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第5章中編 地獄大戦編1

第292話 埋められた都市…2

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発掘した炎獄火炎殿の所に行く。

そして、扉を開けると中の大広間には、

中央に椅子があり。そこに背中にいくつも翼がある少女が座っていた。


用?
「やはりな。こいつの名は、

ゲス・ゲドウ・ドゲス

ご自分で付けたファタスティックネームは、

「♠♣♠♢♤♧♡」だったな

二つ名は、「ゲスの権化」だったな。」


それを聞いた少女は、

「カッ!」と、目を見開いた! 


ゲス・ゲドウ・ドゲス
「なぜ!私の、名前を知っている!」


用?
「ふん!相変わらずだな、ゲス!

だいたい、こんな状態から推測すると、

 誰かパトロンでも見つけて、地獄を思いどおりにしようとしたが、ならなかったのだろう!

 相変わらず物も者も見ない、得手勝手を力技でもできなくて、駄々こねて故郷の街もそうやって粉々になった…

 今度は、父親違いの弟の管理する地獄で駄々こねて、やっぱりできなかったから、故郷のだ砂で埋めたか?なぁゲスよ!」


ゲス・ゲドウ・ドゲス
「ふざけるな!さっきからゲス!ゲス!ゲス!なんて言いやがって!私の名前はゲスではない!

 「♠♣♠♢♤♧♡」だ!

 さっきも、貴様言っていただろう!

 それで、貴様は何者だ?」


用?
「ふん! まだファンタスティックネームに固執しているのか? 欲が高じてボケたか?

 オレを目の前にして、そこまでボケるとは…よっぽど今回の❨?❩は、お前の得手勝手を実現させる能力があると自信があるのだな…

 オイ!ゲス! お前ひょっとしてまだオレがわからんか?…

 重症だな… 」

ゲス・ゲドウ・ドゲス
「重症? よくもキチガイみたいな扱いして言ってくれるね?」

用?
「ハァ… 自分のコーディネートした俳優が思いどおりにの売れなかったから、そいつを串刺しにして殺すこと、300件以上!

 屋上で、串刺しにしている途中で警察に捕まって、から不幸続きなんてボヤく奴はキチガイだと思うが?なぁゲスよ?」


ゲス・ゲドウ・ドゲス
「貴様……… …? なぜ知っている?

だいたいゲスなんて弟くらいしか言わないのに

しゃべらないなら、仕方ないな。

捕まえて、拷問するか?」

用?
「ボケも!ここまで来たかゲスよ!」


ゲス・ゲドウ・ドゲス
「とりあえず、ミンチにするか!」

用?
「ハァ…オレが出るまでもないか…」


「オレが相手してやる!」

ゲス・ゲドウ・ドゲス
(何かが変わった? なぜだ!先程から、冷や汗が止まらない! かわったら変わったで、嫌な予感しかしない!

 コイツ!私の事を知りすぎている!いったい何者なんだ? まったくわからない!

 クソ! ジャーのヤツに連絡入れて、助けを呼ぶか!)

「ふん! どこで会ったか知らないが、知ったかぶりは止めてほしいな!だいたい…」

 そんな事を言いながら、ゲスは部屋の隅の水晶に近づく…


「マルダスに助けを呼ぶか~?

あい変わらず、怖いのをごまかして、助け呼ぶときは尻振って歩く癖は相変わらずだな。」


ゲス・ゲドウ・ドゲス
「! 貴様!し~ね~!」

激昂したゲス(本当に本名なのか不明)が、

用に襲いかかる!

 
 毒々しい長い爪の鋭い爪の右貫手が、用の右頰を狙ってくるが、用は避けずに真っ直ぐに正拳突きを繰り出す!

 ボキッ!

 突如、右貫手が消えて、真正面で顔を殴られたゲスが現れる!

 右貫手は、幻であった!

 用が、ゲスを蹴り上げる!

 ドカ!~

 しかし、ゲスは飛び上がって衝撃を逃がす!

 
 しかし、用は台風旋風脚を何もない虚空に繰り出す!

 ガン!


 そこには、ゲスが左腕で蹴りを防ぐ姿があった…飛び上ったゲスは消える…幻である。


 用が、正拳突きを繰り出すが空を切る!

 用の後頭部に、ゲスのいつの間にか伸びた爪が剣の如く迫る!

 用の首が斬られた!

 

 と思ったら!消えた…

 残像であった!

 トン!

 ゲスの左横腹に用の掌底があった…

 パン!

 
 ゲスの右半身が一瞬グニャリと歪む!

 
 ゲスの右手が用に突き刺さる!

 が、また用が消えた!


 ガン!

 今度はゲスの後頭部が揺れる!

 一瞬で、ゲスの背中の翼が動いて用を八つ裂きにするが、また消える…

 そして、ゲスの喉に足刀が刺さる!

 ゲスの口からブレスが発射される!


 用がゲスの真後ろに現れる!


 ゲスが、ニヤリと笑っていた!

 右手の爪の剣がゲスの左脇から生えていた!

 
 ドサ!

 ゲスの上半身の服が落ちる。

 ブラジャーが落ちていたが中は、

 ゼリー状のものが入っていた!


 ゲスの見かけはDカップなのだが、

 実は真っ平らであった!

 すぐに右手を胸から回しての攻撃であった!

 が、用の掌底が右手の二の腕にあった!


 ドン!

 裏当て…そう空手では呼ばれる…

 そして…その振動と力と衝撃は腕から心臓を通り背中に突き抜ける!


 ゲス・ゲドウ・ドゲス
「ガハッ!」

 

 ゲスが、倒れた!

ゲス・ゲドウ・ドゲス
「残念だったね~私は不死身なんだ~」

□□□□□
つづく
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