異世界勇者召喚失敗か?

どら焼き

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第6章 日本防衛戦開始

第159話[幕間]生きていたアイツ!国を乗っ取る?

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第159話[幕間]生きていたアイツ!国を乗っ取る?

 レオラルド王国は、大混乱が起こっていた。

 冒険者新聞

[速報]勇者国王!キャロッテリア王国侵攻失敗!
 オオベに品格のレベルでも敗れたダーク勇者な国王はほんしょうを出してしまい他国侵攻をしたが、キャロッテリア王国の女王と一騎打ちになり大敗北。
 クソバカ王国のゾンビ軍も、全て浄化とターンアンデッドの聖魔法をくらって全滅!
 新宰相は、行方不明。
 大臣たちは、全て捕まった。
 軍も全て拘束されてしまったもよう。

 レオラルド王国は、過去に旧キャロッテリア王国のウサギ獣人族の王族を殺して、国土を奪いモンスターや魔王から逃げてきたクソバカ王国やスカカバ王国に国土を与えた経歴がある。

 こうなると、ある問題がでてきた。
 
 復讐だ。

 勇者国王は、大敗北の末捕まったのは確実。
 レオラルド王国の政権中枢は、空白になった。
 そんな時に、城の前にデカイ魔法陣が現れる。

 16代目 凶粗 爺露雨(クソ ヤロウ)
「俺様降臨だぜ! わかっていているよ!俺様も[裏切り者]として殺されたくないからな!何としてもこの改造スキルを使って、この王国を立て直して、うまくこそ世界を占領してやるよ!」

 出て来たのは、16代目 凶粗 爺露雨(クソ
ヤロウ)!
 クソ召喚勇者 クソダ・カスゲロと呼ばれた、躍荷 絶他州(やくに たたず)と双璧をなす、クソな召喚されていた勇者だ!

 だが、コイツは苦手があった。クソ勇者の弟 クソニート勇者 躍荷 達火(やくに たつか)に、ケンカで119回ボロ負けしているのだ。何故か勝てないらしい。

 その2人も合流して、今の状態とか情報交換することになる。
 
凶粗 爺露雨(クソ ヤロウ)
「は? 勇者国王ってヤツ…負けたのかよ。
 そいつと組めと言われていたけど、まずいな。
 ヤツ(オオベ)は?」

クソ勇者 躍荷 絶他州(やくに たたず)
「地球に帰った。すでに地球と往来出来る魔法陣とかを、他の魔法陣とかを参考にして作り出したらしい。
 ついでにいうと、お前も奴には勝てない。」

クソ勇者弟 躍荷 達火(やくに たつか)
「そして、奴は俺達に対する殺意は高い。すでに、お前も処刑許可書が出されている可能性がある。
 かなりマズイ状態だ。」


凶粗 爺露雨(クソ ヤロウ)
「チイ! 地球の政府がだめだから、オレをこちらに送り込んだのかよ!
 オイ!急いでこの王国を落とすぞ!
 勇者国王がいないのだろ?なら簡単だ!そして、勇者国王とかを助け出して絶対忠実な子分にしてから、国盗り合戦だ!」


クソ勇者
「どうするつもりだ?」

凶粗 爺露雨(クソ ヤロウ)
「見てろよ!魅了! う!グハッ!」

 門番を魅了したが、魔力不足で吐血する。

凶粗 爺露雨(クソ ヤロウ)
「あ~!クソ!血!血だ!血をもってこい!魔力が足りなかったら、血で補うとか言っていたな。オレは吸血鬼ではないが、血を吸われた奴は吸血鬼になるらしい。」

 そこに、歩いていた猫を捕まえて、口の生えた牙に突き刺すクソ勇者弟。

凶粗 爺露雨(クソ ヤロウ)
「ゴヘー! う、ハァハァ、お前な!美女とか連れてこいや!」


「ふしゃー! ガブ!」

凶粗 爺露雨(クソ ヤロウ)
「ギャーーー! 」


「ガブり!」

クソ勇者
「ギャー!」


「ブスリ!」

クソ勇者弟
「ギャー!」


「ニャーーーー!(エサ!)」

凶粗(クソ)・クソ勇者・クソ勇者弟
「「「ハイ!すぐに餌を探して来ます!」」」

 猫の血を吸って魔力を回復したが、吸血鬼になった猫に逆襲されて噛まれて、吸血鬼になった2人の勇者。

 果たしてどうなるのやら。
 

ーーーーーーーーーーー 
 あれ?ゾンビの次は…吸血鬼か!やっと伏線回収できるかな?
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