296 / 630
第5章中編 地獄大戦編1
第290話 炎獄火炎殿はどこだ?
しおりを挟む
用は、炎獄火炎殿を目指して進んでいた。
そこに何か大きなヒントがあると!
そして、この地獄に来てすぐに見た浮遊大陸である。
もう一つは前世の用の記憶での、
マルダス世界の地図と、実際の大陸では違いすぎることである?
形は似てる!
だが、規模があまりにも小さい。
そして、封印?がしてある?
大邪神?
旧地球にはそんなヤツいなかったような、むしろ教皇や凶皇の方が、邪神に近いものだったのだが?
だが、あの二人に詐欺師達は聖カルッティ王国なんて堂々とやっていた!
では?大邪神とは?
❨?❩名前らしきものも出てきたが、恐らく
違うんだよ!
あの発音を、旧地球文明の共通語に当てはめると、「太郎さん」である。
さん付けは、違和感がかなりある。
そんな事を、AIさんと話しながら進んでいくが、なんにもない平原が広がっているだけの所に出た。
ふと用が地面を見ると、何かとんがったものが地面から少し出ていた。
はて?見覚えがあるようなないような?
しかし、おかしい!
うん…?この土どこかで?
触ってみた…
感触は…素人にはわからない(笑)
だがここまでの地獄の土とは明らかに違う!
試しにクリアをかけるが…
パン!
あれ?
反応が、あった?
用
「AIさん?この土と同じか、よく似た組成の土って、マルダスにある?」
AI
「用様が、白い邪気を取ってくれたので、すぐにわかりました。パイン街の北にある盆地の所にある砂漠、あとジャングラーの一部と、かつて聖ボロボーン王国にあった砂漠の砂です。」
用
「あった?」
AI
「はい、私が乗っ取られてから少し後で無くなったことになってます。
今は、黒の棺の中身の黒いもので国土が覆われてますが、とんでもなく広い窪地になってますね。」
用
「怪しいな?
砂か~、浄化したら砂に戻る…
掃除機で吸い込むにしても、モーターが砂で
ダメになんだろうな…
その前にモーターすらないけど…
AIさん? マジックリングの容量って、
どれくらい?」
AI
「この空間の砂位なら大丈夫ですが、
この際、結界しか使ってない空間魔法の、
空間圧縮と収納魔法を訓練してみては?」
用
「そうだな、わかった。やってみる!」
用の特訓がはじまった!
まずクリア・ダークで、汚染された土を
洗浄と浄化する。
そして、それをスコップで、作りたての別の空間に移す。
まだスキルレベルとか、魔法熟練レベルが足りないので、簡単な収納が出来ないのだ。
用
「ヒィー… ハァハァ。疲れるな…
よいしょ!よいしょ!
ふう… やっとこのオブジェクトが
見えてきたな…なにかの剣ではないな…
飾り?いや違うな…
なんだろうな?これ?
どこかで見たような?」
そんな事を、ずっとやっていた…
12時間後…
地獄では、用は…お腹が減らない…
瘴気とかを、変換する能力がすごく効率よくなってきている、のもあるが、
ここまでの連戦でレベルが
あがっているのもある。
AI
「えーと…
瘴気変換率測定しましたら、99.999%です!」
用
「それって…」
AI
「スキルレベルが、
カンウターストップどころか
カンウターデストロイになってますね。」
用
「腹が減らないって、調子狂うな…
まぁ今は仕方ない。
そういえば、ゴブリン・ジャイアントって
瘴気食っていたけど、
アイツの瘴気変換率って、
どれくらいだったのだろ?」
AI
「あれは、かなり高効率でしたね!
50%近くはあったかもしれません。
地上オンリーで瘴気を
エネルギー変換しているモンスターでは、
かなり高効率ですね。
まぁこの地獄では、最弱のものでも80%以上
ありますから、ここの基準では非効率ですが…
あの、用様?これって…」
屋根瓦が見えてきた!
なにかの建物が見えて来ましたね。
用
「これは…」
AI
「へ? まさか…都市がこの下に埋まっているということですか?」
用
「そういう事だな…
それも、そうだが…
今、思い出したけど浮遊大陸もあったな!」
AI
「ありましたね~」
用
「掘るか!」
AI
「はい。」
そこに何か大きなヒントがあると!
