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第5章前編 変革の胎動1

第252話 シャングラー国訪問記1

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会談が終わり、宿に帰る用…

ブリザード公国
第2王女 アイス・デ・ブリザードは、

トロイヤルに説得されて、

いったんブリザード公国に帰っていった。

ホロン王国で会う約束をする。


あと、ブリザード公国とシャングラー国の

話し合いの準備があるので

トロイとトロイヤルとヴァーミリオン姉妹が

魔法陣を使って、ブリザード公国使節団を

魔法転送する。



バボン王国の留守番を

ヴァーミリオン姉妹と執事・大俵さんに

頼んで、用は翌朝シャングラー国に向かった。


AI
「用様、そろそろ❨?❩が目覚めます。

カウントダウンがはじまりますので、

早めに動きましょう。」



「わかった。どれ位だと予想しているの?」


AI
「あと一週間位だと予想しております。」



よし…急ごう!

魔の森を突破して…

って、普段ならかなりすごい事なのだが、

今は瘴気が無いので、ごくふつうの森である。



うん?人が集まってきたな~

歓迎されてる?

いや、あの王の人徳だな!

畑などがきれいに整備されている。



「いいところだ…」

メイド・トロイ
「主! う~ん何か嫌な予感がする。」


メイド・トロイアル
「すっごく、嫌な予感がする!」



「わかった。何か起る予兆だな…

[%$#‡÷±∆℃¿]に今の経験値がまだ

かなりあったから全て注ぎ込もう。」


AI
「ヘ? まだあったのですか?」



「つい最近の経験値とか、

世界樹のダンジョンの【黒い棺】の怪物分

とか、まだレベルにも使ってないから。

そうだな、今のレベルは…97か…

経験値を直接[%$#‡÷±∆℃¿]に変換して、

レベルも変換…完了! レベルは…25か!」


メイド・トロイ
「わ! 主の対神格防御値が凄く上がった。」

メイド・トロイアル
「[%$#‡÷±∆℃¿]がまた上がった?

次元間念話が意識しなくても、普通に出来る!」



「なんか、嫌な予感がするのはしていた。

まぁこれなら、結界とかで遮られても、

封印とかで、遮断されてもどこにいるか

わかるかな?程度か?」


AI
「嫌な予感ですか…

今は、❨?❩も寝ています。

この辺りも敵意無しの正常です!」



「いや…今もしている!

よし…作戦を変えよう!

みんな、何かあったら、

パイン街に集合で!」


メイド・トロイアル
「私は、主から離れたくない!」

メイド・トロイ
「私も!」


AI
「天界に、嫌な予感がしているからと、

通信しましたら、その…今…❨?❩対策で

臨戦体制らしいです!

上層部から、命令が来たみたいですね!」



「今の内に、手を打っておこう!

急ごう!」


迎えが来たので、急いで王宮に向かう!



四天王ジア・ス・ターゼ
「急がれて、どうしたのですか?」


メイド・トロイアル
「私達は、

さっきからすごく嫌な予感がしています。」

メイド・トロイ
「主は、この国に危機が迫っているとも、

判断されました。」


四天王ジア・ス・ターゼ
「ええ! わかりました! 急ぎます!」



王城に着く、

魔人国シャングラー・リゾチーム国王
「よく来てくれました! ……

え!危機が迫っている?

ハ…ハイ! みんな魔神様の言うとおりに!」



「今から、ここにいる方の呪いを消そうと

思います!   

エリア クリア・カース フルパワー! 」


用の周りから光の輪が発生して、

ゆっくりと広がってゆく。

AI
「前よりも、かなり強くなってますね。」

四天王全員の呪いが消えてゆく。

王城に集まった魔人国の人もからも、

黒いモヤが立ち上って消えてゆく。


光が、王城に触れた時!



ドドドドドドドドドドドドド!

何か障害物に当たるような衝撃が、

発生する!


□□□□□□□□□□
その時、汚い白い部屋で

グーピーグーピー寝ていた❨?❩の中の

1つの神格が、いきなり目を覚ました!

無理矢理、集合体である❨?❩を起こす!


❨?❩
「あ~ん!何事だ! なにを騒いでいる!

俺たちは寝る! 邪魔をするなら…

なに!!!!! 勇者召喚隠蔽の封印が、

破られる可能性? 

なに?誰か召喚勇者が近づいて来ない限り、

あれは、解けないはずだが! ………

来てるだと!」


❨?❩が、背中から黒い珠を出す。

そこに、用が映し出される。

なぜか、トロイ達は

この珠では見えないらしい。



❨?❩
「ムッチ~! こ!コイツ!

い!生きていたのか!

恐竜か、ゴブリン・ジャイアントに

食われたはずじゃぁ?

クソ! 神殿に、行かせるか!」


□□□□□□□□□□□□□□

天界

ビィー! ビィー! ビィー!

天界では、警報がなる!

「緊急事態発生! 緊急事態発生!

パターンB体制に移行せよ!」
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