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第八章 やるべきこと
第9話 なんとなく前進?
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「それで?」
「え?」
「だから、レイにはソルトのことを諦めた方がいいと話したでしょ。で、納得してくれたの? 諦められそう?」
「うん、決めたよ」
「そう、ならツラいけど、レイとはもう「なんで?」……え?」
「だから、なんでツライの?」
「ん? ちょっと何言っているのか分からないんだけど?」
「ブランカこそ、何言っているの?」
「え?」
「ん?」
ブランカはレイに対しソルトや自分達とは一緒に生きていくのが辛いだろうから、傷が浅い内にソルトのことを諦めて自分達とは交わらない生活を送った方がいいだろうと説得していた途中にあれやこれとあり落ち着いたところで、再度レイに意思を確認しようとしたところ、レイからは逆に「なんで?」と問われブランカの方がおかしいことを言っているのかと不思議な感覚に陥っていると、「いや、違う!」と気を取り直してレイの顔を正面から見詰める。
「ねえ。レイ」
「もう、何?」
「さっき、なんでツラいの? って私に聞いたのはなんでなの?」
「え? だって、ソルトと離れようとは思ってないから?」
「ん~私の伝え方が悪かったのかな? ねえ、レイ。もう一度言うけど「必要ないから。ブランカが言いたいこともちゃんと分かっているから」……なら、なんで離れようと思わないの? ツラくなるわよ」
「それって誰のこと?」
気を取り直したブランカがさっきレイが自分に言った「なんでツラいの?」と言った意味が分からずレイにどういう意味なのかとレイに問い返せば、レイはソルトから離れる気はないとしっかりとブランカに告げる。ブランカはそれを聞き、自分の言い方が悪くちゃんと伝わっていないのかと思い再度、レイに説明しようとしたが、レイはちゃんと分かっていると答えるのでブランカは余計に分からなくなり、レイがツラくなるからと言えば、誰のことなのとレイに言われて戸惑う。
「誰って……レイに決まっているじゃない」
「なら、なんでそんな先のことなのに私がツラいなんて決めつけるの?」
「だって、一人だけお婆ちゃんになるのよ。そんなの私だったら耐えられないわ」
「うん、そうだね。多分、そうなるわよね」
「なら、どうして?」
「ブランカが心配することも分かるわよ。でもね、その時には私の子供や孫もいるかもしれない。ひょっとしたらひ孫もいるかもしれないわよ。もし、そうなっていたらツラいじゃなくて幸せを感じているかもしれないでしょ」
「……」
レイはブランカになんで自分がツラくなることが決定事項なのかと逆に問い詰めれば、ブランカは自分がその立場なら耐えられないと吐露するが、レイは少し微笑みながら子、孫、ひ孫に囲まれ幸せに暮らす未来の自分がいるかもしれないとブランカに話せばブランカは呆気にとられる。
「だからね、今度は私からお願いしたいことがあるの」
「お願い?」
「そ! これから先は百年も生きられない私からのお願いをサクラやリリス達に聞いて欲しいの。もちろん、単なる私のワガママだから断ってもらっても構わない。でも、私だってこれからの人生を何もしないでガマンして生きることはしないから。欲しい物は欲しいって言うし、して欲しいことはちゃんと口にする。だから、あなた達には私が生きている間は私とソルトに対して干渉しないで下さい。お願いします!」
「「「え?」」」
そして、そんな未来を確実なものにしたいレイから、ソルトに思いを寄せるサクラやリリス達に自分とソルトのことに対しては干渉しないで欲しいとお願いして来た。それを聞いたリリスは「なんで、そんなこと」と反論しようとしたが、サクラに優しく制される。
「サクラ……」
「リリス、気持ちは分かるけど、レイは干渉しないで欲しいって言っているだけだ」
「でも、それってソルトさんを独占したいってことなんでしょ! イヤよ!」
「だから、落ちつけ。レイは決して独占したいと言っている訳じゃない。ただ単に干渉しないで欲しいと言っているだけだ」
「……それってどういうことなの?」
「どうもこうも、言葉の通りだ。レイがすることに何も口を出さなければいいだけのことだ」
「……」
「それにな、口を出さないってことは、向こうもこちらのすることに口を出さないってことだ。な、レイ」
「うん、説明ありがとう。そう、サクラの言う通りだよ」
「え……じゃあ……」
「うん、リリスはリリスの思うとおりにすればいいよ」
「それって私とソルトさんのことを応援してくれるってことなの?」
「「「違う!」」」
「ひっ……」
レイとソルトのことに関して干渉しないで欲しいとお願いしたレイに対し黙って聞いていたサクラが我慢出来ないと声に出せば、サクラに止められレイがソルトを独占したいと言っている訳ではないと諭せば、レイもリリスの好きにすればいいと言われ、リリスは皆が自分を応援してくれていると勘違いし皆から「違う」と言われ顰蹙を買ってしまう。
「そうね。確かにレイの言う通りね。人族なら成長も早いしあなたが言っている未来も叶えられるかもしれないわね」
「うん、そうだよね。ありがとう、ブランカ」
「でもね、それって相手がいて初めて成立することでしょ」
「え? ブランカ。何を言っているの?」
サクラとリリスも落ち着いたところでブランカが「それは全部、相手がいてのことでしょ」とレイに問い掛ければレイはレイでブランカに何を今さらとキョトンとしてしまう。
「だから、その肝心のお相手の気持ちは確かめたのかって聞いているのよ。ね、さっきから黙って聞いているソルト。何、他人の振りしようとしているの。全部、あなたのことでしょ」
「そ、そうだけど……そんないきなり言われても……」
話題の中心は自分のことだが、なんとなく気恥ずかしさから会話には入らず自分には関係ない話しだと壁を見ていたのだが、ブランカに自分のことなのに他人の振りをするなと言われるが、複数の女性から好意を寄せられるなど日本でも経験したことがないし、一夫一妻の日本での道徳観もあり、どうしても現実味を帯びない為、自分のことだと頭が理解してくれない。そして、そんなソルトに対しブランカは自分の娘を任せてもいいものかとノアに対し「呆れた……これだけの女性があなたのことをどう思っているのかなんて、どんなニブチンだって分かるわよ。ハァ~ノア。やっぱり考え直したらどう? レイもだけど」と提言すれば二人とも声を揃えて「「イヤ!」」だと返す。
「ですってよ、ソルト。もう、この際なんだから、ハッキリさせなさい。まあ、エリスはこの場にいないけど、あの子も文句はこうなることは想像しているだろうから文句は……言うかもしれないけど、反対はしないでしょうね」
「……」
そんな二人の様子にハァ~と嘆息しながらブランカはソルトにちゃんとしなさいと言う。ついでにこの場にいないエリスが反対することもないだろうと言うがソルトは何も言わない。そんな無言のソルトにレイとリリス、ノアが声を掛ける。
「「「ソルト(さん)!」」」
「ちょっと、前向きに考えさせて下さい」
「うん、分かってる。でも、待つわ。だけど、私には時間がないんだからね。十年、二十年も待てないわよ」
「さすがにそこまでは……」
「ないって言える?」
「……善処します」
ソルトは真っ直ぐに好意をぶつけてくる女性達に顔を赤くして俯きながらそんな言葉をやっとの思いで言えば、レイからは長くは待てないと釘を刺されてしまう。
「ふふふ、私は余裕があるからいつまでも待ちます!」
「そんなことを言っていると本当に待たされるわよ。そして、その内『家族にしか思えない』って言われる未来図が見えるわね。ふふふ」
「う、ウソですよね? ブランカさんが言っていることはウソですよね、ソルトさん!」
「リリス……善処するから。ごめん、今はそれしか言えない」
「……」
なんとかダラダラとした感じだったが、なんとなく皆の好意を素直に受け取ることが出来たソルトだったが「でも、先ずは問題を解決するのが先だから」と言われ、ブランカ達も「確かにそうだったわね」と了承する。
