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第6章 力の激動と共に動く国

第433話 大邪神号出航!(ゴミ付き)

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  海に漂う黒いボロ船…

 そこに、大邪神の分身達が乗り込む!

 杉谷は大邪神Lに、

 とあるタックスヘイブンの島の

複数ある銀行口座の中の1つの口座番号と、

コードナンバーを書いた紙を渡す。

大邪神
「本当にいいのか?」

杉谷
「大邪神様、一番セキュリティが高く

信用できる銀行の口座です。

家の兄貴でも、探知していても

手を出せないはずです!」

大邪神
「うむ、そなた達の、貢献を活かそうぞ!」

杉谷
「ありがたき幸せ。」

帆山
「ありがたき幸せ。」

エージェント則子
「これが、邪邪堕教の資料です!

そして、この番号が私の知る

部屋のロックナンバーです。」


大邪神
「うむ、よし、では行け我が分身達よ!」

オババ
「金貨沢山、盗ってくるのだぞ~!」

大邪神の分身1号
「それでは!出航!」

黒いボロ船が空を飛び、

船尾から、邪気の噴射を開始!

そして、大邪神とオババが

空に開けた穴が空いたとき!

黒い船は、入っていった!


杉谷
「行きましたね。」

オババ
「穴開けるのに、腹が減った!」

エージェント則子
「すぐに作りますね。」

大邪神の分身HD
「あー!こっちの、おかゆ手伝って!」


ここは、今の名前は大邪神島!

ここに基地を作り、

聖カルッティ王国との連絡航路とかも、

開発して世界征服もするつもりだ!


だが、ものすごく遠い隣島の

フロン海賊団要塞島から、

3日前に聞こえた爆音の正体を…

そして、その意味を…

まだ大邪神様とオババ姉さま、

そして杉谷や帆山!

私、エージェント則子すら、

全く気にかけていなかった。


まさか…あんな事が…起こっていたなんて。



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 こちらは、フロン海賊団要塞島

何やら、隣の島の様子がおかしい。

そして、見た!

あれは…大邪神の分体?分身?

フロン(元皇女・海賊王)
「もう、島の大邪神の封印が解けたのか!」

ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「みたいね。そろそろ私達も動かない?」

メルード(元聖カルッティ第3王女)
「そうね。そして、パイン街に行くわよ!」

プルト(元聖カルッティ第2王女)
「イカの頭に、本体があるのね!」


この四人…

前世の記憶が蘇った時から、

大邪神が何をしようと

計画しているのかを、知っていた。

そう!この四人も、

大邪神の地球にスパイを送り込む作戦に

便乗しようとしていたのである!

地球に送還する魔法陣は、

聖ボロボーン王国の資料には無かった。


そして、事故で○獄に行き、

かなり怒られ、

その衝撃で前世の記憶が蘇り、

そして、大邪神のしようとしていることを

聞く。


狙いは出航三日前!

それまで、海賊団は力を貯めていた!


そして、決行の時!

フロン(元皇女・海賊王)
「我が前世の名前はフロント!

天と地の精霊よ!旧地球時代の契約は

消えず、ただ実行するのみ!

さあ、包み込め!ロイヤルシールド!」

ピカッーー!

蜂の巣形状の結界が、

スーパーリバイアサンを包み込む!

リバイアサンが、ブレスを撃つが

びくともしない。


ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「前世の名前がまだ、思い出せないけど、

後輩君のお嫁になるのは、忘れてないよ!

後輩君(名前がまだ思い出していない)

絶対探し出すぞ~!

ハァーーー!氷王拳!」

島から、海が凍っていく!

そして、スーパーリバイアサンを

凍らせていく!

リバイアサンの耐性スキルを越える

みたいだ!


プルト(元聖カルッティ第2王女)
「先輩!探し出しますよ!

やっと、ここまで我慢してきたのですから!

行くよ!外道滅殺拳!ミカン流!

壊鋼掌!」

ポンッ!

プルトの掌底が、リバイアサンの頭に

当たる!

そして、その後頭部が砕け…そこから、

召喚勇者ゴミが出てくる!


メルード(元聖カルッティ第3王女)
「どうも、やっぱり…四人の探している

男は、同じ人物だよね?

やっぱり私達、

前世で会ってるはずだよね!

まぁ、後で思い出せばいい!

さぁ、迷える羊じゃなかった。

迷えるゴミよ!今からあなたを運ぶ、

船に取り付けます!

その前に、その怒りを浄化します。

さぁ!ホーリーシャワー!」

光の雨がゴミを濡らす!

黒かったゴミが、生ゴミに戻る。


そして、フロン(フロント)が、

結界で、包んで大邪神の黒船に

ゴミを引っ付けた。


(そして三日後?気づかれずに、ゴミと

大邪神の分身は、出航していった。)


その夜、ヘトヘトになった、

フロン海賊団は、

それから1週間イカ焼きを

食べたらしい…。








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