上 下
538 / 630
第9章 出てきた不具合

第528話 長き眠りから覚める者達と、変化する情勢。

しおりを挟む
 マルダス世界の元聖ボロボーン王国。

 現モンスター国の神殿発掘が、やっと終わったのである。

 述べゴブリン総数2万匹の24時間交代作業であった。

 コンクリートのさきには、

 黒い氷があった。

 光を当てる!

 そこには…

 王冠を超える帝冠を頭に載せている、スライムが、眠っていたのだ!

 オークジャイアント
「この方が、聖なるモンスター。」

 キングスライム
「帝冠? スライムの歴史上持つことが許された者は二匹!

 体格、色、そして光の反射から、
グリーンメタル!

 まさか!この方は!」




その頃…
用達は?


天王星地表

用!
「一応宇宙服を、作って来たけど、いらなかったな。」

ヨッピー
「だね! まさか空気の問題を克服していたとは、気が付かなかった。」

AI
「では、記念撮影取りますよ~。

地球とか、背後に写ってる角度まで、後20秒!



3、2、1!

ハイ!チーズ!」


パシャ!


天王星上陸の記念撮影を、撮っていた!


そして、生命反応と霊力波動を探知して、その場所を目指す!


 そこには、化石となったロケットがあった。

 その側に、石がありそこに刻まれていのは、霊星が、管理者達の都合によって砕かれた。
なので、我々平和コミュニティ班は♢♧♡♤♠♢を、目指す!

そこは、外道値滅殺拳当主が天体観測の末、もしテンアトミックランドが完成していたら、開拓先にしようとしていた星だ!

外道滅殺拳当主は、我らに偉大なるものを残してくれた。

移民先まで、十分全員行けるだろう!

ただ、当主の従魔・ペットのスライムのスラポ
が、この天王星に残る事を希望した。

待つとの固い意志だ。

よって、ここにスラポがコールドスリープにて眠る。






ヨッピー
「主! 待っててくれたよ!」

用!
「あぁ…」

中に氷詰めのブルーメタルのスライムがいた。
 
 トレードマークのミニ帝冠付きだ!

用!は、ロケットを新しく作り直し、地球に向かうと、書き足しておいた。


 テンアトミックランド内の医務室にて、用!のクリアで氷を溶かし、スラポを治療水槽に入れる。

 浮遊都市テンアトミックランドは、木星からスイングバイ航法で行こうとしていたが、止めてそのまま火星を目指す事にした。

 浮遊都市テンアトミックランドの重量が、惑星軌道を変えてしまう可能性が出てきたためである。

 まぁ、燃料なんて使ってないのと、太陽の重力をそのまま利用したらいいので、そのほうが楽だったのである。

 なかなか、真っ暗な宇宙空間では操縦が不慣れな用達には難しい事なのだった。



その頃…

アメリカのNASAでは!

人工衛星からの画像とISSからの報告で
ヒューストンでは、混乱の嵐が起こっていた!

天王星が、いきなり消えた?
(テンアトミックランドの影に隠れただけです!)


そして、木星がなにかの物体の影に隠れる様子がリアルタイムで観測された!

「外道諸国連合軍の宇宙要塞が遂にやって来た!」

「巨大な小惑星に違いない!

 地球にぶつかる可能性を計算しろ!」

「ロスト!見失いました!」

「探せーーーーーー!」


しばらく混乱していたという。




そして、天界では…

風の精霊王が、
「ヨーを、捕まえて謝罪させろ!」

なんて、わけわからん事を言ったので、
その場で、タコ殴りに会い。

風の精霊王は、現行犯逮捕された。

実は、その後…闇の精霊王が飛び土下座をして、天界にやってきたのだ!

闇の精霊王
「殺しの免許をくれ!」

精霊担当者
「お前な~!」

だが、闇の精霊王が説明すると…

精霊担当者
「うーん(゜゜)、なるほどな!
で!あの頭ボンは、お前の仕業か!

だけどな…今、ヨーさんは殺しを良しとしないんだよ!

だが確かに、精霊・妖精の関与でロクでもないやつになったやつにはシバキは必要だな!

よし!待っていろ!

上司に、掛け合ってくる!

あと、あの風の精霊王のやつ、調査室と監察室に現行犯逮捕されたぞ!」

闇の精霊王
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

あいつ、なにやってるんだよ!

まさか、また裸でバカ音頭を踊ったのですか?」


精霊担当者
「バカ音頭?裸で? なんだそれ?」

そこで闇の精霊王は、酒を飲むと天界の苦労人達を馬鹿にして裸で踊る事を、暴露する!


精霊担当者
「あのヤロー!許さん!

少し待っていてくれ!」


そして、風の精霊王はすぐに帰る事が出来なくなってしまった。







マルダス世界・地球世界境界の地獄1

闇の精霊王
「お久しぶりです。あの当時、契約に縛られ喋ることすらできなかったことを、ここにお詫びします。

 どうぞ、首を斬ってください。」


用2(用?の分身)
「天界から聞いたよ。

頭がボン!か…

確かに昔の本体なら、その基準だろうな。

だけどな、基準が変わって来た。

うん、方針はわかった。

ただ加護は、平等化を進めてくれ!

