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第10章「幻夢晴れて現れる、壊れた虚構」編

第597話 燃えカス?再起動!

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 テンアトミックランド

 その居住区の一角に
 開放型の大露天風呂があった

 そこは、今賑わっていた。

宇宙戦艦隊総司令官 ダイル
「恐竜族の長様、お久しぶりです。
隣の国で首相補佐官をしていた
ダイルです。
今は、子孫の体ですが
はっきりと覚えてます!
まさか、こんな日が来るとは。」

元恐竜族の長ヨッピー
「みんな、来てくれてありがとう!
当主も…プププププププ!

笑ったら駄目だな…プププププ」

大教皇サウザー
「あ~、ヨーもな
待たせていたヒト(女性)たちの

プププププ!
気持ちを受け取らないと
いけない時が来たのだ。

もう少し待ってくれ。」

元フロントバーレ諸国連合裏部隊 隊長
現在ブリートル帝国 皇帝 リッパー
「俺も、結婚するか。
なぁ、親父(元フロントバーレ諸国連合皇帝)
そんなところに隠れてないで、
あの強情な姉さんが、折れたのだから
祝おうや。」

「え?折れたのか?
ワシ、許されそうか?」

「そのための集まりだろ?」
「いい湯だな!」

「めでたいな~!」
「自分の目の黒い内に!
なんて言ってたが、
やっと、やっと観念されたか!」

やはり、かつてのヨー(用!)
を知る者達にも
ヨーの結婚に対する
強情さは、有名であった。

で?
そのヨー(用!)本人は、
まぁ、帰ってきた者達が
ある程度やること(外道兵撃墜)やって
集まったので

女性群に
一時開放されて
風呂場の入口の前のベンチで
白い燃えカス状態になっていた。


それを見た銭形警視正
「どうしたのですか?」

用!
「イヤ、良かったのだけど…
俺に、彼女たち達を幸せにできるのかと
自問していてね……」


銭形警視正
「私も、待っていてくれたヒトが
プロポーズを受けてくれました。」

用!
「あとは、タツヤさんだな。
マサキさんは、婚約したし、
他の勇者達の事も、
サポートしないとな~。」

銭形警視正 
「そうですね。
やっと喜べる時が来ましたよ。」

用賀 スミレ
「銭形オジサンの婚約者様
今、到着されました!

お兄ちゃん、どうする?」

大田 三湯
(女子高生組・大田 ナナの叔母)
「用さん、姪のナナの事
ありがとうございます。

あの姉夫婦は、海外に逃げましたけど
まぁ、後で後悔して帰って来るでしょう。」


用!
「三湯さん、いや、ミユさん
お久しぶりです。
今、ラウンジにハーノ達がいますから
会ってやって下さい。

おやっさんと、待っていた男達の
話がありますから。」

銭形警視正・前世 外道滅殺教 教主
「ヨー…」

用!
「おやっさん、行こう!
やっと、皆で話ができる時が来た!」








その頃、
女湯では?
用賀 スミレ
「いったいいつから?」

大田 三湯
(前世名・ミユ 元平和コミュティ員)
「ミユとしての、記憶が戻ったのは
ヨーが、外道王の
地球侵略演説に割り込んで
叫んだ時なのよ!

あの時、外道滅殺教本部が襲撃されて
ヨーが来たときは、
私は死んでいく時だった。
彼が叫んでいたのを、思い出して。
それで、職場の猫間さんに
混乱する記憶を打ち明けたら
そっと支えてくれて、
そしてゆっくりと、
猫間さんが、 
「ねこちゃん」(あだ名)
だと思い出して、
やっといろいろ、
あの頃の言葉を思い出して
あの頃の事を話す事が出来出せて、
思い出せたのです。


で? 今の名はスミレちゃん?
どうするの?ヴィオラ?」


ミカン
『我慢しなくてもいいのに!
結婚届は、天界用から出せばいいのよ!
ヴィオラは、いつも奥手なのだから!』

用賀 スミレ(前世名 ヴィオラ)
「お兄ちゃんて、呼ぶと
喜んでくれるのが、
すっごく快感になって
やめられないのよ。

ヴィオラとしての記憶は
光の精霊兵士達との戦闘で
思い出したけど、

性的な、カイカンよりも
すっごく快感なのよ。
どうしよう?」

メイド・トロイ
「確かに、主は、
怒りに爆発している時に
スミレちゃんを見たら
穏やかに
抑えていたからね~

どうしましょう?」

フロンティア(フロントの妹さん)
「羨ましい、妹像ですね。
昔のうちの親達とは
かなり違うのですよ。」

フロント皇女
「すいません、過激な姉で…」

メルード(元聖カルッティ第3王女)
「エロ小説に、ヒントが!!」

メルト(元聖カルッティ女王)
「イヤ、背徳とか書いている時点で
駄目だろ」

アイス・デ・ブリザード(公国第2王女)
「ヴィオラ! 我慢しない!
私も、昔お兄ちゃんって
言っていたけど、
今も言えた!
だから、大丈夫!」

ミカン
『言ってたよね!
あ~確かに、先輩ってまだ言えるから
大丈夫だね』

メイド・トロイアル
「では、あの外道王と、
合体ボケを解決してから
動きましょう!」



□□□□□□□□□□□□□
やっと、やっとここまで来ました。
最後まで書きます!

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
応援よろしくお願いします!

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