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第7章 平定と平和が確立する事による、安定の伝染と次の展開。
第164話 さぁ復讐してやろう!(ナツ視点)
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第164話 さぁ復讐してやろう!(ナツ視点)
異世界371日目 午前1時
ナツです。
ご主人様は、今、あ~た~ま~が~!とか言って、かなり頭が痛いらしく机に伏せてますので、私が話します。
まず、ここはオオベ国 旧軍港です。
あの超有名私立大の決戦の後で、魔族が襲撃して来ました。
もちろん我々は戦い、東京湾にご主人様は魔王クワガタをなんとか押し込んで、マグマ魔法を徹底的に撃ち込んで倒しました。
内閣調査室の方が、震えていたのは印象的でした。
そして冒険者達の疲労度を見て、一度この世界に帰る事を決めました。
帰って来てから、ご主人様は「アイツラに復讐だ!」た気勢を上げていましたが、勇者国王の統治していた国 レオラルド王国は、なんと吸血鬼になった猫に占領されていたのです!
そして、国名がニャラルド王国になっていたのですよ。
で、あの三人組のクソ勇者吸血鬼達は、吸血鬼の魔力スキルを使った途端に、何故か三人で1人みたいになったというのだ。
風呂を入るのも、返事も、言うことも、すべて同時になっていて、気味が悪いと亡命希望の元ブリントン王国貴族が言っていたというのだ。
で、確かめたら確かに王座のネコが「ニャー!」というと、三人当時に「「「ハイ!すぐにお持ちします!」」」とか言って、ウサギ型モンスターを狩ってくるのだ。
「あんなに同調するものか?変だな。何か妙に心当たりがあるのだが~。」
そんな事を言っても、目の前の大問題の解決にはならないので、吸血鬼が増えないように早めに奴らを復讐ではなく、危険回避として討伐する事になるな~と、ご主人様ボヤく。
そして、更に厄介なのはニャラルド王国という、吸血鬼国家が出来た事だった。
なんて、ご主人様が頭を抱えているふうに装ってますが、実は萌音野 彩花(もねの さいか)さんと、(ユピる)さんの対応が厳しい事なのだと我々女性陣はわかっています!
ユピるさんは、ある日突然人気絶頂で芸能界を引退したことになってました。
当時、は?という感覚だったらしいのです。
そして、そこからファンの対応は変わります。
怒るものが当然出てきます。贈り物とか花束もタダではないのです。
ご主人様いわく、貧乏でたった100円しか出せないのに、スマホ経由で課金する人の怒りがよく分かると、言うのです。
そして、怒らなかった人も、爆発予備軍だと言うのです。
大体ケジメとして、卒業・引退コンサートとかするのですが、それすらなかったのがマズイというのですが、ユピるさんは異世界召喚されたので、別に裏切ったわけではないのですよ。と、抗議気味に言うのだがファンの立ち場からいうと、ショックがデカイという。
萌音野 彩花(もねの さいか)
「わかっています。[裏切り者]組の私達が、信用されていないのも。」
あのアイドルユニット(B)美少女(A)アイドル(C )クラブ360、BAC360は、全員[裏切り者]一族から放り出された者達で作ったものだったらしい。
ユピること、淀川 油秘(よどがわ ゆぴ)は、生きている事すら実はわからない状態だ。
生きていると、少し情報が流れた途端にあるSNSはアクセス過多でサーバーがダウンしたのを見て、ご主人様は「だよな~。」と言っていた。
しかし、そこに更に難題が!
再逮捕された3女神(大精霊にすでに降格)の処分が現地で活動になったと言って、オオベ国にやってきた。
ご主人様は、行き先はここでなくて魔界だろと真顔で言う。
ユピる失踪事件を起こした、火の大精霊をご主人様は魔界送りにするつもりらしい。いや邪精霊と呼ぶことにしたというのだ。
しかし、メールにこの世界で大精霊として勤務教育してくれと書いてある。
後任の大精霊がいないらしい。
なんとか、説得しないと…。
異世界372日目 午後1時
ユピるさんの、この世界に移住する事は決定した。
ご主人様は、ファンの間で死人が出ると判断したと言う。
萌音野 彩花(もねの さいか)さんの[裏切り者]組の出自による信用問題だけと、(お嬢様組)だけチャンスをあげるのは不公平だと強く言い過ぎたので、黙っていたがふとご主人はとんでもないことを言い出した。
「ユピるが、ステージに立つのは、やはり抵抗があるのだろ?
なら、原因を作った奴らがこの事態を解決するしかない。
火の自称大精霊 マグラ!お前がユピるの姿をして、そして他の2大精霊も!お前たちが、ユピるの組んでいたユニットを復活させて、日本全国をライブとかでまわって魔瘴気を焼いてこい!
ユピると名乗らなければいい!」
え?では処刑、魔界行きは凍結でいいですね!と、念を押してなんとかなりそうになったのだが、もう一つの問題は勇者国王達だ。
メールには、エルフを絶滅させないでくれとも書いてある。
ご主人様は、ずっとタウリーンの施設を使ってエルフの長老を探していた。
見つけたらしい。
猫に噛まれている場面だ。
は?まさか…。
異世界371日目 午前1時
ナツです。
ご主人様は、今、あ~た~ま~が~!とか言って、かなり頭が痛いらしく机に伏せてますので、私が話します。
まず、ここはオオベ国 旧軍港です。
あの超有名私立大の決戦の後で、魔族が襲撃して来ました。
もちろん我々は戦い、東京湾にご主人様は魔王クワガタをなんとか押し込んで、マグマ魔法を徹底的に撃ち込んで倒しました。
内閣調査室の方が、震えていたのは印象的でした。
そして冒険者達の疲労度を見て、一度この世界に帰る事を決めました。
帰って来てから、ご主人様は「アイツラに復讐だ!」た気勢を上げていましたが、勇者国王の統治していた国 レオラルド王国は、なんと吸血鬼になった猫に占領されていたのです!
そして、国名がニャラルド王国になっていたのですよ。
で、あの三人組のクソ勇者吸血鬼達は、吸血鬼の魔力スキルを使った途端に、何故か三人で1人みたいになったというのだ。
風呂を入るのも、返事も、言うことも、すべて同時になっていて、気味が悪いと亡命希望の元ブリントン王国貴族が言っていたというのだ。
で、確かめたら確かに王座のネコが「ニャー!」というと、三人当時に「「「ハイ!すぐにお持ちします!」」」とか言って、ウサギ型モンスターを狩ってくるのだ。
「あんなに同調するものか?変だな。何か妙に心当たりがあるのだが~。」
そんな事を言っても、目の前の大問題の解決にはならないので、吸血鬼が増えないように早めに奴らを復讐ではなく、危険回避として討伐する事になるな~と、ご主人様ボヤく。
そして、更に厄介なのはニャラルド王国という、吸血鬼国家が出来た事だった。
なんて、ご主人様が頭を抱えているふうに装ってますが、実は萌音野 彩花(もねの さいか)さんと、(ユピる)さんの対応が厳しい事なのだと我々女性陣はわかっています!
ユピるさんは、ある日突然人気絶頂で芸能界を引退したことになってました。
当時、は?という感覚だったらしいのです。
そして、そこからファンの対応は変わります。
怒るものが当然出てきます。贈り物とか花束もタダではないのです。
ご主人様いわく、貧乏でたった100円しか出せないのに、スマホ経由で課金する人の怒りがよく分かると、言うのです。
そして、怒らなかった人も、爆発予備軍だと言うのです。
大体ケジメとして、卒業・引退コンサートとかするのですが、それすらなかったのがマズイというのですが、ユピるさんは異世界召喚されたので、別に裏切ったわけではないのですよ。と、抗議気味に言うのだがファンの立ち場からいうと、ショックがデカイという。
萌音野 彩花(もねの さいか)
「わかっています。[裏切り者]組の私達が、信用されていないのも。」
あのアイドルユニット(B)美少女(A)アイドル(C )クラブ360、BAC360は、全員[裏切り者]一族から放り出された者達で作ったものだったらしい。
ユピること、淀川 油秘(よどがわ ゆぴ)は、生きている事すら実はわからない状態だ。
生きていると、少し情報が流れた途端にあるSNSはアクセス過多でサーバーがダウンしたのを見て、ご主人様は「だよな~。」と言っていた。
しかし、そこに更に難題が!
再逮捕された3女神(大精霊にすでに降格)の処分が現地で活動になったと言って、オオベ国にやってきた。
ご主人様は、行き先はここでなくて魔界だろと真顔で言う。
ユピる失踪事件を起こした、火の大精霊をご主人様は魔界送りにするつもりらしい。いや邪精霊と呼ぶことにしたというのだ。
しかし、メールにこの世界で大精霊として勤務教育してくれと書いてある。
後任の大精霊がいないらしい。
なんとか、説得しないと…。
異世界372日目 午後1時
ユピるさんの、この世界に移住する事は決定した。
ご主人様は、ファンの間で死人が出ると判断したと言う。
萌音野 彩花(もねの さいか)さんの[裏切り者]組の出自による信用問題だけと、(お嬢様組)だけチャンスをあげるのは不公平だと強く言い過ぎたので、黙っていたがふとご主人はとんでもないことを言い出した。
「ユピるが、ステージに立つのは、やはり抵抗があるのだろ?
なら、原因を作った奴らがこの事態を解決するしかない。
火の自称大精霊 マグラ!お前がユピるの姿をして、そして他の2大精霊も!お前たちが、ユピるの組んでいたユニットを復活させて、日本全国をライブとかでまわって魔瘴気を焼いてこい!
ユピると名乗らなければいい!」
え?では処刑、魔界行きは凍結でいいですね!と、念を押してなんとかなりそうになったのだが、もう一つの問題は勇者国王達だ。
メールには、エルフを絶滅させないでくれとも書いてある。
ご主人様は、ずっとタウリーンの施設を使ってエルフの長老を探していた。
見つけたらしい。
猫に噛まれている場面だ。
は?まさか…。
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