21 / 194
第1章 解放の時、何が起こる?
第21話 防衛戦?それとも逃亡する?ドウスル?
しおりを挟む第21話 防衛戦?それとも逃亡する?ドウスル?
異世界33日目 朝
変な夢をみた。
女性?4人が「今からそちらに、迎えをよこす。すぐに出頭するように!」なんて、行ってくるのだ!
出頭?う~ん?何かやった?いや、あのテーブルの街の奴らには、[オレと敵対する行動をしない。]という命令しかしていない。
あとは自由だ。 殺してもいない。
まぁ、責任は?なんて言われると、まずうちの女神を襲うとかぬかしたあの伯爵が悪いので、やつを罰しろよな。
あと罰するなら、この世界に異世界召喚した奴らだ。どこの神様がどう関わった知らないが、こちらは自衛の為の最小限の行動をしただけだ。そちらの責任なのだからな。
そして、夢の事をナツに言うと、おでこを引っ付けて記憶を見たナツは、「そいつらは、あとの4女神ですね。放置です!奴らが来るべきですよ!」というので、放置!
という事は来るのは?
面倒事は、この異世界では武力戦闘で解決しないと解決しない世界だとわかってきたので、やってくる奴がどんなやつなのかを見よう。
船を出して、向こうに見える無人島にる行こう!しばらくはやり過ごすのも戦略だよな~。
モンスターのイカを、[掌握]で捕まえてはいるけど、もう一体いると思われるボスモンスターが出てこない。
ある程度イカの討伐してから、島に上陸すると[掌握]に何か反応があった。
テーブル伯爵に何か、オレに対する敵対行動の強要がされたということか?
抵抗せずに、戦費を請求して街を立て直せ!
そして、兵士達もやっているふりだけして!と命令する。
港街にも来るのがわかった。
港町の掲示板を見たな~。だけどな!船はみんなボロボロで使えないの!
さて、船を修理しないとここにこれな…いと思っていたが、…え~、海の水を足元だけ凍らせて走ってくる斥候らしき軽装の少女がいる。
あ!勇者の首飾りだな~。地元勇者が敵対してきたのか?
何かモンスターが沢山いるから、殴って進む。サソリのデカいモンスターだけど、[掌握]で尾の毒針だけを動けなくして、モノをぶつけて折ってから、殴る!
それを繰り返すと、なんとか活動場所を確保できたけど、この島はモンスターだらけだな。
異世界34日目 昼
海を渡ってきた斥候が、海岸で倒れている。
そりゃーそうだ。海をわたるだけでもイカのモンスターと戦闘しないとといけない。
そして、サソリにやられたらしい。
一応救助だけはしておいた。だが、それが良かったのかというと、どうもそうではなかった。
地元勇者パーティーの斥候?
「貴様!勇者カイゼル様のご命令だ!すぐに出頭しろ!」
は?なに?その物言い。そして命令?
バチン!
ナツの平手打ちがきまって、ゴキリッと音がなった。
首が後ろにねじれている。え?漫画の世界ではなく、マジで真後ろにアタマが回っていた。
ありゃ~!
[掌握]をかけてみると、あ!あと5秒で心臓停止らしい。
[掌握]を使って無理矢理治す。ふ~!汎用性があるスキルだけど、疲れるな~。
そして、また斥候がどこかの踏み台から見下ろしたような言葉を使って訳のわからない事をいう。
バチンッ! ナツが叩きます。
また首が後ろにねじれました。
異世界34日目 夕方
斥候?
「あ、あう、も、申し訳ございません。」
斥候さんは、愛ある平手打ちと、(ものすごく疲れる)[掌握]での治療での教育で、やっと自分が無茶苦茶な事を言っていると気がついたようだな。
そして、なにかがやって来た。
ファイヤーボールが飛んできたのだ。見ると船が一隻ファイヤーボールを乱射して、島に接近してきた。
鑑定では、人間とかまだ表示しない。
って イカの体当たり攻撃を地元勇者が斬って進んでいるのがみえが、反応速度が弱くないか?
はっきりと言うと、遅すぎ!そして、全く斬れてない!なんだ!あのフニャフニャの剣の使い方!
あれでは、包丁すら使えないぞ!と日頃包丁を持たないといけない生活をしているオレからすると、料理すら出来ないと思われる。
嫌な予感がするな~。
異世界34日目 夜。
ボロボロになって、到着というよりも漂着する感じで地元勇者達がやって来た。
勇者カイゼル
「貴様!この俺様の言うことが聞けないのか!ぶっ殺してやる!」
はい。ポーションを飲んで復活した地元勇者の謎命令を拒否して、頼み事があるならそちらから来いというと、戦闘になりました。
あ、そうか!戦闘だからこそ試して見よう!
喰らえ!ツイストバックハンド!
昔、陽キャ組に仕返しを考えていた時に考案したプロレス技だ。
相手の背中に回って両手を無理矢理後ろに上げさせて、背をねじって!
ガキッ!
背中の肩甲骨が外れた!そして背骨が折れた!
戦士マットが殴ってきたので、殴り返していたら、動かなくなった。
ヒーラー タマタフとか言う奴と、賢者 タマミというのが、ナツに遅いかかったけど、ビンタ一撃で吹っ飛ぶ!
ナツ(聖女Ver.)
「あなた方は、教育しても無駄そうだから、その本人の許可なしに勝手につけた、誰かさんの加護とスキルは没収!」
ヒーラーと賢者の体の中に手を入れて、ナツは何かを引き出した。
ブチブチブチブチブチブチブチ!と引き出した。
白いなにかを引きちぎったな。
そして、やって来た船に4人を乗せて、[掌握]を使って船を海岸に送り返した。
ナツの神像にいざというときの為に、貯めておいた非常用のエネルギーをスキルとして、賢者とヒーラーに15才の時に行われる(祝福の光)という儀式と時に、4女神が勝手に付与していたらしい。
あ~、没収か~。だろうね。奴ら散々悪をやっているとすぐにわかったよ。
見えたんだよ。殺されたヤツが悪霊となって取り付いているのが。それも勇者に16体。戦士に30体。
こわ~。と思ったのがそのまま海岸に返した。そして、[掌握]で勇者スキルと戦士スキルを封印しておいた!
最近気がついたが、[掌握]の能力はものすごく使えるが、かなりレベルが上がっていると感じてきた。
海の水も20キロぐらいなら操作できる。
だけど、魔力が空っぽ。
斥候マリーナ
「勇者カイゼルのパーティーで斥候をしていました。いえ、捺せられていました、マリーナといいます。
どうか、下僕に加えて下さい。」
どういう事だ?
勇者パーティーの証の首飾りは、呪われたアイテムなのか?取れなかったから、[掌握]で無理矢理剥がして、勇者につけておいた。
あれは、勇者パーティー内でケンカをしないようにお互いを緩衝しない、襲わないようにするのと、国王達の命令を聞かせるための魔道具らしい。
[掌握]した時に、中の魔法陣の解析もしていたが、はっきりというと奴隷だな。
で、元に戻ったマリーナは…え?オレが好み?
ナツ(女神Ver.)
「ふふふふ、この娘は御主人様の価値がわかると思ったので、生かしておきました。」
女神Ver.の姿をみて、ひれ伏すマリーナ。
とにかく空間部屋に入って休もう。
しかし、その夜は寝られなかった。ムフフな幸せなのか。幸せのムフフなのか。
異世界35日目 昼
どうも、この王国では古代ヨーロッパみたいに、子作りの義務の法律があるという。
確かに、男がいない。みんな兵役だと言うのだ。
こんな世界にした、王国の国王達にも責任を取らせるとナツはいう。
3人でイカリングフライを食べていたら、向こう岸から船団がやって来た。
だが、イカによって全滅する。駄目だコレはよわすぎ!
マリーナは、この王国出身でいろいろ教えてくれた。
隣のクソバカ王国の国王よりは、まだマシな国王だと言うが、教会の言いなりだという。
そして、国民の中で問題になっているのは跡継ぎだ。
王妃がクソバカ王国出身で、王太子など全員が、ろくでもないクソだという。
そして、国王は側室を設けた。第5王女ピーチが生まれて、少し国政が良くなった。
原因は、ピーチの[予言]能力。それでかなり国政は良くなった。
だが、マリーナいわくピーチは国王と王族を恨んでいるとう。
だから王国が危機になったら、すぐにピーチは国王から離れるというのだ。
ピーチの母が、王族に庶民だと言うことで殺されていた。
それが、マリーナの母の姉だという。
なるほど。マリーナは涙を流しながらそれを言うのだ。
この世界、やっぱり駄目な奴が多いな…。
そして、抱きつかれて3人で昼から、ムフフな事をしていた。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ヴァイオリン辺境伯の優雅で怠惰なスローライフ〜悪役令息として追放された魔境でヴァイオリン練習し
西園寺わかば🌱
ファンタジー
「お前を追放する——!」
乙女のゲーム世界に転生したオーウェン。成績優秀で伯爵貴族だった彼は、ヒロインの行動を咎めまったせいで、悪者にされ、辺境へ追放されてしまう。
隣は魔物の森と恐れられ、冒険者が多い土地——リオンシュタットに飛ばされてしまった彼だが、戦いを労うために、冒険者や、騎士などを森に集め、ヴァイオリンのコンサートをする事にした。
「もうその発想がぶっ飛んでるんですが——!というか、いつの間に、コンサート会場なんて作ったのですか!?」
規格外な彼に戸惑ったのは彼らだけではなく、森に住む住民達も同じようで……。
「なんだ、この音色!透き通ってて美味え!」「ほんとほんと!」
◯カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました。
◯この話はフィクションです。
◯未成年飲酒する場面がありますが、未成年飲酒を容認・推奨するものでは、ありません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
闇の錬金術師と三毛猫 ~全種類のポーションが製造可能になったので猫と共にお店でスローライフします~
桜井正宗
ファンタジー
Cランクの平凡な錬金術師・カイリは、宮廷錬金術師に憧れていた。
技術を磨くために大手ギルドに所属。
半年経つとギルドマスターから追放を言い渡された。
理由は、ポーションがまずくて回復力がないからだった。
孤独になったカイリは絶望の中で三毛猫・ヴァルハラと出会う。人語を話す不思議な猫だった。力を与えられ闇の錬金術師に生まれ変わった。
全種類のポーションが製造可能になってしまったのだ。
その力を活かしてお店を開くと、最高のポーションだと国中に広まった。ポーションは飛ぶように売れ、いつの間にかお金持ちに……!
その噂を聞きつけた元ギルドも、もう一度やり直さないかとやって来るが――もう遅かった。
カイリは様々なポーションを製造して成り上がっていくのだった。
三毛猫と共に人生の勝ち組へ...!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる