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第6章 力の激動と共に動く国

第382話 各勢力行動の行方…1

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しばらくフロン海賊団と、

クラス優遇組の残り三人組に

スポットを当てて行きます。

あまりに、激動する他の国、組織の動きに

ついていけなくなる前の調整となります。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



 メルーダ鉱山が、

山ごと無くなった…

では、どこに運ばれたのか?


ヨーガ商会の屋敷地下製錬所で、

インゴットにされてから、


その他の土などは、

別の貯蔵用改造ダンジョンに、

保管されていた。


そしてアルミニウムインゴットが、

大量に生産され…

ジェラルミン合金が、作られていた…


メイド・ユミ
「よーし!

作戦第2段階に入りますか!

ダンジョンは計算外でしたが、

まずは、用様に楯突く腐敗貴族の

弱体化をしなければね!」


メイド・トロイアル
「公爵の街をパイン街の管轄に

することを、用様が決めたよ。

港もある街だから船作るのには、

いいかもしれない。

次はどうすの?」


ユグドラシル
「王城だけを焼く?」


メイド・ユミ
「それだけで、異世界勇者召喚拉致は

収まらないから、

もっと痛めつけないと!」


ミイナ・ヴァーミリオン
「バボン国王が、

貴族達を呼び出し始めたわ。

トカゲの尻尾切リ作戦に

出るだろうと予想はしていたけど、

ここまで、予想通りではね…」



「ゆみさん?インゴットとか使って

いいの?」


メイド・ゆみ
「はい!空母作る予定なのでは?」


「いや、やめておこうと…

AIさんに怒られた。

それよりも、飛行船?宇宙艦?作って、

あの2つの月に行ってみようと思う。

あの月…怪しい…

だけど、オビーデル使うと、

❨?❩の本体とか隠されていたら、

後で不都合な事があったら嫌だから、


調査船を作りたい。」


メイド・トロイ
「月か…なるほど!

そうですね!だけど、徹夜とかだめですよ。」




□□□□□□□□□□□□□□□
その頃、王都闇ギルドの牢屋

杉谷
「へへへ、あの顔!

図星だな!」


担任・帆山
「今のうちに、飯食って

体力を戻そう!」


エージェント則子(旧田丸 則子)
「そうね、食事は思ったよりも、

マシなものが出てる。

案外…あいつら…化けて出たのかな…」


□□□□□□□□□□□□□□□□□□

バボン王国 王城

バボン国王
「それで、

メルーダ鉱山がなくなったから、

王都の鍛冶屋が開店休業だと!


鉱石の行方の目処は?」


近衛兵士A
「申し上げます!

冒険者ギルドに、

ホア・ド・ソク公爵領の

不死者達の討伐クエストが、

発注され受理されました。

相場の2倍です!

そして…

建国の勇者様達と、ヨーガ殿が…

出陣されました。


ホア・ド・ソク公爵領…

もって、あと3日…

だと、マイークラー街の

兵士達の予想です。」


バボン国王
「王都屋敷の 

ホア・ド・ソク公爵の家族を

拘束してでも連れてこい!

急げ!」




夜…

影(斥候)
「陛下! 

闇ギルドの様子がおかしいです。

奴ら、ユミ・オオトの事件関係者を

探し回ってます。


すでに、

その当時の馬車の御者の娘家族が、

行方不明になっております。」


バボン国王
「なんだと?そんなことして、

何になる!

だいたいそんなこと、今回の…

オイ!その闇ギルドは?」


影(斥候)
「その…わかりません!

複数の闇ギルドが、連携しています!

その中に、フロン海賊団の

ブルーローズが入っています!」


バボン国王
「しまった…!

こちらも、探せ!

急いで探すのだ!

逮捕状を書く!

急げ!」


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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