587 / 630
第10章「幻夢晴れて現れる、壊れた虚構」編
第575話 (幕間)ここは…一体…何処なのか?その1
しおりを挟む
とある者達は言う! 賢愛なる聖母と!
とある者達は言う! 永遠の美と!
だが、あるもの達はそれを妬み私を
(減らず口)と言う。
そこまで、私の美しさと賢さを妬むか!
そう言ってやりたい!
だが、あーーーーーーー!
私の理性がそれを止める!
愚か者に、いくら言ってやっても、改心しないと!
とある女性?は、ベッド1つ。
机に鏡付き。
フロと、トイレのあるビジネスホテルの1室に近い部屋にいた。
食べ物は、机に一日3食自動配膳される。
壁に返却口なる物があるが、わざと返却しないと次の配膳は無い。
そして、かなりお腹が空く部屋。
出入口が、形式上あるが…
出たくない部屋!
とある女性?は、気がつくとその部屋のベッドに寝ていた。
「なに? この状況? ここは何処なの?
私をどうするつもり?
何をしたいの? 私が何をしたっていうの?
ねぇ?誰か教えて?
誰かいるのでしょ?」
そんな事を、一日一回は涙を流しているフリをして言うこの頃!
まるで、真っ暗闇の空間の上からライトアップされて、泣きながら天界に訴えるドラマのヒロインきどりである。
ハァ~!
そんな、事をしている者を部屋が有る建物内で監視している者が、ため息をつく。
「他の地獄の大王様達が、コイツの対応するのさえ嫌がる訳だ…」
そんな、ため息をつくのは地獄の職員。
その建物は、最近急遽出来たものだ。
看板?には、[治癒経過観察棟]なんて紙に書かれて、セロテープでつけられているだけ。
そしてヒロイン演じるコイツは、解任はまだ天界からされていないから、書類上はマルダス世界の管理者なのだが…
最近、ヴァーミリオン姉妹様方にパリの美術館から呪われた銅像として、美術館の取引先の美術商に押し付けられて露天販売されていたのを発見されて、封印を強制解除された者だ。
しかし、どこの地獄も取り調べを押し付けあった!
[減らず口]と言う二つ名をもつ者で、喋る事ですら、疲れると言うことだ!
普通、こんな事を公文書に書かないけど、はっきりと書かれた!(疲れるから、誰かに対応を任せる!)なんて書くか?
そして、決まったのは大王様方と、天界のかなり上の方々が設置を決めたこの施設での、しばらくの療養である。
ガチャン!
食器の返却が来たか!
やれやれ┐(´д`)┌
コイツは、ここが地獄でトビラ開けて逃げた途端にどうなるか、わかっているんだろうな。
それにしても、まだ気絶しているフリをしいるヤツもいるぞ!
元パンデピート国管理者メルキベクドーザートーガーの奴だ!
バホン先王としての記憶を、既に統合しているは、確認されている。
だが、タコ殴りにされて肉塊になった状態で強制再生を無理矢理停止して、沈黙している状態だ!
だが、食事は食べようがたべなかろうが定時に出しているがな!
コイツも、ここが地獄だとわかっているな。
そして、3人目のここの住人である、元外道世界(仮)管理者2号だな。
ずっと、放心したふりをしてハンガーストライキでもしているのか?
コイツ…地獄を舐めているな!
まぁ、定時に食事を出すだけなのだが。
そして、マイネだ!
こいつのところだけは、硬い壁になっている。
部屋の間取りは同じだが、こいつがこの部屋から出た途端に、武力無制限で叩きのめすことが許可されている。
天界も、お怒りだ。
先程も
マイネ
「なぜ、私がこんな所にいなければいけないのよ!
なぜ、私だけ!ふざけるな!」
とか、腐った事を言ってやがる!
自分の、やったことを振り返ることすらしない。
だが、ここが地獄なのを知っているみたいだな。
部屋の扉の鍵なんてないのに、開けようとしない。
笑えるよ!
無関係の冤罪を装うクズ犯罪者のテンプレパターン丸出しだ!
あれでは、魂の成長を促す!見守る!事が大前提の管理者なんて役割は無理だな。
やっていることが、罪だと自覚できていないのだから…
ハァ…
ウギョワーーーーーーー!
向こう側の、牢屋から聞こえてくるのは、光の精霊王と、その黒き分身達の叫びだ!
ついに牢屋に入った事実に耐えられないらしい。
やれやれ…
それに比べ…
地獄学校舎では、元管理者のトーラが光の精霊四天王達に、授業をしている。
聞こえてくる内容も、楽しいね!
なぜ、この地獄の大王様の本体である主様が、トーラ様を保護経過観察なんて決定にしたのかよくわかる。
さて、今日の食事のレシピはどれにするかな?
なんて、昨日地球の本屋で買ってきたレシピ本を参考に考える。
最近は、電子レンジでチン!なんて、冷凍食品をメインに使うレシピばかりだから、1から食材で作るレシピ本が減ったのが悩みだな!
よし、今日の献立は「嫌でも、食べたくなる香りがする激ウマ野菜カレー」
これだな!
マルダス・地球世界界境地獄のある職員日記より…
とある者達は言う! 永遠の美と!
だが、あるもの達はそれを妬み私を
(減らず口)と言う。
そこまで、私の美しさと賢さを妬むか!
そう言ってやりたい!
だが、あーーーーーーー!
私の理性がそれを止める!
愚か者に、いくら言ってやっても、改心しないと!
とある女性?は、ベッド1つ。
机に鏡付き。
フロと、トイレのあるビジネスホテルの1室に近い部屋にいた。
食べ物は、机に一日3食自動配膳される。
壁に返却口なる物があるが、わざと返却しないと次の配膳は無い。
そして、かなりお腹が空く部屋。
出入口が、形式上あるが…
出たくない部屋!
とある女性?は、気がつくとその部屋のベッドに寝ていた。
「なに? この状況? ここは何処なの?
私をどうするつもり?
何をしたいの? 私が何をしたっていうの?
ねぇ?誰か教えて?
誰かいるのでしょ?」
そんな事を、一日一回は涙を流しているフリをして言うこの頃!
まるで、真っ暗闇の空間の上からライトアップされて、泣きながら天界に訴えるドラマのヒロインきどりである。
ハァ~!
そんな、事をしている者を部屋が有る建物内で監視している者が、ため息をつく。
「他の地獄の大王様達が、コイツの対応するのさえ嫌がる訳だ…」
そんな、ため息をつくのは地獄の職員。
その建物は、最近急遽出来たものだ。
看板?には、[治癒経過観察棟]なんて紙に書かれて、セロテープでつけられているだけ。
そしてヒロイン演じるコイツは、解任はまだ天界からされていないから、書類上はマルダス世界の管理者なのだが…
最近、ヴァーミリオン姉妹様方にパリの美術館から呪われた銅像として、美術館の取引先の美術商に押し付けられて露天販売されていたのを発見されて、封印を強制解除された者だ。
しかし、どこの地獄も取り調べを押し付けあった!
[減らず口]と言う二つ名をもつ者で、喋る事ですら、疲れると言うことだ!
普通、こんな事を公文書に書かないけど、はっきりと書かれた!(疲れるから、誰かに対応を任せる!)なんて書くか?
そして、決まったのは大王様方と、天界のかなり上の方々が設置を決めたこの施設での、しばらくの療養である。
ガチャン!
食器の返却が来たか!
やれやれ┐(´д`)┌
コイツは、ここが地獄でトビラ開けて逃げた途端にどうなるか、わかっているんだろうな。
それにしても、まだ気絶しているフリをしいるヤツもいるぞ!
元パンデピート国管理者メルキベクドーザートーガーの奴だ!
バホン先王としての記憶を、既に統合しているは、確認されている。
だが、タコ殴りにされて肉塊になった状態で強制再生を無理矢理停止して、沈黙している状態だ!
だが、食事は食べようがたべなかろうが定時に出しているがな!
コイツも、ここが地獄だとわかっているな。
そして、3人目のここの住人である、元外道世界(仮)管理者2号だな。
ずっと、放心したふりをしてハンガーストライキでもしているのか?
コイツ…地獄を舐めているな!
まぁ、定時に食事を出すだけなのだが。
そして、マイネだ!
こいつのところだけは、硬い壁になっている。
部屋の間取りは同じだが、こいつがこの部屋から出た途端に、武力無制限で叩きのめすことが許可されている。
天界も、お怒りだ。
先程も
マイネ
「なぜ、私がこんな所にいなければいけないのよ!
なぜ、私だけ!ふざけるな!」
とか、腐った事を言ってやがる!
自分の、やったことを振り返ることすらしない。
だが、ここが地獄なのを知っているみたいだな。
部屋の扉の鍵なんてないのに、開けようとしない。
笑えるよ!
無関係の冤罪を装うクズ犯罪者のテンプレパターン丸出しだ!
あれでは、魂の成長を促す!見守る!事が大前提の管理者なんて役割は無理だな。
やっていることが、罪だと自覚できていないのだから…
ハァ…
ウギョワーーーーーーー!
向こう側の、牢屋から聞こえてくるのは、光の精霊王と、その黒き分身達の叫びだ!
ついに牢屋に入った事実に耐えられないらしい。
やれやれ…
それに比べ…
地獄学校舎では、元管理者のトーラが光の精霊四天王達に、授業をしている。
聞こえてくる内容も、楽しいね!
なぜ、この地獄の大王様の本体である主様が、トーラ様を保護経過観察なんて決定にしたのかよくわかる。
さて、今日の食事のレシピはどれにするかな?
なんて、昨日地球の本屋で買ってきたレシピ本を参考に考える。
最近は、電子レンジでチン!なんて、冷凍食品をメインに使うレシピばかりだから、1から食材で作るレシピ本が減ったのが悩みだな!
よし、今日の献立は「嫌でも、食べたくなる香りがする激ウマ野菜カレー」
これだな!
マルダス・地球世界界境地獄のある職員日記より…
0
お気に入りに追加
95
あなたにおすすめの小説
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
戦争から帰ってきたら、俺の婚約者が別の奴と結婚するってよ。
隣のカキ
ファンタジー
国家存亡の危機を救った英雄レイベルト。彼は幼馴染のエイミーと婚約していた。
婚約者を想い、幾つもの死線をくぐり抜けた英雄は戦後、結婚の約束を果たす為に生まれ故郷の街へと戻る。
しかし、戦争で負った傷も癒え切らぬままに故郷へと戻った彼は、信じられない光景を目の当たりにするのだった……
【完結】彼女以外、みんな思い出す。
❄️冬は つとめて
ファンタジー
R15をつける事にしました。
幼い頃からの婚約者、この国の第二王子に婚約破棄を告げられ。あらぬ冤罪を突きつけられたリフィル。この場所に誰も助けてくれるものはいない。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる