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第5章前編 変革の胎動1

第255話 (幕間)ホロン王国 不良貴族軍(第1特殊部隊) 行軍記1

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ホロン王国で行われた、

 魔導爆破デスマッチ!

そこで生み出された特殊編成部隊!

それが!

不良貴族軍(第1特殊部隊)!


彼らは、戦えない貴族の子弟ばかりで、

編成された(別の意味での)特殊部隊である!


彼らに下された命令とは、

ゴブリン・ジャイアント軍の討伐!



数だけなら、ホロン王国の3分の2の兵数で、


進軍する大軍隊である!



しかし成果無しでは…

命令違反として、処分すると…

成果あげるまで、進軍せよ!

食料?オークを討伐すればいいだろう?

怖い?バカか!だから大軍を組んだのだろう!


行け!

わかったな!


敵を全滅させるまで帰って来るな!



そんな命令がされた。


普通なら逃亡する奴出てくるよね?


訓練の段階で(ブートキャンプ)

逃亡者には、昔は(奴隷の首輪)…

今は、(進軍の首輪)なるものが、


貴族の2男…3男…4男…五男…などについていた。


はっきり言いましょう!


不良貴族軍(第1特殊部隊)全軍!

逃亡経験者です!なので、

首輪全員ついてます!

(ダメダメじゃん…)



そして、「魔の森」にて、

ゴブリンの集落を発見!


ダメダメ軍将軍A
「ゴブリン? クソ!食えねぇじゃないか!

オイ!さっさと殺れ!」


ダメダメ軍 部隊長A
「第1部隊、返り討ちにあって撤退ブヒー

第2部隊行くでブヒー!」


ダメダメ軍 部隊長B
「イヤだ、スラー 第3部隊行けスラー!」


ダメダメ軍 部隊長C
「おい、お前らブヒーとかスラーとか、

まるで、オークやスライムみたいな

言葉使いだな…

あれ?


少し太ったか?」



ダメダメ軍将軍A
「クソ!バレたか! 者ども殺れ!」

ダメダメ軍将軍Aの

正体はゴブリンシャーマンだった!




ダメダメ軍 部隊長C
「えーーーーー!

もう将軍もやられていたのー!」


ダメダメ軍 部隊長A
「フ…お主できるな! この完璧な変装を

見事破るとは!ブヒー」

ダメダメ軍 部隊長Aの正体は

やっぱりオークでした!



ダメダメ軍 部隊長B
「チ! 軍の中にも切れ者がいたかスラー」

ダメダメ軍 部隊長Bの正体は…

げ! メタルスライムだ!

ヤバい!こいつは無茶苦茶強いんだよ!

魔法ほとんど効かないんだよ!



大混乱に、なった!

たった3匹!

それすら倒せない、


情けない大軍…

そこに、ゴブリンの集落から攻めて来た!


後方からは、スライムの大軍!


右翼からは!オーク軍団!


左翼からは!ゴースト軍団!


ギャー!


包囲された、不良貴族軍(第1特殊部隊)!


絶対絶命!


そこに、上空から変な音が!


❨?❩が、魔人国シャングラーを襲って来た!

用クリアの気配を察知した、


ゴースト軍団が緊急離脱する。


他のモンスター軍団も、

シャングラーで起こった戦いを察知して、


逃亡する!

これは、オーク・ジャイアントの

不測な事態を察知したら逃げろ!との、

作戦であった。


不良貴族軍(第1特殊部隊)は全滅を

免れたが、酷い状態になった…




ダメダメ軍 部隊長C
「ヘ? σ(゚∀゚ )オレが、最高責任者?

マジか! やべー腹減った…

おい、めし!…

ハァ? 全部兵站取られた?

近くに村とかないか? 探せ!

探せなかったら!餓死だそ!」



しかし…村…無かった…



ダメダメ軍 部隊長C
「仕方ない。 木ノ実を探せ!

食えるものを探すのだ!」

しかし、この軍の冒険者ギルドC級の者でも、

実際に薬草摘みとかやらずに

部下にさせていたから、薬草すら知らない…



真っ黒になる ダメダメ軍 部隊長C…

「どうすれば…」


前途多難な進軍が、つづく…
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