『私は数の内に入っているのでしょうか……不安です』
「え?」
「だから、レイにはソルトのことを諦めた方がいいと話したでしょ。で、納得してくれたの? 諦められそう?」
「うん、決めたよ」
「そう、ならツラいけど、レイとはもう「なんで?」……え?」
「だから、なんでツライの?」
「ん? ちょっと何言っているのか分からないんだけど?」
「ブランカこそ、何言っているの?」
「え?」
「ん?」
ブランカはレイに対しソルトや自分達とは一緒に生きていくのが辛いだろうから、傷が浅い内にソルトのことを諦めて自分達とは交わらない生活を送った方がいいだろうと説得していた途中にあれやこれとあり落ち着いたところで、再度レイに意思を確認しようとしたところ、レイからは逆に「なんで?」と問われブランカの方がおかしいことを言っているのかと不思議な感覚に陥っていると、「いや、違う!」と気を取り直してレイの顔を正面から見詰める。
「ねえ。レイ」
「もう、何?」
「さっき、なんでツラいの? って私に聞いたのはなんでなの?」
「え? だって、ソルトと離れようとは思ってないから?」
「ん~私の伝え方が悪かったのかな? ねえ、レイ。もう一度言うけど「必要ないから。ブランカが言いたいこともちゃんと分かっているから」……なら、なんで離れようと思わないの? ツラくなるわよ」
「それって誰のこと?」
気を取り直したブランカがさっきレイが自分に言った「なんでツラいの?」と言った意味が分からずレイにどういう意味なのかとレイに問い返せば、レイはソルトから離れる気はないとしっかりとブランカに告げる。ブランカはそれを聞き、自分の言い方が悪くちゃんと伝わっていないのかと思い再度、レイに説明しようとしたが、レイはちゃんと分かっていると答えるのでブランカは余計に分からなくなり、レイがツラくなるからと言えば、誰のことなのとレイに言われて戸惑う。
「誰って……レイに決まっているじゃない」
「なら、なんでそんな先のことなのに私がツラいなんて決めつけるの?」
「だって、一人だけお婆ちゃんになるのよ。そんなの私だったら耐えられないわ」
「うん、そうだね。多分、そうなるわよね」
「なら、どうして?」
「ブランカが心配することも分かるわよ。でもね、その時には私の子供や孫もいるかもしれない。ひょっとしたらひ孫もいるかもしれないわよ。もし、そうなっていたらツラいじゃなくて幸せを感じているかもしれないでしょ」
「……」
レイはブランカになんで自分がツラくなることが決定事項なのかと逆に問い詰めれば、ブランカは自分がその立場なら耐えられないと吐露するが、レイは少し微笑みながら子、孫、ひ孫に囲まれ幸せに暮らす未来の自分がいるかもしれないとブランカに話せばブランカは呆気にとられる。
「だからね、今度は私からお願いしたいことがあるの」
「お願い?」
「そ! これから先は百年も生きられない私からのお願いをサクラやリリス達に聞いて欲しいの。もちろん、単なる私のワガママだから断ってもらっても構わない。でも、私だってこれからの人生を何もしないでガマンして生きることはしないから。欲しい物は欲しいって言うし、して欲しいことはちゃんと口にする。だから、あなた達には私が生きている間は私とソルトに対して干渉しないで下さい。お願いします!」
「「「え?」」」
そして、そんな未来を確実なものにしたいレイから、ソルトに思いを寄せるサクラやリリス達に自分とソルトのことに対しては干渉しないで欲しいとお願いして来た。それを聞いたリリスは「なんで、そんなこと」と反論しようとしたが、サクラに優しく制される。
「サクラ……」
「リリス、気持ちは分かるけど、レイは干渉しないで欲しいって言っているだけだ」
「でも、それってソルトさんを独占したいってことなんでしょ! イヤよ!」
「だから、落ちつけ。レイは決して独占したいと言っている訳じゃない。ただ単に干渉しないで欲しいと言っているだけだ」
「……それってどういうことなの?」
