
「いや、『にゃ』って言ってるし……」
「だから、言ってにゃいのにゃ!」
俺は酔い始めたミーさんが可愛かったので、スマホを取り出し撮影していたので「ほら、言っているでしょ」と見せれば俺からスマホを奪おうとするので、慌ててインベントリへと収納する。
「よこすのにゃ!」
「いえ、永久保存します」
「悪魔なのにゃぁ……ヒクッ……」
『ピ~』
俺はスマホのことを誤魔化すためにミーさんの前に発泡酒にツナマヨ、ポテサラを並べご機嫌を取ることにしたのだが、これが後になんてあんなことになるとは思うはずも無かった。
「はい、かわいいでしょ!」
『ピ!』
ミーさんは俺の右肩に乗っているセツに気付くと信じられない物を見ているような目になるが、セツが触手を上げ手を振るような仕草に思わず「かわいい」と呟き手を伸ばしかけ思いとどまる。
「別に危険はありませんよ」
「いえ、使役者の許可もなく手を出すのは規則違反になりますから」
「俺は気にしませんけど?」
「私が気にするんです!」
「……そうですか。では、許可しますのでどうぞ」
「はい!」
『ピィ!』
「ふふふ、かわいい!」
ミーさんは従属された魔物に使役者の許可無く触れることは規則違反だからと一度、伸ばした手を引っ込める。俺はそんなの別に気にしなくてもいいのにと言えば、ミーさんは規則ですからと強めに答えるが、目はプルプルと揺れるセツに釘付けで何度も伸ばし掛けている右手を左手で必死に抑えているようにも見える。
なので、俺が許可するからと言えば、勢いよく手を伸ばしセツを抱き寄せ頬ずりして満足そうだ。
「ふふふ、ホント、かわいいわね。ね、ウチに来ない?」
『ピ?』
「ちょ、ちょっとミーさん!」
「ねえ、いいでしょ。だって、こんなにかわいいんだもの。ねえ?」
「ダメです! もう、十分でしょ。返してください!」
「あぁん、もうケチ!」
「ケチで結構です。でも、セツがこんなに可愛いと認識されるとなると……ちょっと誘拐とか怖いかも」
「そうですね。あ、セツちゃんも従魔登録しちゃいましょう」
「そういうのがあるのなら、早めにお願いしますよ」
「……ごめんなさい」
俺が少しだけ強めに言ったせいかミーさんの猫耳はシュンと垂れてしまう。そして「では、セツちゃんの従魔登録を済ませてきますので、少しお待ち下さいね」と言うので、俺は「分かりました」と答える。
ミーさんが会議室から出て行ったとほぼ同じくらいに「くぅ~」とお腹から音が鳴る。
「そういや、もうそんな時間なのかな。う~ん、ここなら人目もないし……食べよっか」
『ピィ!』
セツも俺に賛同してくれたので、俺はインベントリからコンビニ袋を取り出すとセツに梅干しのおにぎりを渡し、俺はツナマヨを手に取りランチタイムを楽しむ。
「お待たせしました……スンスン……なんですか、この匂いは……」
「あ、すみません。どれくらい掛かるのか分からなかったのでお昼を済ませています」
「お昼? そんな物はどこにも……って、インベントリをお持ちでしたね。まったく出鱈目な」
「ははは……」
『パリッ……モグモグ……ゴクリ……ゴクゴク……プハァ……』
『ゴクッ……』
俺とセツは食事の途中だったが、ミーさんに断り食事を続けることにしたのだが、ミーさんは外に出ることはなく俺達の食事風景を珍しそうに見ていた……っていうか見せてはいけない顔になっているけど、いいのかな?
俺達の美味しそうに食べている横でゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえるし、ミーさんの口元からは透明な液体がダラァ~ッと垂れている。
俺はもう一つコンビニ袋を取り出し、ツナマヨを剥いてから「どうぞ」とミーさんに渡そうとするがミーさんは「いえ、そんな……」と両手で制するが、俺が「よだれ」と一言言えば「見ました?」と聞かれたので黙って頷く。するとミーさんは俺からツナマヨを引ったくるように奪うと「こんなものがあるから……こんなものが……あぁなんて美味しいの!」とアッという間に食べきってしまう。
俺はそんなご馳走を目にしながら発泡酒を喉に流し込めば、ミーさんは俺が持っている発泡酒を珍しそうに見ている。
「えっと、呑みます?」
「……勤務中なので」
「でも、ヒマですよね」
「……勤務中ですので」
「興味がありますよね?」
「……勤務中だって、言っているじゃない! あぁもう!」
ミーさんは俺から発泡酒を奪い取ると、そのまま口の中へと流し込み「プハァ」と声を漏らした後に「美味い!」と口に出す。
「美味しいでしょ。もう一本どうですか?」
「いえ、勤務中ですので」
「でも、呑みましたよね? 一本、呑んだら二本呑んでも変わらないのでは?」
「くっ……責任取ってもらいますからね!」
「え?」
「私にお酒を勧めて飲ませたのはヒロ様ですからね! いいですね、酔って覚えていないってのはナシですよ!」
「えぇ?」
ミーさんはそう言い終えるなり、俺からコンビニ袋を奪うと迷わず発泡酒を開けグイッと傾ける。
「あぁ美味い!」
「あの……」
「もう、今日の仕事は終わりなの! いい? 終わりだからね!」
「え、はい。いや、それはいいけど、このヒール草はどうするの?」
「もう、今日は無理だからしまっといて」
「え?」
「え? じゃないでしょ。お酒を勧めたのはヒロ様にゃ! だから、今日はもう無理なのにゃ!」
「にゃ?」
「『にゃ』にゃんて言ってにゃいのにゃ!」
「いや、『にゃ』って言ってるし……」
「だから、言ってにゃいのにゃ!」
俺は酔い始めたミーさんが可愛かったので、スマホを取り出し撮影していたので「ほら、言っているでしょ」と見せれば俺からスマホを奪おうとするので、慌ててインベントリへと収納する。
「よこすのにゃ!」
「いえ、永久保存します」
「悪魔なのにゃぁ……ヒクッ……」
『ピ~』
俺はスマホのことを誤魔化すためにミーさんの前に発泡酒にツナマヨ、ポテサラを並べご機嫌を取ることにしたのだが、これが後になんてあんなことになるとは思うはずも無かった。
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