異世界勇者召喚失敗か?

どら焼き

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第5章 住める場所を作ろう!

第145話 なんとか話はまとまったが、ヤツが現れた!

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第145話 なんとか話はまとまったが、ヤツが現れた!

異世界329日目 午後8時

  ふ~、なんとかプレゼンは終わった。
 総勢600人 退役した騎士(怪我人含む)が、欠損治療などもする!というと、すぐに集まり1000人の派遣軍規模になる予定だ。

 そして、こちらでレベリングして行く事も同意ができて、プレゼンは成功した。
 今は、早速再生とヒールを組み合わせて、治療もしながら、酒場にいた。

「いた、ヤット見つけた!」

 ??

 誰ですか?あなた?
 
萌音野 彩花(もねの さいか)・土の女神
「ヤット!やっと!見つけた!ハァハァハァ!」

シスター
「そ、そのこの方は、土の女神さまです!」

「え?「立てば芍薬 、座れば座薬、吐く息は猛毒、歩く姿は百合の花(花粉は暗殺毒にも使われる。)、その姿は虚構、歌えば詐欺」か!」

ナツ(聖女Ver.)
「(微妙に文言が変わっていてるけど、ぴったり合ってる。)プクククククク!」

土の女神・萌音野 彩花(もねの さいか)
「ダレが、座薬だ!百合の花の佇まいは、そのものだろうが!」

「百合花の裏花言葉は、詐欺と虚構。(オレ的定義。)騙しに来たのか?
 オレは付き合うつもりはない!」

萌音野 彩花(もねの さいか)・土の女神
「 土の!黙っていて!
 大縁 増田(おおべ ますた)様。会いたかったですよ。もう離しませんよ!」と言って、飛びついて来た。
 
 何だ!身代わりの術!
 速攻丸太と身体を入れ替えたが、丸太がハグされてメキメキメキと圧壊する。

萌音野 彩花(もねの さいか)・土の女神
「なぜ避けるのよ~!」

「土の女神と、結託して何を企んでるか?オレの暗殺ができないからじゃないのか?」  

 そこに、更にややこしいヤツが来たという。
 勇者国王だ。

勇者国王
「土の女神様!! オオベ貴様!やりたい放題もここまでだ!」

「ほ~、貴様ら勇者国王のレオラルド王国のやりたい放題の黒幕は、貴様らだったか!」

萌音野 彩花(もねの さいか)・土の女神
「お前のせいで、話すら聞いてもらえなくなっただろうが!」

 ガス!ガス!ガス!ガス!と殴られる勇者国王は、血祭りに上げられる。

 オレ達は、サッサと帰った。
 

 異世界330日目 午前7時

 聖大教会帝国 大広場
 そこに磔にされていた勇者国王。
 それを見守る、レオラルド王国の関係者。
 オレは、すぐには移動しなかった。

 土の女神と、萌音野 彩花(もねの さいか)は、どういう判断をするのか?
 それによって、行動する。
 と、思っていたがナツが動いた。萌音野 彩花(もねの さいか)の身体の支配権を制圧した土の女神が…、鉄拳制裁されてボディーブローを食らいKOされていた。
 うん。黙って逮捕状を執行して天に送る。
 ふ~。後は薪をもって勇者国王の下に行こうとしたら、「ごろざないで!(殺さないで)」という、幼児?

 鑑定では、勇者国王の母親だった。
 
「こうなるように、なぜ育てた?」

 その場で何も言わずに、即死の毒薬を飲んだエルフ。
 ふ~。すぐに[掌握]を使って、即死薬の効果の過程をブロックして、毒薬を分解してエクストラヒールで治す。
 ミレーヌが、昼にやってきて正式に地球に出張許可を手続きすると、勇者国王の母親が目を覚ました。

ミレーヌ(聖皇 エルフ アークシスター)
「ひさしぶりね。悪い予想ばかりが当たる。
 さて、あなたもそろそろ反省するべきでないの?
 サラ?あなたが死んでも、あのバカ勇者国王はなおらないわよ。
 政治力学ばかりでうごいて、現実から目を背ける。
 さも、自分たち勇者ジョブレベルを挙げないことを、自分の父親方の祖先から指摘されても、人間性に対しての警告を受けても、何一つなおさない。
 鉄拳で叩きのめしさないといけないほど、すでに重症よ。」

 勇者国王の母親の名は、サラというらしい。

サラ
「ミレーヌ、あなたに何が見えるというのよ!
 責任?なぜあのようになるように育てた?
 いくら言っても、国王に酔ったのよ!不正をした部下すら、自ら変えることができないバカになってしまった。
 自分の面倒な仕事を代行する奴を、不正をしても変えることができない、情けなさ過ぎる国王によってしまったのよ。」

ミレーヌ
「ハァ~、なおさら叩きのめして、目を覚まさせる必要があるじゃない!それとも怖いの?殴っても目を覚まさないバカだった場合の処分が?」


 そんな女性の論争から逃げるように、オレはレベリングに出かけた。
 
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