異世界勇者召喚失敗か?

どら焼き

文字の大きさ
上 下
42 / 194
第2章 要塞建築編

第41話 要塞を作ろう!1

しおりを挟む
第41話 要塞を作ろう!1

異世界98日目 朝

 やっと目が覚めた。というか開けられた。
 本当にしんどくて、体は寝ているのに意識が目を覚ましたような感覚があったな。
 実はまだまだ疲れている。だから休みたいが、軍港にはいっぱい人がいるよな。
 沖に出ていて良かったよ。
 通信魔道具には、着信が入っていた。

冒険者ギルド受付嬢
「やっとでてくれた! その王都のギルドマスターが事情を聞きたいって。それで王城に来てほしいと。」

「断る。オレはあの魔王ケムケムとの戦闘で疲れた。今少し起きたばかりだが、まだまだしんどいから寝る。事情は?伯爵達の救出だ。ケムケム相手に、本当にギリギリだったからマジで疲れた。」

 そう言って、すぐに通信を切る。
 コレは、テーブル伯爵救出作戦の時に持たされたやつだ。後で返還しておくか。
 まだ眠い。だが、ステータスを整理だけしておく。


35→41
名前 マスタ・オオベ (大縁 増田)
ジョブ マスターオオベー!
レベル  46→47 UP 
魔王討伐報酬 120億p t→3120億pt
異世界魔王討伐報酬 60億pt→660億pt
(内訳 魔王ケムケムに食われた魔王500体、異世界災害魔王10体。魔王ケムケム分はまだ未算定。)

疲労度 60.000.000.000%
(完全に疲労状態なので、回復するまで身体レベルUP凍結)

生命力 460/460→10/470 UP
魔力 1200,000/1200,000→2600,000/2600,000
 ([掌握]による制御 30000/3000 残りは全て魔導都市タウリーンの修復)
速さ  20/20→1/23    
運   マイナス2→マイナス30 down

スキル
ガルシアーナ言語理解
古代魔法シュターク語 
古代ヤーマットー魔法言語 
能力 レベル250→600 UP
掌握 レベル350→600 UP
 パートナー 女神ナツ(コピーフィギュア)
 従者 マリーナ その他5人
 部下 テーブル街(政権のみ)とその他大勢に危害禁止の制約
 物理現象の自立持続性が解禁 
(不明)(使用準備開始)
(不明)(不明)
ダッシュレベル1→60
必中レベル1→61 
威力3倍レベル1→58 
体積3倍レベル1→60 
筋力増強レベル11→61 
苦痛無効 熱無効
対毒耐性レベル5→毒無効 
対電撃耐性レベル4→電撃無効 
光耐性 レベル1→光撃無効

火魔法 レベル150 
マグマ魔法レベル100 
水魔法 レベル20  
雷魔法 レベル15  
土魔法 レベル50 
光魔法 レベル1→3 UP 
風魔法 レベル1→2 NEW
音魔法 レベル1→5 NEW
魔法陣魔法 レベル26
即死魔法 レベル1 NEW
マリオネット レベル1 NEW
(魅了、ゾンビ化など610のデバフや弱体化などの魔王魔法は、只今統合中 使用不可) 

体験学習 レベル22→23 UP  
解体レベル5  
上級剣術レベル2→51UP 
聞き耳レベル5 

空間魔法 レベル22 
 空間収納 空間部屋 空間鎧 空間製作 空間転移 空間干渉
 (特殊)空間変換レベル11→12 UP(現在使用不可)
魔力把握レベル5→60 UP
暗殺格闘術レベル6→50 UP 
鑑定 レベル10→21 UP

チャージスキル
  (鑑定)残り1


称号
 異世界人
 巻き込まれたはずの者
 トラブルに巻き込まれ過ぎな者 
 奇妙な運命になってしまった者 
 おかしな事になってしまっている者 
 苦労人 
 魔王討伐者2→512 UP
 異世界魔王討伐者1→11 UP(内1未カウント)
 おかしな陰謀に巻きこまれる者 
 魔瘴気を焼くなんて事を成し遂げた者 
 仕組んだ者を驚かせた顎をはずさせた者 NEW

 ひ、疲労度が、600億パーセント?
 駄目だ、休もうか。
 魔王を510体も魔王ケムケムは食っていたのか。
 通りでからたが筋肉痛どころか、それを超えてやがる。
 
 さて、よくわかったから、今から休もうかと思ったら、また通信魔道具に着信だ。

冒険者ギルド ブリントン王国王城支部 職員
「やっと出やがったか! 呼び出してやったのだから、早くでろ!このクソ平民!」

「オイ!貴様!オレに宣戦布告してきたのか?
 なら、貴様らを助けたの間違いだったな。
 体調が戻り次第、悪魔として討伐してやる。」

職員
「貴様!貴族に不敬をはた…。」
 うるさいから切った。顔はスマホに記録した。後で討伐だ。

 軍港から、小舟が2隻出たな。クククク、軍港の施設は[掌握]したから、使えなかったのだろうな。
 小舟は、軍港にトンボ返りしておこうか。
 海水に手を向けて、[掌握]で無理矢理返す。

[掌握]スキルレベル600か。ほとんど先ほどの小舟を返したのでも、魔力消費がなかったのが驚き。
 さて、オレのことよりもブリントン王国をなんとかしろよ。

リーナ
「恐らく、奴らは御主人様を使うつもりですね。」

「顎で使えると思っているのかよ~。面倒な勘違いの奴らがいるのか~。そんな奴らに時間を使うなら、オレはまず休む事にする。」

マリーナ
「通信は、私達が返答します。」

ナツ(聖女Ver.)
「いや、やめておきましよう。ブリントン王国の王太子も、冒険者ギルドも宣戦布告してきたのです。覚悟はあるでしょう。
 なら、こちらも火力で返礼するのが、せめてもの礼儀です。」

 一応、テーブル街の冒険者ギルドには、伝えておいて、休憩に入った。
 そうだな。あの王城も片付けをされた時点で、返礼にいくか。
 そして、軍港と港街を正式にコチラのものにして、要塞をつくるか?
 そうなると、兵隊とか雇い入れないといけないな。あと自動農園とか?用意しないと。

 まぁ、王太子達から槍を向けて来たのだ。戦(や)るしかないのだろう。
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

我が家に子犬がやって来た!

もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。 アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。 だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。 この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。 ※全102話で完結済。 ★『小説家になろう』でも読めます★

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

赤き翼の万能屋―万能少女と出来損ない死霊術師の共同生活―

文海マヤ
ファンタジー
「代わりのない物なんてない。この世は代替品と上位互換に溢れてる」  万能屋。  猫探しから家の掃除や店番、果ては護衛や汚れ仕事まで、あらゆるものの代わりとなることを生業とするもの。  そして、その中でも最強と名高い一人――万能屋【赤翼】リタ・ランプシェード。  生家を焼かれた死霊術師、ジェイ・スペクターは、そんな彼女の下を訪ね、こう依頼する。 「今月いっぱい――陸の月が終わるまででいいんだ。僕のことを、守ってはくれないだろうか」 そうして始まる、二人の奇妙な共同生活。 出来損ないの死霊術師と最強の万能屋が繰り広げる、本格ファンタジー。 なろうに先行投稿中。

放置された公爵令嬢が幸せになるまで

こうじ
ファンタジー
アイネス・カンラダは物心ついた時から家族に放置されていた。両親の顔も知らないし兄や妹がいる事は知っているが顔も話した事もない。ずっと離れで暮らし自分の事は自分でやっている。そんな日々を過ごしていた彼女が幸せになる話。

ヴァイオリン辺境伯の優雅で怠惰なスローライフ〜悪役令息として追放された魔境でヴァイオリン練習し

西園寺わかば🌱
ファンタジー
「お前を追放する——!」 乙女のゲーム世界に転生したオーウェン。成績優秀で伯爵貴族だった彼は、ヒロインの行動を咎めまったせいで、悪者にされ、辺境へ追放されてしまう。 隣は魔物の森と恐れられ、冒険者が多い土地——リオンシュタットに飛ばされてしまった彼だが、戦いを労うために、冒険者や、騎士などを森に集め、ヴァイオリンのコンサートをする事にした。 「もうその発想がぶっ飛んでるんですが——!というか、いつの間に、コンサート会場なんて作ったのですか!?」 規格外な彼に戸惑ったのは彼らだけではなく、森に住む住民達も同じようで……。 「なんだ、この音色!透き通ってて美味え!」「ほんとほんと!」 ◯カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました。 ◯この話はフィクションです。 ◯未成年飲酒する場面がありますが、未成年飲酒を容認・推奨するものでは、ありません。

世の中は意外と魔術で何とかなる

ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。 神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。 『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』 平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。

処理中です...