そして、この地獄に来てすぐに見た浮遊大陸である。
もう一つは前世の用の記憶での、
マルダス世界の地図と、実際の大陸では違いすぎることである?
形は似てる!
だが、規模があまりにも小さい。
そして、封印?がしてある?
大邪神?
旧地球にはそんなヤツいなかったような、むしろ教皇や凶皇の方が、邪神に近いものだったのだが?
だが、あの二人に詐欺師達は聖カルッティ王国なんて堂々とやっていた!
では?大邪神とは?
❨?❩名前らしきものも出てきたが、恐らく
違うんだよ!
あの発音を、旧地球文明の共通語に当てはめると、「太郎さん」である。
さん付けは、違和感がかなりある。
そんな事を、AIさんと話しながら進んでいくが、なんにもない平原が広がっているだけの所に出た。
ふと用が地面を見ると、何かとんがったものが地面から少し出ていた。
はて?見覚えがあるようなないような?
しかし、おかしい!
うん…?この土どこかで?
触ってみた…
感触は…素人にはわからない(笑)
だがここまでの地獄の土とは明らかに違う!
試しにクリアをかけるが…
パン!
あれ?
反応が、あった?
用
「AIさん?この土と同じか、よく似た組成の土って、マルダスにある?」
AI
「用様が、白い邪気を取ってくれたので、すぐにわかりました。パイン街の北にある盆地の所にある砂漠、あとジャングラーの一部と、かつて聖ボロボーン王国にあった砂漠の砂です。」
用
「あった?」
AI
「はい、私が乗っ取られてから少し後で無くなったことになってます。
今は、黒の棺の中身の黒いもので国土が覆われてますが、とんでもなく広い窪地になってますね。」
用
「怪しいな?
砂か~、浄化したら砂に戻る…
掃除機で吸い込むにしても、モーターが砂で
ダメになんだろうな…
その前にモーターすらないけど…
AIさん? マジックリングの容量って、
どれくらい?」
AI
「この空間の砂位なら大丈夫ですが、
この際、結界しか使ってない空間魔法の、
空間圧縮と収納魔法を訓練してみては?」
用
「そうだな、わかった。やってみる!」
用の特訓がはじまった!
まずクリア・ダークで、汚染された土を
洗浄と浄化する。
そして、それをスコップで、作りたての別の空間に移す。
まだスキルレベルとか、魔法熟練レベルが足りないので、簡単な収納が出来ないのだ。
用
「ヒィー… ハァハァ。疲れるな…
よいしょ!よいしょ!
ふう… やっとこのオブジェクトが
見えてきたな…なにかの剣ではないな…
飾り?いや違うな…
なんだろうな?これ?
どこかで見たような?」
そんな事を、ずっとやっていた…
12時間後…
地獄では、用は…お腹が減らない…
瘴気とかを、変換する能力がすごく効率よくなってきている、のもあるが、
ここまでの連戦でレベルが
あがっているのもある。
AI
「えーと…
瘴気変換率測定しましたら、99.999%です!」
用
「それって…」
AI
「スキルレベルが、
カンウターストップどころか
カンウターデストロイになってますね。」
用
「腹が減らないって、調子狂うな…
まぁ今は仕方ない。
そういえば、ゴブリン・ジャイアントって
瘴気食っていたけど、
アイツの瘴気変換率って、
どれくらいだったのだろ?」
AI
「あれは、かなり高効率でしたね!
50%近くはあったかもしれません。
地上オンリーで瘴気を
エネルギー変換しているモンスターでは、
かなり高効率ですね。
まぁこの地獄では、最弱のものでも80%以上
ありますから、ここの基準では非効率ですが…
あの、用様?これって…」
屋根瓦が見えてきた!
なにかの建物が見えて来ましたね。
用
「これは…」
AI
「へ? まさか…都市がこの下に埋まっているということですか?」
用
「そういう事だな…
それも、そうだが…
今、思い出したけど浮遊大陸もあったな!」
AI
「ありましたね~」
用
「掘るか!」
AI
「はい。」
0
お気に入りに追加
98
あなたにおすすめの小説
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
薄幸召喚士令嬢もふもふの霊獣の未来予知で破滅フラグをへし折ります
盛平
ファンタジー
レティシアは薄幸な少女だった。亡くなった母の再婚相手に辛く当たられ、使用人のように働かされていた。そんなレティシアにも幸せになれるかもしれないチャンスがおとずれた。亡くなった母の遺言で、十八歳になったら召喚の儀式をするようにといわれていたのだ。レティシアが召喚の儀式をすると、可愛いシマリスの霊獣があらわれた。これから幸せがおとずれると思っていた矢先、レティシアはハンサムな王子からプロポーズされた。だがこれは、レティシアの契約霊獣の力を手に入れるための結婚だった。レティシアは冷血王子の策略により、無惨に殺される運命にあった。レティシアは霊獣の力で、未来の夢を視ていたのだ。最悪の未来を変えるため、レティシアは剣を取り戦う道を選んだ。
純白の檻に咲く復讐のバラ
ゆる
恋愛
貴族社会で孤独と屈辱に耐えながらも、自分を見失わずに生き抜こうとするヒロイン・ジュリア。裏切られた過去に縛られ、愛を信じられなくなった彼女の前に現れたのは、幼なじみのレオナルドだった。彼の誠実な想いと温かな支えに触れ、少しずつ心を開いていくジュリア。
屋敷を拠点に新しい活動を始め、支援を必要とする人々に手を差し伸べることで、自分自身の人生を取り戻していく。純白のバラが咲き誇る庭で、ジュリアが見つけたのは過去を乗り越える強さと、共に歩む未来だった――。
裏切り、再生、そして真実の愛。困難な運命を乗り越え、自らの力で未来を切り開くヒロインの物語。
『王家の面汚し』と呼ばれ帝国へ売られた王女ですが、普通に歓迎されました……
Ryo-k
ファンタジー
王宮で開かれた側妃主催のパーティーで婚約破棄を告げられたのは、アシュリー・クローネ第一王女。
優秀と言われているラビニア・クローネ第二王女と常に比較され続け、彼女は貴族たちからは『王家の面汚し』と呼ばれ疎まれていた。
そんな彼女は、帝国との交易の条件として、帝国に送られることになる。
しかしこの時は誰も予想していなかった。
この出来事が、王国の滅亡へのカウントダウンの始まりであることを……
アシュリーが帝国で、秘められていた才能を開花するのを……
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています。
どうぞお好きに
音無砂月
ファンタジー
公爵家に生まれたスカーレット・ミレイユ。
王命で第二王子であるセルフと婚約することになったけれど彼が商家の娘であるシャーベットを囲っているのはとても有名な話だった。そのせいか、なかなか婚約話が進まず、あまり野心のない公爵家にまで縁談話が来てしまった。
私のスローライフはどこに消えた?? 神様に異世界に勝手に連れて来られてたけど途中攫われてからがめんどくさっ!
魔悠璃
ファンタジー
タイトル変更しました。
なんか旅のお供が増え・・・。
一人でゆっくりと若返った身体で楽しく暮らそうとしていたのに・・・。
どんどん違う方向へ行っている主人公ユキヤ。
R県R市のR大学病院の個室
ベットの年配の女性はたくさんの管に繋がれて酸素吸入もされている。
ピッピッとなるのは機械音とすすり泣く声
私:[苦しい・・・息が出来ない・・・]
息子A「おふくろ頑張れ・・・」
息子B「おばあちゃん・・・」
息子B嫁「おばあちゃん・・お義母さんっ・・・」
孫3人「いやだぁ~」「おばぁ☆☆☆彡っぐ・・・」「おばあちゃ~ん泣」
ピーーーーー
医師「午後14時23分ご臨終です。」
私:[これでやっと楽になれる・・・。]
私:桐原悠稀椰64歳の生涯が終わってゆっくりと永遠の眠りにつけるはず?だったのに・・・!!
なぜか異世界の女神様に召喚されたのに、
なぜか攫われて・・・
色々な面倒に巻き込まれたり、巻き込んだり
事の発端は・・・お前だ!駄女神めぇ~!!!!
R15は保険です。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる