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第一章 旅立ち
第三十三話 討伐の証明
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門衛が冒険者ギルドから応援を呼んでくれたようで、門衛に何か説明している。
「おい、通っていいぞ。領主様からの許可も確認した」
「うん、ありがとう」
俺はキュリ達と一緒に門を潜るとそこにはノエルさんが立っていた。
「お帰り、コータ君。まずは初依頼の達成おめでとう。じゃあ、早速だけど行こうか。色々聞きたいことがあるけれど、ここじゃ目立つからね」
「うん」
ノエルさんの言う通りで皆がリザードマンであるキュリとジュリが珍しいのかジロジロと見ている。
「それともう一つ聞きたいんだけど、リザードマンって皆、ああいう格好なの?」
「ん~まあね」
「じゃあ、あの子は子供よね? なんで何も身に着けていないの?」
「あ~それは……」
ノエルさんが気にしているようにリザードマンは最低限の物しか身に着けていない。雄であるキュリは単に布を腰に巻いているだけだから、下手したらブツがモロに見えることもある。俺も何度か目撃したからどれだけ危険か十分に分かっている。女性は局部と胸部を隠しているからなんとかなっているが、雄が身に着けている物から、想像は難くないだろう。
そういう風に説明するとジュリが女の子であることを理解したノエルさんは俺にジト目を向ける。
「まあ、まずは冒険者ギルドで説明させてもらえるかな」
「分かったわ。とりあえずコータ君の趣味でないことは分かったわ。ゴメンね。子供を持つ親としてはね」
「ははは……」
俺とノエルさんが話しているのをキュリとタロの背に乗ったジュリが不安そうに見ていた。だから、俺じゃなくてキュリのせいだから!。
冒険者ギルドの中に入るとノエルさんはギルマスを呼ぶように受付のお姉さんに頼むと俺達を小部屋に通す。
だけどタロが不満そうに『ご飯』と言うので俺はジュリをタロから下ろすとノエルさんにタロのご飯を用意してもらうように頼む。
「タロ様のお食事ですね。分かりました。すぐに持ってこさせます」
「ありがとう」
『やっと食べられる!』
部屋に入るとノエルさんはジュリに布を渡し身体を隠すように包むと他の職員に尻尾付きの獣人用の下着を買ってくるように頼む。その際にキュリとジュリを指差して大体の大きさを理解させると、職員は頷いて部屋から出て行く。
「じゃあ、座ってもらっていいかな。そちらのリザードマンの方々もどうぞ」
「キュリ、ジュリ、座ってって」
『ああ、大体は聞き取ることが出来た』
『うん、ちゃんと練習しててよかった』
「コータ君、ダリウスとクリフさんが揃ってから、話を聞かせてもらうわね。それまではゆっくりしててね。そちらの方もね」
「ア……アリガトウ」
「へ? あれ、もしかして話せるの?」
「レンシュウチュウナノ」
「コータ君?」
ノエルさんにキュリとジュリが片言で挨拶したものだから、ノエルさんは俺が何かをしたのだろうと確信めいた目付きで俺を見てくる。これは逃げることは無理だなと観念することにした。
タロが部屋の隅で職員さんが持って来てくれた食事にがっついているのを見て、そう言えば俺も何食か抜いているなと鳴ってしまいそうなお腹を抑えているとギルマスと一緒にクリフさんとなぜか姫さんまで入って来た。そして姫さんがいるということは当然の様に鎧姿の隊長さんも着いて来てしまい一気に部屋の中が狭くなった。
姫さんは俺を見付けなり、飛び付こうとしたが隊長さんに止められる。隊長さんナイス!。
「ちと部屋が狭いな。代りの部屋「それなら、ソフィアと隊長が出ればいいと思う」……おいおい」
