19 / 41
第二章 ようこそ、獣王国へ
第八話 王様に逢いたい!
しおりを挟む
「俺の願いは、この国の王様に会わせて欲しい」
「「「「……」」」」
「何? どうしたの?」
「お前、正気か?」
「え? どうして?」
「どうしてって、お前……」
想太の願いに四人とも絶句したと思ったら、想太は四人から正気を疑われた。
「まず、俺達は平民だ」
「しかも、国境の辺境の狼人族だ」
「それに王のいる王都は、この国のほぼ中央の位置だ」
「ああ、距離的に難しい……んだよ。本当はな。でも、お前には関係ないのか」
「え~と、纏めるとド平民だから王様へのお目通りなんて敵わないってことなんだね」
「お前なぁ~まあ、お前の言うように俺達はド平民だ。だから、王様に会うのなんて無理だ」
「じゃあ、今回の襲撃事件の説明は出来る?」
「まあ、そりゃあな。不名誉なことに当事者だからな」
想太のなんとも言い返すことも出来ない纏め方に辟易していると、今度は襲撃事件の説明をして欲しいと言われたパパ達は不請不請に頷く。
「説明するのはいいが、一つ聞いてもいいか」
「何?」
「まさかとは思うが、誰に対して説明させるつもりだ?」
「もちろん、王様に決まってるじゃない」
「そうだよな……」
想太の『バカじゃないの?』という物言いに自分達がおかしいのかと感じてしまうパパ達だが、不可能を鼻息一つで可能にしてしまう存在が目の前にいるのだからと自分達を納得させるしかない。
「分かった。もう、俺達は何も言わない。王に説明するのは吝かではない」
「よかった。じゃあ、明日の朝に向こうに行くから、そのつもりで。人選はパパに任せるけど、そいつはハズしてね」
「なんでだ!」
想太に指を差された若者が激昂する。
「それ! そんなに考えなしに感情を昂ぶらせると俺じゃなく王様の衛兵に始末されちゃうよ」
「バカかお前は。それなら、俺じゃなくお前だろ! ふん!」
「俺が? 誰に? どうやって?」
「それは……」
「パティ、お前の負けだ。お前がコイツに口でもなんでもありでも勝てる方法が思い付かない。それは王の親衛隊でも同じだろう」
「じゃあ、こんな危ない奴を王に会わせてもいいのかよ!」
「あのな、例え俺達がダメだと言ってもコイツは勝手に行くぞ。それは今回助けられた俺達が一番、よく知っているだろう」
「ぐっ……」
「だから、お前は今回は外れてくれ」
「パパさん。パパさんまでアイツの言うことを聞くのかよ!」
パパに諭されるパティだが、やはり納得出来ないのか、どうしても感情の抑えが効かない。
「だから、その感情任せに動くのがダメだと言われただろ」
「ぐぬぬ……」
「分かったら、それを早く直すんだな」
「分かりました。今回は遠慮するよ」
そう言って、ソファから立ち上がるとパティは不満を隠すことなくドスドスと大きな足音を立てながら玄関に向かう。
「だから、そういうのが子供だと言ってるのに……」
パパが残念そうにパティの後ろ姿を見送る。
想太もソファから立ち上がり、パパ達に向かい「じゃ明日」と挨拶してから皆を家の外へと送り出す。
送り出したハズが、パパがまだその場にいたのを不思議に思った想太がパパに問い掛ける。
「出ないの?」
「え? なんでだ」
「なんでって、ここは俺の家だし」
「そうか。でも、ここにママ達がいるだろ」
「あ、そうか。じゃあ、待ってて呼んで来るから」
「待ってくれ」
二階に行くために階段を上がろうとしていた想太の腕をパパが掴む。
「えっと、どうしたの?」
「いや、勝手なお願いだと言うのは分かっている。だが、聞いて欲しい」
「お願い?」
「俺達をこの家に泊めてくれないか?」
「え? 仲間はいいの?」
「仲間か……確かに仲間も心配だが、今はママの状態が不安定だ。だから、今は皆の目から遠い場所にいて欲しいと思う」
「それはいいけど、どれくらいの期間なの?」
「それは……」
「まだ、言ってないけど、俺達はずっとここに留まるつもりはないよ。それが明日なのか一月後なのかは未定だけどね」
「なら、この家だけを残してもらうわけにはいかないか」
想太はこの地に留まる気持ちは欠片もないことをパパに告げると、パパからは家を残して欲しいとお願いされる。想太もその気持ちは理解出来なくもないが、こんな所に日本丸出しの建物を残していき、他のクラスメイトに見付かることを懸念する。
