リアルチェンジ 1

どら焼き

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1.チェンジする日々

26.進む計画。麻痺する探知。そして捕獲。2

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26.進む計画。麻痺する探知。そして捕獲。2

 会敵予想時間の変更。
 予定 25分後、場所浜松。

 相手が速度と進路を変えていた。
 コチラの防御結界形態を戦闘機からロケットに変更。
 
ウォーター
「外部魔力充填完了。対認識妨害良好起動中。主様のバイタリティー良好。破邪力約61万8000(千年前の魔女平均を100とする。)外部エネルギー使用レベル20万9995。
 
 相手方、風の精霊。こちらに対する呼びかけは全て無視。風の精霊の使役者 破邪力135 魔力60000 呪力600 理力125 外部エネルギー使用レベル3。」

ヤミー
「え?20万?ほえ??」


極炎の精霊フローガ 
「内部魔力とか全て0としか思えないので、主様は苦労されました。あと少してレベルが5上がれば核分裂連鎖爆発と匹敵する、私の技が使えます。」

 え?まじ?

バーナー
「まじです!!」

アイス
「ついでに、極寒結界も使えます!!」

 まじ?まじ?!

ヤミー
「それなら、ブラックプリズンを使えるな。」

 さて、逮捕だ!

エア
「風の精霊が、クソ野郎に対する補助の妨害に気がついたようです!
 速度上昇!会敵予想時間25分後。予想会敵地点静岡県庁上空付近!」

 新技、魔力視!見えた!あの緑の魔力とオーラだな?緑?人の魔力で緑って初めてみるな。

エア
「探知用の風を拡散発射した模様、回避してください。」

 すぐに避ける。魔力戦闘だと向こうの方が経験も上だろうな。少し緑の色の風を避ける。

ウォーター
「来たわよ!寒気団が!熱帯低気圧設置完了!やるわよ~。」

エア
「できるだけ台風は避けたい。まぁヤツが参戦してきたら、台風水弾砲を撃つしかないけど。」


~ ~

 (? サイド)

 く、また、風が妨害された。く、初めは魔力が足りないと思ったけど、先程のものでわかった。自然現象と思えるほど見事に消されている。何者?

 ○○家の当主は、医者の方に向かった。そして、いきなりのクソ長男の移動。
 よくわからないけど、このままだと計画が潰されてしまう。
 それに、やっと送り込んだ駒だ!潰されてたまるか!


 浜松上空! 静岡県庁上空を移動中にこちらに攻撃がきた!なにこれ?完全に私のオーラじゃない!

 く!索敵! 全く引っかからない!なにこれ!
 ウインドカッターですって?しかも20発!一度に撃ってきた?
 発射点はわかったけど、全く何も感じない!
 魔力とか感じない。恐ろしきステルス性。そして、攻撃の手数の多さ。

 クソ!ウインドシールド!
 仕掛けて来たら、カウンターで叩く!

~ ~

バーナー
「あれ?ウインドシールド?ウインドウォールとか、ウインドフォートレスじゃないの。舐めすぎ!」

ヤミー
「まさか、完全に我々を探知できてない?」

アイス
「もうろくしたか?」

極炎の精霊フローガ 
「フレイムサイクロン発射準備完了!付近の民家無し。人はいない。」


~ ~

(? サイド)

 なに?風の小精霊が騒ぎ出した。焼かれる?負ける?やはり仕返しが来た?

 仕返し?

風の精霊 ?
「な!なによアレ? なぜ!なぜ!なぜよ! ヤツはずっと、契約者がいなかったはず。いきなり現れてしかも大技?
 ちょっと!ボケーとしてないで!逃げるわよ!」

~ ~

 オレ サイド

 オレ
「オイ、ヤミー?」

ヤミー
「主様?ここは丸焼きではなくて、逃がせないか?あの者の事情はわかっている。
 少し、火をつけてやり過ぎた事をわからせれば、恐らくこちらに来るから。」

オレ
「そんなヤツに見えるか? 精霊だと思っていたが、精霊のような人間で精霊は別にいて焦っているのがわかるが、あの女は許さん!」

 エア
「あ!アーススピアだ!避けて!」

 地上から、土の槍が飛んできた!ん?一発?

ウォーター
「やはり、契約者はいない!それでも魔法を使ってきた!主様!今よ!今ならヤツを捕まえられる!」

バーナー
「風のヤツは主様を舐めすぎた。逃げても無駄!土の精霊さえ捕まえて主様にかけられた呪いを解かしたら、コチラの勝ちよ!」

 確かにそうかもな。

 ブラックプリズン!
 土の精霊らしきヤツが、びっくりした顔のまま固まって封印された。

 よし、ここは態勢に建て直しだな。
 そして、いつの間にか夜になっていたのでハワイに帰投した。


 
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