「承知しました。サーシャ、お嬢様をお屋敷まで頼む」
「はい、ではソフィア様」
「え~久しぶりに会えたのに……コータ!」
「はいはい、後でね」
「絶対よ、約束だからね」
「はい、行きますよ」
隊長に手を引かれ姫さんが部屋から出たことで多少は我慢出来るくらいにはなったところで、クリフさんが話を聞かせて下さいと言う。
俺は川辺に出てから歩いている途中でキュリに会ったこと、そこからリザードマンの里に行ったこと、ついでにヒュドラを討伐したことを正直に話すとギルマスは口を開けてポカ~ンとしている。ノエルさんは「さすがタロ様」といつの間にかタロの手柄にしているし、クリフさんは「さすがですな」で終わらせていた。
「いやいやいや、待てよ。お前達何を納得しているんだよ。ヒュドラだぞ。それをさらっと討伐して来ましたっていうのを信じるのか?」
「だってタロ様がいるんですよ」
「コータ様ですから」
「だから、コイツの何を見てそうなるんだよ!」
「自分だってCランクにしたクセに」
「イ、 イヤ……それとこれはだな」
「もう、そこまで言うのならギルドカードを確認すればいいじゃないですか。ちょっと待っててください」
「お、おお……」
ギルマスだけが俺がヒュドラを討伐したことを眉唾扱いで信じてもらえなかったが、それならギルドカードの討伐記録を確認すれば済む話だとノエルさんが部屋を出ると、手に何か持って来た。多分だけど、ギルドカードを読み取る魔道具だろう。ノエルさんはそれをテーブルの上に置くと、俺からギルドカードを受け取り、ギルドカードをその魔道具に翳すとギルドカードの表面に討伐された魔獣が出て来たので、それをノエルさんが確認して読み上げる。
「ほら、ちゃんと『ヒュドラ』とあります。それと、『ヒュドラの首』×百二十八個? 『闇ギルド工作員』×三? えっとどういうことなのかな? コータ君、説明出来る?」
「えっと……」
ヒュドラの討伐については隠すこともないので、正直に話す。ヒュドラの首に付いては、そのヒュドラの討伐の付録であることも話す。ただ、闇ギルドってのはどういうことなのかとこっちが聞きたいが、三人ということで思い付くのは隠れてヒュドラを監視していた三人なのだろうと。
「おい、お前正気か?」
「なんのこと?」
「いや、ヒュドラは七つの首を同時に対処するしか討伐方法はなかったハズだぞ」
「だから、説明したでしょ。いくら魔獣でも首を再生し続けるには限度があるハズだから、俺はその限度を知るために刈り続けただけだって」
「いや、でもな。その話を信じろって言われてもな「ホントダ」……ん?」
「オレモソノバニイタ」
『ボクもね』
「タンナルテイサツダッテ……コイツウソヲツイタ」
キュリが片言で説明すると皆の白い目が俺に集中する。なんで討伐したのに怒られているんだろう。
「コータ君、危険な場合は引き返すように言ったよね?」
「うん、覚えているよ」
「なら、なんで引き返さなかったの?」
「え? 危険じゃないでしょ」
「「「は?」」」
ノエルさんに約束を覚えているよねと確認されたから、ちゃんと覚えているよと言ったのに約束を破ったと言われたのでヒュドラを危険と思わなかったと言えば皆が驚いた顔になる。
「ちょっと待て! ヒュドラのどこを見て、そう思うんだ!」
「だって、何かされる前に首を刈れば大丈夫だと思ったからね」
「「「え?」」」
また皆に不思議そうな顔をされる。ただ俺はヒュドラの口からブレスが出される前にその首を刈れば危険はないと言いたかっただけなんだけどね。
「じゃあ、この『ヒュドラの首』ってのはもしかして……」
「うん、そう。ヒュドラが絶命するまで刈り続けた結果だよ。買い取って貰えるかな」