「ん~気持ちは分かるけど、この家はこの場所には不似合いだし、この国にはない建築様式だよね。だから、残さない方がいいと思っている。それにパパさん達は元の場所に帰るんだよね」
「元の村か……あればな」
「あれば?」
「アイツらに襲撃された時にほとんどが燃やされた」
「なら、再建するのが先じゃないの?」
「まあな。でも、あの村での生活は元々困窮していたから、たとえ再建出来たとしても待っているのは飢えと貧困だ!」
想太は家を残せない理由を話し、パパ達は元の村に帰るんじゃないのかと思っていたことを聞いてみたが、返された答えは想像以上だった。
「飢えって言ったよね。それは狩りが出来ないってこと? それとも畑からの収穫が出来ないってこと?」
「……その両方だ」
「ええ?」
「元々開拓民として、多少多種族よりも頑丈な俺達狼人族が選ばれたんだ」
「そうなんだ。もしかして、狼人族って王国の中での順列は低いのかな」
「分かるか?」
「なんとなとくだけどね。だって、大した準備もなしに辺境の……それも痩せた土地に向かわせるってことから考えたらね」
パパが想太の話した内容を否定することも肯定することもなく黙っていたが、ぽつりぽつりと話し出す。
「俺達、狼人族は数世代前までは王国の中枢にいた」
「いた……過去形なんだね」
「辺境に追いやられたのは親父達が子供の頃だった。その親の世代より更に上の世代で失脚したらしい。多分、狼人族が勢力を取り戻すのを恐れた上での判断だったんだろうな」
「ふ~ん、なるほどね。まあ、よくある話だね」
「ソウタは他人事なんだな」
「そりゃね。無理言わないでよ」
「そうだが、少しは俺達のことを考えてくれてもいいだろ」
「そんな無理言わないでよ。俺に何をしろっていうのさ」
パパは自分よりも背も低く、まだ幼い顔立ちの想太に対し自分でも無理を言っていることは理解している。でも、そんな想太が奴隷として捕まえられた自分達狼人族を助け出してくれたことを思うと、ひょっとしたらなんとかしてくれるのではないか。何か突破口となる考えを出してくれるのではないかと期待せずにはいられなかった。
「じゃあさ、こういうのはどう?」
「「「「……」」」」
「何? どうしたの?」
「お前、正気か?」
「え? どうして?」
「どうしてって、お前……」
想太の願いに四人とも絶句したと思ったら、想太は四人から正気を疑われた。
「まず、俺達は平民だ」
「しかも、国境の辺境の狼人族だ」
「それに王のいる王都は、この国のほぼ中央の位置だ」
「ああ、距離的に難しい……んだよ。本当はな。でも、お前には関係ないのか」
「え~と、纏めるとド平民だから王様へのお目通りなんて敵わないってことなんだね」
「お前なぁ~まあ、お前の言うように俺達はド平民だ。だから、王様に会うのなんて無理だ」
「じゃあ、今回の襲撃事件の説明は出来る?」
「まあ、そりゃあな。不名誉なことに当事者だからな」
想太のなんとも言い返すことも出来ない纏め方に辟易していると、今度は襲撃事件の説明をして欲しいと言われたパパ達は不請不請に頷く。
「説明するのはいいが、一つ聞いてもいいか」
「何?」
「まさかとは思うが、誰に対して説明させるつもりだ?」
「もちろん、王様に決まってるじゃない」
「そうだよな……」
想太の『バカじゃないの?』という物言いに自分達がおかしいのかと感じてしまうパパ達だが、不可能を鼻息一つで可能にしてしまう存在が目の前にいるのだからと自分達を納得させるしかない。
「分かった。もう、俺達は何も言わない。王に説明するのは吝かではない」
「よかった。じゃあ、明日の朝に向こうに行くから、そのつもりで。人選はパパに任せるけど、そいつはハズしてね」
「なんでだ!」
想太に指を差された若者が激昂する。
「それ! そんなに考えなしに感情を昂ぶらせると俺じゃなく王様の衛兵に始末されちゃうよ」
「バカかお前は。それなら、俺じゃなくお前だろ! ふん!」
「俺が? 誰に? どうやって?」
「それは……」
「パティ、お前の負けだ。お前がコイツに口でもなんでもありでも勝てる方法が思い付かない。それは王の親衛隊でも同じだろう」
「じゃあ、こんな危ない奴を王に会わせてもいいのかよ!」
「あのな、例え俺達がダメだと言ってもコイツは勝手に行くぞ。それは今回助けられた俺達が一番、よく知っているだろう」