「どうもこうも、言葉の通りだ。レイがすることに何も口を出さなければいいだけのことだ」
「……」
「それにな、口を出さないってことは、向こうもこちらのすることに口を出さないってことだ。な、レイ」
「うん、説明ありがとう。そう、サクラの言う通りだよ」
「え……じゃあ……」
「うん、リリスはリリスの思うとおりにすればいいよ」
「それって私とソルトさんのことを応援してくれるってことなの?」
「「「違う!」」」
「ひっ……」
レイとソルトのことに関して干渉しないで欲しいとお願いしたレイに対し黙って聞いていたサクラが我慢出来ないと声に出せば、サクラに止められレイがソルトを独占したいと言っている訳ではないと諭せば、レイもリリスの好きにすればいいと言われ、リリスは皆が自分を応援してくれていると勘違いし皆から「違う」と言われ顰蹙を買ってしまう。
「そうね。確かにレイの言う通りね。人族なら成長も早いしあなたが言っている未来も叶えられるかもしれないわね」
「うん、そうだよね。ありがとう、ブランカ」
「でもね、それって相手がいて初めて成立することでしょ」
「え? ブランカ。何を言っているの?」
サクラとリリスも落ち着いたところでブランカが「それは全部、相手がいてのことでしょ」とレイに問い掛ければレイはレイでブランカに何を今さらとキョトンとしてしまう。
「だから、その肝心のお相手の気持ちは確かめたのかって聞いているのよ。ね、さっきから黙って聞いているソルト。何、他人の振りしようとしているの。全部、あなたのことでしょ」
「そ、そうだけど……そんないきなり言われても……」
話題の中心は自分のことだが、なんとなく気恥ずかしさから会話には入らず自分には関係ない話しだと壁を見ていたのだが、ブランカに自分のことなのに他人の振りをするなと言われるが、複数の女性から好意を寄せられるなど日本でも経験したことがないし、一夫一妻の日本での道徳観もあり、どうしても現実味を帯びない為、自分のことだと頭が理解してくれない。そして、そんなソルトに対しブランカは自分の娘を任せてもいいものかとノアに対し「呆れた……これだけの女性があなたのことをどう思っているのかなんて、どんなニブチンだって分かるわよ。ハァ~ノア。やっぱり考え直したらどう? レイもだけど」と提言すれば二人とも声を揃えて「「イヤ!」」だと返す。
「ですってよ、ソルト。もう、この際なんだから、ハッキリさせなさい。まあ、エリスはこの場にいないけど、あの子も文句はこうなることは想像しているだろうから文句は……言うかもしれないけど、反対はしないでしょうね」
「……」
そんな二人の様子にハァ~と嘆息しながらブランカはソルトにちゃんとしなさいと言う。ついでにこの場にいないエリスが反対することもないだろうと言うがソルトは何も言わない。そんな無言のソルトにレイとリリス、ノアが声を掛ける。
「「「ソルト(さん)!」」」
「ちょっと、前向きに考えさせて下さい」
「うん、分かってる。でも、待つわ。だけど、私には時間がないんだからね。十年、二十年も待てないわよ」
「さすがにそこまでは……」
「ないって言える?」
「……善処します」
ソルトは真っ直ぐに好意をぶつけてくる女性達に顔を赤くして俯きながらそんな言葉をやっとの思いで言えば、レイからは長くは待てないと釘を刺されてしまう。
「ふふふ、私は余裕があるからいつまでも待ちます!」
「そんなことを言っていると本当に待たされるわよ。そして、その内『家族にしか思えない』って言われる未来図が見えるわね。ふふふ」
「う、ウソですよね? ブランカさんが言っていることはウソですよね、ソルトさん!」
「リリス……善処するから。ごめん、今はそれしか言えない」
「……」
なんとかダラダラとした感じだったが、なんとなく皆の好意を素直に受け取ることが出来たソルトだったが「でも、先ずは問題を解決するのが先だから」と言われ、ブランカ達も「確かにそうだったわね」と了承する。
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