それでな、これ!シバキカウンターってカードで、ナイスシバキをしていくと点数が付く!

この最新版、ロクでもないヤツようシバキガイドの研修を受けるのと、登録をしてくれ!

これがあると、俺も本体に言えるから。」

闇の精霊王
「ありがとうございます! 」




そして、やはり

頭がボン!は、やめて置くことになり…


大王側近・右
「大王様の裁きである!

名を、覚えていたら名乗れ!」

度分個
「名前は、 度分個(とふこ)と言います。」


大王側近・左
「なぜ、自分が○なねばならなかったのか、わかるか?」

度分個
「わかりません。」



そして、滝の水鏡の前に立たされる度分個


そこで、用に6年間の小学校時代に、金をもらってイジメ・冤罪・暴力・給食抜き・嘘の知識の授業など、自分の祖母の教師失格どころではない罪のオンパレードによって、自分どころか一族皆○しにされても、まだ足りない事を教えられる。

 だが用2は、言う
「今から、元の世界に戻す!

 毎日、「クソババア!○○○○○」と言って、反省を促せ!

 遠いところに隔離されたら、幽体離脱しても出来るようにしておこう!

 反省喚起している内は、罪の精算の実行は免除してやろう。

 そしてお前が、あのババアと同じようにならず、真っ当な人として生きるなら、点数が入って、査定に反映するようにしておこう。」


度分個
「ありがとうございます。
死ぬ気でがんばります!」








その後、

マスコミが集まる中で、行われた……○式が、とある事で中止になった。


とある消防署の報告書

気絶 56名

その後、言語障害を発生した者 46名

頭髪の急激な変化    15名
(白くなる・急激な脱毛)


AED使用  3名



その後 来粗田 化路は、延々と孫に
「お前のせいで、地獄を見た!」と鬼気迫る状態で言われる事になる。




そして、その騒動の三日後から、とある小学校に勤務歴がある教師達が倒れだして、とある中学校にも、謎の疾患が広まりだす。
  
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります

古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。 一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。 一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。 どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。 ※他サイト様でも掲載しております。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?

闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。 しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。 幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。 お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。 しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。 『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』 さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。 〈念の為〉 稚拙→ちせつ 愚父→ぐふ ⚠︎注意⚠︎ 不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。

妹しか愛していない母親への仕返しに「わたくしはお母様が男に無理矢理に犯されてできた子」だと言ってやった。

ラララキヲ
ファンタジー
「貴女は次期当主なのだから」  そう言われて長女のアリーチェは育った。どれだけ寂しくてもどれだけツラくても、自分がこのエルカダ侯爵家を継がなければいけないのだからと我慢して頑張った。  長女と違って次女のルナリアは自由に育てられた。両親に愛され、勉強だって無理してしなくてもいいと甘やかされていた。  アリーチェはそれを羨ましいと思ったが、自分が長女で次期当主だから仕方がないと納得していて我慢した。  しかしアリーチェが18歳の時。  アリーチェの婚約者と恋仲になったルナリアを、両親は許し、二人を祝福しながら『次期当主をルナリアにする』と言い出したのだ。  それにはもうアリーチェは我慢ができなかった。  父は元々自分たち(子供)には無関心で、アリーチェに厳し過ぎる教育をしてきたのは母親だった。『次期当主だから』とあんなに言ってきた癖に、それを簡単に覆した母親をアリーチェは許せなかった。  そして両親はアリーチェを次期当主から下ろしておいて、アリーチェをルナリアの補佐に付けようとした。  そのどこまてもアリーチェの人格を否定する考え方にアリーチェの心は死んだ。  ──自分を愛してくれないならこちらもあなたたちを愛さない──  アリーチェは行動を起こした。  もうあなたたちに情はない。   ───── ◇これは『ざまぁ』の話です。 ◇テンプレ [妹贔屓母] ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇ご都合展開。矛盾もあるかも。 ◇なろうにも上げてます。 ※HOTランキング〔2位〕(4/19)☆ファンタジーランキング〔1位〕☆入り、ありがとうございます!!

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。

彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。 父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。 わー、凄いテンプレ展開ですね! ふふふ、私はこの時を待っていた! いざ行かん、正義の旅へ! え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。 でも……美味しいは正義、ですよね? 2021/02/19 第一部完結 2021/02/21 第二部連載開始 2021/05/05 第二部完結

ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い

平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。 ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。 かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。

【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する

雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。 その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。 代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。 それを見た柊茜は 「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」 【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。 追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん….... 主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します

私は、忠告を致しましたよ?

柚木ゆず
ファンタジー
 ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私マリエスは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢ロマーヌ様に呼び出されました。 「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」  ロマーヌ様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は常に最愛の方に護っていただいているので、貴方様には悪意があると気付けるのですよ。  ロマーヌ様。まだ間に合います。  今なら、引き返せますよ?

処理中です...