「ぐっ……」
「だから、お前は今回は外れてくれ」
「パパさん。パパさんまでアイツの言うことを聞くのかよ!」
パパに諭されるパティだが、やはり納得出来ないのか、どうしても感情の抑えが効かない。
「だから、その感情任せに動くのがダメだと言われただろ」
「ぐぬぬ……」
「分かったら、それを早く直すんだな」
「分かりました。今回は遠慮するよ」
そう言って、ソファから立ち上がるとパティは不満を隠すことなくドスドスと大きな足音を立てながら玄関に向かう。
「だから、そういうのが子供だと言ってるのに……」
パパが残念そうにパティの後ろ姿を見送る。
想太もソファから立ち上がり、パパ達に向かい「じゃ明日」と挨拶してから皆を家の外へと送り出す。
送り出したハズが、パパがまだその場にいたのを不思議に思った想太がパパに問い掛ける。
「出ないの?」
「え? なんでだ」
「なんでって、ここは俺の家だし」
「そうか。でも、ここにママ達がいるだろ」
「あ、そうか。じゃあ、待ってて呼んで来るから」
「待ってくれ」
二階に行くために階段を上がろうとしていた想太の腕をパパが掴む。
「えっと、どうしたの?」
「いや、勝手なお願いだと言うのは分かっている。だが、聞いて欲しい」
「お願い?」
「俺達をこの家に泊めてくれないか?」
「え? 仲間はいいの?」
「仲間か……確かに仲間も心配だが、今はママの状態が不安定だ。だから、今は皆の目から遠い場所にいて欲しいと思う」
「それはいいけど、どれくらいの期間なの?」
「それは……」
「まだ、言ってないけど、俺達はずっとここに留まるつもりはないよ。それが明日なのか一月後なのかは未定だけどね」
「なら、この家だけを残してもらうわけにはいかないか」
想太はこの地に留まる気持ちは欠片もないことをパパに告げると、パパからは家を残して欲しいとお願いされる。想太もその気持ちは理解出来なくもないが、こんな所に日本丸出しの建物を残していき、他のクラスメイトに見付かることを懸念する。
「ん~気持ちは分かるけど、この家はこの場所には不似合いだし、この国にはない建築様式だよね。だから、残さない方がいいと思っている。それにパパさん達は元の場所に帰るんだよね」
「元の村か……あればな」
「あれば?」
「アイツらに襲撃された時にほとんどが燃やされた」
「なら、再建するのが先じゃないの?」
「まあな。でも、あの村での生活は元々困窮していたから、たとえ再建出来たとしても待っているのは飢えと貧困だ!」
想太は家を残せない理由を話し、パパ達は元の村に帰るんじゃないのかと思っていたことを聞いてみたが、返された答えは想像以上だった。
「飢えって言ったよね。それは狩りが出来ないってこと? それとも畑からの収穫が出来ないってこと?」
「……その両方だ」
「ええ?」
「元々開拓民として、多少多種族よりも頑丈な俺達狼人族が選ばれたんだ」
「そうなんだ。もしかして、狼人族って王国の中での順列は低いのかな」
「分かるか?」
「なんとなとくだけどね。だって、大した準備もなしに辺境の……それも痩せた土地に向かわせるってことから考えたらね」
パパが想太の話した内容を否定することも肯定することもなく黙っていたが、ぽつりぽつりと話し出す。
「俺達、狼人族は数世代前までは王国の中枢にいた」
「いた……過去形なんだね」
「辺境に追いやられたのは親父達が子供の頃だった。その親の世代より更に上の世代で失脚したらしい。多分、狼人族が勢力を取り戻すのを恐れた上での判断だったんだろうな」
「ふ~ん、なるほどね。まあ、よくある話だね」
「ソウタは他人事なんだな」
「そりゃね。無理言わないでよ」
「そうだが、少しは俺達のことを考えてくれてもいいだろ」
「そんな無理言わないでよ。俺に何をしろっていうのさ」
パパは自分よりも背も低く、まだ幼い顔立ちの想太に対し自分でも無理を言っていることは理解している。でも、そんな想太が奴隷として捕まえられた自分達狼人族を助け出してくれたことを思うと、ひょっとしたらなんとかしてくれるのではないか。何か突破口となる考えを出してくれるのではないかと期待せずにはいられなかった。
「じゃあさ、こういうのはどう?」
0
お気に入りに追加
94
あなたにおすすめの小説