「ハァ~そうだな。ヒュドラ本体もそうだが、頭も錬金ギルドや薬師ギルドが欲しがるだろうな。ノエル買い取りの手続きを頼む。それとコータ、このカード預かるぞ」
「おい、通っていいぞ。領主様からの許可も確認した」
「うん、ありがとう」
俺はキュリ達と一緒に門を潜るとそこにはノエルさんが立っていた。
「お帰り、コータ君。まずは初依頼の達成おめでとう。じゃあ、早速だけど行こうか。色々聞きたいことがあるけれど、ここじゃ目立つからね」
「うん」
ノエルさんの言う通りで皆がリザードマンであるキュリとジュリが珍しいのかジロジロと見ている。
「それともう一つ聞きたいんだけど、リザードマンって皆、ああいう格好なの?」
「ん~まあね」
「じゃあ、あの子は子供よね? なんで何も身に着けていないの?」
「あ~それは……」
ノエルさんが気にしているようにリザードマンは最低限の物しか身に着けていない。雄であるキュリは単に布を腰に巻いているだけだから、下手したらブツがモロに見えることもある。俺も何度か目撃したからどれだけ危険か十分に分かっている。女性は局部と胸部を隠しているからなんとかなっているが、雄が身に着けている物から、想像は難くないだろう。
そういう風に説明するとジュリが女の子であることを理解したノエルさんは俺にジト目を向ける。
「まあ、まずは冒険者ギルドで説明させてもらえるかな」
「分かったわ。とりあえずコータ君の趣味でないことは分かったわ。ゴメンね。子供を持つ親としてはね」
「ははは……」
俺とノエルさんが話しているのをキュリとタロの背に乗ったジュリが不安そうに見ていた。だから、俺じゃなくてキュリのせいだから!。
冒険者ギルドの中に入るとノエルさんはギルマスを呼ぶように受付のお姉さんに頼むと俺達を小部屋に通す。
だけどタロが不満そうに『ご飯』と言うので俺はジュリをタロから下ろすとノエルさんにタロのご飯を用意してもらうように頼む。
「タロ様のお食事ですね。分かりました。すぐに持ってこさせます」
「ありがとう」
『やっと食べられる!』
部屋に入るとノエルさんはジュリに布を渡し身体を隠すように包むと他の職員に尻尾付きの獣人用の下着を買ってくるように頼む。その際にキュリとジュリを指差して大体の大きさを理解させると、職員は頷いて部屋から出て行く。
「じゃあ、座ってもらっていいかな。そちらのリザードマンの方々もどうぞ」
「キュリ、ジュリ、座ってって」
『ああ、大体は聞き取ることが出来た』
『うん、ちゃんと練習しててよかった』
「コータ君、ダリウスとクリフさんが揃ってから、話を聞かせてもらうわね。それまではゆっくりしててね。そちらの方もね」
「ア……アリガトウ」
「へ? あれ、もしかして話せるの?」
「レンシュウチュウナノ」
「コータ君?」
ノエルさんにキュリとジュリが片言で挨拶したものだから、ノエルさんは俺が何かをしたのだろうと確信めいた目付きで俺を見てくる。これは逃げることは無理だなと観念することにした。
タロが部屋の隅で職員さんが持って来てくれた食事にがっついているのを見て、そう言えば俺も何食か抜いているなと鳴ってしまいそうなお腹を抑えているとギルマスと一緒にクリフさんとなぜか姫さんまで入って来た。そして姫さんがいるということは当然の様に鎧姿の隊長さんも着いて来てしまい一気に部屋の中が狭くなった。
姫さんは俺を見付けなり、飛び付こうとしたが隊長さんに止められる。隊長さんナイス!。
「ちと部屋が狭いな。代りの部屋「それなら、ソフィアと隊長が出ればいいと思う」……おいおい」
「承知しました。サーシャ、お嬢様をお屋敷まで頼む」
「はい、ではソフィア様」
「え~久しぶりに会えたのに……コータ!」
「はいはい、後でね」
「絶対よ、約束だからね」
「はい、行きますよ」
隊長に手を引かれ姫さんが部屋から出たことで多少は我慢出来るくらいにはなったところで、クリフさんが話を聞かせて下さいと言う。
俺は川辺に出てから歩いている途中でキュリに会ったこと、そこからリザードマンの里に行ったこと、ついでにヒュドラを討伐したことを正直に話すとギルマスは口を開けてポカ~ンとしている。ノエルさんは「さすがタロ様」といつの間にかタロの手柄にしているし、クリフさんは「さすがですな」で終わらせていた。
「いやいやいや、待てよ。お前達何を納得しているんだよ。ヒュドラだぞ。それをさらっと討伐して来ましたっていうのを信じるのか?」
「だってタロ様がいるんですよ」
「コータ様ですから」
「だから、コイツの何を見てそうなるんだよ!」
「自分だってCランクにしたクセに」
「イ、 イヤ……それとこれはだな」
「もう、そこまで言うのならギルドカードを確認すればいいじゃないですか。ちょっと待っててください」
「お、おお……」
ギルマスだけが俺がヒュドラを討伐したことを眉唾扱いで信じてもらえなかったが、それならギルドカードの討伐記録を確認すれば済む話だとノエルさんが部屋を出ると、手に何か持って来た。多分だけど、ギルドカードを読み取る魔道具だろう。ノエルさんはそれをテーブルの上に置くと、俺からギルドカードを受け取り、ギルドカードをその魔道具に翳すとギルドカードの表面に討伐された魔獣が出て来たので、それをノエルさんが確認して読み上げる。
「ほら、ちゃんと『ヒュドラ』とあります。それと、『ヒュドラの首』×百二十八個? 『闇ギルド工作員』×三? えっとどういうことなのかな? コータ君、説明出来る?」
「えっと……」
ヒュドラの討伐については隠すこともないので、正直に話す。ヒュドラの首に付いては、そのヒュドラの討伐の付録であることも話す。ただ、闇ギルドってのはどういうことなのかとこっちが聞きたいが、三人ということで思い付くのは隠れてヒュドラを監視していた三人なのだろうと。
「おい、お前正気か?」
「なんのこと?」
「いや、ヒュドラは七つの首を同時に対処するしか討伐方法はなかったハズだぞ」
「だから、説明したでしょ。いくら魔獣でも首を再生し続けるには限度があるハズだから、俺はその限度を知るために刈り続けただけだって」
「いや、でもな。その話を信じろって言われてもな「ホントダ」……ん?」
「オレモソノバニイタ」
『ボクもね』
「タンナルテイサツダッテ……コイツウソヲツイタ」
キュリが片言で説明すると皆の白い目が俺に集中する。なんで討伐したのに怒られているんだろう。
「コータ君、危険な場合は引き返すように言ったよね?」
「うん、覚えているよ」
「なら、なんで引き返さなかったの?」
「え? 危険じゃないでしょ」
「「「は?」」」
ノエルさんに約束を覚えているよねと確認されたから、ちゃんと覚えているよと言ったのに約束を破ったと言われたのでヒュドラを危険と思わなかったと言えば皆が驚いた顔になる。
「ちょっと待て! ヒュドラのどこを見て、そう思うんだ!」
「だって、何かされる前に首を刈れば大丈夫だと思ったからね」
「「「え?」」」
また皆に不思議そうな顔をされる。ただ俺はヒュドラの口からブレスが出される前にその首を刈れば危険はないと言いたかっただけなんだけどね。
「じゃあ、この『ヒュドラの首』ってのはもしかして……」
「うん、そう。ヒュドラが絶命するまで刈り続けた結果だよ。買い取って貰えるかな」
「ハァ~そうだな。ヒュドラ本体もそうだが、頭も錬金ギルドや薬師ギルドが欲しがるだろうな。ノエル買い取りの手続きを頼む。それとコータ、このカード預かるぞ」
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