異世界勇者召喚失敗か?

どら焼き

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第7章 平定と平和が確立する事による、安定の伝染と次の展開。

第163話 燃える都(多数)

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第163話 燃える都(多数)

 燃えるアベノ○ルカス!
 そして、蛇だらけになる通天閣。
 ゴー!と火を吐く魔王の黒い大ヘビ。
 
 大阪城の近くにある府庁は、デモ隊に占領されて知事は逃げられなかった。
 すでに拘束されて、ハラを斬って詫びて魔王討伐をたのめと、デモ隊に詰め寄られていた。

 だが、まだ生きているだけマシだった。
 
 奈良では、知事が魔王復活の地震で前の知事は死亡。選挙ですぐに後任が決まったが、その知事もいきなり顔が真黒になって死亡。
 噂では呪いで死亡。(毒とか病原菌が発見されなかったので、心臓麻痺とされたがあきらかに違う。)

 そして、次の知事はデモ隊から逃げたした時に、公費でかった日本製スポーツカーで時速300キロだして、事故を起こして大破して死亡。

 京都では、知事が退魔師とか元に陰陽師とかを集めたが、公費なのでただ働きだとされて全員東京に行かれた。
 しかし、キレた知事前に黒い雲が出て来て…。

 京都の人は言う。アレはヌエだと。
 結局、次の日淀川に浮かぶ古風な木製の小舟の上に、遺体となって発見された知事。

 兵庫県知事は、魔王に捕まった。

 副知事達は東京に嘆願に行くと言う名の、逃亡をすることにしたが、ここでとんでもないことになる。
 魔王クワガタ達に襲撃されたのだ。
 
 結果 全員行方不明。


 魔王ゴキブリ ゴキダスと魔王クワガタの戦闘は、本当に大迷惑なので早く討伐することになっていた。


 某省庁合同会議室。

「おい!これで対処地域は火災保険に全員入った。 焼けたところはすぐに保険金全額支給だ! しなかったら、共済だろうが大手だろうが免許とか認可は全て取消す!」

「ヒィーーー!」

 悲鳴を上げる保険会社。

 そして、(強制出席)説明会が終わった後で、ある保険会社がよばれた。

官僚
「なぜよばれたか、わかるよね?こんな事態になった責任を取ってもらうから。」と、保険会社の全資産をオオベに慰謝料として渡すと言う同意書が出され、承認印を押すように言われた保険会社の社員。

 すでに、社長の権限を委任されて説明会にきました。という委任書は提出されていたのと、出口はすでに封鎖されていて、脱出不可能。

官僚
「大縁 増田(おおべ ますた)様の両親が、行方不明になった時に、生命保険を出しませんでしたね?
 困るのですよ~ね~。そんな事をして政府が裏で認めたというデマまでだして~。
 たけどね~、オタクの会社の資産を集めても、賠償金すら出せないのですよ…。」

保険会社 社員
「こんなの違法…、まさか大縁 増田(おおべ ますた)とは、あの魔王を倒すオオベ…。
 つまり、魔王を倒す為の新法を使うのですか…。」

官僚
「御名答。」

 社員は、すぐに社長達に電話したが、その保険会社は新法にて保険金2億円の14年複利18%で22億3千万円近くの金と、賠償金として、1000億を払うことになったらしい。

 そんな事になっていたとは知らずにオオベは東京を解放したら、一旦異世界に戻ることにしていた。

 オオベが探していたあるやつが気配を隠していたが、やっと動き出したのだ。
 そう!世界を魔王だらけにした黒幕がでてきたのだ。
 東京以外は、討伐隊を拒否した自治体以外は、そんなに活動していない魔王。
 すぐに、魔王ゴキブリ討伐に向かう。

自衛隊
「火炎放射器のジェル燃料が、そろそろなくなります!」

「く!我が社のゴキブリバットバース!が効かないとは!」

 あ、ハイ、ゴキブリに殺意が高い会社が積極的に参戦してくれていたので、実は魔王ゴキブリ軍とは拮抗していた。

 ドローンでバ○ルサンとか、空中投下していたりして、かなりすごい状態だ!

 いや、鑑定で見ると魔王ゴキブリ ゴキダスにダメージが入っているぞ!マジカ!!!

 魔王ゴキブリ ゴキダス
「クソーーーーー!なぜこの世界は、魔力なしの単なる化学物質で我々をここまで追い詰める!」

「ゴキダス! 今なら間に合う!そんな教授の野望なんて叶えずに、他の世界に行け!」

魔王ゴキブリ ゴキダス
「ククク、ごきげんなやつだな。無駄だ!この世界は、すでに別の世界の地球に統合が決まっている。
 つまり、魔王達にとって暴れ放題なのだよ!」

「ああ、知ってるよ!だから有るやつの居場所を探そうとして、暴れても別に構わないって許可も出ているからな~。」

魔王ゴキブリ ゴキダス
「くらえ!ゴキブリ腐敗結界! すべてを腐らせろ!」

「ゴキブリ殺虫剤のせいで、貴様の神経が見えているぞ!
 御乎幤(おおべ)流剣術 半月爆破斬!」

 お互いのその場だ出せる技が、ぶつかりゴキブリ城となった大学の校舎は崩壊していった。
  
 ドーン!
 火柱が立ち、そして、ゴウゴウと燃えるゴキブリ達。
 その時ゴキダスは、オオベにある言葉を残していた。

 ヤツか?!よく気がついたな。ヤツは地上にいないのだろな。それだけはわかる。

 という言葉だった。
 

 
 


 
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