無能力剣聖~未知のウイルス感染後後遺症で異能に目覚めた現代社会、未感染だけど剣術一筋で生き抜いていきます~
甲賀流
ファンタジー
2030年、突如として日本に降りかかったアルファウイルス。
95%を上回る圧倒的な致死率で日本の人口を減らしていくが不幸中の幸い、ヒトからヒトへの感染は確認されていないらしい。
そんな謎のウイルス、これ以上の蔓延がないことで皆が安心して日常へと戻ろうとしている時、テレビでは緊急放送が流れた。
宙に浮く青年、手に宿す炎。
そして彼が語り出す。
「今テレビの前にいる僕はアルファウイルスにより認められた異能に目覚めた者、【異能者】です」
生まれた時から実家の箕原道場で武道を学んできた主人公、『箕原耀』。
異能者が世界を手に入れようする中、非異能者の耀はどうやって戦っていくのか。
おっさんは 勇者なんかにゃならねえよ‼
とめきち
ファンタジー
農業法人に出向していたカズマ(名前だけはカッコいい。)は、しょぼくれた定年間際のおっさんだった。
ある日、トラクターに乗っていると、橋から落ちてしまう。
気がつけば、変な森の中。
カズマの冒険が始まる。
「なろう」で、二年に渡って書いて来ましたが、ちょっとはしょりすぎな気がしましたので、さらに加筆修正してリメイクいたしました。
あらすじではない話にしたかったです。
もっと心の動きとか、書き込みたいと思っています。
気がついたら、なろうの小説が削除されてしまいました。
ただいま、さらなるリメイクを始めました。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
「お姉様の赤ちゃん、私にちょうだい?」
サイコちゃん
恋愛
実家に妊娠を知らせた途端、妹からお腹の子をくれと言われた。姉であるイヴェットは自分の持ち物や恋人をいつも妹に奪われてきた。しかし赤ん坊をくれというのはあまりに酷過ぎる。そのことを夫に相談すると、彼は「良かったね! 家族ぐるみで育ててもらえるんだね!」と言い放った。妹と両親が異常であることを伝えても、夫は理解を示してくれない。やがて夫婦は離婚してイヴェットはひとり苦境へ立ち向かうことになったが、“医術と魔術の天才”である治療人アランが彼女に味方して――
剣と魔法の世界で俺だけロボット
神無月 紅
ファンタジー
東北の田舎町に住んでいたロボット好きの宮本荒人は、交通事故に巻き込まれたことにより異世界に転生する。
転生した先は、古代魔法文明の遺跡を探索する探索者の集団……クランに所属する夫婦の子供、アラン。
ただし、アランには武器や魔法の才能はほとんどなく、努力に努力を重ねてもどうにか平均に届くかどうかといった程度でしかなかった。
だがそんな中、古代魔法文明の遺跡に潜った時に強制的に転移させられた先にあったのは、心核。
使用者の根源とも言うべきものをその身に纏うマジックアイテム。
この世界においては稀少で、同時に極めて強力な武器の一つとして知られているそれを、アランは生き延びるために使う。……だが、何故か身に纏ったのはファンタジー世界なのにロボット!?
剣と魔法のファンタジー世界において、何故か全高十八メートルもある人型機動兵器を手に入れた主人公。
当然そのような特別な存在が放っておかれるはずもなく……?
小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ダンマス(異端者)
AN@RCHY
ファンタジー
幼女女神に召喚で呼び出されたシュウ。
元の世界に戻れないことを知って自由気ままに過ごすことを決めた。
人の作ったレールなんかのってやらねえぞ!
地球での痕跡をすべて消されて、幼女女神に召喚された風間修。そこで突然、ダンジョンマスターになって他のダンジョンマスターたちと競えと言われた。
戻りたくても戻る事の出来ない現実を受け入れ、異世界へ旅立つ。
始めこそ異世界だとワクワクしていたが、すぐに碇石からズレおかしなことを始めた。
小説になろうで『AN@CHY』名義で投稿している、同タイトルをアルファポリスにも投稿させていただきます。
向こうの小説を多少修正して投稿しています。
修正をかけながらなので更新ペースは不明です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる