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第6章 力の激動と共に動く国

第369話 パイン街vsホア・ド・ソク公爵 1

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   パイン街大門前…

ここには、よくバボン国王南西部を

領地に持つ公爵がやってくる。

ホア・ド・ソク公爵様だ。

困ったことに、よくヨーガ商店の商隊を

襲ったり街中では、ご子息様が

暴行や婦女暴行未遂を働いたり、

困った御方だったのですが…


オーク・ジャイアント軍が移動して、

領地に帰って来たみたいで、

また、やって来ました。



しかし、今はパイン街は入街方法が変わって、

入れないとわかると、

喚き出しております。

困った事です。


大門前で…

ホア・ド・ソク公爵
「コラ!この公爵様の剣が見えぬか!

さっさと門を開けろ!」


また、始まりました…

今日の物語は、ここから始まります。


門番A
「公爵様、王国発行の通行許可書ですら

ないじゃありませんか!

無理ですよ!

臨戦体制なのに、何の用があるのです?」


ホア・ド・ソク公爵
「うるさい! さっさと開けろ!

さもないと!貴様ら死刑だぞ!

ワシがこの街を焼き払ってやろうか!」


用?
「ほう、それはこの街に対する、

宣戦布告と言うことで良いのか?」


ホア・ド・ソク公爵
「何を!生意気な!

ワシが一番偉いと言うことを、

示してやるぞ!

宣戦布告だ!

行け!焼き払え!」


そう言うと!空に向けて

ファイヤーボールを撃つホア・ド・ソク公爵!

ここに、パイン街vsホア・ド・ソク公爵

の戦争が始まった…


しかし…それは、用の罠だった!

ホア・ド・ソク公爵の兵士達の9割は、

実は、新ナンバリング11号地獄!

ここからの、脱獄者集団なのだった!

幻術で、平凡な兵士を装っているが、

実はほとんどが、スケルトンである。

ゾンビ!グール!なども多数いた!

その総数!500万!


それが、襲って来たのである!

では、こいつら、オーク・ジャイアントが、

攻め込んて来た時何をしていたのか?


こっそり侯爵に催眠術をかけて、

自分達を忘れさせていたのである。

そして、勝った方につこうと、

ただ、沈黙していた。


そんな奴らがやってくる!

すぐに、攻撃が始まった!

そう!大門前にいる、

ホア・ド・ソク公爵に!集中攻撃!


ホア・ド・ソク公爵
「ギャーーーーーーー!」

ハイ!外道公爵の丸焼きの出来上がり!


すぐに、投獄される公爵…

そして…ヨーガ商店女子高生組は、

覚えたてのファイヤーボール撃ちまくる!

そう!トロイ達は、基礎攻撃魔法を

多く打てるようになる修行をしていた。


ドンドン撃つ!撃つ!撃つ!



□□□□□□□□□□□


パイン街vsホア・ド・ソク公爵 開戦!

その速報は、バボン王国をすぐに巡った!



バボン王都冒険者ギルド

ギルドマスター ワシャ
「ミノタウロス様からの情報通りだな。

ホア・ド・ソク公爵家に付く貴族が、

どれだけいるかで、

この王都の運命が決まる!」


グランドマスター マット
「使い魔からの映像を見てみなよ、

ファイヤーボールしか、撃ってない。

だが…1発1発の威力が、均一だ…

それに、発射ペースが全く乱れない。

恐ろしい鍛錬だな…

術者を鎧で隠しているけど、

ナイショだよ!

言ってはダメだよ!」



ギルドマスター ワシャ
「ハイ」

グランドマスター マット
「彼女達は、ブリードル帝国で自爆要員に

された召喚拉致勇者達なんだよ!」


ギルドマスター ワシャ
「え!? では…何故公表しないのですか?」

グランドマスター マット
「あの砦の戦いで、何が起こった?」

ギルドマスター ワシャ
「自爆のあと… あ! 

ゴブリン・ジャイアントが、吹っ飛んだ!」


グランドマスター マット
「誰の仕業かな?

誰の怒りに触れたのかな?

ゴブリン・ジャイアントが、

叫んだ言葉は?」



ギルドマスター ワシャ
「死にたくない…

え?!  へ?!( ºΔº )〣

怒らせた…え?

まさか…まさか…」


グランドマスター マット
「少しわかったかな?

そうだよ! これをみてごらん!

これは、

うちの義父(ちち=育て親ミノタウロス)

が、トロイ様から借りた映像だよ。」


そこには、ブチギレた用?に、

吹き飛ばされるゴブリンの映像が、

あった…


ギルドマスター ワシャ
「あの… その… 」

グランドマスター マット
「さて、謝罪に王道無し!

パイン街に行くよ!」

ギルドマスター ワシャ
「ハイ(ガクガク ブルブル)」




□□□□□□□□□□□□□□□□

パイン街

パイン街冒険者ギルドメンバー ドリズ
「王都ギルドマスター達が、

参戦するみたいです。

グランドマスター マットから、

謝罪は、行動で示すと。」


用?
「フハハハ! わかった。

アイツらしい教育をしたのだな。

今世の方に言っておくよ。

さて、そろそろ出てくるな~。

地獄ムカデだ!

アイツは、逃さん!

旧地球でも、さんざん暴れてくれたからな!

あのやろう!地獄で見つけたとき、

逃げやがった!

ここでケリをつけてやる!」



地獄ムカデ
「うがーーーーーー!

喰らえ!ムカデフリー……

ギャーーーーーーー!

お前はーーーーーー!」


用?
「み~つ~け~た~ぞ~!

ミカン達のカ~タ~キ~!

よくも、仲間を、戦争を止めようとした

者達を殺したな~!

覚悟しろーーーーーー!」



地獄ウナギ
「そうはいくか!

ヘルエレクトロアタック!」

バリバリバリバリバリバリバリバリ!

周囲に、イオン臭が立ち込める!

岩が焦げる地獄級の強電圧の黒雷が迫る!


用?
「爆!」

チュッ・・・・・・・・ドーーン!


地獄ウナギが、黒雷ごと爆発する!

地獄ムカデ
「ヘルブリザード!」

突如!マイナス200度に迫る凍れる世界が、

発生して、ブフキが襲う!

用?
「圧!

末!

破!」

そして左手を上げ、

下に振る!


地獄ムカデの上から突然!

衝撃波が襲う!


そして地面を割り、さらに押さえつける!


地獄ムカデ
「うぇ…」


地獄うなぎ
「クソ~! 黒雷爆殺!」

用?
「水!

孔!

縛!」


地獄うなぎの上に、水の槍が出来て

地獄うなぎに迫る。

地獄うなぎは避けたハズだが、

頭に刺さるっていた。


地獄うなぎ
「う…動けん!なんだこれは!」

用?
「蒲焼がいいか?

それとも、照り焼きがいいか?」

地獄うなぎ
「ぐべーー!

イヤだー!

ムカデ助けろ~!」


つづく…


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