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第6章 力の激動と共に動く国
第400話 用は、ダンジョンに入るが…
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メルーダ鉱山跡ダンジョン
用は中に突入していた。
AI
「おかしいですね…」
用
「うん、気を引き締めよう!」
メイド・トロイ
「邪気どころか、瘴気が無い。」
そう、このダンジョン…
キレイすぎるのだ…
そして、用はこのダンジョンに
入ったもう一つの理由がある。
それは、この縦穴坑道の螺旋階段に
くっきりと、出ているはずだ…
だが…
用
「おかしい…普通…
こんな地層にはならない…
あの鉱石以外の土の質から、
わかってはいたが…
やはり実際見ると、おかしい。
破断層すらない。
礫層も…
旧地球から、このマルダスに移民が来て
すでに、かなり経っている。
地震すら、あまり起こらないのも、
おかしなことなのである。」
AI
「このダンジョン…
プログラムすら無いですね。
そのまま…
まるで、作ることを放棄した作り。」
用
「元宰相が作ったにしては…
あまりにも、簡素過ぎる。
それだけ、リソースを自分達の
強化に使っていたら、
かなり厄介だな。」
メイド・トロイ
「厄介?」
用
「ダンジョンの空間を歪める力とか、
環境を変える力を全て、
モンスターとダンジョンマスターの
戦闘力のみに注ぐことだね。」
AI
「反応ありました。壁の中です。」
メイド・トロイ
「このニオイ…
大教皇…ですね。
あの人を狂わすお香を
まだ炊いているのか…」
用
「人を狂わす?
まさか…同理でラリッた言動の
記録しかないわけだ!
出てこい!」
大邪神分身B
「フン! 少しは出来るようですね~!
それでは、どこかの貧乏冒険者さん!
さようなら!」
大邪神分身Bが人差し指を立てると、
そこに白いファイヤーボールが生まれる。
そして、すぐに用に向けで発射した!
かなり速い動作だ!
用
「人殺しをヤリ過ぎて、
たとえクローンでも拭えない
罪と穢れが溜まりすぎたかな?
ホレ!」
用は、クリア・ダークを棒状した、
特製バットで、白ファイヤーボールを
打ち返す!
カキィーン!
金属でもないのに、金属バットの
音が出るのは、AIがそういうプログラムを
付与したからだ!
大邪神分身Bが、高笑いしていたが…
大邪神分身B
「ワハハハハハハハハハハハハ……
(スポッ!)うぐ…」
口の中に撃ち返された、
白いファイヤーボールが入る!
ドフン!
大邪神分身Bの頭が爆発する!
大邪神分身B
「なぎが~おぎょった~!」
「うーん(゜゜)よくわからん事を
喋ってますね…」
なんて、AIさんが言う。
用
「ラリっていると予測していたが、
なるほど、なるほど!
自己損傷の無自覚に、痛覚無し、
これは、重症だな!」
メイド・トロイ
「昔からです。」
大邪神分身B
「クソーーーーーー!」
物凄いスピードで、分身が修復していく…
あれ?20代位の青年が…
100歳代のクソジジイと、言える
悪面の爺さんになったぞ!
用
「それが、正体か!」
大邪神分身B
「ハァ?(鏡で見る)。
なんだこれは!グオー!」
力を振り絞っているみたいだ!
だが…
大邪神分身B
「なぜだ!なぜ!戻らん!」
用
「いや、戻ったんだよ!
お前さんの本来の姿に!」
大邪神分身B
「クソ! 許さんぞ!許さんぞ!
ここで死んで、われの糧になれ!」
分身Bの筋肉が3倍に膨れ上がる!
筋肉ダルマである!
大邪神分身B
「ふん!」
大邪神分身Bの右パンチ!
しかし、用はそこにいなかった!
分身の後ろ現れる。
スーーーーーー!
用のクリア・ダークの剣を、
大邪神分身の背中から突き刺す!
大邪神分身B
「フィハーーーーーーー!」
大邪神分身が身を縮こませて、
震えだすが、恐ろしい痛みがあるのか、
笑っているような、
歪んでいるのような顔になる。
逃げようとする分身…
しかし用はまるで
注射を打つように、
クリア・ダークの剣を、
作っては押し込んでいく。
いや…埋め込んだ。
大邪神分身B
「ギョピェーーーーーーーーーーーーー!」
恐ろしいスピードで、
大邪神分身の神経の中に、
クリア・ダークが染み込んでいく。
用は、修行によってクリア・ダークの
状態変化レベルを上げていた。
神経伝達物質そっくりに偽装された、
クリア・ダークの粒子が、
大邪神分身Bの背骨から全身に
素早く巡っていく!
赤血球に偽装した、粒子が
血管を巡り出す!
大邪神分身B
「アーーーーーー。
ァーーーーーー!。
(ァ)ーーーーーー。」
大邪神分身Bは沈黙した。
メイド・トロイ
「封印結界起動!」
大邪神分身Bは、捕まった…
用は中に突入していた。
AI
「おかしいですね…」
用
「うん、気を引き締めよう!」
メイド・トロイ
「邪気どころか、瘴気が無い。」
そう、このダンジョン…
キレイすぎるのだ…
そして、用はこのダンジョンに
入ったもう一つの理由がある。
それは、この縦穴坑道の螺旋階段に
くっきりと、出ているはずだ…
だが…
用
「おかしい…普通…
こんな地層にはならない…
あの鉱石以外の土の質から、
わかってはいたが…
やはり実際見ると、おかしい。
破断層すらない。
礫層も…
旧地球から、このマルダスに移民が来て
すでに、かなり経っている。
地震すら、あまり起こらないのも、
おかしなことなのである。」
AI
「このダンジョン…
プログラムすら無いですね。
そのまま…
まるで、作ることを放棄した作り。」
用
「元宰相が作ったにしては…
あまりにも、簡素過ぎる。
それだけ、リソースを自分達の
強化に使っていたら、
かなり厄介だな。」
メイド・トロイ
「厄介?」
用
「ダンジョンの空間を歪める力とか、
環境を変える力を全て、
モンスターとダンジョンマスターの
戦闘力のみに注ぐことだね。」
AI
「反応ありました。壁の中です。」
メイド・トロイ
「このニオイ…
大教皇…ですね。
あの人を狂わすお香を
まだ炊いているのか…」
用
「人を狂わす?
まさか…同理でラリッた言動の
記録しかないわけだ!
出てこい!」
大邪神分身B
「フン! 少しは出来るようですね~!
それでは、どこかの貧乏冒険者さん!
さようなら!」
大邪神分身Bが人差し指を立てると、
そこに白いファイヤーボールが生まれる。
そして、すぐに用に向けで発射した!
かなり速い動作だ!
用
「人殺しをヤリ過ぎて、
たとえクローンでも拭えない
罪と穢れが溜まりすぎたかな?
ホレ!」
用は、クリア・ダークを棒状した、
特製バットで、白ファイヤーボールを
打ち返す!
カキィーン!
金属でもないのに、金属バットの
音が出るのは、AIがそういうプログラムを
付与したからだ!
大邪神分身Bが、高笑いしていたが…
大邪神分身B
「ワハハハハハハハハハハハハ……
(スポッ!)うぐ…」
口の中に撃ち返された、
白いファイヤーボールが入る!
ドフン!
大邪神分身Bの頭が爆発する!
大邪神分身B
「なぎが~おぎょった~!」
「うーん(゜゜)よくわからん事を
喋ってますね…」
なんて、AIさんが言う。
用
「ラリっていると予測していたが、
なるほど、なるほど!
自己損傷の無自覚に、痛覚無し、
これは、重症だな!」
メイド・トロイ
「昔からです。」
大邪神分身B
「クソーーーーーー!」
物凄いスピードで、分身が修復していく…
あれ?20代位の青年が…
100歳代のクソジジイと、言える
悪面の爺さんになったぞ!
用
「それが、正体か!」
大邪神分身B
「ハァ?(鏡で見る)。
なんだこれは!グオー!」
力を振り絞っているみたいだ!
だが…
大邪神分身B
「なぜだ!なぜ!戻らん!」
用
「いや、戻ったんだよ!
お前さんの本来の姿に!」
大邪神分身B
「クソ! 許さんぞ!許さんぞ!
ここで死んで、われの糧になれ!」
分身Bの筋肉が3倍に膨れ上がる!
筋肉ダルマである!
大邪神分身B
「ふん!」
大邪神分身Bの右パンチ!
しかし、用はそこにいなかった!
分身の後ろ現れる。
スーーーーーー!
用のクリア・ダークの剣を、
大邪神分身の背中から突き刺す!
大邪神分身B
「フィハーーーーーーー!」
大邪神分身が身を縮こませて、
震えだすが、恐ろしい痛みがあるのか、
笑っているような、
歪んでいるのような顔になる。
逃げようとする分身…
しかし用はまるで
注射を打つように、
クリア・ダークの剣を、
作っては押し込んでいく。
いや…埋め込んだ。
大邪神分身B
「ギョピェーーーーーーーーーーーーー!」
恐ろしいスピードで、
大邪神分身の神経の中に、
クリア・ダークが染み込んでいく。
用は、修行によってクリア・ダークの
状態変化レベルを上げていた。
神経伝達物質そっくりに偽装された、
クリア・ダークの粒子が、
大邪神分身Bの背骨から全身に
素早く巡っていく!
赤血球に偽装した、粒子が
血管を巡り出す!
大邪神分身B
「アーーーーーー。
ァーーーーーー!。
(ァ)ーーーーーー。」
大邪神分身Bは沈黙した。
メイド・トロイ
「封印結界起動!」
大邪神分身Bは、捕まった…
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